「はぁ…………やらなきゃいけないのか」
反董卓連合として集合した土地で北郷一刀は大きな溜め息を付いていた。親友の親戚と命のやりとりをやらなくてはならないのだ。この時代ではたまにある事かもしれないが、一刀にとっては絶対にあり得ない事なのだ。
「北郷、なんだか辛そうだな」
「秋蘭…………うん、ちょっとね。少なくとも俺の周りで命を懸けた戦いなんてなかったし、龍見さんとやるのは気が引けて」
「気持ちは分かるが、今は敵だ。切り替えておけ」
「そうだね」
「北郷様、夏候淵様、会議の時間です。既に曹操様と夏候惇様は集まっておられます」
「やべ、どやされる前に行かないと。ん?」
兵に呼ばれて会議に向かおうとした一刀の視界の端に白い何かが映った。無意識にその方向を見た一刀が見たものは真っ白な蛇の姿だった。
「アルビノ、だっけ? 珍しいな」
「ほう、真っ白だと綺麗だな」
「うん。じゃ行こうか」
「ああ」
歩いていく二人の姿をその真っ白な蛇はずっと見つめていた。
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反董卓連合が集まる数日前に龍見はある神様を喚び出すための準備をしていた。
「龍見殿! 持ってきましたぞ!」
「ありがとよねね。それだけデカけりゃ捗るぜ」
音々音が兵達の力を借りて持ってきたのはとても立派な巨大丸太だ。大きな家の大黒柱として使えば見映えが良さそうだ。だが勿論そんな事に使うために用意した訳じゃない。
「よし、始めるか」
龍見の手にはトンカチとノミが握られ、他にも大工が使うような道具が散乱している。
「龍見さん、何を作るんですか?」
「月に言うにはちょっと、なんつーか、まあ隠してもしょうがねぇけど…………ぶっちゃけ男根」
「えっ…………///」
「月に何言ってのんよ!!」
「け、蹴るなよ詠。別に珍しい事じゃねぇんだから!」
「五月蝿い変態!! 確かあんた、この他にも必要なものがあるとか言ってたわね。まさか、女性の…………」
「いや、俺の精子」
「それはそれで気持ち悪い!!」
「ブフッ!!?」
詠の膝が見事に龍見の顔面に直撃する。まあ女性の前でそんな事を言えばこうなるのも仕方あるまい。ちなみに龍見がこれまで今回の神様を喚ぶ時にはディルドーとエロ本とオナホを使って一人でやっていた。これはキモい。
「もうこれからはあんた一人でやってなさいよ! 行こ、月」
「えと、頑張って下さい」
「うん、頑張る」
鼻血を垂らしながらも手際よく丸太の先端を亀頭の形に仕上げていく龍見。数時間で歪だが、一応形にはなった。
「まあこんなもんか。しかしエロ本もオナホもなく精子を絞り出さなきゃならんのか…………どっかにエロ本売ってねぇかな。もしくは恋の体を思い出して抜くしか」
「なぁに悩んでんの」
「! なんだ地和か。脅かすなよ」
「変に集中してるあんたが悪いのよ。それにしても、変態的なものを作ったわね」
「これで喚ぶ神様なんだ。あとは契約者の精子、つまりはオレの精子だけだから出てけよ」
「ふーん…………手伝ってあげようか?」
そう言いながらも地和の手は既に龍見の股間へと伸びていた。
「やらなくていいよ。浮気になるし」
「天じゃどうか知らないけど、この程度浮気にもならないわ。それに一人で妄想しながらやるの?」
「そうする」
「…………私があんたを好きなのは知ってるでしょ。今回だけ。お願い」
「いやでも」
「ていっ!」
「うおっ!? 脱がすな! まだ答えは出してねぇ!!」
「知ったことですか!」
無理矢理ズボンを脱がされ、逸物を掴まれた龍見の動きが止まった。地和の経験がどれ程のものかは知らないが、この状況で下手に動けば潰される。そう思ったのだ。
「やっと大人しくなった」
動かなくなった龍見に満足し、地和は遠慮なく龍見の逸物をしごき始めた。とても拙く、あまり弱点を攻めてこないが、細く滑らかな女性の指で逸物を弄られるというのはそれだけで龍見に興奮を与える。
