ハイスクールD×D 夢幻の想像者(ファンタジー・クリエイション) 作:ナハト・リコリス
こちらではフェニックス家の事案がないので、オリジナル事件の後にしましたが、参考にした事件は分かりやすいと思います
ある日の駒王学園の昼休みの生徒会室で、何時もの話し合いを兼ねた食事の時間なのだが、一誠が誰が見ても相当眠たそうにしており、アーシアも似たような感じになっていたので、周りが不思議そうにしていた。
「何かあったの、一誠君?」
「あぁ。最近ここ等で起きてる変質者関係で駆り出されてな。因みに俺に至っては昨日で三徹目で、アーシアは昨日から参戦だが、色々とキツくてな」
俺がそう言うと、生徒会のメンバーや木場達も納得したが、不思議にも思っていた。
実はここ数日、駒王町内で【馬の頭の被り物をした不審者】が現れ、長い髪の女性の髪を【ポニーテール】にするという変な変質者が現れているのだ。
しかも髪に関してはガチガチに専用の整髪剤を使って固められたのか、入浴時ですら簡単にポニーテールから元の状態に戻せず、学園の女子生徒の一部も被害を受けているのだ。
だがしかし、この手の相手の領分は警察であり、一誠達の零課は関わらない案件なのではと思ったからだ。
「何で変質者相手に君達が出ることになったの?普通は出ないよね?」
「あぁ~、実はその変質者が神器保有者か、人外って線が出たんだ。それでこっちに捜査協力願いが出たんだ。しかも相手は超高速移動系の能力者で、キップ切られるほどのスピードを叩き出したのもあってな。因みに人外側にはこの手の変質者の情報提供を求めてるけど、今のところは無いんだ」
この話を聞いた面々が一気に引いていた。
まぁ確かにやっている悪事の方面に、しかも神器の力まで使ってる時点で最悪過ぎるとしか言いようがないだろう。
おまけにだが、実は昨日捕まえようとしたのだが、使っているタイプを間違えて取り逃がしたのだ。
しかも変身して負けたのだから余計にキツい。
「一誠君が取り逃がしたの!?」
「当初は超高速移動系のだとは知らなかったんだ。何かしろの逃げるのに特化した認識か隠密系列だと思って変身して対応したんだが、実は超高速移動系だって判明したのも昨日だからな。おかげで疲れもあって滅茶苦茶に眠い(=_=;)」
「はぁ~。それなら仕方ありません。あとの授業はこちらで大丈夫なようにしますので、保健室で眠って下さい。今日も参加するのでしょ?」
ソーナがそう言ったので俺は礼を言い、昼飯を何とか食べ終えた後は保健室のベッドで寝かせてもらった。
流石に昨日の能力使用での疲れと、三徹したのもあり、ベッドに入ってすぐに眠ってしまうのであった。
そのまま放課後になるまで眠ってしまい、アーシアが起こしに来るまで爆睡していた。
そして今日も一緒に私服警官とパトロールをしていた。本来ならダメであるが、合同捜査である事で許されているのだ。
因みに今日の相手は中島さんと言う交通課の白バイ隊員だが、知り合いが襲われそうになったのと、交通課も今回の犯人逮捕に協力姿勢が強いらしく、参加になっている。
「今日もし相手が出ても、大丈夫なのか?」
「学校で久々に眠らせてもらいましたから、大丈夫です。おまけに、昨日ので対策してますので」
何しろ昨日まで判明していたのは神器保有者か人外である事と、相手が特徴があるのに捕まらないことから、何かしろの認識阻害や隠密系の神器と思っていて、捜査系に力を出す系列でいたのが原因で取り逃がしたが、今回は相手を上回る超スピードで捕まえるようにしているからだ。
「そうか。俺は今日はバイクじゃ無いからな」
「大丈夫ですよ。出たら俺達も捕まえますし、一応処置をしてからそちらに渡しますからね」
「それにしても、あの野郎、本気でふざけた真似をしやがる」
「そこは俺も同感です。ある男のお婆ちゃんが言ったそうですが、『男が絶対にしてはいけないことが2つある。女の子を泣かせる事と、食べ物を粗末にすること』だそうですからね」
流石に今回は相手を殺すことはできないので、逮捕し、神器を封印する処置をしてからの対処となっているのだ。
序にだが、学園での被害者も泣くような状態だったので、俺としても余り関わり合いは無かったが、女子生徒を泣かせた野郎にどんな事情があろうと容赦する気はない。
そして昨日の今日であったが問題の変質者が現れ、俺は仮面ライダーカブト・ライダーフォームに変身し、問題の変質者を逮捕した。
まぁ捕まえた奴は人間で、零課に移送した後、神器封印処置をされてから警察に送り届けられたのであった。
だがしかし、何であんな変な事をしたのだろうかと思っていたら、後日犯人の自供が教えられたのであるが、その内容を聞いて頭が痛くなった。
『ポニーテールこそ至高の女の子の髪型である!』
犯人の供述を要約するとふざけてるのかと言いたくなるような案件であったが、流石に犯人に関しては精神的な苦痛も与えたと言う事で、少し重い罪にはなるらしいが、流石にこんな犯人に出し抜かれた俺ってっと、少しだが自己嫌悪に陥るのであった。
だがしかし、こんな平和的な事件とは別に、とんでもない事件が起きようとしているとは、この時の俺には想像すらつかなかったのであった。
