※この作品はR-18です。

孕ませ異能力モンスターバトル   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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レベリングをしよう 2

 朝食を取り、軽くミーティングをし、荷物を整え昨日マーキングした森にテレポートで飛ぶ

 

 森で念力を彼女達に教えながらも魔法の練度向上の為に動物の狩りも平行して行う

 

「ヒイィ! 化け蜘蛛!!」

 

「ヒイィ! 大蛇!」

 

「ヒイィ! 巨大甲虫!?」

 

「お前さぁ……」

 

 ライラはどうやらドジらしい(2回目)

 

 とにかく毎日何かやらかす

 

 それがレベリングの時短になっているのが腹立たし事であるがぐっと怒りをその場は飲み込み、夜にベッドでヒイヒイ言わせる

 

 まぁライラのドジのおかげで色んなモンスターと出会えたのは事実

 

 で、コツコツ集めた素材を村唯一の鍛冶屋のお姉さん……定番だとドワーフらしいが、うちの村だと吸血鬼のお姉さんがやっている

 

「お、アル来たねーいやー村長から聞いていたからそろそろ来る頃だと思ってたよ! 化け蜘蛛の糸と甲虫の素材あるかい?」

 

「うわ、酒くせぇ……色々作ってもらうために集めてきたぜ」

 

「あはー! これだけあれば甲虫の装備一式が2つくらいは作れるよー!」

 

「じゃあそれと、剣と盾頼む……値段的に鉄製しか無理だけど」

 

「はいはい毎度!! いやーこれだけ有れば酒が当分の間は飲めるねぇ」

 

「少しは控えろよ!」

 

 こんな酔っぱらいだが腕は確かである

 

 とにかく当面は安全を第一だ

 

 どっかの馬鹿(ライラ)のせいでプランが無茶苦茶だが、エメラルドもしっかり育ってきたし、対人経験どこかで積ませられれば最高だが……

 

「あ、最適な人居たわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、母さんを頼ろうとしたのねー、良いわよ大人の実力見せてあげる」

 

 ということで娯楽が少ないこの村にとってバトルは一種の娯楽であり、広場ではよく帰ってきた兄貴や姉達が仲間やここの大人達とバトルをすることがある

 

 10歳未満の子供は危ないからとバトルはさせてもらえないが、バトルごっことバトルの真似事は寺子屋の先生の見張りのもとでやったりしている

 

 暇な大人や子供達が広場に集まりだした

 

「お、じゃあお父さんが審判をやってやろう」

 

「頼むわあなた」

 

「村長頼みます」

 

「うむ、じゃあノーマルルールでいこう。メル(母さんの名前)、アドルフそれで良いな」

 

「「はい」」

 

 ノーマルルールそれは仲間が戦闘行動が不可能になる攻撃をされた場合もしくは降伏をしたら負けであり、野良バトルなので仲間が俺を合わせて3人対母さん1人の対決である

 

 もちろんノーマルルールなので1対1……ポケモンのバトルと言った方がわかりやすいか

 

 違うのは司令塔……つまり俺がやられたても負け

 

 こちらの手持ちが3体、相手の手持ちが1体みたいな

 

「さて、久しぶりに本気を出そうかしらね」

 

「ライラ様子見だ行け」

 

「ラジャー!」

 

「それではバトル開始」

 

 チュドーン

 

「「!?」」

 

「あら? 開拓の村の初期メンバーの私が弱いわけないでしょ? 駆け出しが挑む相手じゃないのよ普通」

 

「知ってる……ステータス看破」

 

 種族 人間

 名前 メル ♀

 年齢 25

 レベル 152

 HP 3000

 MP 5500

 体 400

 頭 695

 精神 600

 魔力 550

 器用 120

 俊敏 35

 教養 150

 魅力 85

 

 スキル

 生活魔法SS

 七色レーザー(光、闇、火、水、土、風、雷)SSS

 速射SSS

 制御SS

 回復魔法S

 蘇生魔法

 

 凄く強いと思うだろ……これより村長の方が強いんだぜ

 

「最初は外してあげたけど次は無いわよ」

 