「硬くなってきた。気持ちいい?」
「まあ、そりゃな」
「む、何よその返事。なら舐めてあげましょうか?」
「いやそれは止めておこう。やってほしくないとかいうわけじゃなく、他人の体液が混ざると失敗するかもしれない」
「…………あくまでそっち優先なんだ」
「…………すまん」
「いいのよ。元々そのためにやってるんだから。でも今だけは、いっぱい気持ちよくなって」
地和の囁きに龍見の逸物も硬度を増す。先程まで大胆にズボンを脱がしてきた相手とは思えないほどに優しく逸物を擦られ、龍見の呼吸も荒くなっていく。
「クチュクチュって鳴ってきたわね。これが先走りってやつ?」
「ああ……」
「へー…………しょっぱ」
「おいおい、こんなもん舐めるもんじゃないぞ」
「折角だからどんな味か知っておきたかったの」
「好奇心もほどほどにな」
話しながらのため龍見に与えられる快楽は少ないものの、長時間与えられ続ける快感はしっかりと溜まっていった。地和も手慣れてきたらしく、逸物を弄る動きも少しずつ早くなっていく。
「っ…………そろそろ出そうだ」
「こ、このまま続ける?」
「ああ、でも前にお前がいると丸太に掛からないから、背後に回ってくれ」
「分かったわ」
龍見の後ろから手を回して逸物を弄る地和だが、さっきとは違う光景がまるで自分に生えた逸物を弄っているような錯覚に陥らせ、片手で龍見の逸物を、もう片手で控え目な自分の胸を弄り始めた。
「んっ、ふぅ」
「なんだ、自慰してんのか? やらしいな」
「うる、さい…………さっさと出しちゃいなさい」
「言われなくとも、もう出る!」
ーービュルッ ビュービューッ
「うわ、すご…………精液ってこんなに出るんだ…………」
「それはたっちゃんだからかなぁ」
「えっ!? だ、誰!?」
「あ、お早かったですね、ミシャグジ様」
精液の掛かった丸太の上にこれまで居なかったはずの人影があった。小学校低学年程度の見た目をした、髪も肌も果ては瞳すらも白い、そんな全身真っ白な少年。一見すると普通だが、じっくり観察すると手足が異様に長い。
「ミシャグジ様、わざわざお越し頂きありがとうございます」
「かたーい! そんなんじゃ帰っちゃうぞ」
「うっ、分かったよミーちゃん」
地和にとってはかなり異常な光景だった。神といえば人とは違う、人よりもよっぽど高位な存在。そんな神が人とあだ名で呼び合っているのだ。
「そっちの子はたっちゃんの彼女?」
「あ、愛人です」
「こら地和。勝手に何言ってんだ」
「おー、やるじゃんたっちゃん。彼女を自慢したくて喚んだの?」
「違うわい。全員の前で作戦会議をしたいし、参加してもらっていいかな?」
「いいよー。あとで遊んでね」
「OK。みんなで鬼ごっこしような」
「やったー!!!」
地和には無邪気に笑うミシャグジ様の姿が本当にただの子供のようにしか見えなかった。だがすぐに思い知る事になる。彼が日本でも最高峰に位置する祟り神だという事を。
ミシャグジ様について
たぶん知らない人はいないくらいの祟り神。でも日本の神様は基本的に蔑ろにしない限りはちゃんと神様やるからしっかりと敬おう。
男根とか白い蛇がモチーフなのはメガ○ンの影響が大きいぞ。男根っぽいものに龍見の精液をぶっかけると現れるぞ。他の神に比べたら楽だけど、龍見の精神的な部分を削っての召喚になるから龍見はあんまりしたくなかったりするぞ。
龍見をたっちゃんと呼ぶくらいに好きだけど、敬語を使う龍見は嫌い。龍見としてはミシャグジ様を蔑ろにしたくないため敬語を使いたい。龍見が中学生の頃からの付き合い。見た目がショタなのは恋姫キャラも臆せず接する事が可能なため。決して作者がショタコンなのとは関係ない。
さて次回は本当に反董卓連合との戦い、の予定でしたが!!
作者の脳内のムッツリスケベ月ちゃんが今回のR-18とも言えない手コキによって何故か活性化したので、次回はスケベな月ちゃん+一応作戦会議となります。
この投稿ペースはいつまで続くのやら