※この作品はR-18です。

寄生端末人形肉オナホ   作:べっこう飴02

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2 山中加奈(人格擬態)

あれから、帰宅した後、疲労もあって、シャワーを浴びた後

泥のように眠りについた。

時間は既に午前零時近くになっていたし

あれ以上夜更かしすれば次の日の仕事に差し支える。

いざ目を覚ましてみれば、昨晩の出来事……

彼女の身体を味わった時の興奮だけは、焼きつくように鮮烈に残っているが……

同時にあれは、現実の出来事だったのだろうかと疑わしくもなってきた。

 

思い返してみれば、どうにも現実感がなさすぎる。

雷に打たれて、可笑しなスライムを吐き出して

それが偶々雨宿りに居合わせた中学生の少女を乗っ取って操り

公園で青姦と来たものだ。

今朝出勤のために、件の公園の近くを通ったが

雷が落ちた筈の大樹には全くと言っていいほど損傷は見られなかった。

人に話せば、溜まった男が見た白昼夢と嗤われてもおかしくはないし……

実際俺もそうではないかと、思いはじめている。

スマホに、問題の少女……山中加奈、だったか――の

連絡先が、残っていなければ、だが。

 

……その事が頭から離れてくれないせいで

今日はろくに仕事も手につかなかった。

上の空になった調子を皮肉られ

上司にねちねちとした小言を言われてしまう始末。

それでも仕事を何とか片付けて、帰路へ着く。

 

丁度日は落ちて、あたりが暗くなってきたころ、あの公園の近くを通り過ぎる……

無論、そこにあの少女がいたりはしない。

はあ、とため息をついて足を動かしているうちに

気が付けば、安アパートの自室に帰宅していた。

居間にあぐらをかいて座り込み

改めて、スマホに残った、彼女の連絡先の番号を注視する。

ここにかけてみれば……はっきりする筈だ。

あれが白昼夢の類なのか、現実の出来事なのか。

……まあ、いざとなれば間違い電話だ、と言って誤魔化せばいいと……

自分を落ち着けて、通話ボタンをタップすると

数回の呼び出し音の後に、繋がった。

 

「はい、山中ですけど」

 

スマホ越し聞こえる声は、昨日耳にした少女の、山中加奈のものだ。

もしもし、と呼びかけると屈託のない声が返ってくる。

 

「――あれその声、ご主人様?もうかけて来たんだ。別にいいけど」

 

おまけにこちらを、ご主人様と呼んできた。それも一言声を聞いただけで。

どう続けたものか、とこちらが言い淀んでいることにかまわず

あちらは平然と話かけてくる。

 

「また私の身体を使いたいから連絡くれたんだよね?

まあ、私はあんたの端末だしそれは構わないんだけどさ。

今からだと、ちょっと無理そうなんだよね。

昨日帰った時間、午前零時近くだったじゃない?

それでお母さんとお父さんにこっぴどく叱られてさ。

部活終わって帰ってきたばっかりなんだけど……

今日はもう家から出られそうにないんだよね」

 

どうしても、って言うなら、こっそり抜けて、無理してでもそっち行くけど――

と、続けた加奈を慌てて制止する。

正直、無用のトラブルを起こされると困るのだ。

昨日やった事が周囲にバレただけで、俺の人生は終わる。

 

「うーん、じゃあさ、明日土曜日だけど、ご主人様休み?

私は部活で朝練があるんだけどさ。

昼前には終わると思うし、こっちから連絡するよ。

帰りにあそこの公園寄っていくから……そこで待ち合わせでいい?」

 

いやまあ、確かに明日は休みだが……いろいろと加奈には聞きたいこともある。

それでいい、と返すと、安堵したような声で加奈は続けて来た。

 

「あーよかった……こっちもご主人様と繋がってないからさ。

今ご主人様が何して欲しいかとか、わかんないんだよね。

まあ、明日会えば、また繋がると思うけど」

 

何というか、またいまいち意味が分からないことを言ってくる。

それはどう意味だ、と尋ねて返したが……

 

「それは明日会えばわかると思うよ。それじゃ、またね」

 

ぶつり、と電話が一方的切られる。

しばし何か置いてきぼりにされたような

釈然としない気分でに憮然としていたが……

気持ちを切り替えることにしよう。

とりあえず、夕飯食って、風呂に入って……今日はさっさと寝よう。

明日の為にも、体力は温存しておいた方がいい。

 

 

◇

 

 

翌日、スマホに入った連絡を受けて例の公園に向かうと

例の大樹の下で加奈が一人で待っていた。

土曜日の昼前の時間だが、彼女の他には全くと言っていいほど

公園に人気はない。

公園の遊具は老朽化と、予算……

ついでに、子供がけがをしたらうんたらかんたら……

と言った類の親のクレームによりとうの昔に撤去された。

さらには子供が騒ぐ声がうるさいという

これまた近所の老人のクレームにより、運動も禁止。

残っているのは古ぼけたベンチと公園の中央に生えている大樹

さらに離れた隅っこにある公衆便所だけだ。

ベンチの方はいつ撤去されるか分かったものではない。

結果、ごく偶に暇を持て余した老人が散歩に来るぐらいで、ご覧の有様だ。

 

