「ウシシ…♪」
深夜の海上。停泊する船に近づくのは別名【女狐】と呼ばれる怪盗、カリーナだった。
念入りの準備と綿密な作戦をたて、さらには咄嗟の判断でいくつもの盗みを成功させる彼女はすでに東の海での目ぼしい獲物は盗みつくしていた。
いっそのこと、偉大なる航路へと入ろうかと思った時に聞いた話がある。
「こーんなちっぽけな船に大金だなんて、もったいない♪」
東の海で最高金額の賞金首【ノコギリのアーロン】が打ち取られたと。その賞金は2000万ベリーで、しかも駆け出しの冒険者が仕留めたそうだ。
流石に海軍から大金を盗み出すのは無理だが、一般人に渡るとなると話は別。
駆け出しの冒険者ということで情報はあまり集まらなかったが、そんな素人相手に後れを取ることはないと高を括るカリーナは2000万ベリーを盗み出すことにした。
深夜になり、冒険者が購入したという羊船まで泳いで近づいた。運も味方にしてくれてるのか交代の時間か見張り台には誰もおらず、潜入するには何も障害がなかった。
「(さて、問題はここから…流石に乗組員の情報までは分からなかったから何人いるのか分からないし、金の場所も不明。だけどナイフでも突き立てて脅せば…)」
「っ―――――ぁ――――――」
そう思いながら、よじ登っていると人の声が聞こえてきた。波の音で内容までは聞こえないが誰かがいるのは間違いない。
ナイフを手に、その人物に向かって襲い掛かった。
「しゃべ――え?」
「え?」
ナイフを突き立てようとしたのは金髪の同い年ぐらいの――全裸の少女。
全裸でいることも理解できないが、さらに意味不明なのは体勢。両足を蟹股にひらいて股と胸を弄っていた。
カリーナもこれが自慰してるのだというのは分かる。わかるがいくら船上とはいえ屋外でそれをやってるということに理解が追い付かない。
「……」
「……」
お互いに沈黙したまま見つめ合う二人。彼女も突然目の前に見知らぬ人物が現れ、それが自慰の真っ最中と言うことに判断が追い付いてないようだ。
「「きっ…」」
そして二人は(片方は現在の状況的に首をかしげてしまうが)うら若き乙女。そんな異常事態に陥るととる行動は同じだ。
「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」
ゴーイング・メリー号から遠く離れた船にまで聞こえた二人の悲鳴が東の海に伝わる都市伝説【月明かりがない真っ暗な新月の夜の海にどこからともなく聞こえる深い海の底に沈む女性の金切り声。通称はマーメイド・シャウト】として後世に伝わることになるのは誰も知らなかった。
「この子はカリーナ。東の海を縄張りとしてる泥棒よ」
あの後、カリーナは悲鳴を聞いて駆け付けた船員に捕らえられた。
船長の男の能力によって体に力が入らず、そのまま拘束されて船室へと運ばれた。
カリーナは想像もしてなかったが、この船には彼女のことをよく知る同業者だったナミがいた。
身元について問われることもなく、ナミによって簡単に身元がバラされた。
「ウシシ…意外ね、あんたも私と同じで誰ともつるまないと思ってたのに」
「まあ、それについては同感ね、けど私にも私の事情があるのよ」
「あ、あのぉ…ナミさん…?」
手足を縛られているカリーナが取れる行動は口で強がることしかできず、しかしながら腐れ縁のナミにとってはそんなことは意味をなさない。
だが、カリーナにとって予想外なことは自分の横に同じようにして手足を縛られて、裸で正座になっている先ほどの
「なんで私も何ですか…?」
「アンタね、いくら順番が違うからって私でも我慢してたのに夜の見張りの時間にオナニーしてたらダメでしょ!!おかげで侵入者に気づかなかったんだから!!」
ノジコの言う通り、今日はカヤとノジコが夜の見張りの担当だったのだが、その職務を放棄して自慰に更けていたというわけだ。
