帰ってきてから恋といちゃついていた龍見だが、翌朝一番には月と詠への挨拶へ向かった。流石にずっと恋と一緒にはいられない。
「ただいま。昨日は恋を優先してすまなかった」
「夫婦なんですから気にしないで下さい。恋さんも龍見さんがいない間は寂しそうでしたよ」
「恋は信頼しているんだからちゃんと応えなさいよ。それで質問なんだけど、あっちの内情を聞くと問題らしいけど王の、劉備と曹操と会った感想なんてのは聞けるかしら?」
「それなら問題ない。劉備は人を惹き付ける魅力がある。調和そのものと言っても過言じゃない。王としての資質は高くなさそうだが、周りが優秀だから支えられながら成長していくだろうさ。
曹操は全てにおいて圧倒的だ。天才って言葉はあいつのためにあるな。その上努力も怠らないから厄介極まりない。もし敵になるなら真っ先に対処したいくらいだ」
「伸び代は劉備、完成度は曹操ね。それじゃあ次に行ってもらう呉だけど」
「龍見!!!!」
「ぐおっ!? 地和!? 突然背後から抱き付くな!!」
背後から飛び掛かってきた地和に押されて倒れ込みそうになったが、何とか踏み止まって地和まで倒れないようにした。仮にも数え役満☆姉妹のプロデューサー。アイドルに怪我はさせない。
飛び掛かった地和は龍見の説教などどこ吹く風と言わんばかりに龍見の背中に顔を埋めて匂いを堪能している。
「ちぃちゃん、龍見さんは今お仕事中なんだから離れなきゃ駄目だよ」
「そうよちぃ姉さん。姉さんだって龍見さんに迷惑は掛けたくないでしょう」
「いーやー」
「あーもうこのままでいいよ。んで呉が何だって?」
「龍見が帰ってくる前に要望があったのだけれど、少し早めに来るか、もしくは長めに滞在出来ないかって言われたわ」
「ふーむ、了解した。長めの滞在をさせてもらおう」
「えー、龍見また居なくなるの?」
「ずっとじゃないんだから我慢しろ。暫く会わないうちに随分と甘えん坊になったもんだな」
「会える時に甘えた方が良いって言われたの」
「そんな事言う奴が居たのか」
「うん、恋に言われたわ」
龍見は思わずずっこけそうになるが、地和を背負っているのを思い出して何とか踏み止まる。正妻の余裕とも取れる恋の発言は間違いなく龍見への信頼と本人の天然からくるものだ。
「あ、相変わらずだな」
「あの子が変わった様子を見せたらすぐにあんたに報告するから安心なさい」
「龍見ちゃーん、お帰りなさぁい」
「お、貂蝉。于吉や左慈は?」
貂蝉な何か言うわけでもなく首を横に振った。全く成果はなかったようだ。龍見もそれは想定内だったようで落胆する事はない。
「でもアタシの師匠も協力してくれるみたいなのよぉん」
「師匠? 漢女道とやらのか。信頼は、って聞くのは野暮か。今度余裕があったら挨拶でもさせてもらうぜ」
「ウフフ、きっと師匠も喜ぶわよぉ」
「変な興味は持たないでくれよ。そろそろ恋の診察の予定だから行ってもいいか?」
「はい。なるべく恋さんと一緒にいてあげて下さい」
「気遣い感謝するよ。地和はこのままがいいか?」
「うん」
龍見が地和をおんぶしながら廊下へ出た瞬間、脳天めがけて斧が降り下ろされた。
ーーガキィンッ
「ひゃあっ!?」
龍見は斧を短刀で受け止めるが、地和は驚いて滑り落ちた。とはいっても龍見も長く持ちはしない。短刀の上を滑らすようにして斧を下ろした。
「腕を上げたな、馬淵」
「遊びに行っていたわけじゃねぇよ。華雄こそ一撃が重さは変わらねぇのに速くなったじゃねぇか」
「恋が動けん以上、我々が何とかするしかないだろう。さて邪魔したな。恋のところへ行くのだろう」
