次に目を覚ましたときオレは、放課後の学校の廊下に立っていた。
ジジ……ッ。
異物の侵入にノイズが走る。
戸惑いはない。
この世界で少女から与えられた設定を、オレは初めから知ってたみたいに一瞬で理解する。
ノスタルジーに襲われた。
いや、まあ、オレの青春にこんなリア充なシチュエーションは、どこを探しても見当たらないが見当たらないだけに強烈な憧れがある。
何十年も前なのに思い出すだけで沸々と、はらわた煮え滾るくらいその想いは鮮明だ。
引き戸をガラリと開ければ教室には、可愛い幼馴染のツンデレ彼女が待ってる。
――え?
待て待てまだ開けてない。
というふとした疑問に天才なのを認めざるを得ないイカれた科学者と、オッサンの妄想の支援役であるこの世界は即座に答えてくれた。
それがなんなのかはよくわからん。
が。
ハイパー・センサーの応用ということまで教えてくれる。
いつもしてるIS待機形態のブレスレットがないのに気づき、敵側の罠に身構える 凰 鈴音 を扉越しに観察することができた。
ツインテールと八重歯を覗き魔のように愛でる。
き、緊張するなぁ。
オッサンと呼ばれるのに違和感がなくなる年齢まで、出会い系のパパ活を除けば女のコと付き合ったことがない。
カネのなかった学生時代は、まともにしゃべったことすらなかった。
デブ。
キモい。
クサい。
だいたいこの三つのワードと殴る蹴るの、ボディコンタクトを交えてコミュニケーションを取ってた。
ここのところはハゲというのが追加されつつある。
すれてないビジネス抜きのJCには、当時も今も免疫がなくって慣れてない。
高鳴る心臓を抑えながら何度か深呼吸して、オレの彼女の待つオレンジ色に染まった教室に入る。
人生が零落白夜された冴えないオジサンでなく、織斑一夏のイケメンなヴィジュアルに書き換えられた姿で。
IS学園の制服ではなく中学のときのセーラー服を着た鈴が、完全に不意を突かれたみたいでハッと驚いた顔をする。
……だけどもうそれだけでわかる。
地元の小中高から上京しての大学生活に至るまで、伊達に女のコに罵声を浴びせられ続けたわけじゃない。
なんなら社会人になった現在も(もう出社することはないが)、パワハラ・モラハラを連日受けまくる身分である。
その驚きはどこにも警戒がなく、羞恥を滲ませた無防備なモノだった。
媚びすらある。
誰もいない夕暮れの教室で、ブサイクが拝むなんてできっこない。
お、おお、き、きゃわいい~ッ!!
うん。
自分でもわかる。
キモさがパワーアップしたのが。
言論は統制したが思想の自由だけでもけっこうキツい。
黒板に書かれた日直の相合傘がイイ仕事をして、どうにかキリッとしようとしてるのに表情筋に負荷をかけてくる。
ジジ……ッ。
この世界がフォローしてくれなければ、一夏のイケメンフェイスでもヤバいニヤけ顔だ。
鈴からはさわやかな笑顔で歩み寄る彼氏として映ってるだろうが、オリジナルのヴィジュアルも投影されてるオレの目というか脳裏には、校内に侵入した怪しさ適正Aの不審者が、女子中学生ににじり寄ってるようにしか見えない。
「鈴」
オリジナルの方では『り、鈴?』とあきらかにドモりキョドってたが、優秀過ぎる電脳世界はこれも変換してイケメンボイスにしてくれる。
