「よぉ、来たな」
北の入江。カヤがやってくると海岸にルフィたち4人が集まってキャンプをしていた。
当たり前の話だがカヤを含めて全員ちゃんと服を着ている。
「全員で船番なんですね」
「今日はお前が来ると思ってたからな」
ルフィの横にナミが座り、ノジコとマキノがその対面になるように座っていた。そのルフィとノジコの間にカヤが座った。
すると、カヤは目の前においてあるジョッキを手に取って口につけてから一気に傾けた。
「あ、それ酒…」
ジュースを渡そうとしたノジコが酒だと指摘するが、口に入ったらアルコールと味ですぐに分かるはずなのにゴクゴクと一息で飲み干した。
「酒は苦手じゃななかったのか?」
「苦手でも、飲んで、酔いたい気分だったんです」
少しヤケになってるようだが、その気持はわからなくもない。
信用していた従者が海賊で、最初から自分を殺すことが目的だったのだと。
しかも、内心では見下していて、バカにされていたのだ。
ヤケにならないほうが無理がある。
「つくづく、私って愚かなんだなって。特に考えずに見合いを受けて、破滅を望んだら露出に走って、最終的には従者が最初から私を殺すために3年も潜んでいた。クラハドール…いえ、クロが言ってた通り、私ってすごい世間知らずなんだなって」
「カヤさん…」
自虐するカヤだが、その目は弱っておらず、むしろ強い意志と決意が見て取れた。
おもむろに立ち上がるとルフィのほうへ向いた。
「ルフィさん、おねがいがあります」
「…なんだ?」
意を決して、願いを申し出ると何故かカヤは服を脱ぎ始めた。
下着はつけてなかったようで上下を脱いで、今朝のように一瞬で全裸になった。
「いま、私を犯してください!」
「え、カヤさん、なんで…??」
いきなり自分を犯せという結論に至ったことに一同は困惑した。
まさか酒で一瞬で酔ったのかと思ったが下着をつけてなかったということは犯される気できたということだ。
「…理由を聞こうか。犯してほしいって言われたら断る理由はないが、さすがにヤケになったからなら気持ちも入らねぇ」
「ヤケなんじゃない!私、ずっと我慢してたんです。みんながみんなこの村に住む令嬢だからって勝手なイメージを押し付けて!」
確かに見合いのときや、クラハドールにもカヤとしてのイメージで話をしていた。
本来の露出でストレスを発散し、あまつさえ性に興味を持つような姿を想像してないようだった。
「もう我慢なんてしない!おしとやかな少女でいるいい子な私とは今日でサヨナラです!好きなことをして好きなように生きる!そのために私の処女を貫いてください!」
「分かった」
カヤの決意は分かった。ルフィは手にしていた酒を一気に飲み干すと立ち上がり、ズボンを下ろした。
ボロンッと出てくるのは今朝マキノを犯し倒した魔羅。
「あっ❤」
その光景をもいだしてか、あるいはその光景を自分で重ねてか、カヤは小さく声を上げた。
一瞬でプシュ、ブシュと愛液が噴き出してきているが、それでも不十分そうだった。
「マキノ、準備をしてやれ」
「ふふっ❤わかった❤」
「あっ❤マキ、ノ、さぁん❤」
ルフィの合図と同時にマキノがカヤの後ろから抱き着いて、優しく胸を揉みながら耳元で甘い吐息を吹きかける。
女同士の行為はナミとノジコがやってるのを見ていたカヤだが、蹂躙されるという圧倒的な快楽ではない、甘美な誘惑と優しい愛撫による快楽は格別なもので、2人がなぜレズプレイをしていたのか理解できそうだった。
そして、マキノの手はカヤの下半身へと伸びていき、割れ目を広げてクリトリスを剥くと指先でコリコリと弄り始める。
「ああああっ!!そ、そこぉおおおっ!!」
自分で触るのと違う、他人の体温を感じながらの責めにカヤは大きく体を震わせ、震える膝では立つこともままならずいつしかマキノに支えられていた。
マキノの攻めは執拗で、皮から顔を出した豆のようなそれを親指と人差し指で摘まんで転がされ、カリッカリッと引っ掻かれればカヤはたまらず潮を吹いた。
「あっ❤あぁ❤あぁぁぁぁ……❤」
「あらあら❤前戯だけなのにこんなに漏らして、そんなに気持ちよかったかしら❤?」
