男禁制の国。その中心に位置する九蛇城の最上階。
女性としての外見的な美を保つために造られた女帝専用の大浴場。
「はぁ~…❤」
「一回シたあとの風呂もいいわね❤」
体に付いて、穴から流れ出る精液を落として綺麗になった一同。
ウタ、オト、マキノ、ナミ、ノジコ、たしぎ、ロビン、ビビ、カヤ、ミキータ、アデルが並んで湯船に浸かりのんびりとしていた。
その一方、リラックスする彼女たちとは対照的に緊張しているのはこの国の王であり九蛇城の主の女帝――ハンコックだった。
「くぅ…こんな、格好を…❤」
「ちゃんとほぐさないとキツいのはお前の方だぞ」
「そ、そうかもしれぬ……だが……❤」
壁に上半身を預けるように尻を突き出して、股を見せつけるような体勢を取らされている女帝は苦渋の表情を浮かべている。
奴隷時代に純潔を散らしてはいたが、長らく男から遠ざかっていた彼女の秘裂は固く閉ざされていた。
当時のことを思い出して――いや、覚えているハンコックはその行為の必要性は理解していた。
しかし、だからと言ってそれを受け入れられるかは別の問題である。
きつい膣を指で解しながら広げられる。最初は人差し指でキツかったが、今ではやっと二本入るぐらいまで広がった。
「ふぐっ❤ぐぅぅ…この…な、何本入れるつもりじゃ!」
「少なくとも3本だ」
「さんっ!?」
まだ広げるのかと非難の声を上げかけ、慌てて口を噤む。
この行為は自分が望んだことの準備のため。耐えねば、と口を真一文字に結んで耐えるハンコック。
「んはぉ❤さ、3本入ったぞ!!」
「まだ入っただけだぞ」
「んひぃぃぃ❤❤❤」
屈辱的な時間が終わるのをひたすら待ち、ようやく指が引き抜かれた時には息も絶え絶えといった様子だった。
先程までは立っていたが、もう膝がガクガクと震えてしまっている。
「おほぉ…❤❤こ、こんな…わらわを…すがたにぃ…❤❤」
「そろそろいいか」
もう解すだけなのにジャブのような軽い絶頂を何度も味わわされ、思考もぐちゃぐちゃにされたハンコックは、もはやまともに言葉も放てない。
だが、そんな状態の彼女を見てもルフィは容赦しなかった。
「よっと」
「―――おひょ?」
軽い感じでルフィはハンコックの穴へと自分の一物を突っ込んだ。
解された入り口を貫かれ、締め付けが強い最奥を一気にこじ開けられて衝撃が子宮まで届く。
その瞬間、ハンコックの体に電流のような凄まじい快感が迸った。
あまりにあっさりとした刺激と快楽で、一瞬理解を拒んでしまったほどだ。
「あっ…❤!あぁぁ❤❤!あああああああっ❤❤!!!!!!」
しかし、すぐにその衝撃は彼女の脳内に浸透していく。
股を発信源に胴へ脚へ腕へ頭へ指へ脳へ、到達する頃には快楽は暴力と化していた。
「さすが中古美品マンコだな。締め付けが程よくて気持ちいいぜ」
「んひぃぃぃ❤❤!あっ、やめ……抜いてぇぇぇ!はおぉぉおお!?!ぬくのもだめじゃぁぁあぁぁぁぁ!」
快感と苦痛で無様にもがく女帝。
命乞いのように懇願するが、今度は引き抜くと締め付けが強いハンコックの腟内が引っ張られて快楽を生み出す。
それにルフィは「どっちなんだ」と笑って――いや、嗤って体を寄せた。
「ほら、ハンコック」
「ピッ❤みぃ❤耳元でぇ❤囁くなぁ❤❤」
人間は背中から覆いかぶさるようににして密着をすれば安心感が得られる。
この状況で、しかも恩人からという安心感だけでなく幸福感も溢れ、そして耳元で名前を優しく囁かれる。
「大丈夫、気持ちいいなら我慢しなくていいだろ?」
「んぁ❤むねぇ❤揉んでぇ❤❤らめぇ、らめぇじゃぁ❤❤❤!!!」
