※この作品はR-18です。

TSアイテムで人生が変わる話   作:てぬてぬ@TSF

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付き合っている彼女が実はオレは男なんだと言い始めた話・後編

あれから数日が経った。結局なんの進展も無く、俺達はいつも通り高校に通っている。いや、いつも通りではないか。理央はなんとか挙動不審な様子を見せないようにしているが、親しいクラスメイトからは妙に思われているみたいだ。

 

「ねぇ、柳君。理央のことなんだけど、最近何かあった?明らかに様子がおかしいのよね」

 

「いやぁ、どうだろうな・・・・・・」

 

理央と仲のいい女子にそう聞かれるが、真実を話すわけにもいかない。愛想笑いで誤魔化しつつ、机に突っ伏している理央をちらりと見る。下手に会話を続けるとボロが出るらしく、あぁやってコミュニケーションを拒否しているのだ。

 

「誤魔化さないでよ、心配してるんだから。何か私に出来ることはある?放課後パフェでも食べに行こうって誘ったのに、変にぎこちない感じで断られちゃったし・・・・・・」

 

「あ、あいつにも色々あるんだよ。人には話せないこととか、うん」

 

「その割には柳君は事情を知ってそうだよね。まぁ、彼氏様だから当然か。あーあ、寂しいなぁ。私だって理央に頼られたいのに」

 

言葉の通り寂しいのだろう、彼女は突っ伏してる理央に視線を向けつつ溜め息を吐く。同時に心配そうな雰囲気を感じ、申し訳なくなってしまった。だとしても、事情を話して納得してもらえるとはとても思えない。余計に状況がややこしくなるだけだろう。

 

「ごめん。しばらく待っててもらえないかな。ちょっと、事情が立て込んでるんだ」

 

「・・・・・・はぁ。いいよ、分かった。当の理央があの様子だし、あんたに任せる。どういう事情かは分からないけど、本当にヤバそうだったら相談してよね?私にじゃなくてもいいから。ほら、ちゃんとした大人とかにさ」

 

「分かってる、ありがとう」

 

頭を深く下げる俺に、彼女は不満げにしつつも大きく頷いた。うーん、かなり心配されている。早くどうにかしたいけど、糸口はまだ見えていない。と、視界の隅に映る理央が顔を少しだけ上げてこちらを見つめていた。視線が合うとまた顔を伏せてしまう。どうしたんだろうか。

 

その後、授業を終えた俺達は一緒に帰宅することにした。話し合うべきことは沢山あるし、いつもそうしていたからだ。だが、今の理央にとってはそうではないらしい。校庭の横を通り過ぎる時、サッカー部が活動してるのを羨ましそうに眺めていた。

 

「はぁ・・・・・・」

 

彼女の口から溜め息が漏れる。確か、性別が変わる前はサッカー部に所属していたと言っていた。俺の記憶ではずっと帰宅部なので、ここは明確な違いである。憂いと焦りを浮かべる横顔を見ていると、こちらの胸が締め付けられるようだ。思わず心配の言葉が口をつく。

 

「大丈夫か?だいぶストレス溜まってそうだぞ」

 

「あー、まぁ、うん。まだ大丈夫。それよりも久臣、聞きたいことがある」

 

曖昧に答えつつ、理央は俺と目を合わせた。探るような、あるいは責めるような視線。一体どうしたんだろう。

 

「えっと、なんだ?答えられることならなんでも答えるけど」

 

「お前、さ。あの女子とはどういう関係なんだ?ほら、休憩時間に楽しそうに話してたじゃないか」

 

「女子・・・・・・あぁ」

 

そう言われ、先程の件を思い出す。聞いてきた理由は不明だが、別に隠している訳でもない。彼女とはただのクラスメイト同士で、友達である理央を心配して相談に来ていたと正直に話すと、何故か表情を歪ませた。俯き、ぽつりと呟く。

 

「そうか・・・・・・。結局オレが馬鹿ってことだよな」

 

「き、急にどうしたんだよ。別に理央が馬鹿って訳じゃないだろ」

 

「違うんだよ。こんな状況になってるのは、煮え切らないオレのせいだ。いっそ男のままなら、いや、最初から女だったら悩まなかったのに」

 

切迫したような雰囲気を漂わせながら、理央は歩調を早める。数日程度の時間では何も整理がついていないらしい。いや、むしろ悪化している。目を離せば消えてしまいそうな彼女を急ぎ足で追いかけ、肩を掴んだ。

 

「落ち着け、理央。辛いのは分かるけど、自棄になるのはよくないって」

 

「はは、自棄、自棄ね。いっそ自棄になっちまおうか。なぁ久臣、今日お前の家行ってもいいか?ほら、可愛い彼女の頼みだぜ。まさか断ったりしないよな?」

 

