イシュメルガ=リィンでやりたい放題 作:それって
休み明けの貴族生徒の油断を突くような実力考査が終わり、次の行事までは少し猶予がある。Ⅶ組も通常授業に戻り、そこまで忙しくも、そこまで暇でもない。そんな灰色の期間。
早朝の空気が涼しい。俺には9月はまだ"夏"という感覚があるが、トリスタはすっかり"秋"になってしまった。セミの鳴き声も聞こえなくなった。
もっとも、東の保養地ミシュラムでは、今ごろ《特務支援課》の面々がリア充爆発させている頃のはずなので、帝国中央の気候の違いもあるか。
(そういえば、エリィさんに日焼け止めを塗るラッキードスケベイベントがあるんだったな……)
ミシュラムリゾートの経営トップでもあるマリアベルが、彼らにプレゼントしたバカンス。午前中は貸し切りの
そこでは……エリィ、セシル、リーシャという
俺の肉便器であるリーシャについては当然、回避するよう言ってあるが……、いざ刻限を迎えて見ると「もやっ……」としてきた。
……。
はぁぁ……。いくら《弟ブルジョワジー》とはいえ、けしからなすぎるだろ……。
やっぱり邪魔しておけばよかったか……。
「んっ……んっ……ん♥」
女子更衣室のシャワーブースから、女のくぐもった声が聞こえる。
俺は今、そんなイライラを
壁に手をついてこちらにお尻を向ける女を、立ちバックで突く。男なら一度はやってみたい体位だ。バックではキスがしにくいので、個人的にはあんまり好きな体位ではないが、前から挿入するのとは別の感触が楽しめ、征服感を味わえるのは良い。
―――これは
熟考の末、ラウラとの《秘密の稽古》は
女子更衣室は、確かに盲点の聖域ではあった。しかし、問題がすべてクリアされているわけではない。たとえば、通常授業の日の放課後は、水泳部とかち合ってしまう。
《ギムナジウム》は、基本的に放課後~夕方までしか使えないのだが、俺たちⅦ組は他のクラスに比べて
ならば、朝。運動部は職員室で鍵を借りて、朝一で《ギムナジウム》を利用することが出来る。そして館内で朝練なんて殊勝なマネをしているのは、道場を使うフェンシング部の、『打倒パトリック』に燃えるアランぐらい。……アランは、ことあるごとに
と、いうわけで。俺たちは『剣の稽古をしよう』という約束で早起きをし……。普通に稽古をして汗を流した後、女子更衣室で仕上げの生ハメ集中特訓♥というわけだ。我ながら隙の無い、完璧なスケジュールだった。
「んっ……ふんっ………♥」
「はぁっ……♥」
《鍛錬モード》になっているラウラは一生懸命せいやッ♥とおまんこをギュンギュンさせて俺のオチンポにブレイクダメージを与えようとしているが、いかんせん彼女の
ちゅるんっ……にゅりゅう……♥
「ああっ……………むう」
俺のおチンポに抜け出されて不満げなラウラ。俺としては引き締まった腰を掴んで完全に抜ける直前までカリ首が名残惜しげにひだに包まれる絶品おまんこに満足しているが。
「リィン。……ふと思ったのだが、私の腰を掴むのは、
「んー…………それも、そうか?」
「うん。今度は、
ラウラとしては真面目に抗議しているつもりだろうが、俺にとっては思いがけない淫靡な提案。すかさず再度、奥まで挿入すると溜まらず嬌声を漏らす。そして、今度はノーハンドでチンポを抜こうとするが……。
「う、……これは、辛いな」
これでは容易には引き抜けない。
「ふふっ、どうだ……んっ♥」
膠着状態。だが、ずっと力んでいるわけにもいかないはず。
ラウラも俺の《巨イナル一物》の形を鮮明に意識して、感じている。それによって緩む時を狙わせてもらう。
覆い被さり、うなじ付近に顔を近づけると、今まで禁忌していたラウラのフェロモンを思う存分吸い込む。
「スゥー。良い臭いだ、ラウラ」
「んっ、ふう……♥
そ、そのようなことを言って力を抜かせる気だな。その手には乗らないぞ」
臭いは臭いのだが、汗を大量に流したというのにラウラはツンとくるような臭みがないさっぱり系だ。むしろリーシャの噎せ返るような臭さに慣れているのでそこは若干物足りなさすらあった。
俺はラウラの背中や後ろ脇のすじをくんくんと嗅ぎ、マーキングしながら、手持ち無沙汰に重力に引っ張られて宙ぶらりんになっているおっぱいの先端を抓んだ。
「んん!? こ、こら! 胸もダメであろう!」
「いや……目の前にあったらこうするのは男の性だ。卑怯とは言わせないぞ」
「くっ、そういうものであったか……?」
ラウラの乳首を軽く摘まんだり転がしたりしながら揉んでやると、膣壁が僅かに震えた。
そして、少しだけ腰の動きを再開すると、少しずつ引き抜くことが出来た。
ぬぽぉっ……ずぷぅ……♥
ようやく亀頭が僅かに外に出るぐらいのところで動きを止め、再び押し戻していく。
「んっ……♥」
「くっ……!」
だが、それは俺の自爆だったのかもしれない。
その刺激でおまんこの締め付けを更に強化したラウラに俺は追い込まれることとなった。
―――
「……ふぅ……そろそろ、出るぞッ!」
「んんっ、来るがいい……!」
どぴゅー、ぴゅるるるるるっ!!