女性としての幸福なんて今まで一度も感じたことがないハンコック。
おまけに女帝という二つ名から異性から優しくされたこともない。
奴隷時代の性行為も彼女を飼っていた天竜人が楽しむためにハンコック達の意思も関係なく無理やりだった。
つまりは恋愛的耐性も異性からの紳士行為の耐性も、優しく性行為をする耐性も皆無だ。
自分の傷を癒やしてくれた男の、過去のトラウマでもある行為とはまるで違い、それでいて体全体に蜂蜜みたいに甘美な性行為にハンコックの思考は最高級の羽毛よりもふわふわし始めていた。
「おほっ❤❤ほぉぉおおぉおお❤❤」
「もうそろそろ、出すが、どこに欲しい?」
「イッ……――ッ!!お゛ぉぉぉぉおおおおおおっ!あちゅっ!お、おくにぃいいいっ!!」
女としての本能、あるいはメスとしての欲望か。
ハンコックは子宮に、卵巣に精を注がれたいと本能で感じ、無意識に腰を振りって媚びていた。
「分かった。しっかり受け止めろ!」
「んおおっ❤❤❤お゛ぉ❤あ゛ぁぁあああぁ❤❤❤❤」
ルフィが射精したことで、ハンコックの頭の中は真っ白になった。
胎内へと注がれる温かい(熱い)精液によって、今まで【ボア・ハンコック】だったものが音を立てて崩れ去る。
「おほっ……❤んひっ……❤❤」
壁に上半身をもたれさせて、肩で息をするハンコック。その目は焦点が合っておらず、口の端から涎を垂らして快楽に蕩けていた。
その顔は女帝と呼ばれた女のものとは思えないほど情けないものだった。
「しゅご…❤❤これ…おとこのぉ…❤❤おおぉぉ❤❤」
「まだまだ、これからだぞ」
「ふぉぉぉぉおおぉおお❤❤❤」
まだ余韻に浸っているハンコックを無視して、ルフィは膣内に出した精液とハンコックの愛液を潤滑油にして再び腰を打ち付ける。
再度の膣を抉られる痛みと子宮を叩かれた快楽が入り交じり、思考力を失った状態の彼女には何が何だか分からなくなっていた。
「はぎぃい❤❤❤いっ、イクッ❤イグゥウウゥううぅぅぅっ❤❤❤」
「いいぞ、もっとイケ!」
「お゛おぉおおぉぉおっ❤❤❤❤」
ルフィの激しい攻めに1往復、いや1ピストン、1センチ動くたびにハンコックが絶頂する。
膣内が痙攣と収縮を繰り返し、反射的にルフィの精液を一滴残らず絞り尽くそうとしてくる。
「はひっ❤んぎぃいぃぃ❤❤ほっ……お゛ぉ❤お゛ぉぉおおっ!!?まだ、イグゥウウゥうぅうううう!!」
「おいおい、女帝だろ?蛇姫だろ?これじゃあ、ただの豚姫だぞ」
「お゛ぉぉおおおっ❤❤❤おっ……んほぉおぉ❤」
「聞いてねぇな」
白目を剝いて舌を突き出して、完全に快楽に溺れた顔で喘ぐハンコック。
九蛇の戦士たちに向けた凛々しい女帝の姿はまるでない。
「…あ、そうだ」
「ねえ、ウタちゃん。ルフィすごい見覚えがある悪い顔してない?」
「うん、私のタグを操作してフーシャ村で全裸徘徊をやらした時とおなじ顔」
「私は酒場の仕事中に呼び出されて、散々精液をぶっかけられて仕事に戻された時の顔ね」
「はわぁ…ルフィさん、過激です…❤」
「(絶対羨ましいと思ってるわね、この変態王女)」
余りに鬼畜な仕打ちを考えたときの顔だとウタとマキノが言って、その内容にビビが恍惚な表情をしてるのにミキータが呆れていた。
さて、そんな彼女たちの視線なんて気にしないルフィ。
彼はぐったりとしたハンコックを繋がったまま持ち上げた。
そのまま湯船に入るのか、あるいは部屋へと移動するのかと思ったが違う。
ここで大浴場の説明をすれば九蛇城はハンコックが女帝となるよりも大分昔に建てたられた。
