イオとの行為を始める前に行った行動。
それは、彼女のトラウマを払拭させるように抱き締める事だった。
屈辱を受けた彼女に対しての性行為を行う際に、その時のトラウマでパニックを起こさせない為に、優しく抱き締める。
密着する事によって、俺の身体に感じる柔らかな乳房や温もりを感じる事で、次第に緊張した表情が和らいでいく。
そして、そのお陰か彼女は徐々にリラックスしていき、やがて穏やかな表情を浮かべるようになった。
「……大丈夫?」
「うん……ありがとう」
落ち着いた様子になったところで声を掛けると、小さく笑みを浮かべる。
それでも、これから始まる行為に対して、僅かな怯えがあるように感じた。
そんな彼女に安心して貰うために、唇を重ね合わせると、舌先を絡ませながらゆっくりと押し倒す。
すると、彼女は恥ずかしそうにしながらも受け入れてくれた。
そのままキスを続けつつ、右手を動かし彼女の胸に触れる。
柔らかくて弾力のある肌触りを感じながらも、指先に感じる乳首の硬さ。
軽く摘まむとビクッと震え、それが可愛らしく思えた。
「んっ……」
少し強めに刺激を与えると声を上げるイオ。
だけど、嫌がっているという訳ではなく、むしろ心地良さそうな反応を見せていた。
そのまましばらく続けていると、彼女は息苦しくなったのか顔を離す。
同時に俺は彼女をゆっくりと床に寝かせると共に、次に顔に近づけたのは、彼女の秘部だった。
「えっ、キド君、そこは汚いよ」
俺が近づいた事で、頬を赤くした。
だが、その秘部は普段から手入れを行っていたのか、彼女の髪と同じ栗色の陰毛が生えており、割れ目からは僅かに蜜液が出ていた。
それを舐める前に、両手を使って左右に広げると、クリトリスや尿道口などが露わとなる。
「ひゃあっ!? ︎」
いきなりの行動に驚いたのか、可愛い悲鳴を上げた。
そんな彼女の反応を見ながらも、まずはクリトリスを口に含む。
「あぁっ!! ︎」
今まで以上に大きい声で喘ぐ。
しかし、それに構わず吸い付くと、舌先で転がしたりしながら責め続けた。
それと同時に、左手でもう片方の突起物を刺激していく。
「だめぇ……こんなの知らないぃぃ」
快楽に耐えているのか、それとも耐えきれないのか分からないけど、体を震わせながら悶えるイオ。
そんな彼女を見て興奮を覚えたのか、俺は更に強く吸ったり甘噛みをしたりしていく。
その結果、彼女は絶頂を迎えたようで、体を仰け反らせ大きく痙攣すると同時に、潮を吹き出した。
「はぁ……はぁ……」
余韻に浸るように呼吸を整えるイオ。
「なんだか、不思議な感じがする。
ここに触られたり、舐められたりしたら、怖かったのに、キド君からされると、なんだかぽかぽかする」
「良かったよ」
「私も気持ち良くなってくれたんだよね? その……嬉しいな」
はにかみながらも笑顔を見せてくれる。
「ああ。次は一緒に気持ちよくなろうな」
「うん」
返事を聞くと、そのままゆっくりと肉棒を彼女の入り口に近づける。
「あっ」
「どうかしたのか?」
亀頭の先が未だに膣内に入らない状態の時、イオは少し驚いた顔をした。
「その、大きさが全然違うと思って、少し怖くて」
屈辱された時の記憶が僅かに出たのだろう。
それでも俺を受け入れようとしてくれているのは嬉しかった。
だから俺は彼女に優しく語りかける。
「大丈夫だ。すぐに慣れるさ」
「そっか、そうだね」
「痛くしないから安心しろ」
「ありがとう」
彼女の頭を撫でてから、改めて挿入を開始する。
ゆっくりと。
亀頭の先に感じる膣肉の感触。
柔らかなそれはとても温かくて心地良いものだった。