無理矢理な笑みを浮かべて言い募る理央。痛々しい様子に、俺は慰めの言葉を呑み込んで頷く。何を言っても今のこいつには届かないだろう。だから、行動で示すしかない。

 

「っ!?」

 

彼女の手を強引に取り、指を絡ませる。恋人繋ぎと呼ばれるやつだ。驚いて固まっている間にも、そのまま引っ張って俺の家に向かった。

 

「お、おい久臣!なんのつもり・・・・・・」

 

「お前が言ったんだろ。いいからついてこいよ」

 

有無を言わさず引っ張っていく俺に、理央は何も言えなくなったようだ。そのまま大人しくなったのでずんずんと歩き進んでいく。これ以上は俺が耐えられない。心の内は既に決まっていた。家に着いたら、それを伝えるつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・」

 

居心地悪そうに座り込んでいる理央。コップにりんごジュースを注いだ後、俺はテーブル越しに腰を下ろした。理央はちらちらと周囲を確認し、ぼそりと呟く。

 

「変わってないんだな、お前の部屋は」

 

「まぁ、俺は俺だからな。それで理央、言いたいことがある。聞いてくれるか?」

 

真っすぐに見つめて訊ねるが目を逸らされてしまった。何を告げられるか不安で、怯えているようだ。だけど、ここまできて止めるつもりは無い。返事を待たずに言葉を続ける。

 

「なぁ、理央。俺はお前をずっと見てきた。ガキの頃から、今まで。それで一つ気付いたことがある。今のお前は、昔のお前と根本は同じだって」

 

「・・・・・・ど、どういうことだよ」

 

「お前は元々は男だって言ってるけどさ、正直違いが分からないんだ。そりゃ確かに理央自身はズレを感じているだろうし、実際妙な行動もしてたけど。それでも、なんて言うんだろうな・・・・・・精神というか、心?本質の部分は変わってないように思える」

 

「だから何だって言うんだよ。いくら久臣がそう思ってても、オレはそのズレが耐えられない。どうしようもないじゃんか」

 

理央の視線がようやく俺に向けられた。どろりとした感情を滲ませる瞳。声を荒げそうになるのを抑えているようで、表情が奇妙に歪んでいる。でも、構うものか。例え二人の関係に致命的なヒビが入るとしても、伝えなければいけないことがある。

 

「簡単な話だ。元々の理央がどっちだったかなんでどうでもいい。俺は、理央が理央だから惚れたんだよ。男とか女とか関係無い。お前が好きだって気持ちは、誰にも否定させない」

 

「っ、いや、でも、おかしいって。オレが男のままだったら受け入れないはずだし」

 

「関係無いって言ってるだろ。お前はお前だ、理央。ガキの頃から今までずっと一緒だった俺の親友だ。それに、お前が男でも俺を好きになってくれたように、俺だって男のお前を好きになると思う。やっぱり両想いだよ、俺達は」

 

俺の言葉に再び目を逸らした理央は、しかし明らかに様子が変わっていた。顔を真っ赤にしてうろたえている。・・・・・・言ったこっちも恥ずかしくなってきた。自分の顔も熱くなるのを感じつつも、更に言葉を続ける。

 

「まぁ、そういうことだ、うん。だから悩む必要なんて無い。男でも女でも、俺は理央だから愛したいんだ。俺以外との関係性が変わったのに対しては、あまり手伝ってやれないかもだけど・・・・・・それでも出来ることはする。もし男に戻りたいなら、またあの女の子に話を付ける。理央は、どうしたい?」

 

「お、オレは・・・・・・」

 

消え入りそうな声で零し、真っ赤な顔のまま俯く理央。明け透けに言い過ぎたけど全て本音だ。もしこれで嫌われたり距離を置かれたりしても、それは仕方ない。ほんとうにそうなったら滅茶苦茶しんどいけど、嘘をついたり誤魔化したりするよりはマシだ。

 

「今すぐ答えを出さなくていいからさ。ただ、俺がこう思っているってことは覚えておいてくれ。俺はいつでもお前の味方だ」

 

「・・・・・・」

 

理央は俯いたまま口を開かない。というかぷるぷると震えている。言う方も恥ずかしかったが言われる方も相当だったようだ。しばらく妙な沈黙が流れた後、顔の火照りが冷めないまま彼女は顔を上げた。

 

「分かった。分かった、けど・・・・・・。えっと、その・・・・・・」

 

ブツブツと呟き、恐る恐るといった感じで立ち上がる。俺のベッドに座り込み、そのまま横になった。相も変わらず顔は真っ赤で、まるで湯気が立っているみたいだ。

 