もちろん、ハンコック達の背中の秘密のためにいくつか城に手が加われたりもしたが最上階の大浴場は見られにくいということで手つかずのままだった。
つまり、ここは「最上階にある大浴場」としては豪勢とはいえ普通の作りだ。
「ひょぉ❤ほおぉ❤っ❤…?つめ、たい…?」
ハンコックは朦朧とした意識の中でなぜか冷気を感じた。大浴場は熱気に包まれているため、その違和感に意識が覚醒してくる。
ルフィに幼子が排尿するときのように持ち上げられているが、体の前面から感じる冷たさの正体は【外気】だった。
日が落ちて夜の帳が降りた【屋外】は日中や、それこそ湯船の熱気がある大浴場よりも寒い。
だから冷たさを感じることは不自然ではない。
「―――えっ」
いや、おかしいところはそこではない。完全にトンでいた思考が再び動き出して状況を認識するころにはもう遅かった。
「はっ、え…、なん、わらわ、そと、に…!?」
そう、ハンコックは外にいる。正確には大浴場にある屋外テラス。
何世代か前の女帝の趣味か、あるいは建築時に趣としてか、風呂から国を見下ろすためのテラスへと出れるようになっていた。
もちろん九蛇城に住むハンコックはテラスの存在は知るが背中の秘密のせいで利用したことはない。
奴隷の証が消えた今いずれはそこを使うこともあったかもしれないが、それは今ではない。
「おっ、目が覚めたか?」
「きさ、ルフィ!?一体、何を」
「いや、散々国の連中を騙してきて、それを後悔してるなら本当のお前を晒してやろうと思ってな」
「なっ!?」
いくら羞恥心が薄く、異性との関わりが皆無で、性の経験がないハンコックでもテラスで全裸という恥ずかしい格好をさせられている意味は分かる。
ルフィが何をしようとしているのかも、だ。
「い、いや…わらわは……王下七武海で…海賊女帝で…九蛇を率いる…」
「なに言ってるんだ?」
「おびょ❤️」
パシン、と軽い音を立ててハンコックの尻肉がルフィの腰によって叩かれる。
たった1回。腰を打ちつけられた痛みで彼女は情けない表情を見せた。
「あ、ひぃ❤」
それは明らかに快楽の顔で、女帝としての姿もかつての奴隷だったときの姿もない。
「こんな盛ってるブタみたいに鳴いてるお前が海賊女帝?笑わせるなよ」
「おひっ❤ご、ごめんなさいぃ❤んほぉ❤やめ、やめてぇ……❤❤」
ルフィの腰の動きに合わせて、ハンコックの胸がぶるんぶるんと揺れる。
その先端の綺麗な桃色が硬く勃起して、まるで男に触ってくれとおねだりしてるようだ。
「ほら、下見てみろよ。九蛇の連中は本当のお前の姿を知らずにいるぞ」
「!!」
国のどこからでも見える九蛇城の最上階テラスとなれば、国のどこにいても、いや島のどこからでも見える。
それは即ち国全土からハンコックの全裸が見られていることに他ならない。
それを頭で認識した瞬間、ハンコックはゾクゾクッと背筋を走る快感を覚えた。
「おほぉおぉおぉ❤❤❤❤」
もはや声にすらならない嬌声と共にハンコックは絶頂した。
九蛇の女帝、王下七武海、海賊女帝と様々な肩書なんて脱ぎ捨てた裸のボア・ハンコックはただ、一匹のメスとなり果てる。
「おっ❤❤❤あ゛ぁあぁぁああ~~~~~ッ❤❤」
舌を出して、快楽で白目を剝きながらハンコックは体を震わせた。それはまるで生まれたての小鹿のような、あまりにも弱々しく、あまりにも無様な姿だった。
「自分を偽るな、お前はなんだ?」
「あ゛ぁぁ❤❤❤わらひぃ……は、めすぶたぁ❤おとこにまけてぇ、おちんぽでまなーばーこにしゃれりゅ……よわよわい、めすぶっよぉおおぉぉおおっ!❤❤」