女のコならドキッとするしかないんだろう声音で名を呼びつつ、男女ならフランクというだけでは許されない距離で隣りに座った。
とくに思春期であれば意識しないわけもない。
とはいえ、
痛ッ。
脳のどこがが締められた。
とにもかくにもJCと犯りたいオッサンと、甘酸っぱいイチャイチャをしたい女のコで、リクエストするシチュがいきなりマッチするわけもない。
その辺りは自分で自分をわかってる。
アソコは童貞じゃないがマインド的にはチェリーなオッサンが、フォローし切れないNGアクションをしそうだとアシストに入った。
どうやら電脳世界は、あの織斑一夏よりもチートらしい。
今にも恋人という設定の少女に襲いかかりそうな、眼の血走った鼻息荒いオッサンをまだ早いと諫める。
この段階でそうするのは鈴の望むシチュエーションとかけ離れ過ぎており、ワールド・パージの制御から解放されてしまう恐れがあった。
オッサンの妄想を具現化するのは、もうちょっと少女の願いを叶えて、浸食が進んでからだと強く警告してくる。
くそッ。
でも仕方ない。
ここで終了になれば中途半端もいいところで、そういう店のそういうプレーなら炎上モノの案件だ。
ルールを守らない厄介客としてここで、世界から追い出されるわけにはいかない。
なので大人の時間はあとのお愉しみにひとまず堪え、初々しい恋愛ゴッコを愉しむことにする。
お互いの机と机は隙間なくぴったりくっついてるのに、身体は触れるか触れないかの、微妙で絶妙な距離を維持したまま、少女が心の奥底で望んでた願いを注文通りにクチにしてやった。
「オレたち付き合ってるんだし、きょう、鈴の家に行っていいかぁ?」
断られることなど、想像すらしてしない圧倒的な自信と余裕。
がよく演出されてる。
少女の望むベストな一夏だった。
プログラムにサポートされてるとはいえ、我ながらよくクチにできたもんである。
「え、ええッ!?」
コレってつまりアレだろ?
またしても一夏に対してちょっとイラッとしつつ、恋人からのセリフに胸キュンしてる鈴にドキッとした。
優しいのにSっ気のある王子様キャラ。
ブサイクがやったら裁判沙汰のキモいセクハラにしかならないが、イケメンだったら途端にウエルカムになる上から目線の言葉。
「いいよな?」
まったく持ってやること為すこと、青春チート野郎はイチイチ殺意が湧くぜ。
これまでも当然だがこれからも確実に、オッサンの人生にとって縁のないワードを、さらりと羅列して意味深な笑みまで浮かべてみせた。
世の女のコにレクチャーしたい。
なんでわからんかねぇと、説教したくなるヤリチンスマイル。
イケメンだけに許されたオートクチュールのワンオフ・アビリティー。
嗚呼いやらしい。
性根がマジで腐ってる。
好きな相手にそんな訊かれ方されたら、
「……う、うん」
選択肢なんてないじゃんか。
かぁーッ!!
ええ。
ええ。
そりゃわかってますよ?
これはあくまで鈴が一夏にこうあって欲しいと、秘めてたイメージであって実際どうかわからない。
リアルな織斑一夏は女のコの露骨が過ぎるアプローチにも、まったく気づかないなんとか系主人公みたいな朴念仁の可能性もある。
それはそれでまた別腹でムカつくイケメンムーヴなわけだが、持って生まれたスペックを活かそうとするんじゃねぇッ!!