「あ、ごしゅ……おじさん、こっちこっち!」

 

一昨日と同じく髪を後ろリボンでまとめあげ

白いセーラーに、紺のスカートの学制服を身に着けた加奈が手を振ってくる。

学生鞄とスポーツバッグを肩から下げているのは、電話口で聞いた通り

部活帰りにここへきたからだろう。

今の時間に、ご主人様、と呼ぶのは拙いと思ったのか、途中で言い直しながら

こちらの姿を認めるなり、笑顔を作って駆け寄ってきた。

すると訪れるのは、目の前の少女と俺の頭の中がカチリとはまって

繋がるような感覚。

 

「うん、ちゃんと来てくれたんだ!それにちゃんと繋がったし……良かった」

 

一昨日加奈の記憶が断片的に頭に流れ込んできたときの感覚に似ているが

あの時ほど強烈なものではない。

すでに形が出来上がっている接続口に

すんなりとコネクタを差し込めたような……

なんというか、安定感がある感じがする。

深いところで繋がって、彼女を手足のように動かせるような

確信に近いものがある。

 

「おじさん、社会人みたいだしさ。

急な仕事とか入ったりして、もしかしたら今日は来てくれないかも

って心配してたんだよ」

 

近寄ってきたことで、加奈の姿を、改めてよく見る。

……山中加奈の容姿は、非常に整っているが、目を引く理由はそれだけではない。

一昨日は真夜中なのでよくわからなかったが

近くで見ると加奈の健康的な肌の色は白いセーラー服に良く映える。

彼女が持つ活発な雰囲気と相まって

人目を引き付ける明るい魅力を引き出しているようだ。

 

「んー、ちゃんと日焼け止めは塗ってるんだけどね。

私的には、もうちょっと白くならないかなあって。

美白液とかさ、もっといいやつとか使えば違うんだろうけど

そんなに高価いやつとか買えないし……

あ……ねえ、それよりさ、ここで話を続けるより

場所移したほうがいいと思うんだ。

今の時間だとさ、人目に付くかもしれないじゃん?

いや、今はがらがらだけどさ。昼間だし……おじいさんとか散歩に来るかも。

あ、おじさんの家でいいよね、それともまたここでしたい?」

 

加奈の容姿を改めて観察したこちらの感想に対して

そっけなく返すと、加奈は腕を絡めてきた。

制服越しではあるのだが、大きな胸が腕に押し当てられる。

……言葉にしていない思考に、返答を返されるやりとりには、既視感がある。

一昨日の時のように、俺の思考、願望、欲望が、加奈に伝わっている?

さっきの感覚の正体――繋がる、というのはこれの事か。

 

「うん。言ったでしょ、会えばわかるってさ。

だからおじさんが私に何をしたいのか、して欲しいのかはよーくわかってるから。

ちょっと急いで行こうよ、ね?」

 

半ば強引に、引っ張られるようにして歩き出す。

案内するまでもなく、俺が帰ろうとしている帰宅のルートも

伝わっているのだろう。

加奈が向かう先は、俺が住んでいる安アパートの方角だった。

一々言葉にせずとも動いてくれるのは、便利ではあるが、違和感もある。

 

「あー……結構近かったんだね、このへんか、おじさんの家。

これなら歩いて来れるかな」

 

といっても、時間にすれば数分とかからなかった。

俺がたどり着いたアパートの、借りている部屋の鍵を開けると

加奈が続いて入る。

 

「それじゃ、ご主人様のお家に、おじゃましまーす!

――うっわ、汚っ、あーもう……足の踏み場、ほとんどないじゃん。

ちょっとは片づけなよ。

敷きっぱなしの布団……は、まあ、ちょうどいいかな」

 

加奈は呆れた声を出しながら、部屋の中を見回してくる。

確かに散らかっている自覚はあるが、ここまで言われる筋合いはない。

それに、歩けないほどでもないと思うが。

 

「うっかり散らばってるものとか

踏んずけて壊しちゃいそうって言ってんだけど!

ねえ、ご主人様、男の一人暮らしの部屋ってこんななの?」

 

加奈はまったくもう、と床の上に乱雑に置かれていた物品を寄せてどけて

学生鞄とスポーツバッグを置くと

部屋の中に入れば、もう隠す必要もないという事なのか

とくに口はばかることなく、ご主人様と呼んでくる。

……そういえば、一昨日の別れ際からその呼び方だが、何でまた?

 

「え?そりゃご主人様、女の子を自分のモノにした

分かり易い呼び方みたいなので私に呼んで欲しいって思ってたでしょ。

私の知ってる言葉で、わかりやすいやつが

『ご主人様』って言葉だった、ってだけ。

気に入らないなら、他のに変えるよ?」

 

つまりは、俺のせいだと。いや、別にそれはいい、と返しつつ

正直、人形のような一昨日と、現在の快活な少女の姿のギャップが凄まじい。

今の彼女に、あまりストレートに欲望をぶつけるのも憚られる気がする。

どうしたものか、と溜め息を吐くと……

加奈は踏み込んで、吐息がかかりそうな距離まで近づいてきた。

お互いの瞳を覗き込めるほど、近い距離になり、ふと気付いた……

何となくではあるが……表情こそ豊かだが、目の奥に意思の光が宿っていない……気がする。

 

「……それよりさ、いい加減限界なんでしょ。私の身体、使う?