おっぱいを後ろからわしづかみし、ラウラのうなじの匂いをすーっと嗅ぎながら気持ちよく精液を放出する。ラウラのおまんこは一心不乱に竿を締め付けるので、必然的、俺の精子はラウラの最奥に届かせてもらう。
「うぐっ……んっ♥ はぁ……ふぅ……」
締め付けられながら、俺は背中を弓反りさせ、中出しの感触を味わう。
"女"としてそれを受け止めるしかないラウラ。か弱げに背中を震わせるその姿は、とてもエロかった。
彼女の秘所からチンポを引き抜く。
射精後の気怠さでしばらく放心したくなる。しかし、イシュメルガとしての意識で、うるさいほどの警戒が俺の中を駆け巡っている。ラウラのおまんこもまだ名残惜しそうだったが、これ以上は
―――人を支配する外法を、俺は複数有しているが、しかし、それは万能ではない。
《精液が垂れてきたら自分で後始末する》というような
ラウラに用いている暗示は、リーシャに使ったものと基本的には同じ。これは"枷"の外れた存在には効かないし、七耀教会の高僧や
だから、《黒の工房》の記憶操作術を併用する――《おまんこ鍛錬》中は意識を混濁させ、真面目に稽古をしたように
そのためには、
まことに遺憾ながら、時間ぎりぎりまで中出しハメハメはできない。
「挿れるぞ」
「う、うん……」
ラウラに大股開きのうんこ座りをさせ、持参した膣洗浄器を手早く突っ込んだ。
俺のモノ以外で初めての異物挿入にラウラは不安げだが、これを使えば早く精子を洗い流せる。
それを足で軽く玩びつつ、同時に――――『お掃除フェラ』を仕込む。
「これも花嫁修業だ。歯を立てず、剣を手入れするように丁寧にな」
「っ♥……
旦那様の一物を綺麗に掃除するのは妻の務めである。
顔の前に未だ勃起したままのチンポを差し出すと、息を呑み、恥も外聞も無く、ひょっとこフェラ顔を晒してくれるラウラ。
「ちゅ……れぇ~……じゅぷっ……ずぷっ……」
まずは手を使わず、自身のマン汁で汚れたペニスを精巣の方まで丁寧になめ回した後、最後に竿を両手で持ち、尿道に残った分まで吸い出してくれる。
「玉の部分も少し揉んで欲しい。……あ、優しくだぞ?」
「
今のラウラは俺の
もう精子が出てこないのを確認すると、ラウラは一度口を開いて舌の上に溜めた白濁混じりの唾を見せた。俺が確認すると、口を閉じる。
そしてやはり俺の目を見ながら―――
「っ……………………ごくんっ♥」
もう一度、口を大きく開け、舌を出して、全部飲み込みました♥と旦那様に証明してみせるラウラ。
「よし、偉いぞ」
「んっ、んんっ……♥」
よくできた犬を褒めるように、俺は頭を撫で、口を閉じることを許す。
「お礼の口上も言えるな?」
「うむ、もちろんだ」
促されるとラウラはその場で、姿勢を正し、正座。
そのまま、
「旦那様としての
ともに心より感謝する」
そして三つ指をつき、そんなお礼を言ってくれる。
洗浄器が挿入されたままの膣から、精液の混じった混合液を垂れ流しながら。
その卑猥さにまた男根に血が上ってくる。
「完璧だ。良いお嫁さんになるよ、ラウラ」
「―――ふふ、そうなれるといいが」
顔を上げて、屈託なく微笑むラウラ。
「――――」
その貌に一瞬。レグラムの教会で、白いドレスを着たラウラに口付ける未来を幻視した。
Ⅶ組のみんな、義父となる子爵閣下や、
――――――――――――――――――――――――
9月15日水曜日。
今日は、今年度初の理事会が開かれる日だ。
この日、来ているのは、理事長である
その裏で、俺たちⅦ組は6限目・特別HR。学院祭での《出し物》を決める案出しをしていた。
「――ひとまず、みんなでアイディアを出していきましょう。
