転生したら大好きな世界で思うように生きていくことができる件 作:Laginera
治安維持局、通称セキュリティーと呼ばれる組織はネオドミノシティの治安維持をするための行政組織だ。
だが実際はネオドミノシティ治安維持局局長のジャン・ミシェル・ロジェの独裁体制を維持するための存在に過ぎない。
彼に反旗を翻す者や、外部からの外敵、彼にとって脅威となる存在を排除するために存在する。
セキュリティーに逆らえば容赦なく刑務所へと送られるのでラギネラ達が騒ぎを起こしても周りの人間達は見て見ぬふりをしていた。
ジャンク置き場から逃げ出し建物が多いエリアへと逃げ込んだ。
ナ「…不味いわね。応援を呼ばれているわ」
セキュリティー専用のD・ホイールに乗って捜査員が次々と現れる。
ラ「逃げてばかりではラチが開きません。ここは無理にでも押し通る方がいいでしょう」
ラギネラは戦闘態勢に入る。
ミ「っしゃー! 」
ミルコは助走をつけてジャンプすると捜査員たちを次々と倒していった。
ナ「っ! 仕方ないわね!」
ラ「ナミさんこれを」
ラギネラはナミに自身の能力で作った〈プリマタクト〉を渡した。
ラ「これを使って戦ってください」
ナ「サンキューラギネラ! 」
セキュリティーを相手に戦いが始まった。
ナ「…この私を簡単に捕まえれると思わないことね!」
ナミはプリマタクトを振るいセキュリティーを一掃するため雨雲を出す。雷を起こし全員を気絶させた。
ラ「ナミさん! こっちに行きましょう!」
ナ「ええっ! こんなのにかまっている暇はないわ!!」
セキュリティー達をはねのけてラギネラ達は逃げる。
「おいお前ら! こっちだ!」
ラ「! あなたは!?」
「早くしねえとセキュリティーにつかまっちまうぞ!」
ラギネラ達は彼に案内されセキュリティーから逃れた。
―コモンズエリア・クロウのアジト
ク「オレはクロウ・ホーガン! この辺はオレの庭みたいなもんなんだ。ガキたちを助けてくれてありがとうな!」
オレンジ色の逆立ちヘアーに顔中にマーカーを付けた青年が礼をいった。
ラ「こちらこそセキュリティーから隠れる場所に案内していただきありがとうございます。私はラギネラと言います」
ナ「ナミよ。よろしくねクロウ!」
ロ「ニコ・ロビンよ」
ミ「ミルコだ!」
カ「カリファよ」
ウ「ウィズです」
明「明日香よ」
ハ「ティア・ハリベル…」
ラ「クロウ。アルカディア・ムーブメントについて何かわかることはですか?」
ク「ああ。とにかく胡散臭い連中ってのは確かだ。オレもガキたちを守りたくて追ってるんだがセキュリティーに邪魔をされている。噂じゃアルカディア・ムーブメントは治安維持局の弱みを握っているだとか、何かしらの協力関係にあるってことくらいだ」
ロ「…」
ク「そういや最近アルカディア・ムーブメントに潜入して捕まった奴がいるって話を聞いたな」
カ「捕まった?」
ク「シェリーっていうシティのデュエリストらしいが単身で乗り込んで玉砕したって聞いている。創設者のディバインと揉めてたらしいが側近の決闘者にやられたとか…」
ナ「創設者に接触!? その人は今どこにいるの!?」
ク「奴はネオドミノシティのドミノ刑務所にいるって話は聞いている。そこには治安維持局に逆らった人間やアルカディア・ムーブメントについて調べていた奴を捕縛しているらしい」
ロ「アルカディア・ムーブメントに行く前にその人に話を聞きたかったわね」
カ「面会をすることが可能ならそうしたいけど…」
カリファは機器を取り出し情報を打ち込んで検索する。
カ「シェリー・ルブランは面会謝絶となっているわ。どうやらワケありのようね」
ミ「刑務所に潜入してそいつを連れだすことはできないか?」
ク「おいおい冗談言うなよ。ドミノ刑務所はこれまで脱獄者が一人もいないことで有名なんだぜ。侵入してもすぐにつかまっちまうよ」
クロウがため息をつきながら話していた時だった。
シ「クロウ。ジャックの奴を捕まえて来たぜ」
ジャ「シンジ貴様! 人を逃げ出した猫みたいな言い方するのやめろ!」
シ「人間を癒してくれる分猫の方がまだお前よりマシだぜ」
ジャ「なんだと!?」
ナ「さわがしいわね」
ク「シンジありがとよ。ジャックてめえまた仕事サボってコーヒー飲んでたんだろ!!」
ジャ「オレに合った仕事がない以上仕方ないだろう!!」
ク「うるせえ! てめえせいで家計が火の車なんだよ!!」
シ「たくっまた始まった…」
ウ「あ、あのどうしたんですかあの方…?」
シ「ああ、いつものことだよ。オレはシンジ・ウェーバー。あいつはジャック・アトラス。俺たちはこのコモンズで育った幼馴染さ」
明「そうなの」
シ「オレたちはコモンズで生きていくために足りない知恵を絞って日銭を稼いでいるんだがジャックの奴はいつも仕事をクビになって帰ってくるんだ。あいつの傲慢な性格で店主と揉めてな。で、そうなると大体喫茶店にいって高いコーヒー飲んで時間潰してるんだよ」
ナ「ようはごく潰しってことじゃない。私の嫌いな人種だわ」
ジャ「女! 貴様初対面の奴に向かってなんだその言い方は!!」
ナ「ふんっ。本当の事じゃないの」
ウ「…」
ラ「ウィズさん。あなたはあなたのできることをしてくれてるから」
ウ「はい…」
ナ「はあ。こいつと話していると疲れるわ。何とかしてしてシェリーにあう方法を見つけないといけないのに…」
ナミは情報を求めスマホを見る。
ナ「みんな。少し危ないけどシェリーにあう方法があるかもしれないわ」
ナミはそう言ってある方法を提案した。