こっちはずっと憶えてても、あっちは次の日にはもう忘れてそう。
ヒーローとチカンという関係でしかない一夏の印象がまたしてもさらに悪くなった。
廊下。
下駄箱。
校庭。
誰ひとりとして姿は見えないが、どこかから聴こえてくる部活の声。
OBであっても卒業してしまえば、許可取りしないと目にできない学校の風景。
隣りを歩く『カノジョ』を意識してニヤニヤしながら、思い出というよりトラウマしかない施設をあとにする。
長崎の街。
途中いきなり降ってきた雨の中をふたり、頬の筋肉をいっそうだらしなく緩めながら走った。
数年後に離婚するらしい。
鈴の両親が経営してる中華料理屋に飛び込む。
テンプレで不在だ。
と。
ジジ……。
「あ~もう下着までビショビショ」
ノイズが走る。
でも修正を受けたのはオレじゃない。
鈴は気づいてないみたいだし、どこをどう添削されたのか、そこら辺はよくわからなかった。
しかしなんにしても世界のパワーバランスが、少女の理想をベースとしながらも、オッサンの妄想に大きく傾いたのは間違いない。
――ワールドパージ・完了。
どこまでも無機質な音声ガイダンスが脳に響く。
王手だ。
このアナウンスが流れたらそういうことだと、あのイカれた女に事前の説明をされてたわけじゃない。
世界もしてくれない。
けれどそれで正しいはずだった。
なんの根拠もないが、それでも確信できる。
ここからはオレのターンだと、ぜったいの自信を持って断言できた。
フィッティングからファーストシフトに移行しセカンド――。
わかりっこないけどご要望ならという感じで脳内に、なるほどわからない根拠らしきモノが示されるがどうでもいい。
頭ポンポンよりワンランク上である。
羞恥でカチコチに固まる鈴の濡れた髪を、タオルで丁寧に拭いてやりながら、オレの股間のアレもすっかりカチコチになってた。
制服のスカートに包まれた小ぶりなヒップに、気づいてないふりを装いさり気なく押しつける。
「身体も拭いてやろうか?」
幼馴染であり恋人でありオスでもあるカレシの、あからさまな欲情のカタマリに、先端まで真っ赤になってる鈴の耳に熱っぽく囁いてやった。
動けたのは花も恥じらう、処女の少女だからだろう。
「ば、バカッ!? す、スケベぇ!!」
パッと離れた。
タオルを奪い取ってオレのイケメンフェイスに投げつけると、自室のある二階へと雨粒を撒き散らしながら全力で駆け上がっていく。
脱兎の如き勢いで可愛い獲物は、安心など皆無の危険しかない巣穴に逃げ込んだ。
ニヤリでなくニチャリ。
不気味な笑みを浮かべながらオレは二階、……ではなくまずは風呂場に向かってシャワーを浴びることにした。
ここまで来たらもう焦ることはない。
JCとの初めてだ。
もちろん肉はモリモリいただくが、キレイに身を削いだ骨だって残したりなんかしない。
髄までしゃぶり尽くつもりで、ここはじっくり堪能させてもらおう。
なんだかんだで厨二病主人公こそ、男が求めるカッコ良さの原点であり頂点。
温かいお湯に打たれながら、壁に両手を突いて瞼を閉じた。
この世界でオレに覗けないエリアは存在しない。
いたることろから少女の甘酸っぱい体臭が漂ってくるような気がする。
毛足の短いカーペット。
洋服ダンス。
クマのヌイグルミ。
部屋の角に嵌め込むようにして学習机が置いてある。
背の低いテーブルがあって、入り口から見て左側の壁にシングル・サイズのベッド。
これといってアピールしてるわけでもないのに、主が思春期の女のコなのを不思議と疑わせない部屋だった。
どこがどうというわけではないが可愛らしい。
気持ちを落ち着けようとでもしてるのか、テーブルに突っ伏してる鈴をジットリと観察した。
……ぐふふッ。
百年の恋がたとえ一夏のヴィジュアルであっても醒めそうな、ライトノベルの主人公がけっして漏らしてはいけない声が漏れた。
そしてそうやって鈴の無駄な努力を愛でつつ、うっすら瞼を開けてその矛先を、自分にも向けてより口角を上げる。
落ち着くなんてできるわけもない。
犯ることを犯らなければ昂るばかりだ。
股間に装備した雪片弐型。
こうあって欲しいとおぼろげに漠然と鈴が持ってるイメージと、自分のモノなので当たり前に持ってる認識でカスタマイズされている。
グロテスクであったがソコには、ある種の機能美すらも存在してた。
和中混合。
青龍刀のような重い迫力と日本刀のような妖しい凄みがある。
が。
古今東西全ての武器にとって芸術的価値というのは、二次的であり三次的なオマケの副産物でしかない。
刃物であるなら求められるのは切れ味である。
人を斬れるかどうか。
斬ってナンボ。
JCの身体で試すしかねぇ。
ふんふふん♪
シャワーを止めて浴室を出ると、鼻歌交じりのご機嫌で身体を拭く。
「着替えなきゃ……」
頃合いもいいみたいで気合を入れるように顔を上げ、鈴も雨に濡れたセーラー服を脱ごうとしてた。
エチケットでありマナー。
腰にタオルだけ巻いてそ~っとそ~っと、音を立てぬように抜き足差し足で階段を上がると、少女の待つ部屋の前にこっそりスタンバイする。
襖をちょっとだけ開けて室内の様子をチェックした。
日本人として詫び寂びは大事にしたい。
意識するだけで覗き見ることはできるが、やはりこういうのはこうした方が風情がある。
お?