なんでもいいので、案がある人は言って下さいね」
クラス委員長であるエマが教卓に立ち、副委員長のマキアスが黒板に板書する。
考えてみると、どちらも眼鏡である。エマは伊達だが。
「「「「……………………」」」」
しかし、誰も手を挙げない。それどころか、半数以上が上の空だ。
「えっと……?」
エマが困ったように苦笑いを浮かべ、マキアスが「君たちな……」と呆れる。
1Fで会議真っ最中の
「フン。貴様の方こそ、下で行われている話の内容が気になっているのだろうが」
「そ、それはそうだが……」
相変わらず、マキアスには当たりの強いユーシス。
「お、リィン。なにかあるの?」
そんな中、俺が真っ直ぐ手を挙げるとミリアムに顔を覗かれる。
……このままだと中々《出し物》が決まらずに、準備が10月に入ってからになってしまう。
さっさと方向性を決めて腹を括るべきだろう。
「ああ。俺たちで――《導力ロック・バンド》をやらないか?」
「ロック、バンド?」
「……それって何?」
反応は様々。ゼムリア世界におけるロック・ミュージックは、帝国ではまだあまり普及しておらず、
どうせバンドをやるんだったら、早いうちから練習したいと思っていた。特に、楽器は練習量がものを言う。セックスと同じく、一朝一夕に上手くなることはないのだから。
前回はエリオットの猛特訓によってなんとか形にはなったが……、普通に考えて、
「去年はトワ会長たちが演奏して、大いに盛り上がったらしい……だろう?」
「まあな……ゲリラ的にやったんで、投票は無効だったが。盛り上がり的には良い線いってたぜ」
「……うん、そっか。悪くないかも。リィンはギターをやってるみたいだし。
アリサはバイオリン、ガイウスはシタールを弾けたんだったよね?
ドラムは……リズム感が必要だから、ラウラが良いかな?」
去年、先輩組が演奏したことを伝えると、クロウが渋々それを認め、《音楽の申し子》エリオットがグイグイきてくれる。エリオットは普段大人しい奴だが、『本当は音楽院に行きたかったけど、将軍である父の猛反対を受けて、音楽関係のカリキュラムもある
「ふむ、私にできるだろうか……」
「導力楽器とはどういうものなんだ?」
「まあ、数曲ならなんとかなるかしら……」
「へーなんか面白そう!」
そんな彼の情熱を見て、演奏組とミリアムの反応は悪くない様子。
「流石に俺たちは手伝うだけになりそうか」
「それなら楽で良いかも」
楽器の経験が無く、サボる気まんまんのユーシスとフィー。考えが甘々だが、こういうタイプには賛成させておいてから後でブラックな仕事を回せばいい。残るエマとマキアスは頑固なところもあるが、Ⅶ組の面々の中では協調性が高い。みんなが乗り気だと断りずらかろう。これはもう、やる流れだ。
(クク、計画通り……)
俺はロックだと
――――――――――――――――――――――――――――――
―――深夜。帝国西部、ラマール州。
ミュゼの元実家――カイエン公爵家が治める帝国最大の領邦。《
俺はその内陸部、歓楽都市ラクウェルを訪れようとしていた。
ラクウェルは帝都からラマール本線で四駅目。鉄路を使っても大体半日掛かる距離なので、当然《精霊の道》を使う。しかし、この近辺には精霊信仰の目印はなく、単純に霊脈上にある大きな隙間に途中下車するイメージでやや強引に転位した。
そうして出たのは北ラングドック峡谷道を少し外れた場所。教官時代、
(導力バイクを使ったら、さぞ気持ちがいいんだろうが……)
今回、タイミングが合わなかったのもあり、バイク関連のクエストはやっていない。
それに……
ラクウェルは、夜の街だ。
