東京農工大学での講義を終えた帆高は、今日も陽菜が通う高校へ向かう。
今日は二人共にバイトは無く、放課後デートである。
帆高は大学に真面目に通い、ホームセンターでのバイトもきちんとこなしていた。二人共にバイトがある日は勿論、陽菜のみのバイトの日でも、帆高が陽菜の通う高校に迎えに行く。
一方の陽菜も、高校に通う傍ら、書店でアルバイトをしていた。
二人のアルバイト先のホームセンターと書店はほど近い。但し、毎回、必ず帆高が陽菜を迎えに行く。営業時間の関係で、必ず先に仕事を終えるのは帆高である為だ。バイト後は必ず陽菜を送る。時々、スーパーに立ち寄ってから帰る事もある。
一方、陽菜もバイトのシフトが入っていない日は、帆高の通う東京農工大学に行く。
但し、陽菜はスマホを持っていない為、必ず高校の公衆電話から帆高のスマホに連絡を入れる。帆高は大学の時間割のコピーを陽菜に渡しており、帆高の講義中に連絡が来る事はない。
いつも通り、門柱で待っていると、帆高のスマホが鳴った。陽菜からだった。
「帆高?今、どこにいるの?」
「学校の門柱にいるよ、陽菜」
「うん、わかった。そのまま待ってて」
「はい」
数分後。
「帆高、お待たせ。ゴメン、待った?」
「俺も今着いたばかりだよ、陽菜」
「それじゃ行きましょ」
「ああ」
今日も東京都は雨だが、雨脚レベルは2との事で、それほど強くはない。
その足で二人は放課後デートに向かう。そして最後は、帆高のアパート、即ち、言葉ではないコミュニケーション、つまりセックスである。
帆高は陽菜を抱き締めると、唇を重ねる。合図の為の、キス。一旦唇を離し、再度唇を重ねる。今度は互いに舌を絡める。
唇を再び離す。二人の間に引かれた、淫らな銀の糸が、妖しく光る。
既に陽菜は、僅かではあるが、顔を上気させていた。
帆高の右の掌が、陽菜の左胸を制服の上から包み込む。温もりと鼓動が、掌を通じて帆高に伝わる。そのまま彼は乳房を愛撫する。その間も、左手で背筋、腰、更にお尻を愛撫する。
その右手を、帆高は陽菜の股間に這わせた。
「あっ…、んんっ。そ、そこは…」
下着のクロッチ越しでも、うっすらとした湿り気を帆高は感じ取った。
そのまま帆高は、陽菜の制服を脱がして、下着姿にした。陽菜は、清楚なピンク色のブラジャーとショーツを着用していた。
帆高は、陽菜のブラジャーを上にずらし、乳房を露にする。いきなり手荒に揉んだりはしない。指先でそっと撫でると、ホックを外す。乳首は、綺麗なピンク色をしている。
そしてショーツに手を掛け、そっと下ろしながら、靴下も脱がして、陽菜を全裸にした。既にショーツには、陽菜の蜜で淫らな染みが出来ていた。
「もうこんなに…」
そう言って帆高は、陽菜にショーツのクロッチを見せた。
「は、恥ずかしい…。そんな、見せないで…」
「ちっとも恥ずかしい事じゃないよ、陽菜。感じている事の証だから」
「うん…」
恥毛は、薄い。陽菜は普段から手入れしている為、恥毛は無く、陰部は綺麗な肌色をしているが、ここ数日は手入れをしていなかった為、僅かに恥毛が生えていた。
「陽菜…」
「帆高…」
そう言って陽菜は、ツインテールを解いた。
浴室では、二人は互いの身体を洗う。但し、髪は自分で洗う。又、浴室では事には及ばない。浴室ではのぼせてしまう為である。
浴室を出た二人は、丹念に身体を拭く。そして必ず、帆高は陽菜をお姫様抱っこでベッドまで運ぶ。ラブホテルで初めて結ばれた時から、ずっとそうしているが、陽菜を感じていたいという思いからでもある。
帆高はベッドに陽菜を横たえ、唇を重ねる。
唇を離すと、帆高は、右手で陽菜の左側の乳房を包み込み、指先で乳首を摘まんで転がす。次第に乳首の硬度が増し、屹立していく。
