エロRPGにTS転生した俺、快楽に身を委ねるかバッドエンド回避か、気持ち♥よすぎて♥困っちゃう♥ 作:夕凪カサネ
いやいやいや、何を考えているんだ、俺は。
▷クーリアとデストラに従う ピッ
クンルンに従う
俺は一番上の選択肢を選び、決定した。
冷静に考えたら、クンルンに従って、その性奴隷となる道は、俺の自由意思なんて存在しない。ひたすら肉欲に溺れて、自分というものを失っての人生を送ることになる。そんなの、いやすぎる。
「とにかく、私に任せて。クンルンも、淫魔王も、アイリも、みんなまとめて倒してみせるから」
「あなたは信用できないのですが……背に腹はかえられないですね」
はあ、とクーリアはため息をついた。相当、俺のことを嫌っているようだが、やむを得ない、といった様子である。ったく、見た目はわりと好みの眼鏡女子だっていうのに、かなりツンツンしてて、困っちまうぜ。
そういう点では、デストラのほうは、もうちょっとフレンドリーだ。破壊神とか言ってるけど、実はけっこういい子なんじゃないか?
「まずは炎の戦士マキナと会いたいわ。どうすればいい?」
「私が直接、あの子のいるところに送り込んであげる♪」
おお、親切なデストラ。俺はこの女神を推す。推すぞ。クーリアはちょっと厳しい。
「ただし、一度送り込んじゃったら、しばらくドゥームの塔には戻れないよ」
「いいわよ、あんなところ、戻りたくない」
「急に姿を消しちゃったら、確実に怪しまれるわ。それでもかまわない?」
「あそこにいたら……どんどん、性の虜に落ちていっちゃうから……」
とにかく、一度、ドゥームの塔を離れたほうがいい。
一作目の世界観は、二作目よりもかなりエロい、と個人的には思っている。それはドゥームの塔が醸し出す雰囲気が作り出しているものだ。閉塞感溢れるダンジョン。二作目は普通の館だったり、神殿だったり、といったバラエティに富んだダンジョンが登場するのだけど、一作目はひたすら石造りの塔の中で完結している。それがまた、退廃的なエロスを導いているのかもしれない。
あんな場所にずっといたら、もう、エロのことしか考えられなくなりそうだ。
ちょっと冷静に戻っている、いまこの時の判断を大事にしたい。
「よーし、それじゃあ、頼んだよ!」
デストラは元気に言って、空間にワープゲートを作り出した。
黒い渦のような円が、空中に現れる。
俺はその中に飛び込んだ。
※ ※ ※
目を覚ますと、そこは蔦や木が生い茂るジャングルの中だった。
コアコアコア、と奇妙な鳥の鳴き声が聞こえる。カエルやら、虫やらの声もする。緑濃い世界を、木の根っこでこけないように注意しながら、草や蔦をかき分けて歩いていく。
少し進んだところで、神殿が現れた。
なんというか、東南アジアとかにありそうな雰囲気の建物だ。廃墟となっているのか、人の気配は感じない。
この中に、炎の戦士マキナはいるんだろうか。
「とりあえず入ってみないと……」
神殿の中に進入してみると、静謐な空気が鼻をくすぐった。意外と中は綺麗だ。ところどころ、草や蔦で覆われているけれど、それがまた綺麗に感じる。
「おーい、マキナさーん。いますー?」
不用心かもしれないが、声をかけながら、神殿の中を歩き回る。
特にトラップとかもなく、歩きやすい空間だ。
「ん?」
ふと、目の前の壁が気になって、目を凝らして見てみる。
いま……なんだか、壁の緑が蠢いたような気が……?
シュルルル!
突然、壁から蔦が伸びてきた!
蔦の先端は、男根の亀頭のように、プクッと膨らんでいる。ウジュウジュと気持ちの悪い音を立てて、先っちょから白く粘っこい液体がドロリと垂れている。これは、蔦というよりも……触手⁉
うん、やっぱり、触手だ!
あっという間に、俺の脚や腕に絡みついてきて、レオタードの中に滑り込んでくる。
「ま、また、エッチな触手なのーーー⁉」
いや、そういうゲームだから仕方がない、とはいえ、いくらなんでも触手責めが多過ぎだっつーの!
って……! ん……! アソコの中に、入り込んできた……!
「ちょ……! やあ……! そんなところに、潜らないでぇ……!」
ズブズブと、触手が膣内に侵入してくる。ドゥームやアイリの触手のように極太ではないので、そこまでキツくはないけど、それでも胎内に感じる違和感は逃れられない。
「くぁぁ……! ん……! はぁ……!」
なんとか、触手から逃れようと、身をよじらせるけど、しっかりアソコに食い込んできていて、全然外すことが出来ない。
ズクン!
いきなり、触手の先端が、俺の膣内で膨らみ始めた。
「え⁉ あ! くはぁあん!」
ミチミチと肉を軋ませながら、俺のアソコを裂かんばかりの勢いで、触手の亀頭は容赦なくどんどん膨らんでくる。どこまで大きくなるつもりなのか、一向に止まる気配は無い。
「やああ! やめてえ!」
俺は、聞いてくれるはずのない触手に対して、哀願をする。無駄な行為だとわかっていても、言わずにはいられない。ドゥームのような知性のある存在ではないだろうから、それこそ本当にマンコを引き裂かれて殺されかねない。
「痛い! 痛いいいい!」
涙をこぼして、首をブンブンと振る。
殺される! 触手に殺される! こんなんなら、エッチな触手でいてくれたほうがずっとマシだった!
助けて! 誰か、助けて!
心の中で助けを求めた、その直後だった。
ドンッ!
触手の一部が、急に炎を上げて、燃え始めた。
「え? え? え?」
戸惑っていると、力を失った触手が、やっとのことで俺のマンコからズルリと粘液をまき散らせながら抜け落ちた。
「よう、大丈夫か?」
現れたのは、紫色のショートヘアに、太ももまぶしいホットパンツという、ボーイッシュな出で立ちの美女。その手には、火炎が宿っている。
まさか、この人が――
「あなたが、炎の戦士マキナ⁉」
「ん? どうしてオレのこと知ってるんだ?」
マキナは、首を傾げた。