※この作品はR-18です。

エロRPGにTS転生した俺、快楽に身を委ねるかバッドエンド回避か、気持ち♥よすぎて♥困っちゃう♥   作:夕凪カサネ

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第11話 スライムエッチイベント【エロあり】

 俺は瞬時に判断した。

 

 ここでまともに戦ったら、HP1の俺は、たった一撃でゲームオーバーになってしまう。

 

「ええい! ためらってなんかいられないわね!」

 

 剣を高々と掲げ、思いきり必殺技である雷の魔法の名を叫んだ。

 

「サンダーストーム!」

 

 バリバリバリ! と空間に稲妻がほとばしり、剣に向かって集まっていく。それから、剣を振り下ろすのと同時に、ズドーン! とウェアキャットに向かって雷が飛んでいった。

 

「にゃああああ!」

 

 雷を落とされたウェアキャットは、毛を逆立たせ、ひっくり返ると、そのままキュウ! と目を回して動かなくなった。

 

 それと同時に、ピローン、という電子音が鳴り響いて、空中に「経験値5を獲得!」というメッセージが表示された。

 

 やった! 勝った! 経験値も手に入れた!

 

 だけど、それだけだった……経験値5だけでは、レベルアップする気配も無い。それに、このゲームはレベルアップしてもHPが回復するようなシステムではない。最近のゲームは親切設計だから、レベルアップと同時にHPやMPが回復する、というのはよくあることだけど、「稲妻の戦士ヒカリ」は、少なくとも二作目までは、減ったHPやMPはレベルアップでは回復しないのである。

 

 いまだにピンチであることに変わりはない。

 

 しかも、頼みの雷の魔法も、あと一発しか放てない。

 

「宝箱! 宝箱を探さないと!」

 

 俺はダンジョンの中を駆け回り始めた。

 

 時たま、モンスターの姿を見かけては引き返し、あるいは行き止まりにぶち当たって引き返し、迷いに迷って、ようやく最初の宝箱に辿り着いた。

 

「よーし! 頼んだわよ! 回復薬!」

 

 すぐに宝箱に飛びついた俺は、重たい蓋をガコンッと開けた。

 

 たちまち、中から、ゲル状の何かが飛び出してきた。

 

「え⁉ えええええ⁉」

 

 スライムだ。

 

 このゲーム、宝箱からスライムが襲ってくるようなシチュエーションなんてなかったはずなのに……⁉

 

「あ! やあああ!」

 

 なす術もなく、俺は全身をスライムによって包み込まれてしまう。

 

 これはまずい……! このままじゃ、スライムに食われてしまう……!

 

 全身を溶かされることを覚悟し、俺はギュッと目を閉じた。どちらにせよ、HP1でモンスターに奇襲された時点で、詰みは確定だ。

 

 もう終わりだ……!

 

 と、思っていると、いつまで経っても、ゲームオーバーの瞬間は訪れなかった。

 

 それどころか、スライムはグネグネと蠢くと、俺のアソコの穴や、尻の穴へと、侵入を始めてきた。

 

「えええ⁉ あ! ちょっと、やめて……!」

 

 まさか、これって、エッチイベントなのか……⁉

 

 雑魚モンスター戦とかじゃなくて、ただヒカリが陵辱されるだけの、サービスシーン……⁉

 

 スライムイベントなんて、一作目にも、二作目にもなかったじゃないかよおお……!

 

「ひぎ! ひぎいいい!」

 

 尻穴にズイズイとスライムが潜り込んでくる。脳味噌が痺れてしまいそうなほど、苦しい。

 

「あぐううう! やめてえ! 入ってこないでええ!」

 

 俺は精いっぱいの声を上げて哀願したが、意思の疎通が図れるような存在ではないのか、スライムはガン無視して、俺の中へとさらに潜り込んでくる。

 

「う、ひいいいい!」

 

 海老反りになってのけぞり、悲鳴を上げる。

 

 そんな俺の口に、スライムはグニャリと体を伸ばし、割り込んできた。

 

「むぐ……! おぐぅうう!」

 

 泥のような味。精液ともまた違う、なんとも言えない異臭。気持ち悪くて吐き出したくなるけど、どんどん喉奥までスライムは入ってきているので、吐くことも許されない。かろうじて、鼻で呼吸できるくらいだ。

 

「もぐぅう! んぐ! ふぐ! んんぅぐうう!」

 

 ズップ! ズップ! ズップ!

 

 俺のオマンコをスライムは責め始めた。まさかの、このゲームに転生してから最初のセックスを味わうのが、スライム相手だとは思わなかった。しかもアナルセックスまで味わわされている。

 

 二穴同時責め。エロゲーだとよくある光景だけど、実際に自分が女の身で喰らうと、こんなに苦しいものだとは思わなかった。

 

 だけど、そこはさすが、エロボディの持ち主ヒカリ。

 

 俺は、次第に、心地良さを感じ始めていた。

 

(ああ……なんだこれ……やばい、クセになりそう……♡)

 

 あらゆる穴という穴を責められて、頭が芯からクラクラしながら、快楽に溺れていく。

 

「んんぐううう! ぉんんんん!」

 

 何かが体の内奥からこみ上げてきた。

 

 ジェットコースターで高いところまで上がっていく時のような、昂揚感。そして、頂点まで達した時に感じるような、浮遊感。

 

 からの――急速な、落下の感覚。

 

「んぐ! んぐ! んんむぅううううう……!♡」

 

 ふわー、っとどこかへ飛んでいってしまうような、そんな心地良さに、全身が包まれた。

 

(もしかして、これが、女のイクってやつなのか……?)

 

 だとしたら、とんでもなく気持ちいい。

 

 男の絶頂感とはまた違った良さがある。男のは、果てた後は、ただ倦怠感が残る賢者モードとなるのみだが、女のは、なんとも心地良い余韻が残っている。何度でも味わいたい良さがある。

 

 と、犯されながら一人感動していると、急にスライムは俺の体から離れていった。

 

「え……? あ……なに……? なんなの……?」

 

 戸惑っている俺の頭上に、ステータス画面が表示される。

 

 まさかの、HPとMPが全回復した。

 

「な、な、なんでええ⁉」

 

 どうやら、エッチイベントであるのと同時に、回復イベントでもあったようだ。

 

 なんて運がいいのだろうか。俺は、ギリギリで首の皮一枚つながったのであった。

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