※この作品はR-18です。

天気の子-アントールド・ストーリーズ   作:健さん1224

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今回も新作です。但し、冒頭は「そして、それから」のインターミッションをベースにしています。
イチャラブです。


第3章 初めての…

 東京都は今日も雨である。但し、静かな雨である。

 

 その雨の中、帆高は街を歩いていた。今日は東京農工大学の講義が二講目で終わった。昼食後。図書館で時間を潰す。

 

 新聞に目を通す帆高。

 

 一通り新聞を読んでから、キャンパスを出た。そして街へ出る。

 

 その足は、陽菜の通う高校に向かっていた。

 

 「変わってしまったな…」

 

 街の風景を見ながら、帆高は独り言を口にする。いつもの事である。

 

 川沿いを歩く帆高の耳に、エンジン音が響く。水上バスだけではなく、警視庁のパトロール艇や白バイの代わりに導入されたジェットスキー、海上保安庁の小型艇が往来する。

 

 東京での堤防建設は、着々と進んでいた。

 

 東京湾では、海上自衛隊の呉基地所属の輸送艦『おおすみ』と横須賀基地所属のヘリコプター搭載護衛艦『いずも』が停泊している。ホバークラフトとヘリコプターが、ひっきりなしに現場へと向かっている。

 

 「あれは…」

 

 帆高が目にしたのは、AAVP7。水陸両用のキャタピラー式装甲車。ウォータージェットで水上も進む。

 

 AAVP7は上陸すると、自衛隊の警務科隊員と作業員を降ろし、又水へと進む。

 

 偶々その様子を見ていた子供達が「カッコいい」「凄いぞ」等と、歓声を上げる。

 

 子供達がその場から去った直後。空からも、エンジン音が響いた。飛行艇である。全日空のカラーに塗られた、旅客機型の新明和PPS-1である。

 

 羽田空港はその大部分が水没した為、日本の首都の空港は成田空港に移った。羽田空港は飛行艇や水上機が離着水する事になった。

 

 日本は飛行艇の技術は進んではいたが、数が足りないのが問題だった。日本政府は、新明和にPS-1、US-1、US-2の民間機型の製造を許可、更に、ボーイング社とエアバス社にライセンス生産を許可した。

 

 貨物機型はCが付き、CUS-1、気象観測機はWが付き、WUS-2といった具合に表記される。

 

 飛行艇が遠ざかった後、帆高のスマホが鳴った。陽菜からだった。

 

 陽菜はスマホを持っていない為、連絡は学校の公衆電話からしている。

 

 「帆高?今、どこにいるの?」

 

 「学校の近くだよ、陽菜。もう少しで着くよ」

 

 「うん、わかった。じゃあ、門柱の所にいて」

 

 「わかったよ」

 

 数分後。

 

 「帆高」

 

 「陽菜。お疲れ様」

 

 「ゴメンね。待った」

 

 「いや、たった今着いたところだよ」

 

 「それじゃあ、行きましょ」

 

 「ああ」

 

 今日は二人のアルバイトは休みの為、放課後デートに向かう。

 

 そのデートコース、一般的なデートスポット以外に、帆高のアルバイト先のホームセンターや、陽菜のアルバイト先の書店に行く事もある。

 

 その放課後デート、最後は帆高のアパートである。あのラブホテルで初めて結ばれて以降は、ラブホテル代を浮かすという理由もあり、帆高のアパートで二人だけの時間を過ごす。二人だけの時間の最後は、大抵は言葉ではないコミュニケーション、即ちセックスである。

 

 帆高は陽菜を抱き締めると、唇を重ねる。合図の為の、キス。一旦唇を離し、再度唇を重ねる。

 

 その時だった。陽菜の方から、舌を入れた。それに応えるかの様に、帆高も舌を入れ、互いに絡める。

 

 唇を再び離す。二人の間に引かれた、淫らな銀の糸が、妖しく光る。

 

 既に陽菜は、僅かではあるが、顔を上気させていた。

 

 「どうしたの?陽菜…。陽菜の方から、舌を入れるなんて…」

 

 「帆高、言っていたよね。『セックスは、言葉ではないコミュニケーション』、って」

 

 「うん」

 

 「だから、私が受け身でいるだけじゃ…、と思ったんだけど。どうしたの?」

 

 「びっくりしたんだ。陽菜の方から、するなんてと思ったんだ」

 

 「帆高…」

 

 「そうか。陽菜もお年頃だからね。本で勉強した、とか。クラスメイトと話をした、とか」

 

 図星を突かれた陽菜は、耳まで真っ赤にした。

 