ご主人様と繋がってるからわかるけど……

本当は、公園にいたときから、ずーっと私にいろんなことしたくて

しょうがなかったんだよね?」

 

つう、と自らのぷるんとした桃色の唇をなぞり、舌なめずりをして。

 

「口でしゃぶる?また臭くて喉に引っかかるやつ、いっぱい飲ませたいんだよね?

いいよ、ぜんぶごっくんしてあげるから。

舌でオシッコの穴ほじって残ってるのも吸い出してあげる」

 

ぎゅう、とセーラー服に包まれながらも、豊かな双丘を

自ら強調するように鷲掴みにして。

 

「胸で挟む?おとといの時は、できなかったもんね。

ふふ、さっきは外だから腕に押し付けてあげるくらいしかできなかったけどさ……

これ、気になってたんだよね?

正直さ、学校の男子連中とか……

顧問の男の先生とか、隠してるつもりだろうけど

視線が鬱陶しくてしょうがないんだよね。

特に部活の時間とかさ、陸上ウェア着てる時とか、思いっきり見てくるの。

……ホント勘弁して欲しいよね、マジで。

でも、ご主人様は特別だから。好きなだけ揉んだり吸ったりしていいよ?」

 

紺色のスカートに手をかけて、めくり上げて、簡素な白いショーツを見せつけて。

 

「おまんこ使う?緑色のアレが吸い取ってくれるから、生で膣内に出し放題だよ?

じっくり使って、私のおまんこにおチンポの形、覚えさせて欲しいな。

それとも、お尻の穴とか使っちゃう?大丈夫だよ。

お腹の中のうんちもその気になればキレイに掃除できるしさ。

もし裂けたりしても体は直せるから……

結構便利なんだよ、緑色のアレ。あ、言ってなかったっけ、これ」

 

ああ、俺は勘違いをしていたようだ。

 

「制服は、脱いだ方がいい?

それとも、着たままがいい?何してもいいし、どんなことでもするよ。

私はご主人様の端末だからね。

『肉オナホ』を使った『オナニー』くらいに考えてくれていいよ」

 

先ほどまで感情豊かに姦しく騒いでいたからか、気付かなかった。

「山中加奈」の元の人格に擬態している、というだけで……

本質的には、一昨日の人形のような彼女の状態と、変わりはしない。

俺の欲望を満たすために、俺が望むとおりに振る舞い、淫らな言葉を吐いて

意のままに動いてくれる。

むちゃくちゃにしてやりたい。加奈の身体を貪りつくしたい。

今のこの瞬間、こいつは俺だけのメスだ。

 

「りょーかい。お母さんには、友達と外でお昼食べて寄り道してくるって

言ってあるからさ。

時間ならたっぷりあるよ……んっ」

 

にひ、と明るい笑顔をうかべ、加奈は俺に抱き着いて

やや背伸びをして唇を重ねて舌をねじ込んできた。

舌で歯の裏側をぞろり、となぞるように舐め上げてから

こちらの舌の根元から絡みつけてきて吸い付いてくる。

お互いの唾液をかき混ぜながら、一昨日は味わう余裕がなかった

彼女とのディープキスを堪能する。

 

「ちゅ……んっ、んむっ……」

 

加奈の口から送り込まれてくる唾液の味は甘い……

いや、というか、うっすらとではあるが、何か知っている味がする。

何の味だったか、と漠然と考えながら、目の前の少女の瞳を覗き込んだまま

にちゃにちゃと音を立てて、此方からも舌から絡めて返し貪り続け……

俺が興奮で痛いくらい肉棒がズボンの中で勃起していることを察して

ん、と目を細めて加奈の方から唇を離すと、唾液が糸を引いて垂れ落ち

あらら、とそれを指で拭う。

 

「……あー、さっきのね

部活の休憩時間に、スポドリ飲んだからそれの味かも……

気分壊しちゃった?」

 

いや、むしろ、加奈を汚しているような感じがしてより興奮する、と答えると

そっか、と呟いた加奈が俺の下半身へと手を伸ばしてくる。

ズボン越しに触れられた股間が、びく、と反応してしまうのを抑えられない。

射精に至らない程度に、優しく撫でまわしながらにんまりと笑って

問いかけてくる。

 

「やっぱり、もうぱんぱんだね。最初はどこで出したい?