中世的な街並みの帝国では珍しく、表の坂道通りには店名を示す
まあもっとも―――表通りから抜けてしまうと、田舎特有のがらんどうが広がっていてメッキが剥がれてしまうのだが。そういう意味では
裏通りに確保してある、猟兵団《ニーズヘッグ》の拠点。
―――マフィアや猟兵のフロント企業が、いかがわしい風俗事業を営むのは古典的な常套手段。厄介客や他勢力に対応するのに
俺は、
《戦争卿》が走らせていたレミフェリア・クーデター計画。その始末は、リーヴを含めた幾人かと分担しているが、《ニーズヘッグ》には
夏休みが終わり、学院生活と掛け持ち。しかも撹乱要因が多数いるので、日中はほとんどまとまった時間を取れない。取れる日はエリゼに会いに行く。今日とてみんなが寝静まった後、《精霊の道》で飛んできていた。その意味で、
「にしても、すごいな、この部屋……」
「あは、カワイイですよね。私、一目惚れしちゃったんでこのお部屋にしました~」
ピンクだ。内装から備え付けのクッションなども含めて、部屋一面が、ピンク一色。それだけでは地雷系女子の部屋だが、間接照明で浮き世離れした雰囲気がでている。フロントのパネルを見るに、部屋ごとに雰囲気が違うようなのだが、この部屋を指定したのは彼女の好みだったようだ。
ショッキングピンクのソファーに座り、まずは仕事の話をする。
「――――報酬は先払いで受け取っていますが、マリアベル嬢には契約を打ち切られてしまいました。申し訳ありませんー」
「ああ、それは
甘ったるい声。ちっとも申し訳なく思ってなさそうな軽いトーンだが、これは彼女の地。
彼女はこの数ヶ月間、リベール王国の工房都市ツァイスに研究員を装って潜入していた。
目的はZCF――
見事、それを盗みだし、
……クライアントへの背任は高ランク猟兵団の暗黙としては到底ありえないムーブだが、今回の場合、《戦争卿》にとっては《ニーズヘッグ》などいくらでも替えが効く捨て駒でしかなく、クロイス家側も世論を扇動するために滅茶苦茶やっているがゆえに生じたレアケースだ。
「《
「はい~、確かに、そんなようなこと、言ってましたね」
クライアントに《カペルⅡ》を渡さなければこの事件は起こらなかったが……クロスベルの導力ネットの脆弱性を受けて、帝国側でも見直しをするはずなので、俺は介入しないことにしていた。
それに報酬は1億ミラと高額案件。《ニーズヘッグ》の維持費としてはありがたい。こういった資金繰りでイリーナやリーヴは当てにできない。一般企業から猟兵団にミラが流れているのが察知されると、各国の反社関連の法律に引っかかって面倒臭いのだ。
《ニーズヘッグ》は現在、カイエン公――ラマール州の領邦軍と契約している。
不要な部隊を抱えているのはそれだけでコストがかかる。数合わせの《胃袋》などの役立たずは
「
「
目の前の女に、今後の全体方針を伝えていく。
概要は
―――面倒だが、世界規模で情勢を考えなくてはならない。
リベールでは先週、《ジェスター猟兵団》の残党が爆弾テロを起こしている。《ニーズヘッグ》はそこにも絡んでおり、セイランド社から
ジェスターの連中も潰しておくべきか、一応検討はした。だが、リベールが平和だと
「―――今回はそんなところだな……
「わかりましたー」
俺の要求に、少女は薄笑みを浮かべたまま、当たり前のように応じてくれる。
女の名は、
見た目は―――《3と9》のナーディアに少し似ている。
上着は厚手の迷彩色マントとベルト付きの長袖ジャケット。なのに下はムチムチの黒いショートパンツ。フィーも旅装ではエロすぎるショートパンツを履いているが……猟兵少女はみんなショートパンツ好きなのだろうか?
