エロRPGにTS転生した俺、快楽に身を委ねるかバッドエンド回避か、気持ち♥よすぎて♥困っちゃう♥ 作:夕凪カサネ
宝箱のある部屋を後にした。
スライムに犯されて、すっかり乱れたレオタードを直して、ダンジョンの中を探索する。
まずはレベルアップしていかないと、話にならない。せめて、ウェアウルフくらいとはまともに戦えるくらいの強さになりたい。
慎重に歩を進めていき、曲がり角では、必ず向こう側をチェックするようにした。モンスターがいるなら、戦っていい相手か、まず見極めてから飛び出すようにしないと、次にまたウェアウルフと戦うことになったら、終わりだ。
何度か曲がり角を曲がった後、絶好のタイミングが訪れた。
一体のウェアキャットが、こちらに背を向けて歩いている。いまなら隙を突ける。
「えええーい!」
掛け声とともに、俺は斬りかかった。ウェアキャットは驚き、対処しようとしたが、間に合わない。
一発当てた。ダメージ6。あとどれくらいダメージを与えればいいのかわからないけど、いい感じだ。
「にゃーん!」
ウェアキャットの攻撃で、俺のHPは2減った。しかし、このくらいなら、全然耐えられる。
「やああああ!」
もう一発、剣を当てた。
途端に、ウェアキャットの衣装は破け、おっぱいや股間が露わになった。
「いやあああん!」
戦意喪失したウェアキャットは、その場でへたり込み、動かなくなった。プルプルと震えて、すっかり怯えている。
よし、この調子だ!
俺はレベル上げのため、とにかく弱いモンスターを探し求めて、歩き回った。
※ ※ ※
「ふう、いい感じで、準備が整ってきたわね」
レベルは5まで上がった。
いまや、ウェアウルフといったこのフロア最強クラスのモンスターをも上回る能力を持っている。
HP25 MP18 攻撃力18 防御力16 素早さ15
いける……! これなら、ボスの虎娘レイフーも倒せるはず!
たぶん……
急に俺は自信がなくなってきた。攻略については、攻略サイトを頼っていたし、一周しか遊んでいない。レイフーを倒すのに適切なレベルはどれくらいか、よくおぼえていない。
ならば、もうちょっとレベルアップするか?
いや、このフロアで手に入れられる回復薬は全て回収したはずだ。途中で手に入れた地図もあるから、行ってない場所はすぐにわかる。
残すはボスのいる部屋のみとなっていた。
レベルアップを図れば、モンスターとの戦いも増えてしまう。ウェアウルフと出会ってしまうと、そこそこHPを削られる。二階から先の攻略を考えると、ここであまり消耗すべきではない。
「よし、行くか!」
意を決して、俺は、ボスの部屋の扉を開けた。
たちまち、鞭の音が聞こえてきた。
「そら! そら!」
「あん! ひああん!」
「ふふふ、アソコが濡れてグチョグチョになってるよ♪ やらしいね♪ そんなに鞭で叩かれるのがいいの?」
「いやあああ、もう、許してええ」
「そう言われたって、アソコは喜んでいるじゃない!」
パシーン! ピシーン!
囚われの、裸の女の子が、縄で縛られた状態で、レイフーの鞭責めを受けている。
女の子は、きっとミストの町からさらわれた少女だろう。涙をこぼしながら、いやいや、と首を振っている。
でも、その股間は、愛液を溢れ出させている。レイフーの言うとおり、鞭で打たれて喜んでいるのか。
「そおら! そおら!」
「あひ! あひいいん!」
これがゲームをプレイしているだけの身だったら、単なるサービスシーンで終わる。
だけど、いまの俺は、ヒカリだ。
実際に目の前で、罪もない少女がいたぶられている。そんな光景を見て、黙ってなんていられない!
「ちょっと、待ちなさい!」
「んー? 誰さ、あんた」
レイフーはこちらへ顔を向けてきた。
一回ゲームオーバーになる前に、彼女とは一度会っている。だけど、そのことは、レイフーの記憶にはないようだ。前回の記憶が残っているのは、どうやら俺だけのようだ。
「私はヒカリ! 人呼んで、稲妻の戦士! これ以上、その子にいやらしい真似をするのは許さないわ!」
「へええ、だったら、あんたが代わってくれるの? 鞭の打たれ役」
「だ、誰が、そんな役、やるもんか!」
「強がらないでよ♪ 本当は、うらやましい、と感じているんじゃないの? この子が鞭で打たれているのを見て……」
パシーン! と、もう一発、レイフーは女の子を鞭で打った。
「あひゃああん♡」
不意を突かれたせいか、さっきまでの抵抗はどこへやら、女の子は気持ち良さそうな声を上げる。
「絶対に、倒す!」
「やれるもんならやってみなよ! 逆にあたしのペットにしてやるから!」
レイフーは、ダンッと床を蹴り、わずか一瞬で、俺の目の前まで接近してきた。
むちゃくちゃ速い。
「きゃあ⁉︎」
俺は剣を振り上げ、ガードの体勢を取った。
しかし、そのガードをすり抜け、レイフーの鞭は俺の体にバシン! と叩きつけられた。
肌にヒリヒリとした鞭の跡が残る。
(しまった……!)
レイフーの鞭や爪には、媚薬が塗られている。一撃でも喰らえば、その媚薬で心身を狂わされてしまう。
毒が回る前に、決着をつけないと……!
「ええええーい!」
俺は斬りかかったが、レイフーは素早い足を生かして、巧みに攻撃をかわした。
それから、タン、タン、と小気味よくステップを踏み、俺から距離を取る。
間の悪いことに、ちょうどその時から、俺の体にレイフーの媚薬が回り始めた。
「あ……! くあああ……!」
「はーい、いっちょあがり♪ こうなったら、あたしのペットになるまで、楽にならないよ♪」
レイフーのペット……。
その響きは、とても甘美なものに感じられ、俺のアソコはズキュンと熱くうずき始めた。