理性が壊れ、羞恥心など全て捨てて叫ぶ。それと共に再び絶頂を迎えて体を痙攣させるハンコック。
そんな彼女の姿を見たルフィは満足そうに笑った。
「よかったな、国のみんなにお前の本当の姿を見せれたぞ」
「お゛ぉ、あ……そぇ?」
「蛇姫、さま…?」
「なんてお姿を…の巻…」
「あれが男に…おチンポさまに負けた姿……」
「屈辱的、のはずなのに…❤️」
「体が熱く…❤️」
テラスで全裸の乱れきった姿で、アヘ顔を晒しているハンコックの姿。
それを国中に見せつけられて、彼女を信じる者たちは困惑と動揺でざわめく。
しかしそれは失望や軽蔑といったものではなかった。
「ほら、ハンコック。言ってやれ、男を知らないこの国に」
「あ、あぁ…ぁぁ…❤️」
ここでハンコックはルフィ達を反逆者、あるいは犯罪者として国民に敵だと宣告することもできた。
いや、一国の女帝ならそう言うべきなのだ。
「わ、わらわ…」
国のトップの決定、宣言、そして敗北は国の未来を決める。
だから男を受け入れることも国の歴史に関わるほどの大事件だと理解して異論を認めた。
だから、女の国を守るためにはルフィを敵だと認定しなければならなかった。
「わらわ、は…❤️」
だが、無理だった。
「わらわはルフィ様のおチンポに負けたのじゃ❤️否、メスはこのおチンポに勝てぬ❤️❤️」
完全敗北宣言。しかも武力ではない。
女として、性の敗北、屈服宣言をしてしまった。
「わらわは知った❤️気づいた❤️なぜこの国の歴史は男を拒んだのか❤️メスブタであるわらわ達はおチンポ様に勝てぬからじゃ❤️❤️」
誰もが羨み、誰もがひれ伏す美しさが歪むハンコック。
だが、それが余計に九蛇の民に真実を刻みつけていく。
「今までわらわ達が戦士であったのは愚かにもおチンポ様に逆らえていたからじゃ❤️❤️しかし無理❤️わらわは恋を知った❤️このおチンポを恵んでくださる愛情には勝てぬ❤️❤️」
一度折れてしまえば後は転がり落ちていく。
「九蛇の民達よ❤️わらわ達は誇り高い戦士などではない❤️ただ、おチンポ様に弄ばれて、情けなくアヘ顔を晒すメスブタじゃったのじゃぁ❤❤」
情けなく、無様に、それでも心の底からの幸福と快楽に酔いしれながらハンコックは叫んだ。
「蛇、姫…さま…」
「そんな…」
「あんな美しかった姫様が…」
「あの様な姿に…」
もしこれが、普通の一国なら。
この時の民が感じ、行動するとしたら。
敬愛し、信仰までしている女帝を晒し者にした人間に怒り狂うか。
あるいは国の未来に絶望して悲しみに沈むか。
それとも九蛇の女としての誇り、それすら捨てて裸で男を求めるハンコックの姿に絶望するか。
それが普通だった。それが一般的だった。
だが、ここは独自のコミュニティで形成された閉鎖的な国。
「なんて…❤️」
「お美しいお姿…❤️」
「あぁ、素晴らしい……❤」
この国ではハンコックが正しい。たとえハンコックが誰かを気分的に殺したとしてもハンコックが正しいのだ。
その彼女が「自分達はチンポに腰を振るメスブタだ」と言った。
ならそうなんだろう。
誰にも屈しなかった女が「女はチンポには勝てない」と宣言した。
ならそうなんだろう。
ハンコックがそう言うなら、そうなのだ。
「あひぃ❤️ふぅーっ❤️ふぅーっ❤️皆の者❤️わらわはこの国の在り方を今、この時を持って変えるっ!アマゾン・リリーの女はこの瞬間からルフィ様のためのメスブタへと変わるのじゃぁ!」