彼女は《戦争卿》が好奇心のままに肉体と精神を弄り倒した――というとエロスを感じるが、マッドサイエンティスト的な意味だ――被験体の成功例である。身体の"パーツ"を好き放題付け替えられ、
まあ、一言で言えば、
体内に仕込まれた洗脳チップを破壊すれば、正気には戻るはずだが……身体の方はすでに1年前に改造されており、手遅れだった。下手に暗示だけ解除すると発狂して、面倒臭いなと思ったので、とりあえずの処置として《俺を《戦争卿》と認識しろ》という暗示を重ねて掛けておいたのである。
正直、アイリについては謎も多く、特に思い入れもない。敵――《
……ラウラにいつか手を出すことは変わらなかったかもしれない。
ただ、ラウラの結婚問題は少なくとも向こう数年の猶予はある。今の環境でラウラに暗示をかけてしまったのは、やはり軽率な行動だった。既に外道に堕ちている自覚はある。だが《Ⅶ組の仲間》の自由意思を歪めたのは……リィン・シュバルツァーとしての軸が、致命的にぶれてしまったように感じられる。
それもこれも、溜まっているからだ。今後このようなことがないようにするためには―――複数の肉便器を用意し、適切に抜いておくことが絶対に不可欠。
そこでアイリというわけだ。残虐だが、顔は可愛いし、なにより『不眠』というのがいい。彼女はメンテナンス以外では文字通り、
「だけどなー……」
「?」
首を傾げるアイリの頬を撫でる。
だけど、懸念もある。
それは小胆だ。女の反逆をいちいち恐れていては……平凡誠実な男で終わってしまう。エリゼを筆頭とした年下ヒロインズに頭が上がらなかった1周目リィンの二の舞、三の舞。果たして、リィン・シュバルツァーの可能性はそれが限界だというのか?
(否、だ―――)
ならば俺はその先に行く。さらに
「ちなみに、前の《戦争卿》とはヤってたのか?」
「いいえ? してません、まるで興味、なかったみたいですね~」
「そうか」
ラブホ特有、丸形のベッドの準備をしつつ、性遍歴インタビュー。
洗脳、しかも肉体改造もされたヒロインというのは、通常であれば150%悪役の肉便器になっているものだろう。だが、意外にも先代《戦争卿》はあまり女に興味がなかったらしい。
正気の頃のアイリは、《ニーズヘッグ》の年端もいかない戦災孤児だけを集めた部隊――《
……リーシャという『他人のヒロイン候補』を卑劣な手段で奪ってしまった俺だが、流石に
だから、もし、ナハトがアイリを絶対に救いたいという男だったなら―――アイリを正気に戻して、返してあげることも考慮したのだが……。ナハトの側には、"見捨ててしまった仲間の一人"という罪悪感しかなく、既に
俺が《ニーズヘッグ》の頭領に収まった以上、団員の女は全員俺専属肉便器にしてしまっても問題はない。元の頭領の鬼畜さからすれば大分マシ。《洗脳チップ》の効力を見極める必要もある。エッチしない理由がないよね。残念ながらそういう結論に至ってしまった。
――――――――――――――――――――――――――――
「んっ、しょっ、ふっ、ふっ、んっ……」
ピンクの明かりをつけたまま、ベッドの上。
外套の下は全裸、いわゆる裸マント姿のアイリがスクワット騎乗位で腰を振っている。
アイリのおまんこの第一印象は……柔らかい。初めてにもかかわらず俺の巨チンを優しく銜え込み、射精を急かさない範囲でじゅっぽじゅぽとコキ上げてくれるマシュマロ無毛おまんこだ。ラウラとの《おまんこ鍛錬》は射精を急かす強すぎる締め付けなので、これはこれで癒しだ。