「どどどどうするのアル! こんなのかてっこ無いよ!!」

 

「今勝つための方法を考えてる」

 

「敵は待ってはくれないわよ!」

 

 母さんの指が黒く光だす

 

 闇の攻撃である

 

 天使族には大ダメージが入る

 

「ライラテレポート」

 

「制御不可能だからね!」

 

 ライラは適正があったのがテレポートをこの数日で覚え座標指定できないランダムテレポートを使用する

 

 フォン

 

 チュドーン

 

 ライラが居た場所はクレーターが出来ていた

 

「あら? 外しちゃったわね……まぁレーザーは線だけじゃないのよ」

 

 ライラは空中にテレポートして、ホーリーボールをグミ撃ちするが、母さんは全身から薄い膜を作ったかと思うとホーリーボールが全てかきけされた

 

「レーザーのバリアよ。魔法攻撃は効かないわよ」

 

「ふぇぇ! 人間強すぎです」

 

「ライラバトンタッチ、俺が行く」

 

「アルさん頑張って」

 

「あら? 真打ち登場ってね……さて、どうするの?」

 

 とりあえず念力で攻撃してみる

 

「あらあら、少し動き辛いわね……だけどね」

 

 バチンとレジストされた

 

「念力は大きな物を動かすのには適しているけど、念力よりも巨大な力には負けてしまうのよね」

 

 母さんは右手の5指をこちらに向けた

 

 ジュゥゥゥ

 

「あらあら? 殺ったと思ったんだけどなぁ」

 

 俺は念力で砂を巻き上げ、何重にも層をつくり、防御魔法を身体にかけることで耐えた

 

 しかしそれでもレーザーは殺しきれずに体に焼けた跡ができる

 

 めっちゃ痛いが、痛覚遮断を行うことで戦闘可能に持っていく

 

「まだやるの? お母さん息子を痛めつける趣味は無いのよ」

 

「……でも見えたぜ、勝ち筋が」

 

「あら、そうでもこれで終わりよ。蘇生魔法で蘇ってね」

 

 母さんが再び5指による5本のレーザーを放つ

 

 俺は会話の瞬間に仕掛けていたトラップを発動させた

 

 念力の遅延作動である

 

 母さんがライラを殺すために放ったレーザーでできたクレーター

 

 ここにゴロゴロと石が剥き出しになっていたので俺はゆっくりとクレーターから離れるように動いた

 

 そして母さんはレーザーを放つことと同時にレーザーのバリアを張ることはできない

 

 念力により弾丸のように石が母さんに食い込んだ

 

 ジュゥゥゥ

 

 俺の体に指の大きさの穴が5つ空く

 

 俺はゆっくりと膝から崩れ落ちたが、母さんはダメージが入ったことに驚いたのかいつもの微笑みが崩れた

 

 が、それまでで、圧倒的強者に対して弱者ができることはこれくらいである

 

 母さんも少し血が出ているだけでかすり傷程度のようだ

 

「負けか」

 

 ドサッ

 

 俺はそのまま意識を失った

 

 

 

 

 

 

「……」

 

「目が覚めたようね」

 

「蘇生完了を確認、勝者メル」

 

 わぁぁぁと歓声があがる

 

 初めての蘇生であるが、服に空いた穴が死んだ事を物語っていた

 

「まさかお母さんに傷を与えるとは思わなかったわ……一人前になったわね」

 

「全く通用しなかったがな」

 

 母さんに手を貸してもらい起き上がる

 

 レベルが一気に上がる感覚が沸き起こる

 

 ライラやエメラルドも体が光に包まれ、レベルが上がったらしい

 

「良かったわねレベルアップおめでとう! 強者と戦う事が一番レベルが上がりやすいことだからね……あ、一番は同じくらいのライバルと戦うことかもね! とにかくおめでとう」

 

「アドルフ良い勝負だった! 負けてしまったが、成人になって1ヶ月も立たずに親にダメージを与えられるのはこの村ではなかなか居ない! 誇って良いぞ」

 

「……つえぇわ! ライラ、エメラルド、強くなろうな」

 

「「はい!」」

 

 こうしてレベリングに力をいれていく





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メル 母
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