※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D 夢幻の想像者(ファンタジー・クリエイション)   作:ナハト・リコリス

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今回はコカビエルを出しますが、バトルは速攻で終わらせる予定です。

逆にリアスと浩二の制裁がメイン?になるかな?


第十四話 2つの終わり

夕方近くまで爆睡し一度家に帰ると、アーシアが俺を心配してくれながら待っていた。

序にアーシアが作ってくれた夕飯に食べつつ、アーシアが現状で自分の知る限りの事を話してくれた。

 

 

教会側の二人はあぶ刑事の二人に連れられてコカビエルの捜索に向かったらしいのだが、同時にリアス・グレモリー側も何かしろの動きを見せているらしい。

 

「一誠さん。一体何が起きようとしてるのでしょうか?」

 

「今はまだ連絡待ちってところだ。アーシアも今は待とう」

 

念の為にソーナ経由で魔王様達側には報告は頼んでいるが、コカビエルの目的が三大勢力を含めたこの世界全てへの大戦争なら、余りにも最悪過ぎる。

 

流石に魔王様達が簡単にはこちら側に来るのは難しいだろうが、それでも何かしろの援軍はよこしてはくれるだろう。

 

だが、こういう相手に対して俺が一番有効で、同時に最低最悪な手段を持っている。

 

 

実は別世界から帰って来る際に一度間違ってとんでもない世界に一時期いた事があり、その場所に送り込んでやるだけなのだ。

 

戦闘狂と呼ばれるほどのコカビエルなら当初は大いに喜ぶだろうが、時間が経てば最悪な不幸に変わるだろう。

 

 

まぁ何も考えずに世界を巻き込んだ戦争しようなんて考えるアホにかける情けはないので、事前にその為のアイテムは作製しておいた。

 

「(何事もなければいいんだがな)」

 

そう思いながら、俺は他の面々からの連絡を待つのであった。

 

そして待っていた連絡が来た時、その内容は俺が思っていた以上に事態は最悪とも言える方向へと向かって行っていたのだった。

 

 

そして俺はアーシアと共に急いで学園に向かうのであった。

 

 

実は連絡を受けた際に、皆はコカビエルだけでなく、パルパーやフリードまで遭遇したらしいのだが、邪魔が入って三人を逃したらしいのだ。

 

 

そしてその邪魔をしたのが浩二とリアスの二人らしいのだ。

 

リアスのアホは未だにこの町の管理者として仕事をするみたいな話を言っていたらしいが、完全にその資格すら失っているのによくそこまで吠えれるものだと話を聞いても思ったほどだ。

 

序に木場達が自分ではなく、零課職員の命令を聞いているのにも腹が立っていた様子らしいが、朱乃から魔王様の命令と言われて口惜しそうにしていたらしい。

 

 

その際にコカビエルが学園で待ってやると話になり、俺達は学園に急ぐのだった。

 

学園に行くと、学園の外ではソーナ達が被害を防ぐために結界を張り、中にはあぶ刑事に木場に小猫、教会組が先に入ったらしいが、リアスと浩二の二人が命令を無視して中に入ったと待っていた朱乃から言われたのだ。

 

「私はソーナさんと私が報告したので、魔王様からの援軍が来るまで待てと言った上に、あの二人には魔王様直々に待機命令が出ていると言ったのですが」

 

「無視して中に入ったと。確かに保有する能力としてはあの二人は強いが、コカビエルクラスの相手に何かできるわけ無いだろうに。一応こっちからは念の為にグレイフィアに来てもらうように頼んだ。とは言っても、後15分くらいはかかるらしい」

 

「こちらも同じような状態です。私も今から戦いに参加します」

 

俺・アーシア・朱乃の三人が中に入ると、あぶ刑事の二人がボロボロに負傷しており、おまけに近くには地獄の番犬であるケルベロスの死体が複数体存在していた。

 

そして小猫ちゃんとイリナの二人が怪我をした二人を庇うように戦っていた。

 

「タカさん!ユージさん!」

 

「一誠か・・・悪い」

 

二人が滅茶苦茶にダメージを受けており、俺はアーシアに回復を頼んだ。

 

たかが犬ころにこの二人がヤられるとは思わないが、目の前にはリアスと浩二?と思われる存在がコカビエルと、聖剣をもつフリードには木場とゼノヴィアが対応していた。

 

何しろリアスの近くにいたのが赤いに緑の宝玉を付けた鎧を纏っていた存在がいたので、恐らく赤龍帝の浩二だろうと予想した。

 

俺は小猫とイリナの二人の援護に向かい、朱乃にはアーシアの護衛を頼んだ。回復役のアーシアが倒されたら、危険でもあるからだ。

 

「何であの二人があんなになったんだ!?」

 

「原因はあの二人ですよ。コカビエルと戦って、勝てば今の状態が無くなると思ったらしく、浩二さんが禁手で倍加したリアス部長の滅びの砲弾を出てきたケルベロスに当てたのはいいんですが、威力があり過ぎて二人に直撃したんです。私達に当たりそうだった砲弾から庇って」

 

流石に言われた内容にキレつつも、俺は残っていたケルベロスを倒した。

同時に木場の持つ剣が独特な雰囲気を持っていたので話を聞くと、聖と魔を合わせた聖魔剣を創り出したらしく、木場は禁手へと至ったらしいのだ。

 