「ああ。またやろうぜ」
ーーーーーーーーー
「では背中を見せてもらうぞ」
「ん」
華陀は龍見が来るよりも先に診察を始めていた。病気を視る事は可能でも普通の健康診断はそうはいかない。時間もかかるので簡単なものは済ませてしまおうと考えたのだ。
「恋殿の容態は如何です?」
「そう心配するな陳宮。母子ともに問題はない。ただ気になる点がないという訳ではない。呂布自身も気が付いているかもしれんが、胸の張りがあるのではないか?」
「うん、ある」
「おそらくは乳が溜まっているのだろう。今のうちに少し出すようにした方が授乳時の手間も減るだろう。初産なら尚更だ。だが一人で出すのは難しいだろう。ここは」
ーーコンコンコンッ
「わりぃ、ちょっと遅れた」
「今来た旦那に頼むのがいい」
「? 何の話だ?」
「恋の母乳を搾って」
「……………………華陀、説明を」
「ああ」
ストレートにもほどがる恋の言葉が理解しきれなかった龍見は華陀へと助けを求めた。華陀が簡単に医療行為の一環だと説明すると、頭を抱えながらも龍見は納得した。
「別にオレでなくともいいだろうに。あ、断っておくが嫌ってわけじゃないぞ。むしろ嬉しい」
「ならば良かろう。ただ搾るよりも性的興奮がある方が乳の出もいい」
「そういうもんかね…………あいた!? どうしたんだよ地和、いたたっ! 無言で髪引っ張るな!」
「地和、明日なら龍見としてもいいよ」
嫉妬からか無言で龍見の髪を引っ張っていた地和も恋の一声で満足したように動きを止めた。ああ、今晩は恋、明日は地和かとぼんやりと考える龍見であった。
「龍見殿、恋殿が一番であるのをお忘れなく」
「そりゃ忘れようがねぇよ」
ーーーーーーーーーーーー
日が沈み、体を洗った龍見と恋は龍見の部屋にいた。暫く放置されていた部屋だが、恋がたまに掃除をしていたらしく汚れている所はない。むしろ綺麗になっているほどだ。
「じゃあ、やろうか」
「うん。龍見、お願いがある」
「なんだ?」
「優しく、して」
上目遣いで頬を染めながら恋は呟いた。激しくしない、膣内に射精しない、この二つを守れば性行為は問題ないと華陀からは伝えられている。お腹の子の事を考えて自慰も控えていた恋にはありがたい許可だ。
そんな恋の行為に龍見の逸物は既に最大まで勃起していた。今すぐにでも飛び掛かりたい本能を抑え込みつつ、優しく恋の頭を撫でた。
「当たり前だろ。恋もお腹の子も大切だもんな」
「ありがと……んぁ…………」
「しかし本当に胸も大きくなったな。妊娠したら乳首が黒くなると思ったけど、そうでもないんだな」
我慢しきれなかったのか、龍見はまだ椅子に座っている恋の服を脱がし、そのまま恋の胸を揉みしだく。一回りも二回りも大きくなった胸は確かに少し張っている。
「あっ、はっ、たつ、み…………上手」
「喜んでもらえて何よりだ。しかしちょっと触っただけなのに乳首も勃起して、少し母乳も滲んできたか? チュー」
「んんっ…………気持ちいい。もっと、吸って」
要望に応えるように龍見は恋の乳首を吸い上げる。下で乳首を転がし、歯で軽く刺激する。何度も揉んで母乳の出を良くしようともするが、どうにも上手く出ない。
「チュパッチュパッ、これじゃ駄目かな? 少しやり方を変えるか」
そう言って逸物を取り出した龍見は、亀頭で恋の乳首を押し始めた。
「あ……龍見の、熱い」
「漫画とかじゃ、よく見たけど、結構いいなこれ」
「ねぇ龍見。もっとこっち来て」
「? 分かっ、ふぉぁっ!?」
「ふふ、捕まえた」