後に古く長いアマゾン・リリーに『当代の女帝が真の主人の屈強チンポ様身も心も捧げ、これにより九蛇はオスに股を開く国へと生まれ変わった』と歴史的な記述がされる瞬間だった。
だが、女は全て性的に侍らせたいルフィはそんな歴史的な事実は関係がなかった。
「よし、じゃあハンコックにご褒美をやるか」
「んほぉぉおおおぉおおおっ❤❤❤」
言葉と共にルフィの腰の動きが激しさを増し、ハンコックを更なる絶頂へと導いた。
「いい゛いぃいぃぃいいっ❤❤おあ゛あぁぁあああぁああああ゛ぁああぁあ゙あぁああぁぁあ❤❤❤」
獣のような声を上げて、ハンコックは絶頂する。
それは九蛇の女帝としての姿からは想像もつかない無様な姿だった。
「おひっ、ひぃぃいいっ!!❤❤❤❤」
涙や鼻水で美しい顔を汚しながらイキ狂うハンコック。
もう自分がどんな表情で、何を言って、何をしているのか頭で理解していない。
「あ、あ゙……、り、ルフィぃ……」
「なんだ?」
そしてハンコックは焦点の合わない瞳を浮かべて呟いた。
「わらわを、メスブタにしてくれて、ありがとう……」
そんな心の底から嬉しそうな感謝の言葉にルフィは笑顔を浮かべたのだった。
さて、ハンコックの宣言から少し。
サニー号はまだ女ヶ島へ停泊していた。
「――やっぱ筋はいいわね」
サンダーソニアは目隠し耳栓をして周囲の状況がわからないルフィを見てそう溢す。
滞在の理由は覇気の習得だ。
アマゾン・リリーの戦士職なら誰でも使える、いや使えなければなれないのだ。
ならそのノウハウを請うのは理にかなっていた。
「けど、まさかこんな方法で…」
通常、覇気の一つ見聞色の習得は周囲の状況を一切シャットアウトして、襲いかかる攻撃を避ける気配の感知から始まる。
「あはぁ❤️ルフィ様またあたりですぅ❤️」
しかし、ルフィは元々タグを使う能力だからか気配や察知能力が高かった。
故に基礎があるため応用として九蛇の女を並べて誰かわからない状態で犯していた。
「百発百中…あ、また姉様叩かれてる」
あらかじめ犯す場所――膣やアナル、口、胸や髪とどこを犯すか決めて順番をランダムにして、目の前に誰がいるかわからない状態で正確に当てていた。
ちなみに「ルフィに犯してもらえる!」と思ったハンコックが並ぶも、秒でバレてケツ叩きをされるというセルフババ抜きみたいになっていた。
めげずに並ぶのは「ルフィからの折檻…❤️」と若干マゾに目覚めたからだろうか。
ちなみに武装色も才能があったからか、覇気をまといながら乱交セックスをするという修行で鍛えていた。
「それにしても、姉様があんな事を言い出した時はどうなるかと思ったわ」
「マリーゴールド、そっちは?」
「まだまだよ。意欲がある分まだマシね」
覇気の訓練はルフィだけでなくたしぎやミキータはもちろん、見聞色は天候察知や遺跡の調査に応用できるのでは?と考えたナミやロビン、檣楼員として見張り台にいることが多いノジコだけでなく、カヤまでもが希望して習得を目指していた。
「やっぱりカヤが一番苦労しそうだわ。3人はあっさり引き下がったけど」
最初に覇気の才能を見た際にたしぎとミキータは武装色、ナミとロビン、ノジコは見聞色の才能はあった。
しかし、カヤ、マキノ、ビビ、ウタは両方の才能はなかった。
あくまで戦闘要員とカウントしないためにマキノ達は修行を辞退したのだが、それでもとカヤは参加していた。
「できればやめさせたいけどね…」
「? やめさせたらいいじゃない」
カヤに修行をやめさせたいという言うマリーゴールドにサンダーソニアが不思議そうだった。
なにかできない理由でもあるのかと。