もう手を離しているが、それでも細かく絶頂してるのだろう、痙攣するように腰がビクンッビクンっと跳ねて噴き出す潮が辺りに巻き散らかさられている。
しかし、まだ本番ではない。
「う、うん❤きもち、よかったよぉ……でも、まだまだ足りない……」
「そうよ❤本番は今これから何だから❤ほら❤」
うっとりとしたマキノの目線の先をカヤも見れば、ナミとノジコの義姉妹の舌に挟まれたルフィの性器。
2人で舐めて滑りを良くしたのでカヤへの負担を減るはずなのだが、月明かりに女の唾液が反射して光る姿は一層の荒々しさを感じた。
「カヤ」
名前を呼ばれる。ただそれだけなのに、セックスの経験がないカヤでも察した。
「はい❤」
膝を曲げ、股を開き、両手で割れ目を広げる。偶然か、腹を見せるような体勢は獣の降伏のポーズそのままだ。
「行くぞ」
「はい❤お願いしま゛っ❤」
カヤの返事なんて必要ない。そう言うようにルフィの腰が叩きつけられ、ズンッと音が聞こえるほど力強く突き入れられた。
その瞬間、頭の中で何かが弾けた。
「ああぁぁぁぁ~~❤!!!!」
痛いはずなのに気持ちいい。
苦しいはずなのに気持ちいい。
辛いはずなのに気持ちいい。
「これっ❤こりぇっ❤りゃめぇ❤❤もどっれなゃくなゃぁるっ❤❤」
脳にキャパオーバーの快感が送り込まれるカヤ。
1ストロークどころか1ミリ動くだけで4回は絶頂するカヤを見て、ルフィは満足そうな表情を浮かべる。
「なんだ、戻りたいのか?屋敷で一人で過ごす生活に」
「やらぁぁ❤!ぎゃまんしにゃい❤❤!!もろにゃない❤❤❤!!!ぎぼぢぃいごどずりゅのぉぉぉ❤❤!!!」
「ならいいじゃねぇか!もっと素直になれよ!ほら、カヤ!」
「はひぃぃ❤!にゃる❤❤!!わらひっ❤❤❤!ごしゅじんしゃまのおんにゃになりますぅううううっ❤❤❤!!!!」
完全に陥落した宣言とともに、イキ果てたカヤ。
屋敷で物静かな薄幸な令嬢とはかけ離れた乱れっぷりと絶叫に、しっかりと膣内へ出したルフィは苦笑しつつもその汗でべったりと乱れた頭を優しく撫でた。
「よく言えたな、偉いぞ」
「え、えへぇ、へへぇぇぇ…❤❤」
褒められたことでまた軽く達したカヤはもう快楽のことしか考えられないようで、焦点が定まらない目はどこか幸せそうだった。
するとルフィを挟むように4つのおっぱいが押し当てられる。
「ねぇルフィ❤」
「私たち、がんばったんだよ❤」
まるで学校で褒められたことを親に自慢する子供のように、ナミとノジコはご褒美を欲していた。
実を言うと、ノジコが森の中で露出オナニーするカヤを見つけたのは偶然ではなく、船番をしていたナミとノジコに交互に森の中を探させて見つけ次第船に連れてくるように指示していたのだ。
おそらくは異性のルフィよりも同性のナミとノジコのほうがカヤも信用しやすく、自らの性癖なども明かすのではと推測していたからだ。
その予想はドンピシャで自らのコンプレックスや性に対する認識、果てには心も開いていた。
あの時の船にはルフィも乗船しており、カヤの様子からダメ押しとして自分とマキノの行為を見せつけてから手を出そうと考えていた。
しかし、予想外だったのはクラハドールがキャプテン・クロで、カヤの命を狙っていたことだった。
計画自体はカヤを堕とすうえで邪魔になるから阻止をしたが、それによりカヤの自制心が外れるという嬉しい誤算があった。
あれこれ言いくるめる必要もなく、カヤは自分の意志で股を開き、こうして堕ちた。
「ああ。そうだな。よくやった」
ここまでうまくいったのはカヤがナミとノジコを信頼していたからでもある。そう褒めれば二人は先ほどのカヤと同じように仰向けになって股を広げる。
すでに前戯なんて必要がないほどトロトロになっており、ご褒美がもらえるとヒクヒク鳴らしていた。
「…❤」
ふと、マキノを見れば彼女も両手で自分の股を弄って物欲しそうに、期待する目でルフィを見ていた。
本来なら美女とは言え、すでに一発出したあとに3人の女性を相手にするのはきついかも知れない。
「安心しろ。今夜は全員相手にしてやるからな」
「「「❤」」」
しかし、ルフィの野望は美女を侍らすこと。それなら一晩中女性が立ち代わりに相手にすることなんて苦痛どころかご褒美だ。