 「別に恥ずかしい事じゃないよ、陽菜」

 

 「うん…。ありがと」

 

 陽菜が頷くと、帆高の右の掌が、陽菜の左胸を制服の上から包み込む。温もりと鼓動が、掌を通じて帆高に伝わる。そのまま彼は乳房を愛撫する。その間も、左手で背筋、腰、更にお尻を愛撫する。

 

 陽菜の鼓動は、前回とは異なり、さほど緊張していない事を帆高は感じ取った。

 

 その右手を、帆高は陽菜の股間に這わせた。

 

 「あっ…、んんっ。そ、そこは…」

 

 下着のクロッチ越しでも、うっすらとした湿り気を帆高は感じ取った。

 

 そのまま帆高は、陽菜の制服を脱がして、下着姿にした。陽菜は、清楚なピンク色のブラジャーとショーツを着用していた。

 

 帆高は、陽菜のブラジャーを上にずらし、乳房を露にする。いきなり手荒に揉んだりはしない。指先でそっと撫でると、ホックを外す。

 

 そしてショーツに手を掛け、そっと下ろしながら、靴下も脱がして、陽菜を全裸にした。

 

 恥毛は、無い。陽菜は普段から手入れしている為、陰部は綺麗な肌色をしている。

 

 「陽菜…。それじゃ、シャワーに行こうか」

 

 「ええ」

 

 陽菜は頷くと、ツインテールを解いた。そして続けた。

 

 「帆高」

 

 「ん?」

 

 「今日は一緒に入るだけじゃなく、その…私の身体を洗って欲しいな」

 

 「えっ?良いのか」

 

 「ええ…。その代わりに、私が帆高を洗うから」

 

 「陽菜…」

 

 「少しでも、恐怖心を取り除きたいし、それに前戯の一部になるから」

 

 「良し。そうと決まれば。但し、エッチはしないよ。のぼせるからね」

 

 「ええ」

 

 帆高の言葉に、陽菜は笑顔で頷いた。

 

 浴室を出た二人は、丹念に身体を拭く。そして帆高は陽菜をお姫様抱っこでベッドまで運ぶ。ラブホテルで初めて結ばれた時から、ずっとそうしているが、陽菜を感じていたいという思いからでもある。

 

 当初、陽菜はお姫様抱っこに抵抗感を持っていたが、今日は帆高にされるがままである。

 

 帆高は陽菜を横たえると、覆い被さった。そして唇を重ねる。

 

 唇を離すと、帆高は、右手で陽菜の左側の乳房を包み込み、指先で乳首を摘まんで転がす。次第に乳首の硬度が増し、屹立していく。

 

 同時に、右側の乳首を舌先で転がす。陽菜の喘ぎ声が、部屋に響く。そして唇で包み込み、きつく吸う。唇を離すと、帆高が言った。陽菜の乳首が、妖しく光る。

 

 「乳首、立っているよ」

 

 「ひあっ…、あっ、ああんっ、ダ、ダメ…」

 

 「陽菜のオッパイ、柔らかくって、暖かくって、最高だよ」

 

 「そんな事言わないで、帆高…。私のオッパイ、そんな大きくないし」

 

 「大きさなんて、関係ないよ、陽菜。本当に、いつ見ても魅力的だよ」

 

 「もう…、エッチ…。そんな事、言わないで…」

 

 「だって、ほら」

 

 そう言って帆高は左の乳首を摘まむ。

 

 「ああっ…!!イ、イヤッ…!!」

 

 そう言って陽菜は身体を捩る。

 

 「次は…」

 

 帆高は、陽菜の女性器に右手を伸ばす。溢れ出した蜜が、帆高の指先に絡み付く。

 

 「もう、こんなに…」

 

 「は、恥ずかしいよ…」

 

 「ちっとも恥ずかしい事じゃないよ、陽菜。感じている事の証だよ」

 

 そう言って帆高は、陽菜のクリトリスを親指の腹で、女性器を人差し指で刺激する。

 

 同時に、右の乳首を舌と唇で、左手で右の腋、背筋、腰、お尻を巧みに愛撫する。

 

 「ひあっ!!ダ、ダメ。そんなに、そんなに、同時にされたら…。怖い、怖いの…。あっ、あっ、い、いや、いやああああああああっ!!」

 

 突然陽菜が叫ぶと、激しく痙攣した。今までにない反応だった。

 

 「はあ、はあ、はあ、はあ…」

 

 「陽菜、凄い反応だったね」

 

 「なんだか、凄く気持ち良かった…」

 

 「そうか、イッたんだ」

 