「しょ、証拠が欲しい。愛してるんだろ、オレを。だからその、えっと・・・・・・」

 

・・・・・・クソ。可愛すぎる。初めて「そういうこと」をした時と同じだ。普段は男勝りなのに、あの時の理央は借りてきた猫みたいだった。俺だって年頃の男子だ、据え膳を我慢出来る程大人じゃない。立ち上がり、ベッドの上の理央に覆いかぶさる。

 

「いくらでもくれてやる。その代わり加減は出来ないからな。こんな風にねだられたんじゃ、俺も我慢が利かない」

 

「え、んうっ!?」

 

抱き締めながらキスをすると、理央がじたばたともがき始めた。が、俺を押しのける程の力は無い。強く吸いながら舌を絡めると、徐々に抵抗が弱まってきた。十数秒後に唇を解放し、彼女を見下ろす。その表情はとろんとしていて、とても女性的だ。

 

「お、おまっ、急にそんな、ファーストキスだぞおい!」

 

「精神的にはそうなのか。キスくらいなら、もう何度もしてるんだけどな」

 

「うえぇっ!?」

 

変な悲鳴を上げる理央。そうだよな、今の彼女には恋人だった頃の記憶が無い。というか経験そのものをしていないのか。だったら経験させればいい。今までのことを、何回も。愛している証拠を魂に刻み付けるんだ。

 

「さっきも言ったけど加減は出来ないぞ。止めるなら今の内だ」

 

「・・・・・・い、いや。続けてくれ。オレは、お前に愛されたい」

 

ごくりと喉を鳴らしてから、理央は俺を見つめて言う。伝わってくる緊張を解き解すようにもう一度唇を重ねた。今度は抵抗も無く、おずおずとあちらから舌を絡ませてくる。

「ん・・・・・・」

 

求め合い、貪り合うようなキス。心臓の鼓動が互いに響き、息が苦しくなってようやく離れた。

 

「脱がすぞ」

 

「あ、あぁ」

 

理央の制服に手をかけ、丁寧に脱がしていく。最初こそ服の構造が分からず脱がし方も下手だったけど、今では手慣れたものだ。すぐに理央のブラジャーが露わになり、それに包まれた二つの膨らみが見えた。

 

「あんまり、見るなよ・・・・・・」

 

恥ずかしげな声と共に、理央は俺を潤んだ目で見つめる。そういう感じのせいで加減が出来なくなると分かっててやっているのだろうか。ブラのホックを外して引き剥がすと、ぷるんと揺れながらおっぱいが開放される。相変わらず綺麗な形だ。

 

「その体になってから、こことか触ったりしたか?」

 

「いや、全然。なんか怖くて・・・・・・風呂入った時も最低限しか洗ってない。んっ・・・・・・!?」

 

両手を伸ばし、おっぱいをゆっくりと揉みしだいた。指が沈み込み、柔らかくも弾力のある感触が伝わってくる。やっぱり最高の揉み心地だ。いや、理央のおっぱいしか揉んだことは無いけど。そんな彼女は感じているのか、口を手で押さえて声が漏れないようにしているようだ。

 

「ふっ、んんん・・・・・・」

 

「別に声を抑えなくてもいいぞ。今は家に家族いないし」

 

「そう、いう問題じゃ、んんっ!ないだろ・・・・・・!なんっだこれ、なんか体全体が熱く、ふぅっあ!?」

 

既に固くなっている乳首をつまむと、嬌声と共に体が跳ねた。片方をコリコリと刺激しつつもう片方を口に含む。汗のしょっぱさを感じながら舌でこねくり回した。その度に理央の体は震え、抑え切れなかった声が部屋に響く。

 

「くぅっんんん・・・・・・!ま、待ってくれ、感覚が変でっ、あぁぁっ!?」

 

いつも以上に感じている彼女を愛おしく思いながら、乳首から離した手をスカートに伸ばした。内側のパンツをさするとじんわり濡れている。そのまま濡れたパンツをずり下げ、指で直接撫でると理央がビクンと跳ね上がった。

 

「っっっ~~~!!!??」

 

声にならない叫び。余程強烈な刺激だったんだろう。呼吸も出来ていなさそうだったので一度責めるのを止めると、息を切らしながらこちらを睨んできた。可愛い。

 

「ぜぇー、ぜぇー・・・・・・!おま、なんだよ、これ・・・・・・。目の前がパチパチするし、勝手に体が動くし。おかしいだろ」

 

「いつも大体こんな感じだぜ?いや、今日はいつも以上に感じてるっぽいけど」

 

「マジか・・・・・・?男のオナニーとは比べ物にならないぞ、これ」

 

