※この作品はR-18です。

異世界脱獄転生   作:ボルメテウスさん

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龍騎

仮面ライダー龍騎。

 

その誕生に対して、カールは驚きを隠せなかった。

 

「なっなんだよ、その姿は。

お前、一体」

 

「さぁ、俺もよく分からない。

実際に、俺がどれぐらい戦えるか、分からない。

けど」

 

そう言いながら、一歩、前に出る。

 

「お前を止める事はできそうだ」

 

同時に、真っ直ぐとカールに向かって、走り出す。

 

「あっあいつを止めろっ!」

 

それを見た瞬間、カールはすぐにゴーレムへと命令する。

 

機国の警備を行い、常に最新の科学によって作成されたゴーレム達は、ベルベット達でも簡単に倒す事ができない程の強敵である。

 

だからこそ、カールは先程、力を手に入れた程度のキドでは勝てないと踏んだ。

 

だが

 

「はああぁぁ!!」

 

気合いを入れた一発。

 

力を込めた拳は、ゴーレムを簡単に倒す事ができた。

 

「なっ」

 

『ソードベント』

 

同時に、キドがまるで手慣れたように、腰にあるベルトからカードを取り出し、腕に装着されている籠手にカードを挿入する。

 

それと共に、空から現れた青竜刀型の武器であるドラグセイバーは、まるで紙を切るように、鋼鉄のゴーレム達を次々と斬っていく。

 

「どうなっているんだよ、こいつはっ」

 

「特典の強さは、魂の強さ。

まさか、彼の強さがここまでなんてね」

 

その戦いを、いや、蹂躙と言える光景を見てシェリーは呟く。

 

「キドが、ここまで強いならば」

 

「まぁ、けど、たぶん」

 

そう安堵する朝田と反対に、まるで予言をするようにベルベットは走り出した。

 

その行動の意味に、朝田が疑問に思うよりも早く、戦いの決着へと瞬く間に近づく。

 

『ストライクベント』

 

鳴り響く音と共に、キドの腕にはドラグレッターの頭を模した手甲が現れ、構える。

 

キドの動きに合わせてドラグレッダーが口から高熱火球を放ち、目の前にいるゴーレムのほとんどを爆殺する。

 

「あっあぁ」

 

その光景を見て、カールは後ろに下がる。

 

「投降しろ。

お前には、もう勝ち目はない」

 

そう、キドは真っ直ぐとカールを睨む。

 

「わっ分かったよ、分かったから、なぁ」

 

そう、キドの言葉に対して、応えるように頷くカール。

 

「だから、そんな物騒なのは仕舞えよな」

 

「本当に、止めるんだよな」

 

「あぁ、勿論だぜ」

 

その言葉を信じたようにキドはそのまま変身を解除させる。

 

それに対して、カールは

 

「本当に、お前はそういう所は馬鹿だよなぁ!!」

 

カールはキドに向けて、口から光線を放とうとした。

 

だが、それよりも早く、ベルベットの拳が、カールの顔に叩き込まれた。

 

「えっえぇぇ!?」

 

突然の事で、驚きを隠せないキド。

 

それに対して。

 

「あんたは、本当に馬鹿だね。

どんなに強くても、相手が攻撃する可能性がある以上は油断はしない!!」

 

「けど、あいつは戦う意思はなさそうだったし、だったら良いかなって」

 

「あんた、人と戦うのはやっぱり向いていないわね。

ゴーレム相手には無双だったけど、人間相手では絶対に戦えないでしょ、あんた」

 

「まぁ、それはその」

 

キドは、それを否定する事ができなかった。

 

「まぁ、そういう所も気に入っているけどね」

 

その言葉に、キドは頬を赤くした。

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