木場自身が精神的に更に強くなったことで三本の聖剣エクスカリバーを融合した剣と剣士の技すら圧倒できるほどで、ゼノヴィアは天然の聖剣使いらしく、デュランダルを使っていた。

 

そして二人がエクスカリバーを破壊すると同時に、バルパーは何かの真理にいったらしいが、俺自身もその答えには気づいたが、俺からすればそんなものはどうでもいい事だった。

 

 

そしてコカビエルから先の大戦で先代の四大魔王だけでなく、神も死んだことが伝えられた。

教会側の二人は自分達が信じていた神という存在がいない事にショックを受けていた。

 

「大丈夫!神様なんていなくても、俺が皆の『それが何か問題なのか?』お、おい!?」

 

「何?」

 

「それは先の大戦でお前達三大勢力側の神と魔王が死んだというだけの話だろ?他の神話体系等の神々達は生きてる。神という存在全てが消えたわけじゃない。まぁ戦争をしたいだけで、後のことを何も考えていない鳥頭には無駄な話だな」

 

「貴様、殺してやる!!」

 

コカビエルが襲って来たが、俺からすればもう準備は終わっていた。

 

話す前に仕掛けた捕縛系の罠が始動し、コカビエルの動きを止めた瞬間、俺はこの戦いの前に創っていたアイテムをコカビエルに投げつけた。

 

動けない状態のコカビエルは、俺が投げたアイテムによって発動した魔法陣に驚きを隠せないでいた。

 

「そんなに戦争がしたいなら、今から行く場所で死ぬまでして来い。まぁ、この世界には二度と戻れない片道切符だがな」

 

「貴様〜〜!!」

 

そして魔法陣が消えた瞬間、コカビエルはこの世界から消えた。

 

「さっさと出てきたらどうだ?そこにいる奴?」

 

俺がそう言うと、浩二の鎧と似た感じの白い存在が現れた。

 

「白龍皇か。悪いな。コカビエルなら俺が別世界に送ってやった。とは言っても、多分行った世界で一日も経たずに死体になるような最悪な世界だがな。アザゼルにもそう言ってくれ」

 

「・・・そうか。貴様のような奴がいるとはな」

 

そうして白龍皇はフリードを連れて帰って行こうとしたが、浩二の赤龍帝であるドライグが話をしたが、自分達の戦いはまた今度みたいな感じの話で終わるのであった。

 

 

こうしてコカビエルとの戦いが終わり、俺はリアス・グレモリーと浩二の方に顔を向けた。

 

「さてお前ら、一体何様のつもりだ?」

 

本気でブチ切れていた俺の殺気と闘気に二人はガクガクと震えていた。

二人は今回の事案でもう一度返り咲きたいと思っていたのだろうが、そんな事はもう無いのだ。

 

「まぁまずは浩二、お前は先に寝てろ」

 

そう言って一瞬で移動して浩二の顔面を掴み、地面に思い切り叩きつけた挙げ句、そのまま動けないように拘束させた。

 

口輪まで嵌め、全身を対ドラゴンと対悪魔用の能力封じ込みの鎖で動けなくしたが、いきなりの攻撃で気絶した状態になっていたが、それでも念の為にしておいた。

 

リアスは俺に攻撃をしようとしたが、俺は回避した後、浩二と同じように対悪魔用の鎖で動けなくさせた。

 

同時にソーナが魔王様の部下とグレイフィアを連れて現れ、拘束させた二人に部下の方は唖然としていたが、リアスは俺にどうにかしろと言ってきたが、彼等はリアスの言葉を無視した。

 

俺はこの二人が今回の事案の邪魔をしたと発言し、二人についてはそちらに任せるとすると、リアスはぎゃあぎゃあ喚きながら連行されて行った。

 

 

そして自分達の信仰する神がいない事に絶望したような教会組であったが、アーシアだけは何とか耐えるような感じであった。

 

まぁこの違いに関しては、アーシアには俺が別世界の神によってされた事案を話しており、その際にその神によって俺に起きた悲劇も話した。

 

俺やその神によって起きたさまざまな悲劇を聞いたアーシアは、自分の信仰する神と違うかも知れないが、同じ神による非道に悲しみ、自分のやってきた信仰が正しいのかと思ってしまったのだ。

 

その違いが何とかアーシアを支えているのであろう。

 

「教会組の二人。さっさとその壊れたエクスカリバーを持って帰れ。飛行機とかの出国手続きはこっちでしてやるから」

 

俺の言った言葉に二人は震えていたが、彼女達の任務は最初から盗まれた聖剣エクスカリバーを回収する事だからだ。

 

「今回の任務でお前達は知ってはいけない事を知った以上、後はお前達の信じる教会の指示に従うんだな。それがお前らの信仰であり、正しい事なんだからな。アーシアを魔女と言って、お前達の信じるやり方で殺そうとしたお前らがこれからどうなろうと、俺は関わる気はない」

 

そう言って俺は二人をおいて皆に帰るように行って、俺はこの場から離れるのであった。

 

 

 

そして次の日には零課の職員によって教会組の二人は未だに意気消沈した状態であったらしいが、零課の職員に無理矢理に教会に帰らされた。

 

破壊されたエクスカリバーも零課の職員によって梱包されて一緒に送られ、彼女達はさっさとこの国から叩き出されるのであった。

 

まぁそれを聞いた俺は、アーシアに対しての発言等が原因であろうと思ったが、言った言葉が消えるわけでなく、彼女達がこれからどうなろうと知った事ではないとし、学園生活に戻ることにした。

 

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