2025年3月。
「イ、イヤ…。こ、こんな格好…。あっ、あっ、ダ、ダメ…。もう、イ、イク!!」
部屋には、陽菜の喘ぎ声が響く。
ここは、帆高のアパート。今日も陽菜と二人だけの時間を過ごしている。
クリスマス以降は、陽菜は受験に集中する為、ほとんどの時間を勉強に充て、アルバイトの時間も減らしてはいた。
帆高も陽菜の事を考え、デートは体を重ねる事より買い物や勉強、食事を優先させていた。
そして3月。
陽菜は帆高と同じ東京農工大学に合格した。しかも学部も同じ農学部である。
2024年度から、大学の入学試験は、抜本的に見直しがされた。大学入学共通テストは廃止され、代わりに高校卒業認定試験が導入された。いわば、フランスのバカロレアの日本版である。これをパスした者は、防衛大学校等を除き、どの大学でも入る事が可能になった。
卒業式前の月曜日。久し振りに帆高と陽菜は、放課後デートをしていた。
凪、圭介や夏美達との卒業祝は卒業式当日にする予定だった。
帆高も、陽菜の高校の卒業式と皆での卒業祝に参加するつもりではいたが、やはり〈二人だけの卒業式〉はしたかった。
その二人だけの卒業祝を兼ねた放課後デート、最後は久し振りのセックスである。
「まずは、高校卒業おめでとう。それと、大学進学も…。陽菜」
「ありがとう、帆高」
「今日は、二人だけの卒業祝のパーティーだよ」
「うん」
陽菜が頷くと、帆高は彼女を抱き締め、唇を重ねた。合図の為の、キス。一度唇を離し、再度唇を重ねる。今回は帆高が先に舌を入れた。そして二人は互いの口内を蹂躙するかの如く、舌を絡め合う。
唇を離す。二人の間に引かれた、淫らな銀の糸が、妖しく光る。
そのまま、帆高は、陽菜の制服のスカートを脱がした。更に、白いショーツと靴下も脱がし、彼女の下半身を丸出しにした。既に、帆高は、陽菜の制服のブレザーはハンガーに掛けておいた。
「え、ええーっ!?」
いきなりスカートとショーツを脱がされた陽菜は、慌てて下半身を隠そうとする。しかし、一瞬早く、帆高が陽菜の女性器にキスをした。
「陽菜のあそこって、シャワー浴びてなくても、こんなに良い香りがするんだ…」
帆高はそのまま舌を陽菜の女性器に這わせた。
「ダ、ダメ…。そんな、い、いきなりは」
ほどなくして、陽菜の女性器からは蜜が滴り出した。
「じゃあ早速…」
そう言うと、帆高は机に陽菜の手をつかせ、更にお尻を突き出させた。
「イ、イヤ…。ほ、帆高の意地悪、エッチ、バカ」
「そう言っているわりには、もう陽菜のあそこはビショビショだけど」
「だ、だって、なんか、学校でエッチしているみたいで」
「確かに、制服を着ているとね。しかも上半身は着たままだから」
「もう…」
実際、帆高の男性器は限界までそそり立っていた。
しかし、帆高は陽菜をレイプしたい訳ではない。今回、下半身だけを脱がしたのも、単なる悪戯心からである。
帆高は背後から陽菜に抱き付く。そして左手で制服の上から乳房を、右手でお尻を愛撫する。
「はあっ、あっ、ああんっ…、んっ」
陽菜の喘ぎ声と吐息は、帆高にとって媚薬になる。彼は右手を、女の子の一番大事な部分に伸ばした。そこから滴った蜜が、彼の指先に絡み付く。
帆高は左手を陽菜の乳房から離すと、しゃがみ込み、右手人差し指を女性器に入れた。
「ひあっ…」
「凄いよ、陽菜。もうこんなに…」
「は、恥ずかしいよ…」
「ちっとも恥ずかしい事じゃないよ。陽菜。これはどうかな」
次に帆高は、円を描くかの如くかき回す。
陽菜も感じてきたのか、帆高の前でお尻を振る。
「ああっ、イ、イキそう…」
「イッて良いよ、陽菜」
「あ、あっ、イ、イヤーッ」
「イッちゃったんだ、陽菜」
「う、うん…。次は、帆高ので、イキたい」
「じゃあ、このまま後ろから入れるよ」
そのまま帆高は、限界までそそりたった男性器を陽菜の女性器に挿入した。
しかも、陽菜の高校の制服のブラウスは着たまま、更に立ったままで挿入した。
「陽菜。いつもより、興奮しているんじゃない?」
「も、もう…」
首を横に振りながらも、陽菜はお尻を振って淫らなおねだりをする。実は帆高が焦らしている為でもある。
「あれれ。陽菜のお尻が欲しそうにしているよ」
「そ、それは…。ほ、帆高が、じ、焦らすから…」
「じゃあきちんとおねだりしないと」
「意地悪…」
「言わないと、止めちゃうぞ。どこにどうして欲しいのか」
「もっとして…。帆高のあれで、もっと突いて」
「じゃあご褒美だよ」
そう言って帆高は、律動のピッチを上げた。
但し、帆高は、陽菜に男性器や女性器を意味する言葉を、無理矢理言わせるのは好きではない。というのも、無理矢理言わせるのは、陽菜をイジメている様に思うからである。しかし、ついつい陽菜が男性器や女性器を意味する言葉を言ってしまう事はある。その場合でも、帆高は咎める事はない。陽菜もお年頃の女の子である事を理解しているからだ。勿論、帆高も男性器や女性器を意味する言葉を言うのは避けている。
久しぶりに陽菜を抱いた事もあってか、帆高の律動のピッチは、いつも以上に激しくなり、すぐに射精感が高まる。
「ダ、ダメ…。そ、そんなに、は、激しくされたら…、イ、イク…、イッちゃう」
「お、俺も…、で、出る…!くうっ!!」
帆高は男性器を引き抜くと、陽菜のブラウスの裾を捲り、尻から右の太股に白濁を塗るかの如くぶちまけた。
そしてすぐさま、ティッシュで太股を拭った。
「えっ!?」
「陽菜の制服、汚したくないから…」
「帆高…」
「これで良し。じゃあシャワーに行こうか、陽菜」
「ええ」
帆高の言葉に陽菜は頷くと、ツインテールを解いた。
アパートの浴室は、狭いきらいはあるが、二人で少しでも長く一緒にいられる事が、何よりも幸せだった。
まず先に陽菜が帆高の身体を、次に帆高が陽菜の身体を洗う。その後に髪を洗う。しかし、事には及ばない。浴室の中で事に及ぶと、のぼせる為である。
浴室を出た二人は、丹念に身体を拭く。そして、帆高は陽菜をお姫様抱っこでベッドまで運んだ。
最初はお姫様抱っこを嫌がっていた陽菜だったが、今は平気になった。
陽菜の身体を横たえると、帆高は彼女に覆い被さり、それから唇を重ねた。
合図の為の、キス。一度唇を離すと、再度唇を重ねる。今度は、互いに舌を絡める。口内を蹂躙するかの如く、貪る様に舌を動かす。
唇を離す。互いの間に引かれた、淫らな銀の糸が、妖しく光る。
帆高は右手を陽菜の左の乳房に這わせる。鼓動と温もりが、掌を通じて伝わる。
(追って加筆します)
今回で、「アントールド・ストーリーズ」は終了します。
読んでくださいました皆様、本当にありがとうございます。
ご意見、ご感想頂けましたら、幸いです。