ハイスクールD×D 夢幻の想像者(ファンタジー・クリエイション) 作:ナハト・リコリス
同時にあぶない刑事の二人を入れたからなのか、個人的にヴァーリチームを面白くする予定です(笑)
「どうしたの、あの二人は?」
「アーシアを悪く言ったお仕置きで、零課の知り合いに足つぼマッサージの台で数分間正座させられただけだ。まだマシだぞ、あれは。あぶ刑事からの仕置で」
「あの二人が来てたんだ(汗)」
この家によく来る悪魔側面々が現れ、涙を流しながら未だに立ち上がれない二人をアーシアが治療していた姿を見て、俺は簡単に理由を説明したら、お仕置きした存在の名を聞いて納得していた。
特に木場も一度だけだが俺と一緒に巻き込まれ、その際に銃撃戦に巻き込まれたのだ。
そのせいで木場ですらあのコンビと二度と関わり合いたくないと宣言したほどだ。
おまけにミサイル事案も今年の頭くらいにあった事件で、少しの間とはいえ連日TVでも〘日本国内でテロリストによりミサイルが発射される!!〙と報道されたほどだ。
あのコンビのお仕置きの中でもあれはまだマシだろうが、あの二人なら女の子を射撃の的にはしないだろうが、お仕置きとして自分達の事案に巻き込むのは目に見えていた。
「あの二人なら違法スレスレの検挙材料に使いそうだからな。お仕置きで」
「ハハハ(汗)あの二人なら教会の二人を騙してやりそうだね。アーシアちゃんへのお仕置きで(汗)」
「そして何故か何十人もの銃器や危険物を持つ相手と銃撃戦か、ヤバい爆弾解除をしなきゃいけない事案に巻き込まれるのが目に見えるんだが、俺もこれが本気でなりそうで怖いよな(汗)」
「あの二人だからねぇ(汗)僕も何故かヤクザ達による銃撃戦に巻き込まれたからね」
俺と木場だけに通じる話し合いであったが、それを聞いていた教会コンビと悪魔側の女性達ですら軽く引いていた。
アーシアに関しては『二人はそんな真似しません!』と怒っていたが、経験者からすれば〘嘘から出たまこと〙になりそうで怖いのだ。
その後痛みから何とか回復した教会コンビは負けた以上こちらの指示に従うことになってもらったが、俺は現状ある判断材料を元に、コカビエル以外の存在が裏にいて、その存在は教会側とも裏で取引をしていると話した。
同時にコカビエルが聖剣エクスカリバーを盗んだのは、裏で繋がっている教会側からの手引きもあっただろうと言った。
「巫山戯ないで!?コカビエルが聖剣エクスカリバーを盗んだのに協力して、私達教会側に一体何の得があるのよ!!」
「確かにな。何故我々教会側が、倒すべきと考える堕天使に協力する事案になる」
「簡単だ。教会側へのメリットは7つになった聖剣エクスカリバーではなく、7つの聖剣を1つにした真のエクスカリバーとなって自分達の手元に返ってくることだ。お前達二人の本当の任務は確実にお前達のエクスカリバーを敵側に渡すこと。そして恐らくだが、お前等は真の聖剣エクスカリバーを造るための材料ってところが、今のところ考えられる限りで可能性が一番高い案件だな」
流石に俺の言った言葉に悪魔側も協会側も理解して顔を青くしていたが、俺の考え的には恐らくはこれが答えだろうと思っている。
教会側の聖書の理念的に言えば、この二人は処女で、しかも聖剣使いなのだからその血肉は尊い存在とも言える。
しかも年齢が二十歳前というのも何かしろの条件になっているのだろう。
そんな存在の血肉か、聖剣使いとしての魂みたいなのを使って7つの破片から生まれた聖剣エクスカリバーを真の聖剣エクスカリバーへと元に戻すための材料としての人身御供と思っても何ら不思議ではない。