その日の夜、北の入り江に女性の嬌声が響いていたことを村の住人は誰も知らなかった。
「はぁー、今日も一仕事終えた!」
朝、いつものように海賊が現れたと嘘をついて村人を怒らせて逃げたウソップ。
達成感に体を伸ばすが、その表情は少し浮かなかった。
「にしても、カヤの奴…元気なのか?」
密かに思いを寄せて、気にかけている相手。
ほぼ毎日話をしていた相手なのだが、2日前は様子がおかしくて追い返された。もともと病弱で体調がすぐれないからと、無理に納得しようとしていたが昨日は屋敷自体が少し騒がしくて近づきがたい雰囲気だったためカヤと会ってすらいない。
だが、悩んでも仕方ないと屋敷へと向かった。
「………?」
昨日までの騒がしさがない――それどころか、静かすぎる雰囲気に胸騒ぎを感じた。
門番もおらず、忍び込むこと自体は容易かったが、それでも不安が取れなかった。
カヤの部屋の前に植えられた木に登ると、いつもなら空いているカーテンがきっちり閉じられていた。
「おーい、カヤー!」
寝てるのかもと思ったが、声をかけてみた。しかし、カーテンは動かない。
心配がさらに膨れ上がるも、建物内への侵入までは流石に難しいウソップはカヤのことについてはどうやって確かめようかと決めあぐねていた。
「まさか、昨日何かあったのか…?」
「ウソップさん」
「!?」
カヤの身になにかあったのではと思うと帰ることもできず、しかしどうするかと悩んでいた。
すると木の下に、屋敷の執事の一人であるメリーがいた。クラハドールと違って自分みたいな相手でも話ぐらいなら聞いてくれる相手だ。
「ちょうどよかった!なあ、カヤって元気なのか?一昨日から様子がおかしかったんだけど…」
「…お嬢様から、お手紙を預かっています」
どこか少し寂しそうなメリーがそう言うと、1通の便箋を取り出した。
手紙なんて渡されたことがないし、渡される理由が分からないウソップは不思議そうだった。
「手紙…?なあ、カヤは?」
「それを読んでください」
メリーの言葉に、とりあえず手紙を読むことにした。
ウソップさん
突然の手紙に驚いたかもしれません。
本当は直接会って言葉にするべきなのですが、その勇気が持てなかった私を許してください。
お父様とお母様を失い、私を元気づけてくださった毎日はとても楽しかったです。
ですが、そのウソップさんの優しさに触れ続けて私は一歩も踏み出せなかった。
先日屋敷を訪れたナミとノジコという方々とお友達になって、お喋りをしたときにその生き方に憧れました。
夢、というべきでしょうか。
ナミさんは世界中の海図を書くために、ノジコさんは共に過ごせなかった時間をナミさんとともに歩むために共に船に乗ったそうです。
目的に真っ直ぐ進む姿がとても素晴らしくて、とても羨ましくなりました。
その時に思ったのです。私の夢はなんだろうか、と。
世間からの目を気にして、他の人の印象通りに生きてきて、私は自分のことが見えてませんでした。
本当のカヤというのはどういう人なのか、どういう人になりたいのか、私自身見失ってしまいました。
自分のやりたいこと、自分がなりたいもの。その夢を探すために、私は世界を見る旅に出ます。
いつか自分の夢を見つけて、シロップ村へ戻った時に私の夢と冒険の話を聞いてください。
それが、私の最初の夢です。
カヤより
きれいな文字で書かれた彼女のからの手紙。
しかし、その文字か伝わるのは病弱な彼女ではなく、自分の意志で歩き始めた女性としての覚悟が感じられた。
「これって……」
「はい。カヤお嬢様は、今朝に旅に出られました。私にこの屋敷の管理と、その手紙を渡す最後の役目を与えて」
だから建物の中に人の気配はなかったのだろう。
もうこの屋敷に、この村に、この島に彼女はいない。そう思うと激しい虚脱感が襲いかかってきた。
「なんで…カヤはなにも…」
「旅に出られるのはお嬢様のご意思です。しかし、もしも貴方に止められたらその意志も揺らいでしまう。だから手紙としてお言葉を残されました」