??? Sids
西洋のとある場所で、一人の人外の男性が嗤っていた。
「ハハハ、これで俺の野望が始まる。今度こそ、俺達が最強であると、知らしめやる!!」
人外である男はこの場にあった【ある物】を得て、同時にこの場から消えた。
そして別の場所でこの人外は決めていた場所に向かっていった。
駒王町という、現魔王の親族が二人もいて、自分が起こそうとしている事案を最大限に活用できる場所へ進むのであった。
同時にこの案件を共にする人間も連れて行った。今回得た【ある物】は、計画の要であると同時に、この人間が大切に思っていた物でもあるからだ。
この事件を知ったバチカン等の教会側もこの人外に対して動いたのであるが、選出した人員にすら知らされていない案件もあったが、それは別の事案としたのであった。
そしてこちらも駒王町に向かうのであった。
教会から選ばれた二人、【ゼノヴィア】と【紫藤イリナ】の二人は駒王町へと向かった。
そして紫藤イリナにとっては故郷でもある日本への帰還でもあり、同時に想い人との再会も兼ねていた。
彼女の想い人との再会を彼女は楽しみにしつつも、教会の戦士として最後まで戦おうとするのであった。
だがしかし、二人は事件を起こした人外を追うために日本に来たのをのちに後悔するのであったが、それはまた別の話である。
浩二 Sids
「クソがぁ〜!!」
とある山奥の山荘がある山の中で、一人の男が暴れていた。
兵藤浩二は部長であり、主でもあるリアスと共にグレモリー家が所有するこの山で修行をしていたのだ。
だがしかし、彼が苛立っているのは別であった。
「(何でこうなった!?リアス以外のメンバーは悪魔の仕事が有るからって事でこの修行に不参加。アーシアは別で学園に来てるのに、ソーナの眷属候補になって手を出せなくされる上に、おまけにリアスは断罪寸前じゃないか!!)」
自分の知っている物語と全く違う展開になり、おまけに神永一誠と名乗る存在が原因でここまで自分の知る物語が壊されるとは思わなかったからだ。
同時に神永一誠が折角色々して家から叩き出した主人公の一誠だと思い出したが、ここまで物語を壊されるとは思っていなかったのだ。
本来ならリアス眷属にアーシアを含めたメンバー全員を、フェニックス家とのレーディングゲームによる修行を使って自分になびくように、最終的にはリアスによってされた家の改装の後に、リアスとアーシアの二人を喰らってヤろうとしたのに、全てが計画通りにいかなくなっていた。
「(クソが!今の一誠を下手に手を出せば、あいつの言った役職が正しいなら日本政府が動くってことだ。だがな、リアスの評価を上げられる事件は起きてるはずだ)」
暴れるのを止め、深呼吸をしてから笑い声を上げた。
ここに他の誰かが見ていたら、完全に頭の狂った狂人であるが、誰もいないのもあってか笑い続けた。
「(もうすぐ聖剣事件がある。それをリアスと一緒に解決すれば、ゼノヴィアにイリナという二人の教会の戦士を俺のハーレム入りをさせられるし、おまけにリアスの評価も上がって、あのフザけた盟約も少しは緩和するはずだ)」
浩二は次の事件を自分達で解決すれば、何の問題は無いとし、リアスにも『強くなれば、何かあった時の評価が変わるかも知れない』と騙してこの修行をするように仕向けたのだ。
「見てろよ。俺は強くなってやる。一誠なんかに負けるはずはないからな」
そう言って修行を再開した。
何しろこの修行で赤龍帝の篭手に封印されているドライグとも会話ができるようになったのだ。
原作では腕を対価にしたが、ここではフェニックス家の事案が無くなったが、強くなれば対価も必要は無い。
それと同時に、リアスとの関係も自分にとってはとても良いものになってきたからだ。
「(フフフ。あぁ~本当にリアスは最高だ。おまけに、一誠の奴のおかげで俺に即座に完堕ちしてるからな。この点だけは奴に感謝するか)」
そう、浩二はリアスともう一線を越えていた。
リアス自身も盟約による自身の破滅により、家族からも見捨てられた状態となり、おまけに悪魔としての仕事すら無くなったのもあり、リアスを優しくする浩二に元に行くのは簡単であり、同時に今のリアスを欲しがる悪魔達もいないのもあり、リアスは自分から処女を捨てた。
同時にリアスは浩二の女に成り下がり、兵藤家に居候し、浩二にとって都合のよい性処理道具として抱かれ続けているのだ。
「さて、帰るか。あぁ~、リアスを今日はどんな風にして楽しむか、楽しみだな」
そして浩二は山荘に帰り、帰りを待っていたリアスで楽しみながら修行をするのであった。
だがしかし、浩二とリアスの二人にとってこの事件はさらなる分岐点になるのだが、それを二人を知ることは無かった。
それぞれの思いを胸に、新たなる事件の足音が近づいて来るのであった。
教会コンビのゼノヴィアとイリナは原作よりもある意味不幸になるかも知れません。
今回の事件の馬の被り物の犯人ですが、アニメ〘フルメタル・パニック ふもっふ〙に出た犯人と思ってください。
それと一誠と共にいた警察官は〘逮捕しちゃうぞ〙の白バイ警官の中島をイメージしてください。