信じられないという表情で首を振り、自分の体を見下ろす理央。そしてすぐに目を逸らす。まだ慣れていないのか、ゆっくりと息を整えながら呟いた。

 

「本当に、女の体なんだな・・・・・・。正直、すっげぇ気持ちい」

 

「それはよかった。じゃ、続けるか」

 

「いや待て、もう少し休憩っんんぅっ!!?」

 

声を遮り股間を撫でる。既に愛液でとろとろな理央の女性器は、するりと俺の指を呑み込んだ。きゅうきゅうと吸い付くように中が反応している。その度に理央の体がびくりびくりと震えていた。更なる愛液が溢れ、俺の手先とベッドを濡らしていく。

 

「っちょ、っと、言いたいことがあるからタンマ!マジで止めろって!」

 

「いや、俺も結構我慢の限界で」

 

「だから!こっちからもなんかやらせろよ!」

 

怒声のような叫びに驚き、俺は動きを止めた。快感で潤んだ瞳は真っすぐに俺を見つめている。前にも似たようなことがあったな。初めて理央を絶頂させた時、彼女はずるいとか不公平とか言いながら俺のズボンを脱がしにかかったっけ。

 

「不公平だろ。オレだって、お前を気持ちよくしたいし。ズボン下ろせよ、ほら!」

 

照れ隠しなのか、乱暴そうに声を荒げてる理央。やっぱりあの時と似ている。思わず浮かべた苦笑が癪に障ったのか、彼女は上半身を起こし俺の頬をペシペシと叩いてきた。動きが緩慢なのはまだ快感が抜けてないからだろう。

 

「分かった、分かったって!すぐ脱ぐから」

 

そう言ってズボンを下ろすと、大きなテントを張ったトランクスが理央の目に晒された。実の所キスの時点で完勃ちしていた。当然だ、愛する恋人と肌を重ねているんだからそりゃあ勃つ。今にも布地を突き破りそうな状態のそれを、理央はまじまじと見つめていた。

 

「・・・・・・久臣、お前、こんな立派だったか?いや、前に見たの小学生の時だけど」

 

「そっちの俺は小学生でお前にちんこ見せてたのか・・・・・・?いや、そうか、男同士か」

 

「体育のプール着替えの時にな。いや、でもこれ・・・・・・と、トランクス脱がすぞ」

 

理央はごくりと唾を呑み込み、俺の返事を待たずトランクスに手をかける。勃起してるせいで引っかかり中々下ろせないが、強引に引っ張ってずり下ろした。ガチガチの亀頭に竿が露わになる。帰宅してからシャワーも浴びていないので、少し匂うのが恥ずかしかった。

 

「・・・・・・」

 

じっと俺のちんこを見つめる理央は何かを思案しているようだ。な、生殺しだぞこれ。正直すぐにでも触ってほしいけど、彼女の意思を尊重したいので口を挟まずただ耐える。数十秒か数分かが過ぎた後、理央はおずおずと呟いた。

 

「触っても、いいよな」

 

「頼む」

 

逸る気持ちを抑えて返事をすると、竿の部分がぎゅっと握られる。どくどくと鼓動する血の巡りを手のひらで感じているのか、神妙な様子でさすり始めた。いつもしてくれている手コキとはまた違う、絶妙な刺激だ。

 

「いや、うん。男としては悔しいし羨ましいけど、なんかドキドキする。この角度でちんこ見るのも初めてだし」

 

「そりゃよかった、うっ・・・・・・!」

 

亀頭を撫でられて呻き声を漏らす俺。一々反応が返ってくるのが面白いのか、理央の手つきはどんどん早くなっていく。というよりいつもより激しい。こちらがどう感じるのか分かっているかのような責めは、男の頃の記憶があるからだろうか。

 

「気持ちいいか?いや、気持ちいだろ?我慢汁だらだらじゃねえか」

 

「理央が上手いんだよ。クソ、お返しだ」

 

「あっお前っんんっ!?」

 

股間をまさぐってクリトリスを指で弾く。嬌声と共に身を震わせた理央は、しかし指を絡ませるようにシゴくのを止めない。指を挿入して浅い部分を刺激すると、反撃とばかりに裏スジを重点的に責められた。

 

「バカッそこ駄目だっくぅん!」

 

「こっちの、台詞だっての・・・・・・!」

 

性器を愛撫し合う俺達は、まるで意地の張り合いのように手の動きを激しくしていく。俺が残った片手でおっぱいを揉めば、理央は負けじと首筋に顔を近づけ耳に息を吹きかけてきた。俺は耳が弱いのだ。クソ、覚えていたのか。

 