口で出す?それともいきなりおまんこ?」

 

どうしようか、と少し考えると

視界の隅に、投げ捨てられた加奈のスポーツバッグが映る。

ああ、そうだ――せっかくだから。

 

「えー……やっぱり変態だね、ご主人様。

じゃあちょっと着替えるからさ、バッグ取ってくれる?」

 

ふと思いついた、陸上ウェアを着た加奈としたい、という望みをくみ取って

制服に手をかけて、脱ぎだし始め、着ぬずれのと共に

上着、スカートがぱさり、と床に脱ぎ捨てられる。

スポーツブラと白いショーツだけを残して身に着けた加奈は

俺が差し出したスポーツバッグを受け取ると、意地の悪そうな笑顔で笑う。

 

「あ、今着てる下着も脱いで、直にウェア着るからさ。ご主人様もそろそろズボン脱げば?」

 

スポーツブラを外すと、ボリュームのある乳房がぶるんと揺れ

白いショーツをずり下ろすと、つるりとした割れ目が露に。

手慣れた様子でバッグから目的のユニフォームを取り出し、着用していく。

数分後には、加奈は赤と黒を基調としたデザインの

セパレート型の陸上ウェアに身を包んでいた。

ボリュームのある胸をむっちり詰め込んだ上のウェアと

はっきりと尻のラインが判別できる下のウェアが目に眩しい。

 

「あーあ、ガン見しちゃって……はい、お好きにどーぞ」

 

ぐい、と胸を突き出すように張って、俺に見せつけるようにする。

誘われるがままに手を触れさせれば、ウェアの生地越しに

乳房の弾力が伝わってくるようだ。

両の手でぐにぐにと手の中で歪む加奈の乳房の感触を愉しませてもらう。

陸上ウェア姿の彼女にそれをしていると

また一つ、加奈を征服したような満足感が味わえる。

 

「ん……っ、いいよ、ご主人様に、愉しんでもらうために、着たんだからさ。

おっぱいもお尻も、おまんこもどこでも触り放題だよ。

でも……触ってるだけでいいの?」

 

そんな言葉とともに、加奈は俺の股間に視線を向け、そこがズボンの下で窮屈そうにしているのを見て取ると、にぃ、っと笑みを深める。

無論、それだけで済ませるつもりはない。

強いて言えば、一昨日できなかった胸を使ってしてみたいのだが

ただこのままではすぐ暴発してしまいそうだ。

時間の余裕もある事だし、できるだけ、じっくりと楽しみたいのだが……

 

「ふぅん……へぇ……んー……そっかそっか。

あ、まだ脱いでなかったんだ、私の着替えに夢中だったもんねえ」

 

と、何やら検分しながら納得したような声を漏らしながら、ズボンに手をかける。

ベルトを外され、ずりおろして、顕わになった下着を突き上げる肉棒をやんわりと握りしめる。

 

「してあげようか?今、ご主人様がしたいと思ってるやつをさ……

上手くできなかったら、ゴメン、なんだけどさ」

 

加奈の言葉に、俺はこくりと首を縦に振って、胸から手を離した。

下着も脱がされ、ぼろん、と飛び出してきた肉棒に

跪いて加奈は顔を寄せて、ふう、と吐息を吹きかける。

僅かな刺激でも、敏感になっている肉棒には十分で、不規則に跳ねてしまう。

 

「ふぅ~~っ♥ほぉ~ら……

ちょっとふーってしただけでこんなにびくびくしてる。

確かにこのまま挟んだら、すぐ出しちゃってもったいないよね。

……それじゃ、最初にがっつり口で抜いておこうかなー。

無理そうだったらすぐ出したかったら出してもいいけど……

できるだけ我慢したほうが気持ちがいいと思うよ」

 

びくびくと跳ねる肉棒に手を添えて、その先端に唇を這わせる。

ちゅう、と窄めて吸い付いたと思うと

そのまま滑らせるように、ゆっくりと口の中に含んでいくと

そのまま舌先でちろちろと唾液を塗り込む様に亀頭を愛撫してくる。

くびれにも舌を這わせて、喉奥まで肉棒を受けいれて、竿にまで舌が這わされる。

喜悦を表情に滲ませて、肉棒にしゃぶりつく加奈の姿は

一昨日見た、無機質な搾り取るようなフェラチオとは別種の魅力を持っていた。

肉棒が蕩けそうなほど気持ちがいい。

射精へ欲求が一気に高まっていくのを感じながら、必死に歯を食いしばる。

 

「んふ……ひんぽ、ひもちい?れも、もうひょっとらぁまんしれ……

ちゅうっ……」

 

不意打ちのように尿道口から滲み出続ける先走りを吸われて

思わず腰を引いてしまう。

しかしそれでも加奈は逃がさないとばかりに

腰に抱き着くようにしてより深く、肉棒を飲み込んでいった。

上目遣いに、こちらを見つめながらの、激しいものではない

ねっとりとからみつくような丁寧な舌遣い。

肉棒の至る所を舐め溶かすように、舌の腹を這わせて擦り付けてくる。

こちらの限界をしっかりと把握して、射精しそうになると

舌の動きを止めてゆるやかに吸い付いて……

落ち着きかけたところで、また舌を使い始めて責め続けるのが繰り返される。

引き伸ばされ続ける快感にまだ味わっていたい、という思考と

早く解放されたい、という矛盾した思考で頭がどうにかなりそうだ。

 

「ふぅ……っ、ぷぁ……ん、ご主人様のおちんぽ、すっごく美味しいよ……?