立ち上がった鈴がスカートの中に手を入れた。
女のコは基本的にナニをやってもナニをしてても可愛いが、オレ的ベストを選ぶならこの仕草はトップテンにランクインする。
早摘みの青い未成熟なヒップからつるんと剥いて、肉づきの薄い太腿を滑り降りてくる魅惑の布切れ。
ウエストのゴムをグッと掴んだ感じが、なんともいえずたまらなく好きだった。
エモい。
この言葉とこの概念にいまいちピンッときてなかったが、若者文化に疎いオッサンはコレで理解し納得した。
……しっかし……う~ん……しっかし……う~ん……。
なんと無用心。
襲われたらひとたまりもない。
お尻を突き出すみたいな前屈みになって、動物としてあまりにも無警戒で無防備な体勢は、オシッコする前段階のポーズにも見えてゾクゾクした。
少女の秘密のヴェールを覆っていたモノが、少女の手によってスルッと露わになる。
うんうん。
やっぱそうだよな。
そうでなきゃイケません。
幼馴染でツンデレで八重歯でツインテールの少女らしく、鈴の穿いてるパンツはそうあってくれというオレの解釈と一致した。
可愛らしい膝小僧までゆっくり下降してきたパンツは、リクエスト通りの縞々で激しくオッサンのリビドーを刺激する。
このまましゃがめばそれこそオシッコポーズ完成だ。
よし。
よく頑張った。
もういいかげん欲望を抑えるのも限界である。
ガラッ。
ラブコメの主人公みたいに、さわやかにJCの部屋の襖を開けた。
「シャワー空いたぞ。鈴も浴びるだろ?」
このセリフだけで青春チートのイケメンじゃなかったら、警察どころか法廷直行のセクハラが成立してる。
腰にタオルを一枚巻いただけだ。
ほぼ全裸。
刑務所までイグニッション・ブーストしててもおかしくない。
汚いオッサンなら。
けれど突然のことに鈴は顔を引き攣らせはしたものの、心の奥底にあったリクエスト通りの展開に、胸の鼓動を驚きだけでないモノで躍らせてるはずだ。
「き」
パンツを下ろし屈んだ不安定な格好で、思春期真っただ中の少女らしく叫ぼうとはしてる。
でもまだ付き合い始めたばかりでイケメンな幼馴染の、大胆なアプローチに顔をまたしても真っ赤にさせ歓喜してた。
「きゃぁぁぁぁ――ッ!?」
途中でキャンセルされてしまった乙女の叫びには、最後まで耳にせずとも、怒りなどごくごく僅かの誤差しかないとキッパリ断言できる。
それだって大部分は、恥じらいで構成されてるモノだ。
「……あ」
素早く腕を引かれてされるがまま、バックハグされてもちっとも抵抗しない。
後ろから抱きすくめたJCの小さな身体は、カァーと火照っておりほっといても制服が乾きそうだった。
うなじから処女の少女特有の、甘~いミルクみたいな匂いがする。
いや、まあ、実際ヴァージンの匂いなんて知らんけどさぁ。
稼いだ給料の半分以上はココに流れる。
そういうお店やそういうビジネスをする女のコに、これまでかなりのカネを貢いできたが、さすがに初めてを商品にしてる女のコの経験はない。
相場がいくらか定かじゃないが、お高いんだろうというのは想像できる。
なるほど。
そりゃそうだ。
「や……、んンッ……ダメ……、一夏……ダ、メ……」
プライスレスなわけがない。
弱々しい拒絶はイヤよイヤよも好きのうちという、どこかの誰かが口にした至言であり名言を証明する生き物。
……か、カワイイ。
これがお安いわけがなかった。
「一夏……ほんとに……あ……ああ……ダ、ダメだってば……一夏……」
