アスナのコピー 作:パーレ
作品に登場する事件は、すべて架空のものです。フィクションとしてお楽しみください。
金小時成(かねこ ときなり)という名前の31歳の独身の小太りの体型の男が居た。
時成は大学卒業後は、大企業のシステム開発部で働いていたが、入社8年目の時に開発中のハッキング防止アプリに起きたトラブルを、時成のせいにされた事に腹を立てて退職した。もちろん、退職金はなかった。
トラブルの原因は、社長の親戚の新入社員だったが、社長の指示で会社ぐるみで時成に責任を押し付けられた。
大企業と言っても役職のある者は、社長の親族がほとんどなので、身内をかばう傾向が強かった。
時成は、その出来事で性格は曲がって自暴自棄になった。
8年間働いて貯めた貯金があったので、一年程定職に就かずにふらふらしていた。
そんな折に時成は、結城明日奈と出会った。
明日奈は、恋人の桐ヶ谷和人と一緒に、レストランに来ていた。
時成は、明日奈の美しさに一目惚れをした。
スパゲティを上手に食べたり、笑顔が可愛いかったりと全てを脳内に強く記憶していったを
だが、明日奈と和人が恋人同士であることに雰囲気ですぐに気付いた。
「ぐっ」
時成は、和人を遠目に睨みつけてから、レストランのトイレに隠れながら、ノートパソコンで店のサーバーをハッキングして、レストランの防犯カメラを操作して、明日奈が写っている部分の動画をコピーした。
作業が終わってから、レストランから5キロほど離れた場所にある自宅に向かった。
時成の自宅は、元々は別荘地帯だったので、隣の家まで20メール以上離れている。
地域の活動が年に一度の意見交換会があるだけなので、家の外でよほどの事をしない限り周囲に怪しまれたりはしない。
「ちっ!彼氏がいやがったか!」
時成は、明日奈の写っている防犯カメラの映像をVRゴーグルを使って仮想空間に入ってから見る。
「はっ〜可愛いなぁ~」
時成は、明日奈の情報をハッキングアプリを使って探す。
SAO事件で、閃光のアスナと呼ばれて活躍した過去が分かった。
「へっ〜。アスナちゃんか♪可愛いだけじゃなくて、強いんだね」
時成は、とても良い表情になった。
「病院のデータと学校のデータは〜頑丈なセキリティだね♪」
時成は、SAO事件の帰還者学校のセキリティを時間を掛けて、ハッキングが発覚しないように破っていった。
名前 結城明日奈
誕生日 9月30日
身長/体重 160cm/47kg
B/W/H 80/59/82
ある程度データを収集していくが、時成は、個人のデータを得るだけでは満足しなくなっていった。
「アスナの全てが欲しい!」
帰還者学校の正門の防犯カメラの映像をハッキングして、アスナの姿を眺めながら色々と策をめぐらした。
「誘拐して、監禁する!」
時成は、異常な考えに取り憑かれた。
「アスナちゃんと二人きり♪最高じゃないか♪」
時成の笑いは、仮想空間の中で響いていた。
次の日に時成は、落ち着いて考えてみた。
「実際に誘拐するのは、リスクが高いな。そういえば、SAO事件の時のバックアップデータが何処かに存在していると聞いた事があったな。約2年間閉じ込められた空間!そこには、アスナちゃんのゲーム内の行動履歴があるのでは!」
時成は、都市伝説かと思ったが、あるゲーム会社のサーバーをハッキングしてみると、ソードアートオンラインのバックアップデーターを見つる事に成功した。
「マジで見つかるとは!」
だが、バックアップデータは膨大で復元は、時成の自宅のパソコンでは不可能だった。
「まぁ、莫大な量のデータだからな~大企業が使うようなサーバーじゃないと復元しても、データの管理が出来ないよな」
時成は、1年前に辞めた会社のパソコンとサーバーを使えば、復元してデータの管理も可能ではないかと考えた。
システム開発部のデータに侵入して、会社の予定を確認すると、研修旅行で3日間業務が止まる事を知った。
「3日間もあれば、ハッキングしてゲームデータを復元するとこが出来る!サーバーは、8年間使ってない予備のサーバーを使おう」
時成は、研修旅行中の会社のシステムに侵入してから、ゲームデータの復元を行った。