いくらでも舐めていられるくらい……」

 

一旦口を離し、ちろり、と唇を舐めて、ひくひくと痙攣を続ける肉棒に

蠱惑的な視線を注ぐ加奈。

まだ幼さの残る顔に浮かぶ淫靡な表情に、背筋にぞくり、とした感覚が走る。

人形のようだった時には、はっきり不味いと言っていた事を考えると

これは俺を喜ばせるためだけの仕草だ。

擬態させた加奈の人格を、己の性欲を煽り、処理させるために使っているのだと

実感させられて、どうにも興奮が止まらない。

 

「どうするご主人様?まだ、続けていい?それとも出したい?……

決められないなら、続けちゃうよ」

 

そんな問いかけとともに、んあ、と口を大きく開き、再びぱくりと

喉奥まで肉棒をくわえこんで、舌を這わせ始めた。

 

「んっ……むぅ……んちゅ……れろっ…ちゅ……ちゅ……」

 

口内でうねる舌は、裏筋をちろちろと、ゆっくりと舐め上げる。

鈴口をゆるゆると舐めて、やさしく肉棒を吸い上げて……

じわじわと、快感を蓄積させて、けっして絶頂には至らせない。

確かに気持ちはいいのだ。

暖められた蜜の壺にでも、肉棒が漬けられているかのようだ。

ただ、射精したいという欲求だけ積み上げられて、際限なく膨れ上がって行く。

尿道をやや強めに、舌の先でちろちろとつつかれて

視線が合った加奈ににんまりと……

もっとして欲しいが、出したい。

いつまでも舐らせ続けてやりたいのに耐えられない。

ああ、駄目だ、もう耐えられない。出させてくれ、頼む。

 

すると、それに気づいたのか、加奈は再び動きを止めると

ん、と目を細めて応じて、俺の顔を見上げてきた。

ゆっくりと舐るようだった舌遣いが徐々に激しいものへと変わっていき

唇を締め付け、頭を前後させて竿を扱き始める。

吸い付きは頬がへこむ程強烈になり、搾り取るような口技

一昨日味わったような激しいそれに移行した。

異なるのは、表情が淫蕩に、蕩けていること。

 

「んっ!じゅっ、んぢゅっ、んっ、じゅぽっ、じゅる、ちゅうううっ、じゅるっ、ふぅ~っ!」

 

もみくちゃにされるような舌遣いに音が鳴る程の強烈な吸引力

目の前がちかちかするような快感に

限界まで陰嚢に溜め込まれていた精液が、肉棒の中を駆け上がっていく。

激しく頭を振って唇で竿を根元から扱き

そして、射精寸前の肉棒を喉まで受け入れた。

 

「んぶっ!?ん~っ、ふ、ぐう……っ、ふ、じゅる、じゅぞぞぞぞぉ……っ♥」

 

どく、どくと脈動しながら、勢いよく発射された大量の白濁が

加奈の小さな口に飲み込まれていく。

散々焦らされたおかけで限界まで濃縮された精液の濃厚さにむせかけながらも、

強烈な吸い上げにより射精の快感を倍増させながら

加奈は陶然とした表情で、吐き出されたすべてを喉奥で受け止めて

胃に収めていく。

射精が終わっても落ち着かない肉棒に強く吸い付いて

ちゅぽん、と唾液に塗れたそれを吐き出した。

 

「ちゅううっ……んくっ、んっ、ん……っぷはぁ……っ♥

ぷるぷるした濃いの、たくさん出したね、気持ちよかった?

喉にひっかかって飲むの大変だったんだけど」

 

強烈過ぎる快感の余韻にふらつきながら、

まさかここまでできるとは、と肩で息をしながら、加奈にぼやく。

すぐに出すのは勿体ない、出来るだけ長く、口の中で舐って搾り取って欲しい

という願望を汲み取って

暴力的な快感でありながら、加奈が媚びる様に肉棒と精液を貪る姿は

征服欲も満たしてくれた。

妙な充足感で満たされ、癖になってしまいそうだ。

 

「んっ、えほっ……

さっき、頭の中に流れて来た、ご主人様の知識にあったやつを真似しただけだよ?

上手く行ったみたいでよかったけどさ。

私は、ご主人様がして欲しいことをしてるだけ。

おととい、私に知らない単語をしゃべらせたりとか

意識せずに言って欲しいことをさせたりしたでしょ?