「はぁっ、手ぇ止めろって久臣、んんぅっ!」

 

「まずはお前が止めろっ、ちゃんとイかせてやるから、ぐっ・・・・・・!」

 

マズい、限界が近い。刺激と興奮ですぐにでも射精してしまいそうだ。しかし理央の方もそろそろ限界だろう。クリトリスを押し潰しながら深めに指を出し挿れし、内側を擦り上げる。相当感じているはずなのに、理央もカリ首と先端を重点的に責めてきた。挙句、耳元で嬌声混じりに囁かれる。

 

「んくっ、はぁっ!す、好きだぞ久臣・・・・・・!本当に、本当に好きなんだ、っあぁん!」

 

耐えられるわけが無い。込み上がってくる射精の感覚に、俺の体がぶるりと震えた。挿入してた指を思わず折り曲げてしまい、内側をごりっと抉ると理央の体が再び跳ねる。そして、俺達は同時に絶頂した。

 

「えっああぁぁっぁぁああぁっ!?」

 

「ぐうぅっ・・・・・・!」

 

精液が勢いよく噴き出し、理央の体を白く染めていく。それにも気付いていない彼女は、強く目をつむって悲鳴のような嬌声を上げていた。ガクガクと全身を痙攣させ、支えを求めるように俺へと抱き着いてくる。上着が汚れるのも構わず抱き返し、俺達は絶頂の余韻に浸った。

 

「ふ、うぅぅ・・・・・・死ぬかと、思った」

 

熱い吐息と共に呟き、理央は俺に密着したまま上目遣いで睨む。可愛い。まだ余韻が無くなっていないようで、俺の腕の中でむず痒そうにもぞもぞしている。

 

「でも、気持ちよかっただろ?俺もそうだ。っていうか、だいぶ出たな・・・・・・」

 

彼女の肌を汚している精液はかなりの量だ。密着していることで俺の上着にも染みていて、後始末の大変さに少しげんなりとする。賢者モードになりかけた所で、ようやく息が整ったらしい理央が上目遣いのまま声を上げた。

 

「な、なぁ。これで終わりか?その、あれだ、本番とかは・・・・・・」

 

遠慮がちながら切望するような言葉に、射精を終えて縮み始めていたちんこが反応する。本番・・・・・・つまりセックスは、高校生の内は我慢しようとお互い同意していた。が、今の理央は覚えていないんだろう。

 

どうする?こんな風におねだりされて俺の理性は限界だ。一応そういう雰囲気になった時の保険として、棚の奥にコンドームは潜ませてあった。しかし、いや、でも・・・・・・。躊躇する気持ちはしかし、物欲しそうな理央の視線と言葉に粉砕されてしまう。

 

「オレ、お前と繋がりたい。中身男だから、久臣にとっては気持ち悪いかもしれないけど」

 

「そんなことは絶対に無い。大丈夫だ」

 

反射的に言葉を返し、腕に力を入れて強く抱き締める。俺は理央を否定しない。否定する理由は何も無い。女だろうと男だろうと、そのどちらでもなかろうと。俺は理央という人間そのものが好きなのだ。そこだけは絶対に変わらない。

 

「俺も理央を抱きたい。でも、避妊はしないと駄目だ。お前との未来を真剣に考えてるから」

 

「お、おぅ・・・・・・正面から言われると、その、照れるな。えっと、それでコンドームは」

 

「一応用意していたやつがある。ちょっと待っててくれ」

 

「一応、ね」

 

そう呟いて悪戯っぽく微笑む理央。場の空気をリラックスさせようとしているようだ。あるいは、ただ俺をからかおうとしているだけかもしれない。どちらにしろ余裕が出来てきたみたいで、捨て鉢な雰囲気は感じられなかった。

 

コンドームの箱を取り出して開封する。エロ漫画などで姿形は知っていても、直接見るのは初めてだ。理央も興味があるようで、肩越しに覗き込んできた。一見すると粉末スープか何かの袋に見えるものが五枚入っているようだ。

 

「想像通りの見た目だな。こっち側から切って・・・・・・」

 

袋を破き、出てきたのは勿論コンドーム。輪っか状の内側に薄い膜があって、中央が突起のようになっている。しげしげと眺めていると、理央が手を伸ばしてきて取られてしまった。

 

「よーし。それじゃあ付けてやるからな」

 

機嫌良さそうに鼻を鳴らし、まだ固さを維持しているちんこにコンドームを添える。理央は多少ぎこちない手つきながら全体に被せ、俺は指先が這う刺激だけで漏れそうになる声を押し殺した。理央にコンドームを付けてもらう光景はそれだけで興奮材料になってしまう。

 