 「今のが…?」

 

 「うん。前より感じていたからね」

 

 「帆高…」

 

 「でも、イク事を覚えたら、もう痛くなくなると思うよ」

 

 「え、ええ」

 

 「じゃあ、入れるよ」

 

 「お願い…、入れて」

 

 陽菜が頷くと、帆高は男性器を女性器に挿入した。

 

 拒絶反応は無く、スルリと飲み込まれたが、帆高はやはりどこかきつく感じた。一度帆高は、女性器から男性器を引き抜いた。

 

 「えっ?どうしたの?」

 

 「これならどうかな」

 

 そう言って帆高は、陽菜を四つん這いにさせた。

 

 「え、ええっ!?う、後ろから」

 

 「ああ」

 

 「何か、は、恥ずかしいよ」

 

 「確かにね。陽菜の可愛い、大きなお尻と、お尻の穴を見ている訳だから」

 

 「もう、エッチ」

 

 そう言う陽菜の女性器から滴り落ちた蜜が、シーツに淫らな染みを作る。

 

 「じゃあ、入れるよ」

 

 「う、うん」

 

 そう言って帆高は、再度陽菜の女性器に男性器を挿入した。

 

 「くっ!んっ…、ああん!」

 

 「陽菜、大丈夫?痛い?」

 

 「ううん、痛く…ない。ゴメンね。ちょっとびっくりしたの」

 

 「なら、動くよ、陽菜」

 

 「え、ええ」

 

 陽菜が頷くと、帆高は腰を動かし始めた。締め付けは正常位よりはきつくなく、かつ大量の蜜のおかげもあって、スムーズに動く事が出来る。

 

 帆高は陽菜の乳房に手を伸ばした。そして揉みしだく。

 

 「くっ、んんっ、ほ、帆高…。好き、大好き。あっ、あふっ、んっ、ああんっ!!」

 

 「陽菜、この方が合っているみたいだね」

 

 「帆高…」

 

 「だって、前は痛がっていたのに、今回はしゃべって、喘ぎ声も聞かせてくれて」

 

 「そ、それは…」

 

 「良いんだよ。こうして、俺達が本当にセックスを楽しいと思えるんだから」

 

 そう言って帆高は、陽菜の乳首を転がす。

 

 「んっ、ああっ!!ち、乳首をそんなに…」

 

 更に帆高は、陽菜のお尻を揉みしだく。次に腰を掴みながら腰を動かした。

 

 そして帆高は、陽菜の女性器に右手を伸ばし、クリトリスを捏ねながら腰を動かした。

 

 「陽菜のクリトリスを…」

 

 「んっ、ダ、ダメ、あひっ!!」

 

 陽菜のクリトリスを刺激する度に、彼女の締め付けはきつくなる。

 

 「あふっ、あんっ」

 

 「陽菜、締め付けが…、さ、更に…」

 

 「ひぐっ、あっ、あん、あんっ…!!も、もうダメ…、ダメなのぉ!!」

 

 「俺も、そろそろ、で、出そうだ」

 

 「帆高、なら、だ、出して…」

 

 「くうっ…!!」

 

 「いっ、あっ、あああああんっ!!」

 

 陽菜が臨界点を突破すると同時に、帆高は男性器を引き抜き、左の尻朶と太股の付け根に白濁をぶちまけた。

 

 「凄い…。帆高の、熱いのが、こんなに沢山…」

 

 「陽菜の中、凄く気持ち良かったから」

 

 「帆高…」

 

 「それに、俺達、一緒にイケたからね」

 

 「う、うん。私も、気持ち良かった…」

 

 そう言って陽菜は、満足そうに頷いた。

 

 帆高は、陽菜の身体に付着した白濁を丁寧に拭った。

 

 「それじゃ、シャワーに行こうか」

 

 「ええ…」

 

 陽菜が頷く。二人は、汗を荒い流す。

 

 二人は身体を乾かし、身支度を整えてから、帆高のアパートを出た。

 

 帆高はスマホで雨脚レベルを確認する。

 

 「今日の雨脚レベルは、2か」

 

 「そうなの」

 

 「うん。今日は時間も早いから、夕食、一緒に作ろうか」

 

 「ええ」

 

 「後、凪センパイの勉強もみたいからね」

 

 「うん、ありがとう。宜しくお願いします」

 

 「お願いするのは、俺の方だよ、陽菜」

 

 「はい」

 

 そう言って陽菜は笑った。帆高も笑った。

 

 天気よりも、大事な人を選んだ二人の笑顔が、そこにあった。

 

 つづく




次回も新作です。
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