それの延長みたいな感じ。

後は今、元の人格に擬態して行動してるからね。

感情の表現とかで、いろいろ幅が出せるから」

 

加奈は何でもない事のように……やや飲み下した精液にむせながら言ってくる。

そもそもが、ただの偶然だし、何故このような事が起きているのか

原因は不明のままではあるのだが。

今この瞬間は……加奈が手に入って、本当に良かった、と思ってしまった。

こんな優秀な肉オナホ、手放せるわけがない。

こうしているだけでも、新たな情欲が沸き上がってくるようだ。

 

「んふっ、褒めてくれてありがと……でも…まだもの足りないんだね……

びくびくしてるけど、固いまんまだし

そんなにおちんぽ、このおっぱいで挟まれたいんだ?」

 

加奈は陸上ウェアの上着をめくり上げ、年齢に似合わぬ大きな乳房をまろび出させる。

先ほどのフェラチオによって、すでに固く勃起していた、薄い桃色の乳首がふるりと揺れる。

自分の胸に唾液を口から垂らして、胸の谷間から塗り広げるようにしてから

両手で左右の膨らみを、見せつけるように寄せ上げた。

 

「じゃあ、ここに挟んじゃうね。

……うっわ、胸の中ですごいどくどくいってる。

……さっき、結構強めに絞ったんだけどなあ」

 

そう言うなり、俺に見せつけていた双丘の谷間に、肉棒が飲み込まれる。

ぎゅう、と左右から圧迫されて、肉棒を柔らかいものがを包み込む。

温かく、吸い付くいてくるような肌触りの肉に包まれる心地よい感触とともに

揉みつぶすようにずりゅずりゅと上下に動かされる。

ボリュームのある柔らかすぎる弾力の肉が密着し

加奈の唾液を潤滑油に竿を擦り上げる度に

視覚的な興奮も相まって、快感が直接脳髄に叩きこまれるようだ……

強めの搾精奉仕で、吐き出していなかったら、耐えられなかったろう。

 

「ちゃんと気持良くなれてるみたいだし、まだ余裕がありそうだね。

もう少し強くするよ?

それと、先っぽも舐めてあげる……ん、れろぉっ……」

 

加奈がむぎゅう、と乳圧を強めて、胸を寄せ上げて肉棒を扱くペースを上げながら、谷間から覗く亀頭に、舌を這わせる。

ぬめりを帯びた舌の感触が加わり、じわじわと快感が重ねられていく

彼女がの手で、胸に肉棒を挟んでこね回すように扱き

唾液をたっぷり滴らせた舌で

収まりきらずに覗く亀頭を舐めまわされる光景はたまらないものだが

射精への猶予があるおかげで耐えられる。

先ほどの口での搾精奉仕では、じっくり楽しむ余裕がなかったが

加奈が陸上部の活動で使用しているユニフォームを着用させ、奉仕している光景。

彼女自身の言葉を借りれば、だが……同級生の男子や、顧問の教師がいくら望んでも見られない光景を、俺だけが見ることができる。

 

「れろ……じゅぷ……れる、ぴちゃ……

そうそう、あいつらにはいくら頼まれたって……んっ、れろっ……

こんなことは、れろっ、絶対してやらないんだから……じゅぷ、れる……

ご主人様が命令するなら別だけど……

ちゅうっ、そういう趣味とか、あったりする…?

れる、じゅる……」

 

舌で亀頭を舐りながら、快感に反応し、びくびくと跳ねる肉棒の竿を

押さえつける様に乳圧をかけて扱きながら、

独占欲を煽る為か、悪戯じみた表情で、こちらを見つめながら

問いかけてくる加奈。

無論、わざわざそんな事をさせるつもりは微塵もない。

加奈の身体を使えるのは、俺だけだ。

 

「ちゅううっ……♥ん、ありがと。それじゃそろそろ、本気で搾りにかかるね♥

ご主人様専用の『パイズリ肉オナホ』に、いっぱい出して。

また、全部飲んであげるからさ……れろおっ……あむっ♥」

 

加奈は左右の胸を持ち上げるようにして、より深く、亀頭を丸ごと咥えこむ。

そして、唇を窄めて舌で舐めまわしながら吸い付いて、乳圧を高めたまま

激しいストロークで乳房を激しく上下させて肉棒を責め立てた。

彼女の唇の中の温かさと、捏ねまわすような乳での愛撫に

高まっていく射精への衝動を、堪えることなく委ねる。

見たいのだ。加奈が自らのモノを貪り、精を受け止める姿が。

 

「ちゅぽっ……あはぁ……♥『パイズリフェラ』でおっぱいに挟まれながら

おちんぽストローにして精液直飲みするとこ、見たいんだ?

いいよ、そのまま、濃ゆいの……思いっきり口の中に、注いで、んむっ♥」

 

上目遣いにこちらに視線を合わせた加奈が、一瞬だけ唇を離して

微笑み懇願し、再び咥える。

その言葉に、最後の一押しをされ、限界を迎えた俺は

そのまま精液を口の中にぶちまけた。

 

「うぶっ!?んぐぅううっ……ちゅうぅ……ちゅっ、ちゅうううっ♥」

 

谷間に肉棒を押し付けながらしごき、決して離すまいと

必死に亀頭に吸い付いて、びゅるびゅると吐き出される精液を飲み下していく

加奈の瞳が潤み、頬が紅潮し、悦楽に蕩けていく。

乳圧に絞り出されるように続く射精を、赤子のように

夢中で受け止める姿は最高だ。

 