「ふぅー・・・・・・それじゃあアレだ、いっちょヤるか。うん」

 

「本当に、挿れていいんだな?もう後戻り出来ないぞ」

 

「好き同士なんだから遠慮すんなって。ただ、初めては痛いって聞くし優しくしてくれよ。あー、オレがこんな台詞言う側になるなんてな」

 

覆いかぶさる俺に笑いかけ、理央は股を大きく開いた。さっきの絶頂もあって濡れたままのそこは、俺を求めるかのようにヒクついている。そっとちんこの先端を押し当て、探り探りゆっくりと腰を進めた。

 

「んっ・・・・・・!」

 

ズブズブと少しずつ、理央の中に吞み込まれていく。膣内は指で感じたよりも遥かにキツく、全体に絡み付いてくるかのようだ。あまりのキツさにしばらく腰を止めていると、痛みを感じているのか目尻に涙を溜めた理央が耳元に顔を近づけてきた。

 

「思ったより大丈夫そうだ・・・・・・っ。もっと奥に、挿れていいぞ」

 

とてもそうは思えないけど、彼女は俺の腰に足を絡めてより深く繋がろうとする。仕方ないので再び腰を進めていくと、ぷつりと何かが切れたような感触が伝わってきた。顔をしかめる理央を見て直感する。処女膜が破れたのかもしれない。

 

「だいじょうぶっ、だから・・・・・・!頼む、そのまま・・・・・・!」

 

明らかに痛みを堪えている様子で、それでも理央は懇願してくる。俺は彼女の痛みを少しでも和らげようと、片手でおっぱいを揉みしだきつつもう片手でクリトリスを刺激した。そうしながら更に腰を進めると、繋がっている部分から僅かに血が滲む。やはり処女膜を破ってしまったようだ。

 

心の準備というか覚悟はあった。処女を貰う以上、痛みを与えてしまうということは。それなのに理央は健気に挿入をねだり、泣き言一つ言わない。俺の胸の内には躊躇する気持ちと嬉しさが混在していた。健気でいじらしい恋人に対して、愛おしさがどんどん溢れてきてしまう。

 

「ん、っふ・・・・・・!」

 

キスで理央の唇を塞ぎ、強く抱き締める。彼女の華奢な体が折れてしまいそうな程に。そして、ついにちんこが行き止まりまで辿り着いた。こりっとした感触は子宮の入り口だろうか。そのまましばらく、俺達は舌を絡め合いながら抱き合い続けた。少しでも痛みを抑えて馴染ませる為に。

 

「ぷはっ!も、もう本当に大丈夫だから。心配しなくていいって。異物感は凄いけど、痛みは引いてきたし」

 

「本当か・・・・・・?さっきも無理してたろ、お前」

 

「本当の本当だって!久臣だってキツいだろ?なぁ、動いてくれよ」

 

膣内が蠢き、ちんこを啜るように刺激する。言われた通りもう限界だ。苦痛を与えたくない一心で繋ぎ止めていたが、当の本人が理性の鎖を引きちぎろうとしてくる。あぁもう。ニヤリと微笑んでいる理央を見下ろし、俺は長く息を吐いた。

 

「ふうぅー・・・・・・分かった。多分、一度動き始めたら止まらないから。覚悟しろよ」

 

「うん。全部、受け止めたい」

 

その言葉に、俺は一切の気遣いを捨てることにした。彼女の細い腰を掴み、ちんこを一気に引き抜いた後深々と突き刺す。熱く蠢く肉をかき分ける感覚。脳が痺れるような快感が背筋を駆け上がった。

 

「っああぁっ!」

 

理央の口から漏れるのは痛みに呻く声か、それとも嬌声か。涙をぽろぽろと零しながら、その瞳はじっと俺を見つめている。もっと。もっと動いてくれ。彼女の心の声が聞こえた気がして、俺は激しく腰を打ち付けた。

 

「んんんあぁっ、ふぅっ、くぅっんん・・・・・・!」

 

何度目かになるかも分からないキスで声を遮って、上と下両方で繋がる。まともな思考が快楽に蕩けていくみたいだ。俺は本能のままに腰を動かす。抜けそうになるギリギリまで引き抜き、最奥まで一気に貫いた。

 

「んふっんんんん!!」

 

漏れる叫びを吸い取るように唾を啜り、俺は理央の全てを貪った。唇も、性器も、俺の胸に潰されたおっぱいも、腰に絡みつく足も、首に回され強く抱き締めてくる腕も。その全部を、俺は心と体で感じている。

 

互いの体液が混ざり合って滴り、ベッドを濡らしていく。俺に密着しながら悶える理央のことが愛おしくてたまらない。ごつごつと子宮の入り口を抉り、絡めてくる舌を吸い。相手の鼓動を感じながら、強く強く抱き締めた。