大きさとカタチを教えるみたいにグリグリする。
オスの熱を意識させる。
死語となりつつあるカマトトぶってみても、お尻に押し当てられた硬いモノの正体に、JC少女(14)の考えが及ばないとは考えられない。
「鈴」
リアルでは口臭が気になる吐息を耳に吹きかけながら、意思ある言葉をぶつけることで羞恥でうつむく少女を振り返らせた。
幼馴染に奪われるのを恋焦がれ、瑞々しく艶々してるヴァージンリップ。
では、い、いただきます。
そうやって心の中で手を合わせ呟くと、
「んンッ!?」
片想いしてる相手からセカンド幼馴染などと、不本意に呼ばれる処女の少女のご期待通りにしてやった。
むちゅッ。
はわわわわ~。
アレの皮もイケメンの皮もかぶったオッサンの身体に、萌えキャラのテンプレみたいなCVと歓喜が駆け巡り響く。
思い出せないくらい久しぶりのキスだった。
と。
そういう喜びもある。
セックスはOKなくせにキスはNGというコはけっこう多い。
オプション扱いの高額な別料金で、しつこいほどモンダミンさせられてから、どうにかさせてもらったのも遠い記憶でかなり美化されてる。
が。
は、はわ、はわわわわ~。
けれど鈴とのファーストキスは軽くソレらのビジネスを超えてクル。
同級生の幼馴染で付き合い始めたばかりでもある。
しかもJC。
ナニよりオレだけを好きな美少女だ。
健全な男であるのなら興奮しないわけがない。
「……ん、ン……」
驚愕で大きく見開いてた瞳は、いつの間にか静かに閉じられてる。
カレシからの予定調和なサプライズキスを、全肯定で受け入れるカノジョはメッチャ可愛い。
ならもっともっとと可愛さを欲するのは、所有物に対するオスの本能というモノだ。
「ンッ? ンゥーッ!? んむぅンッ!!」
ぬぬッ……。
白い歯並びを押し割って、鈴の口内に舌を挿し入れる。
期待しつつも初めてに怯えてる少女の舌を絡めとり、オッサンのドロッとする粘つく唾液を注ぎ込んだ。
「んンッ……」
二枚の舌は交尾する軟体動物のように蕩け合って、攪拌される唾液を仲睦まじく啜って貪り合う。
美味い……美味すぎるッ!!
肺がどれだけ真っ黒になろうとも、税金がどれだけ上がろうとも、もう立派なジャンキーでやめられそうにないタバコ。
そんなニコチン塗れになってる唾液が、鈴の唾液とブレンドされることで、すっかりフルーティーでさわやかなモノに味変してる。
きっとニンニク食べてたとしても、後味すっきりになってること間違いなしだ。
唾液の一滴までも残すまいと、さらに唇と唇の密着度を高めて、より深くより奥へ舌を挿し入れると執拗に嬲る。
背脂ギトギトのこってりのラーメンみたいなモノだ。
ファースト・キスにしてはひどく濃厚な、ハマッたら病みつきの口づけをしつこく続ける。
にゅむん。
「んゥううッ……むッ……んンッ!? んッ、んッ、んッ……んーッ!!」
続けながら野暮ったい地味なセーラー服を、控え目に持ち上げてるふくらみを掴んだ。
デリケートでナイーブな思春期JCの青い蕾。
パンチドランカーみたいにぷるぷる震えそうになってる手を、世界にアシストしてもらいつつ、どうにかこうにか制御してやさし~く揉みしだく。
オッパイってのは大きければ大きいほどイイもんだと、恥ずかしながら勘違いしてた時期も長らくあった。
「ん……ンッ……ふぅ……」
手の中にすっぽり収まるサイズ。
これはこれで悪くない。
みんな違ってみんなイイと、昭和の偉大な詩人も歌ってる。