「んぶうっ♥ちゅうううっ、ちゅうぅ……んふぅ……

ごくっ、こくっ……んく、ん、こく……ん……

っぷはあっ!……んぁ……精液飲み過ぎて……お腹がたぷたぷなんだけど……

げっぷがでそう……

っていうか……まだ勃ってるんだ……したいんだね、おまんこで。

陸上ウェアの私とセックス♥」

 

そこそこに時間がかかった射精を受け止めきり、ようやく吸い付いていた亀頭から

唇を離した加奈が、精液の匂いが染みついた息を荒くし、熱っぽく囁いてくる。

先端が唾液で濡れて、まだ収まらない勃起したままのそれを撫でる様に

愛おしげに擦って。

履いている下半身を覆うウェアをずらして、片足の膝に掛けたまま脱ぎ

敷きっぱなしの布団に倒れる様に仰向けになる。

見せつける様に大きく股を開いて

緑色の粘液が溢れ出る割れ目を指で広げて、俺を誘う。

 

「おとといは私が上だったけど、今日はご主人さまが上になってよ。

勃たなくなるまで、ここに注いで……いいよね?」

 

加奈が広げているそこは、まだ一昨日見た時と変わらぬ

綺麗なピンク色を保っている。

しかしその割れ目からは、愛液ではなく

彼女を操るどろどろと緑色の粘液が零れており……

彼女が主人の寵愛を受けるために媚びる、俺の端末

意のままに動く人形となってしまったことを示している。

上着のウェアはめくりあげられ

ぷるんと揺れる大きな乳房がむき出しになったまま。

男を誘う身体も、元のそれをなぞり擬態した人格も、人間としての尊厳も

全ては主人の性欲を煽り、吐き出させるための道具。

その、いやらしくも、不様ともいえる加奈の姿に、一気に支配欲が湧き出て来た。

 

「ほら……きて……加奈のオナホまんこ使って

いっぱい出して、ご主人様ぁ……♥」

 

媚びに満ちた、甘い声を出して、誘いをかけてくる加奈に応じ

彼女の上に覆いかぶさる。

どろどろに溢れ出る緑色の粘液に塗れた割れ目に

肉棒を押し当てて、体重をかけて肉の壁を押し除けて広げ、挿入していく。

亀頭のくびれが膣壁を摺り上げる感触が気持ちがいい。

すこし捻じ込む度に、溢れる粘液を潤滑油のかわりに、根元まで収めると

膣肉全体が、絡みつくようにしめつけてくる。

正直きついが……一昨日処女を奪った時ほどではない。

 

「んっ…あ、あぁ……あはぁっ、きた、来たぁ……♥

私のオナホまんこに、ご主人様のおちんちん、入ってきた……♥」

 

待ち望んでいたものを迎え入れ、加奈が歓喜の声を上げる。

正面から組み敷いた彼女のその表情は、快楽に蕩け

心の底から悦んでいる様にも見える。

ふと、これも擬態なのだろうな、と思うが……

彼女の淫靡な姿がもたらす視覚的な刺激は

そういった疑念をあっさりと塗りつぶし興奮に変えてしまう。

まあ、今更躊躇することもない。

先ほどの、口や胸を使った奉仕の時だって、そうだったのだから。

ただ俺は、加奈の身体を使って快楽を貪るだけだ。

 

「んっ、あ……んぁ……ふぁあっ……♥」

 

腰を引いて、ゆっくりと抽送を始めると、すぐに粘膜同士の摩擦による快感が

背筋を駆け上がっていく。

委ねる形で俺を受け入れる加奈の上で腰と腰を叩きつけるように

激しく振り続ける。

生ぬるく暖かな肉に、締め付けられる形で包まれ

もたらされる、腰を砕けさせるような快感。

口腔や胸での奉仕とは別種のそれに、酔いそうになる。

未だにこなれきっていない肉の壁による締め付けは

気を抜くとすぐに漏らしてしまいそうだ。

 

「ああぁ……いいよぉ、これえぇっ……

ご主人様の、おちんぽ……やっぱりいいよぉ♥

もっと、物みたいに使ってぇっ、激しくしてえっ

いっぱい突いて、犯してえっ……♥」

 

加奈が喘ぐたびに、むらむらと目の前のメスを犯してやろうと嗜虐心に駆られ

より強く腰を打ち付ける。

肉棒で肉の穴を抉る度に、膣内がすこしづつこなれて

俺を受け入れるようにな形に変えていく征服感。

それによりもたらされる、より強い快感で頭が焼ききれそうだ。

俺の動きに合わせるように、彼女の身体も跳ね、肉のぶつかり合う音が響く。

既に何度も吐きだした後だというのに

痺れるような甘い感覚が、こみあげてくる。

 

「あ……あっ、あぁっ♥……い、いいよ……我慢しないで、さぁ♥

好きな時に出して……何回でも……私のオナホまんこ、使って♥」

 