同時に、右側の乳首を舌先で転がす。陽菜の喘ぎ声が、部屋に響く。唇を離すと、帆高が言った。
「乳首、立っているよ」
「ひあっ…、あっ、ああんっ、ダ、ダメ…」
「陽菜のオッパイ、柔らかくって、暖かくって、最高だよ」
「そんな事言わないで、帆高…。私のオッパイ、そんな大きくないし」
「大きさなんて、関係ないよ、陽菜。本当に魅力的だよ」
「もう…、エッチ…。そんな事、言わないで…」
「だって、ほら」
帆高は陽菜の乳首を集中して責める。
「ああっ…!!イ、イヤッ…!!そんなにされたら、ち、乳首が取れちゃうっ…」
そう言って陽菜は身体を捩る。
「次は…」
帆高は、陽菜の女性器に右手を伸ばす。初めて、陽菜の恥毛に指先が触れた。
「ゴメンね。帆高…。今日はあそこの毛、剃ってなかったね」
「構わないよ。確かに、『剃ると清潔で、感度も良くなる』って、本に書いてあったけど。こういう、ありのままの陽菜も魅力的だし、それに…」
「それに…?」
「無理矢理俺が剃るのは、趣味じゃないから」
「もう…」
そう言って陽菜は頬を膨らませた。
そのまま指先を女の子の大事な部分に入れる。溢れ出した蜜が、指に絡み付いた。淫らな水の音が、部屋に響く。
「はあっ…、ああんっ…」
「あそこだけじゃダメかな。胸と、こっちも」
そう言って帆高は、再度右側の乳房を舌で、左手で背筋から腰、お尻を愛撫する。
「ダ、ダメ…。そんな、同時に、す、するなんて…」
髪の毛を振り乱す陽菜。だが、快感には勝てない。陽菜の身体は、あっさりと臨界点を突破し、大量の潮を吹き出した。
「ああっ、ダ、ダメ。イ、イヤ。で、出ちゃう!!あっ、あああっ…!!」
「陽菜、イッたんだね」
「う、うん…。帆高…、凄かった…」
「ほら」
そう言って帆高は、陽菜に右手を見せる。溢れ出した蜜と潮が、妖しく光る。
「こ、これって」
「陽菜のあそこ。洪水みたいになっているよ」
「は、恥ずかしいけど…、気持ち良かった…」
「そうか」
「次は、私が…」
「陽菜が…?」
「私が、帆高を。それに、今日は危険日で、ゴム無いから…」
「うん…」
「じゃあ、帆高が、横になって」
言われるまま、横になる帆高。
帆高の男性器に、陽菜の右手が伸びる。最初の頃は、怯えていた陽菜だったが、今はそれほどではなく、彼の男性器を包み込んだ。指と掌の感覚が、帆高には心地良かった。
それから、軽く手でしごいた。
「つっ…」
軽く仰け反る帆高。
「あっ、今、ピクンって…」
笑みを浮かべながら、帆高の男性器を愛撫する陽菜。
「じゃあ、そろそろ…」
そう言うと、陽菜は帆高の男性器を両手で包み込み、先端を舌先で刺激した。それから、唇で包み込んだ。
「ええっ!?ひ、陽菜…?」
帆高の問いに陽菜は答えず、彼女は男性器を愛撫する。
「はむっ…、レロッ、ちゅぶちゅぶ…」
淫らな音が、部屋に響く。
しばらく愛撫してから、陽菜は唇を離した。
「どうかな…。手や口でするのって、こんな感じで良かったのかな…」
「うん…。良いよ、陽菜」
「それにしては、表情が気持ち良くなさそうだけど…」
「まさか陽菜がしてくれるとは思っていなかったから、ビックリしたんだ」
「だって、帆高が私を気持ち良くしてくれるから、私もそうしないと、ね」
「陽菜…、くっ…!」
再度帆高が仰け反る。陽菜の両手の動きが激しくなる。
「ひ、陽菜…。そんなに激しくされたら」
「帆高、激しくされたら、どうなるの…?」
「そこは男の一番大事な、敏感な部分だから、で、出てしまう」
「良いの。出して欲しいの。帆高に。私をイカせるみたいに」
「で、でも、この体勢だと」
「良いの。ほら、イッて。出して」
「くうっ…。ひ、陽菜っ…!!」
帆高がそう言った刹那。彼の男性器から大量の白濁が飛び出した。