「重ねとるのだろうにゃ」
「「!」」
そこに現れたのは先々々代の女帝グロリオーサことニョン婆だった。
普段は国の外れに隠居している彼女がやってきたのに二人は驚いた。
「力を求めて周りが心配するほどの修行をしたことがある者として気持ちがわかるにょじゃろう」
「マリー…」
「っ…、ニョン婆、なぜここに?」
その通りなのだが、姉を思う妹の気持ちとしては恥ずかしいのか頬を少し赤くしてマリーゴールドがなぜここにいるのかと聞いた。
ハンコックは国を捨てた彼女を毛嫌いしているのだが、マリーゴールドとサンダーソニアは過去に助けてもらった恩義は感じていた。
「島に居れば蛇姫様の宣言はどこにいても聞こえる。最初はご乱心でもしたのか、あるいはトラウマを刺激されて心を失ったのかと思ったにょ」
ニョン婆はこの島で唯一ハンコックたちの秘密を知る人間だった。
そのために過去に受けた傷から異性に対しての嫌悪感が半端ないのも理解していた。
だからハンコックが男に従う――あろうことか性的な隷属まで宣言したのには何かあったのではないかと疑っていた。
「じゃから緊急なのかと身を潜めたのじゃが…杞憂じゃったようじゃ」
「…反対しないの?」
心配するのが無駄だったというニョン婆にサンダーソニアは驚いた。
今までならハンコックに女帝らしく、アマゾン・リリーを統べる王としてのあり方を口煩く求めていた。
それが彼女から反感を買う理由だとしても何度も口煩くしていた。
「…本当は不安と心配がないといえばは嘘ににゃる。しかし…見よ」
「ルフィっ❤わらわをもっと愛してくれぇ❤❤」
促されて見れば、我慢できなくなったのかハンコックがルフィを押し倒して、彼の上でとても濃艷な表情を浮かべていた。
その色気に当てられた修行に付き合っていた戦士たちは(とても幸せそうな表情で)倒れてた。
だが、ルフィだけは平然としていた。
「「覇王色の覇気!!?」」
「そうじゃにゃい!」
場違いな勘違いに思わずニョン婆は突っ込んだ。
しかし、周りの状況も機にせずにハンコックは嬌声をあげ、仕方ないというふうにルフィがその腰を掴んで深く突き刺さるようにアシストをし始めた。
「あれほどまでに男を嫌って追った蛇姫が男に股を開く。それもお主たちの秘密を消した男…どんな考えがあっての行動かはわからん、じゃが…」
常に変化する世界情勢。発達していく航海技術に
アマゾン・リリーが生まれ変わるのにはハンコックの意思が重要だった。
その彼女が、今までと違うアマゾン・リリーの姿を目指すと宣言したこと。
もしかしたらこれは最初で最後の転換期なのかもしれないと考えた。
それがどう転ぶのかはニョン婆にもわからない。
「このアマゾン・リリーも変わるときなのかもしれんにょ…蛇姫があれほどまでに心を開く男なら、あるいは…」
ルフィの上で乱れるハンコックは女帝としての姿は持たず、一人の恋する少女のように輝いていた。
「また次回も頼むな」
「ありがとうございましたー、またのご利用お待ちしております」
非情にすっきりとした表情の男性を見送る、裸に近い衣装を着た女性。
彼女の名前はポピー。この風俗店『ヤリマン・リリー』のキャストの1人だ。
「”おつかれさまの巻”」
「さっきの人ーいつもポピーちゃんを指名するねー」
休憩室に行けば同僚のスイトピーとアフェランドラがくつろいでいた。
お得意様の対応をして「ホント、疲れたー」とソファに寝転ぶポピー。
「あの人、オチンチンが大きいのはいいけどお尻の穴ばっかり使うからお尻が痛いのよー…あ、やば。まだ残ってそう」