 

「ふっんあぁぁぁぁぁぁっっ!!!?」

 

突然、俺の腕の中で弓反りになる理央。唇を離すと、どうやら絶頂してしまったようだ。表情に苦痛の気配は無く、虚ろな瞳にどろどろの笑みを浮かべている。だけど、俺はもう気遣わない。俺をこうしたのはこいつだ。まだまだ気持ちよくなってもらおう。

 

「っっか、んぎっ!?」

 

貫くように腰を打ち付けると、半分意識が飛んでいたらしい理央が覚醒する。状況が理解出来ないのか、じたばたともがきながら荒い息を吐いているが、膣内をごりごりと刺激するとすぐに嬌声に塗り替わった。

 

「うっぅんんんんんっ!ふはっひっんあああぁぁっ、っくぅぅぅ・・・・・・!」

 

あられも無い乱れ方。劣情を煽るそれに射精感が混み上がってきた。腰の動きが早まり、全身に力が入る。

 

「なかっ奥に出すぞ理央っ!」

 

「っあぁっくれっ!ひさおみぃっああぁっ!」

 

限界まで腰を引き、奥まで一気に貫いた。子宮の入り口と亀頭がコンドーム越しにこすれ合った瞬間、濁流のような快感が流れ込んでくる。コンドームを突き破ろうとする勢いで噴き出す精液に、全て受け止めようとしながら痙攣する理央。俺は何もかも出し切るまで、強く強く彼女を抱き締めていた。

 

「か、はっ・・・・・・ひゅー、ひゅー・・・・・・」

 

「はぁっ、はぁっ・・・・・・」

 

互いの吐息が部屋に響く。全身の熱はすぐには治まらず、射精後の倦怠感よりも快感の余韻が満ちていた。それでもなんとか腰を引こうとすると、辛うじて意識が残っているらしい理央が絡めた足に力を込める。

 

「も、もう、少し・・・・・・このまま・・・・・・」

 

微睡む直前のような様子で呟き、彼女は自分の唇を俺の唇に重ねた。啄むような穏やかなキスだ。あぁ、好きだ。たまらなく愛している。湧き上がる気持ちのままに、俺は理央の頭を優しく撫でるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「理央なら絶対似合うよ!いつものボーイッシュなコーデもいいけどさ、たまにはこういうのにも挑戦してみない?」

 

「う、うーん・・・・・・」

 

高校の休み時間。クラスメイトの女子がファッション誌の1ページを理央に見せながら息巻いている。当の本人は首を傾げつつ、写っているファッションをしげしげと眺めていた。

 

「いや、アレだ、こういうのはちょっと」

 

「お金のことなら大丈夫!ようやく元気を取り戻したみたいだし、お祝いってことで私に買わせてよ!」

 

「いや、そりゃ駄目だろ!?よく分かんないけどかなりの値段するんじゃないか?」

 

「だから大丈夫だって!確かにずっと拒否られて悲しかったけど、問題は解決したんでしょ?ね、お祝いお祝い!」

 

「う、むぅ・・・・・・」

 

理央はしばらくコミュニケーションを拒否していたことに負い目があるみたいで、女子の言葉にこれ以上反論出来ないようだ。その様子に苦笑を浮かべていると、恨みがましい視線が俺に向けられる。同時に助けを求められていると感じたが、あえてスルーすることにした。俺以外とも仲良くしてほしいからな。

 

「日曜空いてるんだよね?じゃあ10時に西の方の駅前集合で。ふふふ、楽しみだなぁ・・・・・・。あっそうだ、別クラスの子達にも声かけていい?私の友達なんだけど、ほら、前一緒にプリ撮った子達」

 

「え、えっと・・・・・・」

 

・・・・・・うん。微笑ましいな。交友関係が広がるのはいいことだ。同時に少し寂しさも感じてしまう。我ながら器が小さいというか、なんというか。理央は確かに俺の恋人だけど、別に俺のものってわけじゃない。独占欲を抑えつつ、俺は通知の来たスマホに目を落とした。

 

『おいたすけろばか』

 

メッセージの送り主である理央に目を向けると、女子の勢いに押されながらもじっとりとした目つきでこちらを睨んでいる。いけない、怒らせたか。返答を打ち込む前に立ち上がり、俺は二人の仲裁に入る。露骨に不満を顔に浮かべる女子を宥めつつ、理央を教室から連れ出した。

 

「もっと早く来てくれよ・・・・・・ニヤつきながら眺めやがって」

 

「別にニヤついてたわけじゃないぞ。ほら、理央も俺以外の友達と仲良くしてほしいし」

 