「キャッ!!」
帆高の白濁はその殆どが顔面に付着し、僅かではあるが、陽菜の口に入った。更に指に絡み付く。独特の臭いが、彼女の鼻腔を刺激する。
「こ、こんなに勢い良く…、それにこんなに沢山出るなんて…」
「ゴメン、陽菜。こんなに沢山出して、顔をベトベトにしてしまって…」
「大丈夫。帆高がイク瞬間を見たかったから。それに帆高のだから、平気だもの」
「陽菜…」
「それで、どう、気持ち…、良かった?」
「うん。気持ち良かったよ」
「そう…、良かった…」
帆高の言葉に陽菜は笑みを浮かべて頷いた。そして続けた。
「それじゃあシャワーに行きましょ。それと、お願いがあるんだけど」
「何?」
「私のあそこ、剃って欲しいな」
「陽菜、本当に良いの」
「ええ。お願い」
帆高は頷くと、まずは陽菜の顔の丁寧に拭いた。
浴室にて。
帆高は、陽菜を浴槽の縁に座らせた。そして、脚を開かせる。
その時、帆高にちょっとした悪戯心が起こった。帆高は、陽菜の恥毛を何本か摘まむと、引っ張った。但し、引き抜きはしない。そして陽菜の反応を観察する。
「ヤ、ヤァン。引っ張ったりしないで…」
「陽菜のあそこの毛、引っ張ったらどうなるかな、と思ってね」
「もう…。帆高の意地悪。エッチ。バカ…」
「じゃあ、次は…」
次に、道具一式を確認する。
洗面器、剃刀、シェービングフォーム、タオル。帆高は洗面器にお湯を入れた。
まずタオルを温めると、女性器に当てる。しばしの間蒸すと、丹念に拭く。
次にシェービングフォームを塗る。陽菜の股間は、白い泡まみれになった。
帆高は剃刀を確認した。男性用の安全剃刀である。
「じゃあ、剃るよ」
「え、ええ」
陽菜が頷くと、帆高は彼女の恥毛を剃り始めた。
但し、帆高は、安全剃刀を使った事はあるが、他人に使った事はなかった為、自ずと慎重になった。
恥毛を剃る音が、浴室に響く。
ある程度剃ると、剃刀をお湯で洗う。
暫くすると、陽菜の陰毛は全てなくなっていた。帆高は、タオルで彼女の女性器を拭いた。それから、洗面器のお湯を捨て、中を洗った。
「剃り終わったよ、陽菜。これでよし。ツルツルなのも、魅力的だよね」
「もう…、帆高のエッチ…」
「エッチなのは、嫌い?陽菜」
「そんな事はないよ、帆高」
そう言って陽菜は笑みを浮かべた。
「じゃあ、改めて」
帆高の言葉に陽菜が頷く。
シャワーを浴びる陽菜に、帆高が尋ねた。
「陽菜」
「ん?どうしたの?」
「さっき、手で触ったり、フェラチオをしてくれたのは、どうして?本当にびっくりしたんだ」
「うん。クラスメイトとエッチな話をした時に、話題になったのは確かだけどね。『した事ある?』とか、『彼氏ならしてあげないと』とか。一方で、『無理矢理させる男は最低』、とも言ってたわね」
「ああ」
「それに、いつも、帆高が言っているから。『セックスは、言葉ではないコミュニケーション』、って。受け身になるのも、どうかなって」
「陽菜…」
「いつも帆高が感じさせてくれるから、時には私が、帆高を感じさせないと」
「それで…」
「後、帆高のあれ、怖くないから。最初はグロテスクかな、って思ったの。でも、少しずつトレーニングしたから、今は可愛いって思えるの。私、エッチな女の子かな?」
「そんな事はないよ、陽菜。俺の前でならば、エッチな陽菜も魅力的だよ」
そう言って帆高は陽菜を抱き締めた。
シャワーを浴びた二人は、身体を丹念に拭いた。
それから陽菜のアパートに向かう。今日の雨脚レベルは2で、それほど強くはない。
今日は陽菜が夕食を作るとの事。
「陽菜の夕食、楽しみだな」
「今日、楽しみにしてて」
「うん」
陽菜の言葉に帆高は笑顔で頷いた。
つづく
次回は新作です。
初めて陽菜のアパートで、というエピソードです。