「ちょっと、休憩室は綺麗に使うのがルール。”こぼす前にトイレに行くの巻”」
「ごめんごめん」
何度もお尻に射精されたから、まだ精液が垂れてきそうな気がした。
ポピーはお尻に力を入れながらトイレに向かう。
「それにしてもまだ慣れないねー」
「?」
「男の人の感性。ポピーってパンジーより弱いのに人気あるし、なんならリコやアセビもお客さん多いでしょ」
アフェランドラがそう言うと、スイトピーは「あー」と納得する。
そう、アマゾン・リリーでは強い女が美しい認識だった。
ハンコックレベルにでもなれば外見で見惚れてしまうが、戦闘力では下位に入るポピーや、そもそも戦士としても訓練中と言える女性達が男にとって人気だった。
「けど一番人気はマーガレットなんだよね」
では逆に戦士は不人気なのかと言えばこの店の一番人気は二人の親友で、九蛇海賊団と言う精鋭ではないが護国の戦士では実力を持つ方のマーガレットだ。
それにスイトピーは「ホント、”理解できないの巻”」と呟く。
「おつかれー、何の話?」
「あ、ううん。男の人の人気。この店の一番がラン様やデイジー様じゃなくてマーガレットなのはなんでかなって」
「やっぱり、その”刺青が人気の秘密の巻”?」
スイトピーはそうは言うがマーガレットは「えー、そうかなー」とピンと来てなかった。
風俗嬢になる前と比べてマーガレットの肌は程よく焼け、さらには男性器やセックスを模した刺青が所せましと入れられていた。
だが、これでも刺青を入れたキャストの中では控えめな方だった。
「けど、刺青入れる前と後じゃ人気が全然違うでしょ?店でナンバー1になったのもいれた後だし」
「えー?随分地味じゃない?それにアマゾン・ハニーだとキキョウが一番人気でしょ?」
マーガレットたちと同じで護国の戦士だったキキョウも姉妹店でナンバー1キャストとして働いている。
キキョウもマーガレットとは負けず劣らず人気だが、彼女は刺青を入れてない。
やはり、男の感性は分からないと3人が肩をすくめた。
「あ、そうそう。キキョウといえば次の外遊に同行して女ヶ島に戻るらしいよ」
「え、なんで?」
「先週の検査でニンシンが判明したから。”シュッサン休暇の巻き”」
今更ながら、ここは彼女たちの故国のアマゾン・リリーではない。
ハンコックを従えた真なる主モンキー・D・ルフィが治めるエレジアだ。
「そっかー…でも、キキョウって最初の娼婦組だったのに遅かったね」
基本的には九蛇海賊団以外島外に出ることがないアマゾン・リリーの女がルフィの支配下とはいえエレジアにいるのはこの国の復興まで遡る。
エレジアという国の復興のために協力を要請したアラバスタから資金と物資の提供があった。
しかし、少しでも人件費などを削減するために作業員として雇用したのがアマゾン・リリーの住人だった。
「皆の者、ルフィのために復興に力を貸すがよい!」
ハンコックの一声で最低賃金でも彼女たちは馬車馬のように働く。それに普通の男の作業員に比べて戦士として体を鍛えたアマゾン・リリーの女性は力も早さも違う。
足りない技術者やそのほか復興の宣伝などに費用を使った結果が僅かな時間による復興の達成とその後の発展のカラクリと言うわけだ。
そして復興のために渡った彼女たちはそのまま島の住民としてエレジアに【娼婦】として住むこととなった。
国の経済のためには性ビジネスが一番だと考えたルフィは、アマゾン・リリーの住人には娼婦になれと命じた。
それがキキョウをはじめとした「最初の娼婦組」と呼ばれる人物たちだ。