案の定
「ご、ごめんなさい……なんかムラっと来ちゃいました」
「まあ、ノジコも落ち着けって。幸いにも被害はなかったんだからよ」
「ル、ルフィさぁぁん…!」
椅子に座るルフィの言葉にノジコは「でもっ」と言って食い下がった。確かに実害はなかったがそれとこれとは話は別だ。
だが、船の船長かつ彼女たちの【ご主人様】でもあるルフィの決定には従うしかなかった。
「お仕置きとして1週間セックスとオナニー禁止だ」
「ルフィさん!!?」
天国から地獄。うるうると神に縋るような眼をしていたカヤは一気に絶望した表情へと変わった。
実を言うとこの船で一番性欲が強いのはカヤなのだ。
ルフィとセックスをしなくても女性同士で体を重ねることもあるこの船では、主にカヤがその相手を受けることが多い。というよりカヤが誘うことが多い。
そんな彼女にとって性行為の禁止は、とくにルフィが気が向いたら女性を使うこの船に乗る者にとって相当なストレスになる。
「そんな殺生な!5日!いえ、せめて3日で!」
「なんで食い下がろうとして短くなんのよ」
涙ながらに懇願する彼女に、呆れ顔で突っ込むナミ。
他の船員たちは特に何も言わないところを見ると、おそらくはこの船の日常風景なのだろう。
だが、その話の節々では言ってる意味がよく分からない単語がある。
順番?
セックス?
オナニー?
「ふふふ♡カリーナったらわかってない顔してるわね?私もルフィと会うまではこんなことをするなんて思いもしなかったわ」
そう言ってナミは椅子に座るルフィの前で屈むと彼のズボンを降ろしてそり立つ性器を見せつけた。カリーナは突然のナミの行動もそうだが現れた男性の象徴に目を丸くして驚いた。
それはあまりにも大きく、血管が浮き出てグロテスクだった。さらに言えば先端からは透明な液体が漏れ出ており、臭いもひどい。
「見て♡これがルフィのオチンポ♡♡形も大きさも臭いも最高の私たちの処女を食い尽くした最高のおちんぽよ♡」
「(なに、あれ…すごく…おおきい…♡)」
うっとりと舌なめずりをしながら説明するナミ。確かに、その性器に自分の中で何かが誘われる感覚がして、ゴクリと喉を鳴らした。
過去に生き残るため、または盗みを成功させるために純潔を捨てたカリーナは男の扱いにも自信があった。
しかし、ソレとルフィのはまるで別物だ。それはルフィの態度から見てわかり、こういった女性を侍らすことを考える男は下卑た表情をして女を値踏みするような目を向ける。
一方のルフィはただそこで、当たり前のように座ってカリーナをまっすぐと見ている。
一切の内情を読み取れない表情はまるで「女は自分のために尽くすのが当たり前」と言わんばかりだ。
「(このままじゃ、あのオチンポにめちゃくちゃに…♡♡い、いやっ!駄目よ、降伏するなんて考えたら、アイツの思うツボ…なんだから…♡)」
だが、ルフィの性器の大きさに漂う臭いからカリーナの中の【女】がひれ伏しそうになっていた。
「(…………また知らないキャラだ)」
ちなみに、この時ルフィが考えていたのは原作に現れないキャラクターについてだ。ナミと顔見知りと言う点から自分と同じ転生者か、あるいはウタのような特異的な存在か見極めるためで、カリーナを犯すかどうかについては特に考えてなかった。
「ナミ。お前はカリーナをどうしたい?このまま海軍なり、どこかの自警団なりに突き出すこともできるが」
「…そうね。正直に言うとこの子には借りもある」
「っ…やっぱ、恨んでるか」
ナミとカリーナが偶然手を組んでトレジャー海賊団から宝を盗む仕事。その時に二人とも捕まり、カリーナはナミを見捨てたのだ。
刻限までに戻らず、さらにはナミの宝まで盗んでいったのだ。