ユルマンというわけではない。処女と思われる。……というのは、血は出ているのだが、肉体改造の影響か、アイリは苦痛を感じていない様子だ。その反面、愛撫してもなかなか濡れてこなかった。濡れていない膣に挿入するのはこちらも痛いし、大きさ的に無理だ。膣内が傷つけば処女で無くても出血するだろう。こういうタイプは初見だが、童貞の頃に不感症な女対策のイメトレはしていた。結合部の潤滑油としてローションを使う事でなんとか合体を果たした。
俺のモノになったアイリの裸体を視姦する。孤児猟兵で改造手術というからには、身体は傷だらけかとも思っていたのだが、よく見れば、あちこちにうっすら断面があるなという感じで目立たない。《戦争卿》テクノロジー。現時点の医療分野では恐らく世界最高峰だろう。
「ふっ、ふっ、ふうっ……」
アイリは頭の上に両手を乗せ、真面目にトレーニングをしているかのように腰を振る。
特に、彼女を感じさせるような暗示は掛けていない。
リーシャの反省点として、女をイカせるのは膣がきゅっきゅっ♥と締まって気持ちいいし、男として征服感が満たされるわけだが、単純な労務として考えた時、それは
俺は思案した。肉便器に対して俺が求めていることは中出ししまくって自分の射精欲を収めることであって、よく考えると女を気持ちよくさせることではないと。女の肉体を開発する楽しみは、他に求めれば良い。
だから、アイリには事務的に搾精する攻めタイプの肉便器2号になってもらう。これはアイリが仕事で俺をヌキヌキする接待業務だ。
「ふっ、ふっ、てやっ……」
くちゃ。くちゃ。ぺちゃ。ぺたん。ぴたん。ぺたん。
アイリの膣穴が俺の
俺はベッドに寝そべるだけのマグロ状態。少女も極めて作業的に動く。
しかし、俺は走ってきた後だし、お互い汗で蒸れており、強烈な性の臭いが密やかな熱をもたらしていた。
手慰みに俺の股間の上でゆすゆすと揺れている尻たぶに手をやり、揉みしだいた。
アイリは胸はないが、腰回りの肉付きはいい。むっちりとした柔らかい感触が手に心地良い。
彼女はそんな俺を見下ろし、ハイライトの消えた眼で薄笑みを浮かべている。
「…………」
「…………」
その表情からは感情を読み取れない。お互い愛情はない。
くちゅ。くちゅ。けれど互いの大切な部分を結合し、馴染ませる抽送。
その昏い目が俺を見つめ、俺も無感情に見つめかえし、視線がまじわい続ける。
―――無明。"無"。それは、七の型の心髄。
そのまま奈落に引き込まれそうな感覚でアイリのおまんこスタンプに集中していると――
「んっ。そろそろ……ですよね?」
「―――っ、ああ、そうだな」
射精の兆候を感じ取ったのか、アイリが一度動きを止めた。
俺がイク寸前にはキスをすること。リーシャにさせていたことの再現。
女が変わっても俺の性癖は変わらない。ちょっとワンパターンだよなーと思いつつも、俺はキスハメ大好きなのでアイリともしてしまう。後ろにクッションを挟んで身を起こし、彼女の体を引き寄せてキスをした。舌を差し入れ唾液を流し込むと、アイリは機械的にそれを飲み干す。
「お前の唾も飲ませろ」
「はい~」
少女は一瞬宙を見て、くちゃあ。と口の中で唾を貯め、俺に流し込んできた。
互いの口を密着させながら舌でそれを奪い合う。
「ちゅ……んぁ……」
セックスと闘争は人間の本性が浮き彫りになるという。溶け合うようなキスハメが好きな俺はやはり無意識に《巨イナル一》への再統合を望んでいるのだろう。
ゴクッ……ゴクッ……
至近距離、お互いの喉が鳴る音が聞こえる。
アイリが頭を後ろに逸らし、唇を離そうとした。だが俺は後頭部を押さえつけ逃さない。
「イクから動くなよ」
「
そのまま自分本位に腰を振り、一切の我慢もなく、
びゅ、びゅ、びゅるるるるるる……!
