「嫌だよ師匠なんて。めんどくさい」
突然師匠扱いされた龍見は一切の間を置くことなく拒絶した。あまりに早いそれには華佗も固まるしかなかった。
「全く無関係なお前を弟子にする必要なんてねぇし。押し掛けてきて突然師匠はねぇだろ」
「ぐぬ…………だが俺は諦めるつもりはないぞ! 師匠が俺が目指すべき存在なのだ!」
「師匠はやめろ。龍見でいい。んで、目指すべき存在ってのはなんだ? お前医者だろ。それも腕は相当な。オレが教えられるもんなんて術しかないぞ」
「その術を知りたいのだ。俺は医者だが呪術も使える。時には医療に使う事もある。噂ではししょ、龍見は数万もの人々が疫病に掛かった時にその全員を治したそうではないか! それこそ医療の目指す到達点!!」
「…………おい貴様、それは違うぞ。確かに治しはしたが、疫病にしたのも馬淵の仕業だ」
「更に言えばオレの力じゃなくて、オレが喚んだ神様の力だからな。残念だがお前の理想はここには居ないって事だ」
春蘭と龍見の言葉に華佗は固まり、肩を震わせていた。求めていたものが完全に否定されたのだ。何も言えなくなっても仕方ない。流石に気の毒に感じた龍見が何かしら声をかけようとすると、華佗はがっしりと龍見の肩を掴んだ。
「素晴らしいではないか!!」
「えっ? はっ?」
「呪術師は数いれど神を喚べる者など聞いたこともない! ますます弟子入りしたくなった!」
「な、なんちゅう前向きな奴だ…………もしオレがお前を弟子にするとして、お前はどこで暮らすつもりだ?」
「適当に宿でも取るとも。教えを乞う以上迷惑はかけられない」
もう華佗は何を言われたとしても諦める事はないだろう。龍見もここまでの熱意を見せられて何もしないというわけにはいかなくなった。
「分かった。条件付きで教えてやる」
「おおっ! 本当か! して条件とは?」
「まずはお前もオレに医術を教える事。そしてオレの妻を診察する事」
「むっ! 龍見の妻は病人なのか!? それはいけない! 早く診察に」
「落ち着け。病人じゃなくて妊婦だ。あー、そういえば華琳、勝手に決めちまったけど良かったか?」
「貴方が誰を弟子にしようともそれは貴方の自由ですもの。その男が妙な事をしないように手綱を握ってくれていれば文句はないわ」
「理解があって助かる」
こうして華佗を弟子にしてしまった龍見の多忙な一週間が始まる。
魏にいれる時間が少ないという事もあり、華琳、桂花、風からは術の指南を求められ、春蘭や秋蘭、季衣達からは手合わせを依頼され、時には真桜の道具作りを手伝ったり、沙和の服選びに付き合わされたりもしていた。余裕がある時には華佗に術を教え、逆に医術を学んでいた。
だがそんな多忙な日々を送っていた龍見が最も苦労したのが夜だ。毎晩のように凪と稟から求められ、その度に要望に応えていた。
「ごひゅじんしゃまぁ…………はしたにゃい稟に、お慈悲をくりゃしゃい♪」
もう一刻以上陰部を弄っている稟を放置する龍見。正直手を出したくて堪らないのだが、ここで手を出しては稟が満足できないのだ。
「どうしてほしいんだ? はっきり言ってみろ」
「ここに「そうかここを苛めてほしいのか」えっ?」
ーーグチュッ グリグリッ
「んひぃぃぃぃぃっっっ!!?!?」
稟がびしょ濡れになっている陰部を広げた瞬間、龍見はそこを踏みつけた。当然加減はしているもののある程度は力を込めないと稟が悦ばないので痛みを与えつつ、怪我をさせないように細心の注意を払いながら踏みつける。時折陰核を指で挟んでひっぱったり、親指を肛門に押し込む。その度に稟は獣のような歓喜の悲鳴を上げていた。
「イ゛グッイ゛グゥッ!!! ひぎぃぃぃぃぃぃぃっ♪」
「大切な部分をこんなに痛め付けられてよくもまあ絶頂できるもんだな! 恥ずかしくないのか?」
「も、もうしわけ、ありま…………しぇ」
「聞こえねぇ、なっ!!!」