もしかしたらそのままナミはマッド・トレジャーに殺されていたかもしれないのだ。
「…馬鹿ね、強がって。本当に私を裏切って宝を独り占めにして逃げるのならそのまま姿を隠せばよかったのに、アンタわざわざ姿を見せて挑発して、私を助けようとしたんでしょ?」
「っ…」
ナミの指摘にカリーナは押し黙った。あの時二人が助かるためには、ナミを見捨てたふりをしてマッド・トレジャーの意識を自分に向けさせるしかないと思ったからだ。
しかし、結果的にナミの宝を奪ったことに負い目も感じていた。だから弁明をしなかった。
「まあ、確かにあの時は裏切られて、おかげで村を助けるのが遠のいたって思った。けど、恨んでなんかないわ。命あっての人生だもの。それに村もルフィが助けてくれた。結果的に、あの時のアンタの判断が正しかった」
「…そう、村を…助かったんだ」
ナミが泥棒をするのには何か理由があると察していたカリーナは、その目的が達成されたということに少し安堵していた。
なんだかんだで心優しいカリーナも、誰かの不幸を見向きもしないで盗みをしたくはなかった。
「それで、この船を狙ったのはアーロンの懸賞金が目的、だな?」
「…ええ。アーロンを打ち倒すほどの実力者なら、金に困ってもほかの賞金首を打ち取れると思ってね。まさかナミがいるとは思わなかったけど」
この船で狙うものと言えばアーロンの懸賞金ぐらいだ。それを隠すこともないため、カリーナはうなずいた。
確かに、ルフィなら東の海の賞金首を相手取れるだろう。
「…なあ、ノジコ。アーロンの懸賞金をカリーナに渡すとしたらどれぐらい捻出できる?」
「え?そうね…ローグタウンでの準備とか今後の航海費用とか考えたら500万は欲しいかな」
「ちょっとルフィ!?まさかカリーナにあげるなんて言わないよね?余裕があるって言っても、海では何があるのか分からないのよ。むしろあげる余裕なんてないわよ!」
確かにナミの言う通り無駄遣いはできない。行った先で必要になる物資やかかる費用がどれぐらいになるのか分からないのだ。
無償でそんな大金を分け与えるのはナミじゃなくても反対する。
「いや、ちょっと趣向を凝らそうと思ってな」
そう言って立ち上がったときの笑顔に、なぜかカリーナはとても不安になった。
とりあえず、ナミとノジコにカヤとカリーナの拘束を解くように言って椅子を持ってきて座った。
「ナミの命の恩人ってことなら突き出すのはやめたい。けどお前も手ぶらで帰るつもりはないんだろ?」
「…ええ、そうね」
カリーナとしてもここまで来て、はいさようなら、では済ませられない。
だが、それではお互いに納得できる結果にはできない。そこでルフィはある妥協案を出した。
「そこでだ、おれとゲームをするってのはどうだ?」
「…ゲーム?」
「ああ、そうだ。ルールは簡単だ」
そう言うと、ルフィは出しっぱなしだった性器を見せつけるように半脱ぎだったズボンを完全に脱いだ。
威風堂々というように隠すこともしない男性器に、カリーナは思わずひるんだ。
「おれが射精をしたら1発につき100万ベリーをお前に渡す。2発なら200万、3発なら300万。それでおれがギブアップをしたら上乗せで1000万だ」
「なっ…!?」
つまりはルフィとの売春をするゲームということだ。しかし、その金額は破格すぎる。
売春だと1発で10万もあれば高い方なのに、その相場の10倍。さらにはルフィに敗北を認めさせたら懸賞金の半分の上乗せ。
「ああ、もちろん受けるのもやめるのもお前の自由。3発出させてやめるのも、最後までやり切るのも好きにできる」
「………その条件、嘘はないよね?」
あまりにもカリーナにとって友好的な条件だ。まるで自分が負けることを考えもしないという話に裏も感じる。
しかしルフィは「ここにいる3人が証人だ。不足なら誓約書でも書こうか?」と真っ当なものだと主張をする。