少女の肉体を玩具にして、自分の快楽だけを追求する射精。
気持ちいい。
女の奥で脈打ち、精液を放出する本能的な感覚に身を震わせる。
「ちゅる、れりゅううぅ……」
アイリはやはり薄笑みのまま、口内を貪る俺の舌を受け止めていた。
「ちゅ、ぢゅ、はむ、ちゅ、ちゅう~~~~……っぱ」
やがて長い射精が終わると、舌から糸を引きつつ顔を離した。
そんな彼女に俺は自分の頭を撫でるよう命じた。
台本付きで。
「はい。……えーと、ちゃんとアイリちゃんのおまんこオナホ?に射精できて、リィン君は良い子ですねー。よしよし」
彼女の癖もあるが、すげー棒読みだ。《卿》に従うよう洗脳されているとは言え、基本的な感性は元のアイリのまま。男の気持ち悪い性癖をぶつけられて内心毒づいているかもしれないな。そう考えると興奮した。
「
「大きくなったり、ピクピクしているのはわかりますが……正直、感覚的にはわからないです。私、痛みには鈍くなってますし」
「だよな。でも
「はあ……リィン君の精子が私の
「うん、基本はそれでいい。ただ、出ているというより汚しているという方が良いかな。
―――クク、いっぱい出してやるからな。アイリ」
「どっちでもいいですけど」
「……中出しして欲しい感じで言って?」
「はい。アイリちゃんおまんこに沢山無責任
せっかくだ。
「んちゅ……ちゅ………んむ……また出てます?」
「ああ。アイリ、君の子宮に届かせてもらう!」
「どうぞ。お射精がんばれ、がんばれ~」
台詞は棒読みだが、それはそれで。俺を抱きしめつつ、おチンポを鼓舞するようにねっとり腰を打ちつけてくれるアイリ。そして、射精の震えを感知すると深いところで止まる。
「ぴゅー、ぴゅ、ぴゅるる……ぴゅー♪」
おまんこの中のチンポのビクビクを感じ取らせて、アイリに擬音語を言わせるプレイ。
「次はかけ布団をかぶってしようか」
「えー? 暑くないです?」
「それがいいんだ」
俺たちはピンクのお布団の中で、更に密着感を上げて絡み合った。
……そして、早朝。小鳥がちゅんちゅんと鳴いている。
「ふー。本当に朝までとか……。お強いですね。気持ち良かったですか~?」
「まあまあ良かったぞ。ご苦労様だ」
結局、俺たちはエロの想像力の赴くまま、朝までヤリ通した。
正直、溜まっていたので沢山出せてすっきりはしたものの、他の女と比べるとおまんこの相性は……あまりよくないように感じた。しかし、腰を散々振らせておいて大して良くなかったわーというほど俺は鬼畜ではない。
労いの言葉をかけると、彼女は依然、感情のない病んだ瞳でニマァと薄笑みを浮かべた。
「いえいえ」
アイリは立ち上がると、その場でくるりと一回転してから、おまんこを開いて見せてきた。
ピンク色の穴からはぼとぼとと大量の精液が垂れ落ちてくる。
「うわぁ、私が普通の肉体だったら妊娠してますねーコレ」
淡々と他人ごとのように感想を呟く彼女。
不老の肉体改造、そして猟兵家業のための効率的理由から彼女は
それから二人でシャワーを浴びて、後始末をした。そこで、少し予想外の収穫があった。アイリは現役の猟兵らしく、臭い消しに至るまで周到な『痕跡の消し方』を身につけていたのだ。これは、サラやフィーの目をかい潜ってエッチしないとならない今の俺には必携スキルと言える。触りだけ基本を教えてもらった。
「──では《卿》、
「ああ、またよろしく頼むぞ」
「
アイリは部屋を出る前に振り返り、にへらとしたメンヘラ顔で挨拶をすると出ていった。
「……………」
待機中のアイリに与えている任務は二つ。
この地方の《ニーズヘッグ》の監視と指揮。
もう一つは―――《
結社《身喰らう蛇》の《
俺としては、
そして―――恐らくそれが、トリガーになる。
シャロンは全ての自由が許される《
タイミングは慎重に見極めるべきだろう。《深淵》の処遇を含めて。
――――――――――――――――――――――――――――――
夜通しセックスした日でも、授業はある。
当然、徹夜だ。武術教練なら眠気を飛ばせて丁度いいのだが、分かりきっている座学の授業は正直ダルい。この点、不真面目キャラで通っているクロウは堂々と居眠りしていて少しムカつく。
寮に直帰してシャロンに甘えたい気持ちを抑えて、放課後の学院を回る。
言い出しっぺである以上、やれることはやらないとな。
俺はここのところ、学生会館の隣に設置された《技術棟》に足を運んでいる。棟と言っても……ガレージ、二部屋分の大きさの物置小屋といった建物であり、実質的にジョルジュ先輩個人の部活小屋みたいな感じで私物化されている。