巨乳にも微乳にもそれぞれの良さがあって、そういう多様性を認めるのがダイバーシティというものだ。
うん。
言葉の意味はよく分からんがそういうもんだ。
「ふッ、ン、んふッ、ん、ぅううッ、んぅふぅううッ、ンンン……」
ノーブラで走り回っても揺れそうにないボリュームではあるが、そのアルかナイかの乳肉の霜降りは希少であり新鮮でもある。
じつにレアでありアレな柔らかさだ。
雨に濡れてしっとりしたセーラー服やブラジャーなど、幾分阻害する邪魔な緩衝材があるものの、芯に固さの感じられる成長期の少女にしかない味わい。
おそらくこの年頃にしか持ち得ないであろう格別な柔らかさが存在していた。
てぇてぇってやつなのだろう。
少女はてぇてぇ。
どこもかしこもてぇてぇ。
ならばこっちだってゼッタイにてぇてぇという確信を持って、
「んンッ!?」
オッパイを揉むのとは逆の手をするりと、いつもよりすーすーしてるスカートの中に侵入させる。
それでも籠ってた心地よい熱に歓迎されながら、雨と汗でしっとりしてる太腿を撫でて、鈴のもっともデリケートでナイーブな部分に触れた。
緩衝材のないぬくもりがダイレクトに感じられる。
JCのこれが平均なのかどうか定かでない。
ただ大きいか小さいかだけが、オッパイの戦力の決定的な差でないように、あってもなくてもチャーミングでファニーだ。
その赤ん坊の産毛のような、雨や汗でないぬめりを帯びた恥毛が、
ぬちゃッ。
「――んふッ!?」
興奮を抑えられてない手のひらで、やさしく押し潰され塗り広げられる。
クンッと中指を内側に曲げて、シンプルなスリットに喰い込ませた。
中指の腹を縦溝にそって動かしながら敏感な粘膜を擦り、媚肉の奥から潤沢で透明なシロップをさらに溢れさせる。
手のひらを濡らす粘液は火照った人肌よりなお熱く、未成熟な少女の身体の昂ぶりをあきらかにさせていた。
「はぁッ、ン、あッ、い、一、一夏、ダメ、あッ、……んンッ、あッ、ダメ、ダメぇ……」
ようやく解放された唇から甘い声が零れる。
イヤよイヤよも好きのうち。
言葉とは真逆のリクエストに応えて、鉤型にした中指で青い粘膜を掻きまわした。
身体は正直。
ぬめらかな感触の襞がすぐに指に絡みついてくる。
「ぁああッ……ぅ、あッ……ハッ……ンッ、ンッ、ンッ、あッ……ああッ……やンンッ……」
た、たまらんなぁ。
願望通りのホールドをされながら、小さな身体を妖しくくねらせ、可愛くさえずる鈴の耳を舐めしゃぶり、バスタオルを雄々しく持ち上げる股間の隆起を、パンツを穿いてないナマ尻のスカート越しにぐりぐり擦りつけた。
「ダメ、あッ、ン、あッ、ダメぇ」
こちらの獣性を煽る効果しかない拒絶の言葉を連呼しつつ、ヒップをもじもじさせて熱さと硬さとカタチを味わってる。
メスの本能に命じられるまま、少女は無意識にオスを挑発していた。
うん。
もちろんあっさり乗って、腰の裏から疼きが込みあげてくる。
グググッ……。
人間って案外自分のことはわからんもんだ。
電脳世界というご都合空間なのもあるかもしれないが、ありえないくらいの膨張率でチンポは痛いほど勃起してる。
渦巻き滾る感情がすべて流入し収束したかのような、ン十年の人生でマックスのエレクトをしてた。
はたして処女膜というモノが、どの程度で破れてしまうものなのかはわからない。
しかしタンポン派なら月に何度かは、棒状のモノを挿入してるわけで、たぶんそう簡単にロストしてしまうモノでもないだろう。