「…いえ、いいわ。私を許したナミに免じて信じる。でも条件の追加!ゲームの最中は部屋は貴方と私だけにして。人に見られながらヤるのは趣味じゃない」
「ああ、それぐらいならいい。カヤ、ノジコ。夜番をしておいてくれ。ナミ、マキノを頼む。あのままだと風邪をひくからな」
「またマキノさん潰したままなの!?」
カリーナは知らないことだが、この船にはもう一人船員がいる。
この船員の中では一番の年上であり、ルフィの最初のハーレムの一人であるマキノだ。
冒険に出る前からの付き合いからか、ルフィがマキノをよく【使って】いるのだが、マキノがそれでよく潰れるのは日常茶飯事だった。
カヤとカリーナが遭遇して悲鳴を上げたときにはもう使い潰しており、そのまま放置してきたのだ。
ルフィの指示を聞いて――カヤはノジコに服を押し付けられてしぶしぶと着替えながら部屋を出て行った。
それを見送りながらカリーナが内心で舌を出していた。
「(ばーか!射精させた回数なんて簡単に誤魔化せるわ!!ウシシ、これで数を水増ししてむしり取ってやれるわ!)」
男の扱いに自信があるカリーナはルフィを何度も射精させて金を奪い取るつもりだった。
だがその狙いが甘かったなんて、すぐに分かった。
「あぁっ♡なぁっ♡♡んでぇ♡♡♡」
「どうした、ほらもっと動けよ」
「んぎぃぃぃ♡♡♡」
ルフィの上で腰を振るカリーナ。このゲームが開始してすでに30分は経過していた。
普通の男なら複数回は射精していただろう。しかし、未だにルフィは1度も射精せずに剛直をカリーナに突き刺している。
一方のカリーナはすでに40回以上の絶頂を迎えた。今となっては1ピストンで3回はイッてるだろう。
「仕方ないな、ほら。動いてやるから休んでろ」
「ちょ♡♡ま゛ぁっ♡♡お゛ぉおお゛っっっ♡♡♡」
パンッと肉と肉がぶつかり合う音と共にカリーナが背中を反らせながら潮を吹き出した。
膣が痙攣しながら締め付けを強くする中、ルフィは構わずカリーナを突き上げた。
「――――――あ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ぁ゛ァ ~~~~~ッッ!!!!」
獣のような声を上げて仰け反ったままカリーナはイキ続けた。ガクンガクンと全身が揺れ動き、そのたびに愛液と精液の混ざった汁が溢れ出す。
それでもルフィは一切ペースを落とすに動かす。
「っ、、あ、、♡、っ、、う、っ♡、、、、、♡」
もうカリーナは白目をむいて意識がない。体もぐったりしており、突き上げるたびに反射的に息を吐く人形のようになっていた。
このままでは腹上死でもしそうな状態だ。
「…こんなものか。それじゃあ…」
もう意識がないカリーナを床に寝かせて手を向けるルフィ。
「【ペースト】」
「ほぎゅぅ!?」
ぐったりとしていたカリーナが飛び起きて、絶頂して気絶したため直前の記憶が飛んでいるからか目を白黒させてパニックになっていた。
「な、に、いま、のぉ…」
「せっかくのゲームで『寝ていたから負けた』なんて、言われてもたまらないからな」
「げぇ…む…あっ…あぁ…♡」
ルフィの言葉をかみ砕いて、状況を思い出したのか瞠目して、何もしてないのにぷしゅ♡ぷしゅ♡と愛液が吐き出される。
絶望したように瞳孔を開いて奥歯を鳴らしているが、口角が吊り上がって頬も紅潮して期待してるような、とてもごちゃ混ぜな表情になってる。
「ま、まってぇ♡も、もうむりゅ♡♡!!」
「なんだ、まだ一発も出してないぞ?1発につき100万、ここまで頑張ってたのに0でいいのか?」
「ッ~~~!!!!う、うぅぅぅぅぅ♡♡♡」
ルフィが煽ればカリーナは揺らいだ。体はもう限界なのだが手ぶらで帰るわけには――
「おほぉ♡おおぉ♡♡」