恋はその豊満な胸で龍見の逸物を挟み込んだ。涎を垂らし、滑りを良くすると胸全体で逸物を刺激する。更には鈴口も舌でチロチロと舐め、射精を促した。
膣とは違う柔らかさとキツさ、そして恋の舌使いに龍見は早々に果てた。
ーードクッ ビュルッビュルルルッ
「いっぱい出たね」
精液が掛かった顔でにっこりと笑う恋。妖艶でありながら可憐な姿に再び逸物も起き上がる。胸の中で逸物が勃起していくのを感じた恋は龍見を少し離すと椅子に座ったまま股を広げ、陰部を開いた。
「来て」
「…………ブフォッ!!!」
次の瞬間龍見は鼻血を噴き出した。これまでの恋では絶対にやらなかった行為。愛液が溢れ、奥まで見えそうな陰部。妊娠して膨らんだお腹が引き出す背徳感。それらが合わさり龍見の興奮は一瞬で限界を突破した。
「だ、大丈夫?」
「大丈夫だ。鼻血専用ヒーリングもある。ああ、これがあいつの気持ちなんだな」
幸か不幸か、鼻血によって逆に冷静さになった龍見は心配そうに近寄ってきた恋をお姫様抱っこして、優しく布団へ横たえた。
「抱くぞ」
「うん」
龍見はそっと逸物を挿入する。妊娠していようと締まりは変わらない。むしろ強くなっている気さえした。それでありながら徐々に龍見のものを受け入れていく。
奥まで入ると、龍見は腰を動かし始める。恋に負担が掛からないようにゆっくりと抜き差しを繰り返す。
「あっ、はぁ……ん、もう少し、早くてもいい」
「ならそうしようか。でもその前に、こっちも刺激してやらないとな」
「ひっ、あぁっ!!」
挿入した時から少しずつ母乳が溢れてきた胸を乱暴に揉みしだく。すると噴水のように溜まっていた母乳が噴き出してきた。龍見は恋の両胸を寄せると、大きく口を開けて二つの乳首へとむしゃぶりついた。
「た、たつみ、つよ……んふっ!? ひっ、だ、めっ!! あぁっ!!? こ、しまで……はげし、い…………あ、あ、イッ、ちゃ…………う!」
溢れ出す母乳。いとおしい艷声。恋の全てが龍見を興奮させる。駄目なのは分かっていても腰が止まる事はない。そうしているうちにやがてやってくる射精感。流石に膣内射精はできないと、最後の理性を振り絞り逸物を抜こうとした。だがそれが出来なかった。いつの間にか恋の手が、脚が、龍見を抱き締め固定するようになっていた。
「ぷはっ!! れ、恋! もう、出るから離して」
「やっ! この、まま!! 中に出して!!」
「いやそれだと子供に」
「大丈夫……ハァハァ、この子も、お父さんを欲しがってる。だから…………いっぱい、出して」
「こ、の……そういうところも大好きだ!!!」
ーービュルルルッビュルルビュッビュッ ドクンドクンッ
「ふあぁぁぁぁぁっっ!!! あぁ…………熱いの、お腹にいっぱい………………赤ちゃんにも、かかっちゃった…………」
「だ、大丈夫か?」
「う、ん。大丈夫…………だから、もっと」
「いやいやいや! これ以上は流石に子供にわる、って脚外して!! 膣内動かさないで!!」
「ふふふ、おっきくなった」
「そりゃこんな気持ち良ければ出なくなったとしても大きくなるって」
「嬉しい…………あ、龍見」
「な、なんだ?」
「恋も、龍見大好き」
「……………………先に我が儘言ったのは恋だからな。嫌だって言うまで止まらないぞ」
「うん、来て」
そのまま互いに気を失いかけるまで愛し合った。そして冷静になると二人とも自己嫌悪に陥り、妊娠中は欲求不満でも口までと固く誓い合うのだった。
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