たしかに、あのカヤが旅に出ると言ったら反対していた。だが、彼女が送って欲しいのは引き止める言葉ではなく、送り出す言葉だった。それを分かっていたから、何も言わなかったのだろう。
「ッ…!!」
「ウソップさん…!?」
ウソップは走った。屋敷を飛び出し、村の中を突っ切り、朝の一件を叱ろうとする住人に目もくれず、ただガムシャラに海が一望できる丘へと走った。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…!」
広がる水平線。どこまでも続く海の上にカヤが乗った船があるのだろう。
その船を知らない。どこへ向かうかも知らない。戻るのかもわからない。
「ッ………――――カァァァァヤァァァァッ!!」
だからこそ、彼は叫んだ。届くことはない声だ。だけど、叫ばずにはいられない。
「お前ェ!俺が寂しがるかと思ったか!!俺様は偉大なる海の戦士!!ウソップ様だ!!!海の戦士は仲間の旅立ちに涙を見せねぇ!!笑顔で見送るんだよ!!!」
叫びながら、ウソップは涙を流した。
彼の言う偉大なる海の戦士はあくまで彼の中でしか存在していない。
しかし、それは一つの夢であり、彼そのものでもあった。
「こんな手紙で別れを告げるなんて!!納得できるわけねぇだろ!!だから、帰ってきたときにちゃんと俺に言葉をかけろ!!俺は!この島で!!いつまでも待ってるからなぁ!!!!」
声枯れようとも、離れていようとも、この気持は届いていると、そう思って彼は声を張り上げる。
いつか彼女が帰って来るときまで、待ち続けるために。
その頃、島がわずかに見える海上を進む帆船ゴーイング・メリー号。
「んひぃっ❤いくぅぅぅっ❤❤」
甲板で喘ぎ、乱れているのはこの船の実質的な持ち主でもある新入りのカヤ。
海上とは言え野外で全裸の彼女は、その綺麗で小振りな胸をナミに吸われていた。
「ぷはぁぁ❤いいのぉ❤?故郷の島、まだ見えてるのよ❤❤あの執事さんとかにバレちゃうかもよ~❤」
「えぇぇ❤バレちゃうっ❤!?ダメ❤!!ダメなのに、きもちいぃぃぃ❤❤❤!!」
ナミが悪そうな顔で意地悪なことを言うと真に受けたのか、それを想像したのかカヤがさらに興奮した様子を見せる。
ビクビクと震えて、腰をくねらせるその姿は、島にいた頃の清楚な雰囲気からは考えられないほど淫靡で、淫らで、それでいて美しかった。
それこそが、カヤのあるべき姿で、カヤの本当の姿だった。
だがカヤの中に、島への未練や、帰るという決意が残されていないことに、カヤ自身気づいていなかった。
これにてゴーイング・メリー号の入手とカヤの加入までの話となります。
一応の設定は以下
カヤ
シロップ村住人→船医(見習い)兼ルフィの性奴隷
原作サブキャラクターの一人で本来の流れでは麦わら海賊団狙撃手のウソップを見送り返ってくるのを待つキャラクターだったが、この世界では自身が船に乗りウソップがその帰りを待つという逆転状態になっている。
両親の死に遺産を狙う大人の悪意、勝手なイメージの押し付けとストレスが溜まりその結果野外全裸を行って発散するまでになる。
しかし、クラハドールことキャプテン・クロの暗殺計画時にやはり令嬢としてのイメージの押し付けから我慢することをやめるためにルフィと体を重ね、船に乗ることを決意した。
おそらく原作キャラの中で一番キャラクターの改変がひどいのがカヤになるかと思います。
ちなみに実を言うと最後の部分、展開的にメリー号が見える位置でウソップが海岸について叫んで、それをカヤが聞くんですけど「ごめんなさいっ!私もう村には戻らないんです!!でも許して!嘘をつくのが気持ちいいんです!!」みたいなセリフを入れるつもりだったんですけど、さすがに改変が過ぎると思ってやめました。
さて、原作だとバラティエ、ココヤシ村からのローグタウンと言う流れでしたが、バラティエには(行ったところでただ食事をして終わりそうなので)向かいませんし、ココヤシ村は先に行ったのでローグタウンに向かうことになります。
ただその前に2話小話を挟む予定です。
次はコメントでもリクエストがあった『マキノがルフィに堕とされる話』となります。
それと今後、投稿ペースが落ちると思います。