あれからカリーナは何度も気絶し、何度もたたき起こされた。
「ふぎゅぅ♡♡♡」
もちろん、ただ騎乗位で下から付くだけではなく立ちバックで壁に押し付けるようにしたり。
「ふきゃいぃぃぃ♡♡♡」
側位で子宮口をこじ開けて奥でイかせたり。
「んじゅぅ♡♡♡じゅぼぉ♡♡♡」
対面座位でキスをしながら腰を振らせたり。
「【ペースト】」
「ほぎょぉぉぉぉぉ♡♡♡」
気を失うたびに何度も【貼り付け】て起こした。
最初はお金を奪うまでは、と意気込んでいたカリーナも徐々に心が折れ始めており、意識を失っても取り戻してもずっと絶頂しっぱなしになっていた。
「ほぉっ♡♡!?ほッ♡!ほッ♡♡!!ほッ♡♡♡!!!ほぉぉぉぉっぉぉぉ♡♡♡♡!!!!!!」
背面駅弁でアナルに突っ込む。
だが、もう半分快楽堕ちしてるカリーナが耐えれるはずもなく、一突きするたびに音を出す玩具のように同じ声を発するようになっていた。
彼女の大便よりも太いちんぽを何度も出し入れされ、括約筋も伸びている。おそらくしばらくはトイレが我慢できなくなるだろう。
「カリーナっ!ほら、どうした!ギブアップか!」
「ぎぃ♡♡!!ぶぅぅ♡♡!!ぶぅぅぅ♡♡♡!!!」
おそらく、ギブアップと言いたいのだろう。だが快感とピストン行為に呂律が回らなくなっており、豚の鳴き声の真似のような声しか出てこない。
すると、ピストンを止めずににルフィはカリーナの耳元でささやくように聞いた。
「じゃあ、お前は転生者か?」
「へぇぁ♡♡にゃにぃ♡♡しりゃにゃぁぁい♡♡」
「正直に話すまで続けるぞ」
「ひぃぃぃ♡♡♡!!!ちぎゃう♡♡♡!!しりゃない♡♡♡しりゃにゃいのぉぉぉぉぉ♡♡♡!!!!」
快楽による脳内麻薬と何度も意識を覚醒させたことによるトランス状態で嘘をつくことは難しい。
おそらくはカリーナは何を質問されてるのか、正気に戻ったときには忘れてるだろう。そんな状態ならいくら転生者だとしても誤魔化しはできない。
「(俺の思い過ごしか…)」
いくら警戒をするに越したことはないとしても、ウタの時同様にやりすぎたかと少し反省した。
「やめぇ♡♡♡もうやめぇ♡♡♡」
「ふぅ…もう明け方だし、そろそろゲームセットだな」
窓から外を見れば日が昇り始めている。オールでやり続ければ、いくら性欲モンスターのルフィと言えど疲労感を感じる。
すると、コンコンと扉がノックされた。
「ふぁ…まだやってたの」
「おう、おはよう。ナミ」
「やっぱり、こうなるわけね」
欠伸をしながらやってきたナミ。おそらく夜中ずっとゲームが続くだろうと思っていたナミはこの惨状を見ても案の定と言わんばかりの様子だ。
そして部屋の中を見渡してどこにも精液を出した形跡がないことから、カリーナはゲームで完全敗北したのだろうと判断した。
そもそもあらかじめルフィの精巣へ【赤ん坊】のタグを設定してしまえば射精することはないのだ。
つまり、このゲームは最初からカリーナに勝ちの目はなかった出来レースだった。
「くっ…屈辱ぅ…」
メリー号甲板で足腰が生まれた小鹿と形容することもできないぐらい震えるカリーナ。
ある程度の正気に戻ったカリーナは自分の身体と部屋の状況から一度も射精させれなかったと理解した。
これでは回数の誤魔化しなんてもできず、怪盗としてお金を奪うことに失敗している上に、男を満足させれなかったと女としてのプライドも傷つけられた。
「あらあら、カリーナ。無様ねぇ♡それに強がって、私たちと一緒にいればいつでもルフィに使ってもらえるんだよ♡」
「っ~~~♡♡ふざけんなぁ♡!!いいかモンキー・D・ルフィ!次のこそはお前にギブアップと言わせるからなぁ♡!!」
そう言うと、カリーナは海へと落ちるようにして飛び込んだ。
ルフィとナミがそのまま見届ければ、おそらく脱出時に使うつもりだったのであろうビート板にスクリューを付けたような道具で船から離れていくのが見えた。