「分かってるけどまだ慣れてないんだよ、オレは。記憶に無い友人関係だしさぁ」

 

ぶーぶー文句を垂れながら先を進む理央は、迷いの無い足取りで隅っこの空き教室に入っていく。人気が感じられないこの場所はつい最近になって見つけたスポットだ。つまり、その、人目を気にせずいちゃつく為の。

 

「ほら」

 

理央が俺の方に両手を伸ばす。ハグを要求するいつもの態度だ。そっと抱き寄せて体を密着させると、微かに甘いような香りが鼻をくすぐった。体臭というより、これは・・・・・・。

 

「理央。もしかして、何か間食したか?」

 

「あ?えーっと、うん。さっきのとは別の女子が飴玉分けてくれて」

 

「へー。仲良くしてるみたいじゃないか」

 

「・・・・・・?」

 

腕の中の理央が妙な表情で俺を見上げる。一体どうしたんだろうか。

 

「なぁ久臣。もしかしてだけどさ。お前、嫉妬してる?」

 

「えっ」

 

その言葉に何故か動揺してしまう俺。しまった、抑えようとしていた独占欲が顔に出てたか。

 

「そ、そんなことは無いぞ。俺以外ともどんどん仲良くするべきだ。というか色々ある前は普通にそうしてただろ。今は覚えてないだろうけど。それに俺だってそこまで狭量じゃない」

 

「ふーん、へー、ほーん」

 

思わず早口になる俺に、理央はニヤニヤと微笑みながら抱き着く力を強くしてきた。なんかやたらと嬉しそうだ。くそぅ、恥ずかしくて顔が熱くなる。心臓の鼓動が早くなり、それは理央にも伝わっているだろう。

 

「ふふ。いや、ごめんごめん。悪くないな、嫉妬されるのも。大事にされてるって感じがする」

 

「別に謝る必要は無いから・・・・・・と、とにかく。俺のことは気にしなくていいぞ。そりゃまぁ、少しは寂しい気持ちになったりもするけど」

 

「可愛いとこあるんだぁ、お前。よしよし」

 

愛おしげな手つきで頭を撫でられ、俺は更に顔を赤くした。ほんのりと屈辱感を覚えるが、それ以上に理央に撫でられるのが嬉しい。駄目だ、惚れた弱みでどうしようもない。そのまま撫で繰り回されている所で、ふと気になっていたことを聞いてみた。

 

「な、なぁ。結局男に戻らなくてもいいのか?俺は、お前が男でも愛するつもりだけど」

 

「こっぱずかしいことをさらっと言うな、お前・・・・・・。いいよ、戻る気は無い。オレや久臣がどう思おうと、男同士だと周囲の注目を集めるだろうし。だったらこのままの方が都合がいいだろ?いずれ、あれだ。結婚することも考えるとさ」

 

撫でる手は止めないまま、それこそこっぱずかしいことを言う理央。確かに結婚したいと思ってはいる。男同士でもそれは変わらない。でも、彼女は本当にそれでいいのだろうか?だって、今の理央は男として生きた記憶を持っているのに。俺の思考を見透かしたかのように、理央は微笑んで言葉を続けた。

 

「いいんだよ。あのクリニックのガキには、もう会いに行きたくもないし。色々ズレはあるけど、オレはオレでお前はお前だ。きっと他の奴らだってそう。ただオレが女になっただけで、問題は無い」

 

「・・・・・・無理してそう言ってるわけじゃないよな?」

 

「久臣に嘘はつかねえよ。いいんだ、オレ自身がそう決めた。その代わり、ちゃんとフォローしてくれよ?さっきの時みたいに眺めてないで」

 

「そうか・・・・・・。よし、分かった。じゃあこの話は終わりで、んっ!?」

 

突如として唇を奪われ、俺は目を白黒させる。リップでも塗っているのだろうか、瑞々しい感触と共に理央の吐息が顔にかかった。予鈴のチャイムが鳴るまで、俺達は情熱的なキスを交わし合う。学校にいるという事実もあって背徳感が凄い。

 

「へへっ、不意打ち成功だな。後は帰ってからにしようぜ。な?」

 

ズボンの上から勃っているちんこを指先でなぞられ、前かがみになった俺の耳元で囁く理央。煽情的で魅惑的な彼女の言葉に、俺はただ頷くことしか出来なかった。というか、以前よりも今の方がえっちになってないか?

 

先に空き教室を出た理央の後を早足で追う。色々とおかしなことがあったけど、俺達の関係は変わらない。理央は俺の大事な親友で、愛しい恋人だ。そう思いながら、俺は勃起が治まらない下半身を懸命に宥めるのだった。

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