ぬむむむむッ……。
それでも細心に細心を重ねつつ、とびっきりの集中力を発揮して、蕩けそうに柔らかな粘膜に、鈴のアソコよりもずっとしっかり毛の生えた太い指をゆっくり咥えさせていく。
第一関節。
「ンゥウウッ」
クリア。
ぬにゅにゅッ……。
第二関節。
「あ、はッ、ああ」
クリア。
けっこう伸縮性に富んでるというか丈夫にできてるらしい。
さしたる抵抗もなしに、根元まで呑み込まれた。
深々と突き立てられたオッサンの指を、イケメンの指だと勘違いさせられてる粘膜は、侵入してきた異物を健気に初々しく締めつけてくる。
「やぁああン……ん……ダメ、ダメ、一夏、そんな、……そんな奥まで入れちゃ……ダメ……」
自分で捲るみたいに持ち上げて、スカートの裾をギュッと握り締めてる鈴の、下半身を見つめる瞳は情欲に濡れて潤んでいた。
雨でもなければ汗でもないぬめる水滴が、太腿を滑ってポタポタとカーペットにしたたり落ちる。
「んふぁッ!?」
ヴァージンのヴェールが傷つかないよう気遣いながら、けれど電脳世界のチートを信頼してピストンを開始した。
にちゅッ・ぬちゅッ・じゅちゅッ……。
ひくつく処女粘膜に包まれた中指を蠢かせ、繊細かつ大胆なリズムで出し入れさせる。
ソースはAV。
飽きさせないようピンクローターを真似るみたいに小刻みに震わせたり、指先でデリケートでナイーブな浅瀬付近を軽く引っ掻いたりしてみた。
「ン、んふッ、ふ、ふ、んンッ、あッ、あッ、あッ、ああああッ!!」
切なげに響く少女の嬌声。
頬をピンクに染めて甘く喘ぐ鈴に征服感を刺激されつつ、粘っこい水音を大きくさせながら刻むリズムを性急なモノに変えていく。
オスであるならエキサイトせずにはいられない。
本能剥きだしの荒々しい指遣いで、まとわりつくヴァージンの粘膜をえぐった。
「……もっと……い、一夏、もっと……もっと激しく……もっと激しくクチュクチュしてぇ!!」
いったいナニを口走ってるかよくわかってないかもしれない。
でもそういうときこそ漏れるのが本音。
はしたないおねだりに中指ファックの出し入れはさらに、過激にヒートアップして思春期の未成熟な肢体を責め立てた。
プシャアアッ。
「あッ……あッ……あふぁッ!!」
びっくりするほどの愛液が手指を濡らす。
快楽中枢を零落白夜したエクスタシーによって、オレの腕に抱かれピーンと背を反らせた鈴のヒザが、ふいにカクンッと折れ前のめりに倒れた。
「おおっととと!?」
心地よい重みを頬をだらしなく緩めながら咄嗟に支える。
そうだろうなとは思ってたが、この瞬間はっきり確信することができた。
アレってやっぱり演技してくれてたんだなぁ。
これまでお相手してくれた自称含むJKは、意外にちゃんとしたプロ意識があったのかもしれない。
リピートを狙っての営業努力でもあるのだろうが、客に対しての気遣いというサービスがプライスレスでできてる。
彼女たちのやさしさに感謝だ。
そしてそれと同時に教えてやりたい。
オレ、できたよって。
「はぁはぁはぁ……んふ……」
四肢から力が抜けぐったりしてる鈴を抱きしめながら実感する。
羨ましくない。
ヤツらを憎む気持ちはもう……ちょっとだけなくなっていた。
初めての彼女を初めてイカせたというこの感覚。
青春チートのイケメンにしか許されないリア充というモノなのかと、収縮をくり返す鈴の粘膜を味わいながらニヤケ顔で噛み締めた。