「カリーナったら…次もアンタとゲームする気満々みたいね」
「イカサマだって分かってるのにな」
いくらなんでもずっと射精できないことに裏があるとは分かっているはずだが、お金を奪うのではなく負けが決まっているゲームを宣言するというということが何を意味するのか理解してないようだ。
しかし、しばらくは来ないだろうと思ったルフィは、「ふぁ~、ねみぃ」と言いながら、徹夜したため少し仮眠をとろうとした。
「ん?」
船室に戻ろうとするルフィの肩を、ナミがガシッと掴んだ。
妙に力が入っているのに、ルフィは少しばかり嫌な予感がした。
「なっ、なんだ、ナミ?俺これから寝るんだけど…」
「ルフィ、私に何か言い忘れてない?」
言い忘れたこと。はて、何かあったかと思ったが睡魔が襲い掛かるなかでルフィは特に考えることもせずに思い当たる理由を口にした。
「カリーナの袋に100万ベリー忍ばせたことか?」
「はぁっ!?あんた、カリーナに金をあげたの!?なんで!?バカなの!?」
「いや、さすがにやりすぎたなぁって。直接渡してもプライド的に受け取らないだろうし、こっそりと…」
転生者と勘違いしたことへのお詫びも含まれているが、それを言う必要もない。
おそらくお金を入れて運ぶためであろう撥水性の高い袋に入れておけば濡れることもないだろうし、彼女はすぐにメリー号から離れるだろうから、気づくとしたら拠点に戻った時ぐらいだろうとあたりを付けていた。
「けどお金には余裕があるんだ。多少は目をつぶってくれよ」
「っ~…ってそうじゃなくて!忘れてないわよね!昨日の順番!!」
この船で順番と言うのは日替わりにルフィと体を重ねることだ。少人数の船では夜の見張り番も持ち回りでやる必要があり、ときにはルフィもやる日がある。
昨夜はマキノが最初にルフィの相手をして、そのあとは見張り番の前半を終わらせた――
「ああ、マキノの次はナミだったな」
「だったな、じゃないわ!結局カリーナとずっとやってたから私の順番とばされたじゃない!」
この船でお預けを食らうのは相当な不満になる。おまけにその理由がナミと腐れ縁の怪盗となれば彼女も納得できない。
「夜中ずっとオナニーして待ってたんだから、しっかりと楽しませてもらうわよ!!」
そう言って「えぇ~」と嫌がるルフィを船底へと引きずるナミ。
しかし、彼女が一つ計算外だったことがある。
世の中には「疲れマラ」と呼ばれるものがある。体が疲労して休息を求めてるのに男性器が勃起する現象のことだ。
セックスは結果的に射精をすることで達成感と快感を得る行為。それを封じられてはただただ疲労がたまっていくだけだ。
一夜の間、射精しない男性器でカリーナを責めて、かつ徹夜と言うルフィもこの状態である。
「おほぉ♡♡またでぇて♡♡♡」
そのため、ルフィの身体は壊れた蛇口のように射精をしてるが、全然収まらない状態だ。
カリーナの時とは逆にナミの胎は臨月とも言わんばかりに膨らんでいるが、それでもルフィの射精が止まらない。
「ぐぅー…ぐぅー…」
ちなみに、当の本人は睡魔に逆らえずぐっすりと寝ている。
そのルフィの上で腰を振るナミが勝手に挿入して、勝手に絶頂して、勝手に膣内出しされていたのだが快感から身動きが取れない状況になっていた。
もはやナミの一人相撲だが、おそらくルフィが起きるまでこの状況が続くだろう。
「へぇ、そんなことが…」
メリー号全体を精液臭くするわけにもいかないため、船底の倉庫代わりの一部屋をヤリ部屋としている。その部屋から朝になると聞こえるはずもないのに響くナミの嬌声を聞きつつマキノがそう言いながら料理の下準備をして、夜の見張り番を終えて寝る前に軽食をとっているノジコが昨夜、マキノが気を失ってる間に起こっていた出来事を説明していたのだ。