「あ、来たわね」
カウンターの前。アリサが先に来て、待ち構えていた。
同じクラスから出たのに早いな。
「君たちもアレをやるとはね。伝統が引き継がれるみたいで、ちょっと嬉しくもあるかな」
「あはは……でも他クラスも含めて、先輩が卒業したら厳しいかもですが」
「そうだなぁ……来年、有望な子が入ってくれればいいんだけど」
その奥にいるオレンジの作業着を着た小太りな先輩、ジョルジュ・ノーム。
「アリサも、ここを使わせてもらえば良いんじゃないのか?」
「うーん。私は
《導力楽器》は当然ながら導力を使う。導力アンプやマイク・スピーカー、それに舞台照明なども含めて導力技師の領分なのだ。俺たちに限らず各クラスからジョルジュ先輩は引っ張りだこだ。
ロック音楽は北欧が発信地――ジュライやノーザンブリアの他、レミフェリアでも発達しているので、俺は自分用の導力ギターを
俺たちはチューニングを終えた楽器をアンプに接続し、軽く弾いてみて、音色を確かめた。
「へぇ、アンプを通すと、生で弾くのとは全然違った印象になるわね!」
「だな……ベースはいい感じですが、ギターはもうちょっと"歪み"が欲しいですね」
「ふむふむ。クロウも結構詳しくて、去年は教えてもらったものだけど……リィン君もこだわり派だねぇ」
「はは、ノルティアも北方といえば北方ですし、昔から興味はあったんですよね」
ロックにおいて――特に俺とアリサがやるギターで、重要なのは何かというと……楽器自体や演奏力は二の次であり、ギターの音を加工してアンプに渡す《エフェクター》が遙かに重要だと俺は考えている。これがないとぺらっぺらな音しか出せない。逆に、下手くそな初心者でも、音作りをしっかりして自信ありげに弾いていれば、わりと誤魔化せるものだ。
導力信号の流れ
【導力楽器】 → 【アンプ】
基本は音量が大きくなるだけ
※エフェクター機能付きのアンプもあります
【導力楽器】 → 【エフェクター】 → 【アンプ】
加工されたカッコいいサウンドになる!
「持ってきてくれた機材は分解してもいいのかい?」
「はい。そのためにクロスベルで色々買ってきましたから、遠慮は無用です」
先輩もアリサも生粋の
「……もしかして夏季休暇のうちから計画してたの?」
「まあな。ただ、アリサも手伝ってくれるとは思わなかったけど……」
「フ、フン! 練習の度に先輩に助けてもらうわけにもいかないでしょ?」
心底意外だったという風に言うと、久々のツンデレを発動させるアリサ。
「助かるよ。確かに、先輩にはお世話になりっぱなしだしな……」
俺は《遮音ラジオ》も作ってもらっているし。
言葉を返すより先に。
「―――いいや。
なるべく手伝うつもりだから、何でも言って欲しいな」
「ジョルジュ先輩……」
「あ、ありがとうございます!」
ま、あくまで主役は君たちだから出しゃばるつもりは無いけどね。とサムズアップしてくれる先輩。―――ぐうの音も出ない聖人。
……笑顔で礼をいうアリサとは対照的に、俺は、建前上は休んでいたわけなので、そして、
もっとも
『クロウは
この疑問は、脳内会議が紛糾した原因の一つ。少なくともオルキスタワーに突入した帝国解放戦線のグループはそれを信じて捨て石となったのだ。想定していたのであれば、トワを殺しかけたことになるし、想定していなかったのであれば、
かつてのリィンであればクロウを問いただしたかもしれない。
だが、悪人は、自分より"小さき悪"を悪とは思えなくなる。今の
アイリの催眠が深まった!
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回答ありがとうございました。
ヴィータの解釈
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ビッチ
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非処女(複数)
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非処女(クロウ)
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処女ビッチ
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処女