容赦のない抽送がもたらす快楽は

既に限界に近いところまで俺を追い込んでいる。

加奈が、それを見計らって、俺の顔を見上げながら

媚びた甘い声で、囁いてくる。

彼女は射精を強請るように、強く膣肉を引き絞り、俺の腰に足を絡ませてきて

ぎゅうと肉棒を奥へと押し込んだまま固定される。

その行為に甘えて……俺はそのまま、彼女の子宮口に亀頭を押し付けたまま

精液を放った。

何度も味わったが、飽きることがない下半身が蕩けるような快感と開放感。

心地よい疲労とともに、彼女の子宮に欲望の証で満たして

尚溢れさせんばかりに注ぎつつける。

 

「ひゃうぅ、でてる……ご主人様の、あつい、精子ぃ……

どくどく、注がれて、なかに、いっぱい……はあぁ……♥」

 

熱い奔流を受け止めた加奈が、悦楽の表情でぶるりと身を震わせ

息を整えながら、蕩けるような笑みを浮かべる。

かなりの量を注いだはずだ。

しかし結合部からわずかに泡立った緑色の粘液が覗く程度で

それがあふれ出る事は無い。

粘液そのものが、注がれた精液を吸収し、加奈の身体が孕むのを防いでいる。

……まったく都合のいい肉オナホだ。本当にたまらない。

 

「……ご主人様、私の膣内で固いままだけどさ……まだ、する?」

 

あれだけ射精を繰り返したにもかかわらず、肉棒は未だ硬度を保ち

加奈の奥深くまで打ち込まれたまま。

彼女の言葉は問いかけの形をとっているが……わかっているのだろう。

確かに、疲労はある。

だがそれ以上に、幾ら吐き出しても劣情が収まる気配がない。

誘うように、淫らに、いいよと笑う、汗だくになった彼女にしがみつくようにして

腰を使い始める。

もっともっと、目の前のメスの身体を貪りたい。

加奈の肉を味わい尽くして、精も根も尽きるまで注ぎ尽くしたい。

まだまだ時間はたっぷりある――

心地よい締め付けをもたらしてくれる肉穴を味わいながら

何度も、何度も彼女を犯し続けた。

 

 

◇

 

 

「ご主人様、お先にシャワー借りたよ。ありがとね?

言われた通り、体拭いたタオルはかごに入れといたよ」

 

濡れてほどけた髪で、スポブラとショーツ……

下着のみを身に着けた加奈が歩いてくる。

先刻まであれほど乱れていた様はどこへやら。

昂りが収まるまで、彼女を犯し続け、ようやく落ち着きを見せたころには

お互いに疲労で碌に動けなかった。

その為、しばらく布団の上で倒れる様に体を重ねたまま

休息をとっていたのだが……

いつまでもそうしているわけにも行かない。

俺から彼女に、まずはシャワーを浴びてくるようにと告げたのだ。

 

「……どうしたの?そんなじっと見つめてきちゃって。

ひょっとして、まだやり足りないとか……?

いや、ジョーダンだってば、ごめんね。あ、ドライヤー借りていい?」

 

まだ疲労が残っているのか、妙に気だるい。

床に座り込んでいる俺の前に立つ加奈に、視線を向けてそこらにあった

ドライヤーを渡す。

仄かに香るシャンプーボディリンスの匂い以外は、なにもしない。

汗と精液の淫臭が染みついた体を綺麗に洗い流し終えたようだ。

少しだけ恥ずかしそうにはしているが、その表情は快活さを前面に押し出していた時のもので、淫靡な雰囲気は一切感じられない。

洗面所にある鏡の前で鼻歌を口ずさみながら、ドライヤーと櫛を使い

髪を乾かしている姿は、まるで、ついさっきまでの痴態がなかったかのようだ。

 

「次は何時にする?したいときに呼んでもらっていいんだけどさ。

必ず来れるとも限らないし……

できれば先に予定とか教えておいてもらえれば助かるんだけど……」

 

乾かし終えた髪をリボンで後ろに括ってまとめつつ

脱ぎ捨てた制服に袖を通しながら

見た目だけは、会った時の姿へと戻っていく加奈の姿。

……本当にこうしていると、ただの快活な少女にしか見えないのだが。

ああ、と応じて答えようと口を開こうとしたが……

いや、駄目だ。

目の前が、ぐるぐるして、体が俺の意思に逆らってふらついてしまう。

 

「って、ご主人様……え、大丈夫、気持ち悪いの?」

 

加奈はこちらの不調を察知したのか

着替えかけの状態で慌てて駆け寄り、俺の背中をさすってくる。

正直に言えば、大丈夫ではない。

最初は疲労のせいかと思っていたが……これは違う。

どんどん地面がぐらぐらと揺れているような錯覚さえする、最悪の気分だ。

喉からせりあがる猛烈な吐き気には既視感があった。

だが、わかっていたからどうなるものでもない。

耐えきれず、嘔吐したものが床にぶちまけられる。

びちゃびちゃと俺の口から垂れ落ちる、緑色に輝く嘔吐物。

それはある意味で、予想していた通りのものではあった。

体表を泡立たせた緑色の粘液の塊。不規則に蠢く、まるで生きているようなそれ。

山中加奈を俺の端末に変えた原因と同じものを、再び俺は吐き出したのであった。

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