「同時にこの町が狙われたのはリアス・グレモリーとソーナ・シトリー、現魔王と同じ血脈を持つ上級悪魔の当主が二人もいる上に、コカビエルは三大勢力に対して戦争をもう一度やりたがっているという噂を零課で耳にしたことがある。結果的には利害の一致ってところだろうな」
「三大勢力による戦争をしたいコカビエルと、7つの聖剣を統合し、真の聖剣エクスカリバーを手に入れたい教会側、いえ最悪の場合は天界側の思惑ですか。こちらとしてはあまりにも最悪過ぎる理由ですね」
「まぁ予想としては聖剣エクスカリバーを統合するための実験も込みだろうな。現状の話を聞いた限りでも教会側にまだ1つ有るんだし、行方不明のを除いて5つの聖剣エクスカリバーがこの町に揃ってる。この町を地図から消しても、教会側からすれば自分達の信仰が全く届かないと言える日本の土地で、しかも倒すべき悪魔達がいる町だから消えても問題無いって判断した可能性もある。そして実験結果を元に色々と調整して、保管してる残りと行方不明を探して統合し、真の聖剣エクスカリバー大復活ってところだろうな」
「彼女達からの話を聞いた限りだけで、一誠君の考えられる予想の内容とはいえ、反吐が出るほど最悪だね」
「実際は何が必要なのか分からないが、現状分かる限りでも聖剣とかに対しての知識が有り、非合法や非人道的なやり方をしても目的を達成したいと考える教会側の人間が関与してるのは間違い無いな。お前等はそんな存在知らないのか?多分教会側からは破門認定されてると思うけど?」
俺がそう言うと、二人は自分達が真の聖剣エクスカリバーを完成させるための人身御供の可能性が有ると知って顔を青くしながらも、俺の質問には答えてくれた。
「聖剣計画を考えた〘バルパー・ガリレイ〙。皆殺しの大司教とも言われるほどの存在か」
「あぁ。お前の言う考えが当たっているのであるならば、こいつ以外いないだろう」
「分かった。俺は零課に今から行って直接この話をしてくる。後はお前等で何とかしてくれ」
そう言って俺は家から出て行った。
というよりも、実際は俺の過去を知る紫堂イリナとこれ以上は一緒な空間にいたくなかったからだ。
今の俺〘神永一誠〙にとって、昔の〘兵藤一誠〙としての時間はそれほどまでに嫌な時間でもあるからだ。
零課の施設に来て、零課の職員に今回の事案を報告し、少し昔を思い出した事もあってそのまま寝ずに駒王町に隠れている捜索対象を探していたが、朝が空けるまで俺は何の収穫も得られず、学校はソーナに事前に連絡して休み、同時に学校に対しての監視を強めてもらった。
何しろ俺達は対外的には高等部の生徒であり、敵のほうが一般人ごと巻き込む可能性が有ると考えもあったからだ。
教会側の二人は学校の下校時刻までは待機してもらい、その後に調査に出てもらう手筈にした。
眠たいのを押して何とか零課の施設に戻ると、あぶ刑事の二人から今回の事件に関わっているとして、アーシアから神器を抜き取ろうとした堕天使達と一緒にこの国に入国し、逮捕できなかったはぐれ神父の〘フリード・セルゼン〙がエクスカリバーを持っていたと証言を得られ、彼も追加で捜索しているのだ。
だがしかし、捜索する対象が分かっても、向こうも捕まらないように対策をしてるので、ある意味イタチごっこに近いので頭が痛いと思ってしまった。
「まぁあぶ刑事の二人が今は向こうの警備に当たってるし、俺は俺で別口から色々と調べないといけないが、少し寝よ」
そしてそのまま施設内の仮眠室で眠りにつくのであった。
「あぁ~、もう!何で私達がこんな目にあわなきゃいけないのよ!!」
「仕方あるまい。勝負に負けた時の約束なのだからな」
マンションの一室でイリナは荒れていた。とはいっても部屋の物は壊さないようにしていたが、ゼノヴィアもそれを見て仕方無いと思いつつも、何もできないことと、自身の弱さを痛感していた。