「だから前方甲板でカヤちゃんが縛られてたのね」
朝目が覚めてキッチンへと向かう際に、カヤが椅子に括り付けられて甲板に座らされているのを見たのだ。
何かの罰ゲームかと思ったが、これが彼女のお仕置きとして勝手にオナニーなどをしないための処置だった。
「まあ、ナミがあの状態だし、ルフィも徹夜だから船が動かせないからね。今日はたぶん一日中ここに停泊することになると思うよ」
さすがに航海術がない女だけで船を動かすことはできない。ナミが満足するまで待っていたら日が暮れるだろう。
「そうね。じゃあ私も後で混ざりに行こうかな♡」
「…カヤもそうだけど、マキノさんも相当な性欲ね…」
「うぅ…皆さん、ひどいです……」
甲板での見張りとして身動きが取れないカヤはその日、ナミとマキノの嬌声を聞きながら一日を過ごすこととなった。
「はぁ♡はぁ♡」
一方、無人島に作ったアジトへと戻ったカリーナは乱れていた。
服を全部脱ぎ捨てて全裸の状態で股を大きく広げ、右手でクリトリスを左手で乳首を弄っている。
「んふぃぃ♡♡足りないっ♡足りないぃぃ♡♡」
ルフィによって長時間与えられ続けていた快感に、半分中毒症状のようになってしまったカリーナ。
しかし、あくまで盗む手段としてセックスしていた彼女は発散する道具も持っていないため、最初はそれを我慢して乗り越えようとしていた。
「こんなぁ♡いれてぇ♡♡」
しかし、怪盗道具の片づけをしようとして袋の中に100万ベリーがあるのを見つけたら【1発につき100万】というルールが脳内で反復した。
そこからは連想ゲームのようにルフィにされたことがどんどん蘇っていき、もはや手が付けられなくなっていた。
「くぅぅぅ♡♡♡」
彼女がその細い指で満足するまでしばらく時間がかかるだろう。
また、札束を見ると瞬時に発情してしまうため、しばらくはその症状に苦しむことになるのだが、今の彼女はそれどころではなかった。
「次ぃこそは♡勝つんだからぁぁ♡♡」
アヘ顔で意気込む姿に説得力がなかったが、それを指摘する人は誰もいなかった。
はい、と言うわけでFILM GOLDのカリーナです。
彼女がいつからギルド・テゾーロにいるのかわかりませんが、この段階ではまだ東の海にいます。
一応、キャラ設定
カリーナ
怪盗
東の海では『女狐』という異名で知られる泥棒。ナミとは腐れ縁。
東の海から偉大なる航路入りをする前に最後の仕事として『ノコギリのアーロン』の懸賞金を盗み出すことにしたが、船長のルフィとのゲームに敗れて撤退する。
しかし、ルフィの気遣いの100万ベリーのせいでスイッチが入るようになり、今後は札束を見るだけで発情してしまう。
その後ルフィ冒険隊を追いかける形で彼女も偉大なる航路入りをする。
以前、東の海で出会える女キャラクターでカリーナを上げてる方がいましたが、おそらくカリーナは今後ルフィたちには同行しないけど行く先々でたまに遭遇して体を重ねるキャラクターという立場になると思います。
あと、ウタの時同様にオリ主はライトユーザーのために映画を見てないからFILMGOLDを見てないためカリーナを知りません。
ウタの時は紹介できなかったですけど、今回のカリーナと同じような方法で堕としました。
……それにしても、カヤがどんどんキャラ崩壊していく。
もはやオリキャラレベルにまでなってないかな…
さて、ところでこの『海賊王に、俺は、ならない!』なのですが今後の展開なんですがひとまず予定はアラバスタ後――だいたいロビンが仲間になってそこからいくつかの話を作って本編は終了する予定です。
その他は映画や空島、アマゾン・リリーなどで「起こった出来事」として短編やいくつかのマルチエンディング形式のエピローグを投稿する形になると思います。