そしてついに、カリ首まで入ったところで一旦止まる。
ここから先は慎重にいかないとならないからだ。
「いくぞ」
「うっ、うん」
イオの言葉を聞いた後、腰を前に突き出すようにして一気に奥へと突き入れる。
「あぐぅ!? ︎」
やはり痛みがあったようで、彼女は苦悶の声を上げた。
しかし、ここで止めるわけにはいかない。
ゆっくりだと彼女が辛いだけだからだ。
そうして、なんとか根本まで入ることに成功した。
「はぁ……はぁ……はいった?」
「ああ、全部入ったよ」
「えへへ、やったぁ♪」
嬉しそうな声を上げるイオは笑みを浮かべる。
「なんだか、不思議だよ」
「何が不思議なんだ?」
「だってさ、君のがこの中で入っていると、あの時の恐怖がまるでないんだ」
その言葉と共に膣内がキュッと締まる。
どうやら感じているようだ。
それと共に、俺は彼女を抱き締めながら、キスを行った。
舌を差し込み絡め合う濃厚なものにしていく。
すると、イオも応えるように舌を動かしてきた。
そのまま、しばらくお互いの唇を重ね合い続けた。
それから口を離すと唾液の糸が出来上がる。
それが切れる前にもう一度口付けを行い、今度は軽いものに留めた。その後、俺はゆっくりと腰を動かす。
最初は亀頭だけ残し、そこから徐々に深く挿入するといったものだ。
これは彼女に負担をかけないためである。
また、あまり激しく動かすのではなく小刻みに行うようにした。
それでも快感はあるのか、時折甘い吐息を漏らしていた。
「あっ……んっ……はぅ……ふわぁ……♡」
気持ち良さげな表情を見せてくれるイオに対して興奮を覚える。
そして、彼女の中にある性欲を刺激してあげようと思い、胸に手を伸ばす。
柔らかく大きいそれを揉むと、さらに喘ぎ声が大きくなっていく。
少し力を込めてみると、「あぁっ!?」
という声が上がった。
同時に彼女の身体が震える。軽くイッてしまったらしい。
そこで俺は一度動きを止め、胸を弄り始める。
乳首を口に含み吸い上げれば彼女は可愛らしく鳴く。
それと同時に膣内の締めつけが強くなった気がした。どうやら、かなり感じているようだ。
ならばとばかりに俺は指先で摘まみ上げたりしながら刺激を与えていく。
その度に彼女は小さく跳ね上がり、艶やかな声を上げていた。
しかし、ここで一気に攻め立てては面白くないので焦らすことにする。
胸への愛撫を続けつつ、緩慢とした動作で腰を動かし始めた。
そうしてしばらく続けていくうちに段々と慣れてきたのか、反応が良くなってきたような気がする。
それどころか、俺の動きに合わせて自分からも求めてくるようになっていた。
そんな彼女が可愛いと思った俺はついつい調子に乗ってしまう。
「あぁんっ……もっとぉ……動いてぇ……」
「良いよ。ただし、痛かったりしたらすぐに言って欲しい」
「うん……わかったわ……あんっ……ふぅう……ひゃあああっ!!」
そこから先はお互い絶頂を迎えるまで激しく動くことになった。
イオが先に果ててしまいそうになったところで俺の方も限界を迎えてしまう。
やがて、彼女の子宮口に亀頭を押し当てたまま射精してしまった。
ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を吐き出していく。
それを受け止めたイオは蕩けた表情を浮かべてこちらを見つめてきていた。
「いっぱい出たねぇ……気持ち良かった?」
「ああ、凄く良かったよ。ありがとうな」
お礼を言いつつキスをする。そのまま舌を絡める。
その時の彼女からは、屈辱で受けた恐怖で怯えたイオの恐怖は一切感じられなかった。
そんな彼女に対して、ゆっくりと行為を続ける。