今のアマゾン・リリーでは(ルフィ以外の)男禁制なのは変わりない。だが、九蛇の住民たちは男に対して【飢えて】いる。
ハンコックが堕ちた宣言から【羨ましい】と思っているからだ。だからその
「けど、いいなぁ~…私もまた妊娠したいなぁ」
「あくまで確率って言ってたからねぇ。マーガレットみたいに子沢山なのは珍しいっていってたし」
ちなみに娼婦が妊娠した場合、九蛇の民として生むために女ヶ島へと戻るのだがその補充として新たな娼婦が選定されて島へとくる。
そして出産した娼婦は再び空きが来るまで島で子育てとなるのだが――マーガレットは最初の娼婦組でありながら子供を7人も産んでいた。
「でも可愛いんだよ~!子供って!」
長女・次女と三女(双子)・四女・五女と六女と七女(三つ子)がアマゾン・リリーで育てられている。
これはマーガレットに限ったことではないが子持ちの九蛇の娼婦はエレジアは女ヶ島とは数日で渡れる距離のため、休日を纏めてとって帰国しては子供たちを甘やかす生活を行っていた。
そのため、今のアマゾン・リリーは建国以来のベビーブームとなっていた。
「マーガレット、お客さん~!部屋に来て~!」
「あ、はーい!じゃあ仕事頑張ってくるね!」
そう笑うマーガレットは今夜二桁目の客の元へと向かった。
「お待たせしました、ご指名頂いたマーガレットです!2時間フリータイム、好きなところにザーメン出してくださいね❤」
今日も風俗国エレジアの夜は長い。
女ヶ島って恐怖政治やディストピアとは違うけど、ハンコックの意向をニョン婆を覗いた国民全員が受け入れる感じがしてました。
だからトップのハンコックの陥落でアマゾン・リリー全員がルフィに隷属することとなります。
覇気については原作同様にアマゾン・リリーですが現地の戦士たち指導の修行での習得ということにします。
七武海に追われるようなムーブはしてないからクマに飛ばされることはないだろうし、レイリーに教えを乞う流れも作れそうにないので。
一応設定としてはルフィは武装色と見聞色。
たしぎ、ミキータは武装色。
ナミ、ロビン、ノジコは見聞色を習得するようにします。
まあ、見聞色組はあまり使う描写がないかも知れませんが…
カヤは前々回でたしぎに守られて何もできなかった自分を変えたいと見聞色の修業をしますが、せいぜい「気配に敏感」程度になるかな。
あと、ウタは武装色や見聞色を使えませんが覇気自体を能力に上乗せすることはできます(パンクハザードでローが研究所をぶった切ったような感じで)
オチはエンディング後の時間軸の話となります。
どんな命令も聞く女戦士、さらには性に対して無抵抗となればこうなるかなって。
マーガレットのキャラ改変は正直作者の趣味です。
本当はもっとビッチ系にしようかと思ったんですが私の腕ではここら辺が限界です…
なんとなく、マーガレットって子供ができたらすごい甘やかしそうな感じがするからという理由だけで子沢山となりました。
さて、最後にアンケートにお答えいただいてありがとうございます。
結果としてエース生存の方が多かったので、そのルートで今後の話は行きます。
そのため来週20日にエース救助の話を入れます。
先に申しておくとインペルダウンに潜入しての隠密作戦となりますので頂上決戦での大立ち回りとか、奪還のために正面から戦いを挑むとか、原作のように潜入がバレたから暴れまわる、なんてことは全く無いです。
そういったバトル物や原作沿いを目指した作品ではないのでご了承ください。
エースの扱い。救助を
-
する
-
しない
-
どちらでも