同時にあの一誠と言う男が言ったように、もしもあの男が言った最悪の方面が当たっていた場合、自分達がどんな意味でこの町に送られたかも全く知らずにやって来た事になるからだ。
今まで教会の教えは正しいと思ってきたが、今回の事案で本当に正しいのかと疑問に思ってきたが、日本側から相手の居場所を調査するまでの間は何もできずにいる時間もあるのも事実であり、イリナが声を上げるのも無理もないと思うのだった。
そんな状況下で、私達を昨日お仕置きをした二人組が現れ、今日の夕方から彼等と共に外に出られる事になったと話になった。
そして何故かこの部屋で自分達と私達の分の食事を持ってきて、この部屋でお互いが食べながら話をしてきた。
あの一誠という男はあの後で他の仲間達にも今回の事案を報告し、そのまま寝ずに調査をしていたらしく、今はここではない別の施設で未だに眠っているらしい。
ただイリナだけはあの男のことで不機嫌な様子であったが、二人はイリナに何故名字が変わったのか知っているのかと聞いてきた。
イリナは聞く気もないとし、あの男が何か問題を起こした結果で名字が変わったのだろうと言った。
だがしかし、それは二人から違うと言われるのであった。
本当の理由はイリナが会いに行った弟の方にあると言われたのだ。
「俺達は一誠がこの零課に入る際に言った何気ない会話事案から始まった弟君の調査に関しては別件に関わっていて、直接ではなく他のメンバーからのまた聞きに近いが、あの一誠の弟である浩二に関しては〘他人の認識を操れる〙能力がある事が判明している」
「それで恐らくだが、こっちで調べた時期的にも君がこの町を出た後、兄である一誠に対しての酷い迫害行動を行っているのが判明したんだ」
「ひ、酷い迫害行動って、一体どんな」
「酷いもんよ?調べた限りでも一誠が女の子達の着替えの覗きだとか、変態的な行動をしたって話に、何かの物とかが壊れたりしたのも一誠ってなってたんだ」
「それは本人が悪いんじゃ?」
「いや。当時の一誠と同じ小学校にいた子達や教師を極秘理にうちの諜報系の人間が調べたんだが、本人達が一誠がやったって言った事案全てに一誠は全く関わってなかったどころか、一誠がその事案の時にいたという風にされていたと調査結果で分かったんだ」
「それだけじゃないぞ?一誠がいなくなってからは浩二にとって自分の気に入らない相手に対して色々としていたのも判明したんだ。その結果、浩二に関してはそういう能力を持ってる可能性があるって判断されたんだ。中には性的な案件も有って、妊娠してた子もいたし、自殺させられた子もいたよ」
「一誠自身、自分が迫害されていた理由が実の弟が原因だと知った時には驚いていたし、何でって困惑したそうだ」
流石の私ですら兵藤浩二とまだ少ししか会ってはいないが、まさかそこまでの極悪非道な存在だとは思わなかったが、イリナからすれば幼馴染である男がそこまで酷い男とは思わず呆然としていた。
「まぁそう言う訳だから、お二人さんも気をつけろよ?」
そう言われたので一瞬唖然としたが、先程までの会話で私達二人が狙われている事を理解してしまった。
「悪いが、あいつが勝手に今回の事件に関わろうとしてる様子がある。そしてだが、狙いは君達二人だろうというのも検討がついている」
「そう言うこと。今日の夕方から顔隠して捜索に参加してくれ。俺達は君達の護衛を頼まれたからね」
そう言って二人は出ていったのだが、イリナだけはこれまで信じていた男の姿に困惑している状態であったが、何とか今回の事件を乗り切ろうと話をすることしかできなかった。
今回は結構話が長くなりました。
それとアンケートを締め切ります。
結果に関しては④の
二人共零課の職員になり、二人共一誠の女になる
にしました。
沢山の応募ありがとうございます