イキ狂い、息も絶え絶えな稟に止めを刺すかのように、龍見の逸物が稟の陰部を貫いた。あまりの衝撃と快楽に声にもならない叫びを上げつつ、稟は意識を手放した…………が、これで終わりではない。
ーーパンッパンッパンッパンッパンッ
「寝てる! 暇が! あるなら! ちったぁ膣を絞めろ!!!」
「いっ……がっ!! あ、ぁぁ…………」
気を失った稟の陰部を乱暴に突きながら、気付けをするように何度も臀部へとビンタを繰り返す龍見。その痛みに稟の意識も浮上する。
「やっと起きたか。ご主人様を手間取らせやがってよ」
「ご、めん、な……さい」
「……………………なぁ稟。やっぱりこういうのはやめにして普通に」
「だ……め♪」
「だよなぁ…………出すぞ。しっかり受け取れ」
ーードクッ ドクンドクン ビュルルッ
「んんっ、ふぅ…………うふふ…………」
膣内と顔を精液をぶちまけられた稟の表情は至極満足げであった。外は日が登り始めている。
ーーーーーーーーーーーー
「凪、見回りの最中だぞ」
「申し訳ありません旦那様。ただ、もう我慢が」
夜中の見回りの最中、凪は龍見を人気のない路地裏へと連れ込んだ。人気のないと言っても大通りからすぐで、月明かり程度の輝きでも覗き込めば様子が簡単に見えてしまうような場所だ。そんな場所で凪は下着を脱ぎとると陰部から大きめの張り子を引き抜いた。
「う、んっ…………ふぅ…………」
「こんな大きいのを入れていたのか。凪はやらしい子だな」
「旦那様がいつ求められてもいいようにしていたのです。真桜に頼むのは恥ずかしかったのですよ」
「でも先に凪が欲しくなったら本末転倒だな」
「それは…………」
顔を赤らめる凪の頭を龍見が優しく撫でる。大胆なわりにすぐに恥ずかしがるのも凪の可愛らしいところだ。
龍見は凪を撫でつつ、空いている手を陰部へと伸ばした。先程まで張り子が入っていたので濡れているのは当然だが、成人男性の平均よりも大きめな張り子を入れていたというのに膣は全く緩んでいない。
「流石は凪。体はよく鍛えているな」
「ん、ありがとうございます。では旦那様」
「ああ。入れるから尻をこっちに向けな」
狭い路地裏の壁に手を付きながら臀部を突き出す凪。龍見は愛液の滴る陰部へとゆっくり逸物を挿入していく。柔らかでありながらしっかりと締め付けてくる膣内を掻き分け進む逸物。最奥の子宮口に亀頭がぶつかると、凪は軽く息を漏らした。
「ぁ、ふ…………やっぱり、旦那様のものはいいです。暖かくて、力強くて、お腹が幸せです」
「なんだ? オレよりムスコの方がいいってか?」
「ふふ、本当にそう思いますか?」
「まさか。凪に限ってそれはねぇな。さて、夜とはいえ誰も近寄らないとは限らん。動くぞ」
「はい……お願いします…………」
静かな夜に肉のぶつかり合う乾いた音、粘着質な水音が鳴り渡る。いつ、誰が来るとも分からない。そんな状況を警戒しながらも楽しみつつ二人の行為は続く。
「ハッハッ、あひっ!? だ、だん、な、様! ち、ちく、び……こねな、あんっ!!」
「凪、顔こっちに、向けろ…………チュッ」
「んん~…………んふっ」
腰を振りながら胸を弄り、口づけをして凪の体を貪っていく。鍛えているのに女性らしい柔らかさのある体は徐々に激しくなりつつある龍見の動きも受け入れていた。
「もう、出るぞ!」
「はひっ! な、なかに、出してください!! あ、あぁーーーーっ!!! イクーーーーッ!!!」
ーードクドクッ ドクン ドクン
子宮を抉じ開けんとばかりに押し付けられた逸物から流し込まれる精液が凪の子宮を満たしていく。最後の一滴まで出し終わった龍見は逸物を引き抜こうとしたものの、凪がそれを止める。
「旦那、様……もう少し、このまま」
「……ああ。分かった」
こうして龍見が魏で過ごす最後の夜は更けていった。
大分駆け足になりましたが、次回で魏編は終わり。やったね龍見、恋に会えるよ。