ハイスクールD×D 夢幻の想像者(ファンタジー・クリエイション) 作:ナハト・リコリス
但し、アーシアに酷いことをした存在は、何かしろの酷い扱いを受けるジンクスはそのままにしました
仮面ライダー響鬼となった俺は巨大降魔へと向かっていったのだが、実を言うと問題もあった。
まず最初にあのカラスを相手にしたときよりも、今のこの姿は常時大量の魔力を消耗し、おまけに相手のデカさを考えても、何かしろで町への被害が出る可能性が高いという点である。
そしてもう一つは、この巨大降魔を見せなくさせるために強力な隔離結界を周囲に張ったのだが、一応この土地の管理者を名乗るリアス・グレモリーにバレた可能性が高いということである。
元々はカラスを駆除する為だけで、廃教会が倒壊しても良いように周囲に結界を張っていたが、それは結界の種類の中でもすぐに壊される程度の出力なども低い系列なので張ったところで問題はない。
だが今展開した結界は出力なども高く、展開した事はすぐさまリアスにもバレた可能性が高いのだ。
そして絶対に俺達の邪魔をしてくる可能性があるため、さっさと終わらせたいのもあるのだが、ここまで巨大だと早々簡単にも行かないので、俺は他の面々とダメージを与えながら、対処していくのであった。
まぁ多分朱乃に何かしろでこちら側で連絡してる可能性はあるが、それ以上に難しいのが響鬼の特性である。
何しろ仮面ライダー響鬼は劇中で出た音撃の中でも一番危険な【太鼓】を担当しており、超接近戦による戦いを主にしている。
そのため一番危険性が高い戦闘スタイルなのだが、切り札として最強フォームを考え、できるなら最強フォームをきらずに倒したのが本音でもあったからだ。
「行くぜ、降魔!!」
『Gyoo!!』
巨大降魔が咆哮を上げ、近づく俺に対してその腕にある爪で俺を振り引裂こうとしてきた。
何しろ小山と言ってもいい巨体から振り下ろされる腕の力は凄まじく、攻撃を回避したが、それだけで爪の当たった場所の地面は大きく抉れ、もし当たったら一撃でヤバいと言える状況に内心ゾッとした。
「(ただデカいってだけで、ここまでの脅威とはな(汗)まぁ逆に言えば、あのアホが原因でここまで状態にまで育ったのか?)」
元々降魔は【土地に染み込んだ負の怨念の集合体】なので、見た目は生き物のような姿でも、生命体ですらない。
痛みや恐怖の感情も無ければ、疲労などの方面すらない。おまけに自己修復まであり、小さな傷などすぐさま消えてなくなってしまう。
完全に動きを止めるまで気を抜けない相手だが、本来降魔がここまで大きくなる事は極稀なのだ。
降魔と言う存在を知った人間は、降魔の実態を知ってからは土地を浄化する術式などを作り出し、土地の怨念を少しでも緩和させる事案を考え、更にそれを誰でも気兼ねなく知れるようにした。
そのおかげで降魔の巨大化を防ぐと同時に、自分達でも倒せるために努力してきたのだ。
だがしかし、この巨大降魔の状態を見る限り、自称管理者のあれはまともに対応していないのかと思いつつも、俺自身は手に持った音撃棒・烈火に力を込め、2つの炎の剣【烈火剣】を足に向けて振るったのだが、攻撃は足を少しだけ切り裂いた。
「(マジかよ(汗)ヤベぇ、最強にしないと無理かも(汗)(汗))」
本当なら片脚を確実に落とせると思った斬撃が、少しだけしか切れてない事実に唖然とし、おまけに足の傷は火傷もあって遅いが回復しつつあり、流石の俺もこの巨大降魔の耐久性と回復力を甘く見ていた。
「クッソ〜、仕留めるの難し過ぎだろが!!」
完全に他の面々からの攻撃よりも、俺に対しての攻撃を定めた巨大降魔からの攻撃を回避しつつ、俺は音撃増幅剣・装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)を創り出し、周りへの支援を頼み、周りも巨大降魔の俺への攻撃を妨害し、俺も急いで最強フォームになるために急いだ。
「響鬼、装甲」
音撃増幅剣・装甲声刃のグリップ底部にあるスイッチを押し、響鬼シリーズの専用アイテムでもあるディスクアニマル達を創り出しながら、出てきた彼等はスイッチを押して炎に包まれ、身体の体色が真紅に包まれた響鬼・紅の姿の上にまるで鎧のように変わっていき、最後に茜鷹が胸部装甲になり、頭の角が4本になり、額に【甲】の文字が浮かび、俺は最強フォームである仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)へと変身完了した。
だがしかし、この姿になったことで通常時より更に魔力が一気に消耗していき、完全に超短期決戦状態なっているので、俺は装甲音刃に力を込め、剣から巨大な炎の刀身が形成され、気合の声とともに降魔の身体を横一文字に切り裂き、上半身と下半身に降魔は両断された。
『Gyooo〜〜!!!』
切断された事で恐ろしいほどの咆哮が轟き、未だに動き回る上半身に向かって行き、下半身部は他の面々に任せた。
と言うかだが、下半身も未だに立っており、歩いている時点で恐怖しかない。
俺はすぐさま降魔の頭の上に飛び乗り、腰のバックルにある音撃鼓 爆裂火炎鼓(おんげきこ ばくれつかえんつづみ)を頭に取り付け、火炎鼓は大型化し、背中にある音撃棒・烈火を取って構えた。
「音撃打 豪火連舞(ごうかれんぶ)の型!!」
そう言って火炎鼓を叩き、同時に降魔も頭にいる俺を振り落とそうと暴れるが、俺は振り落ちないようにしながら、手からの攻撃をリズムの間に当てて防ぎながらリズムを刻み込んでいく。
響鬼の使う音撃打の中でも一番強い技であると同時に、一番身体に負担のかかる技を使用し、降魔を確実に葬るために太鼓を叩き続けた。
その間に下半身側は動きを止め、俺を襲う腕も人間大の降魔を倒したのか、木場や子猫ちゃん達が動きを止めてくれたので、一気に【清めの音】を叩き込んでいき、そして最後の一撃を加え、降魔の中に今まで貯まった清めの音が膨れ上がり、降魔はうめき声を上げてこの世から消えた。
何とか地上に降りて顔部分の変身を解き、零課の面々にこの場から撤退すると言われたので、木場達は別口で色々と足止めしていたリアスが来ているらしいので適当に話をし、俺達のことは口外しないように言って、アーシアを連れてこの場から撤退した。
俺たちはその後教会の敷地外近くに止めていた車に乗り込み、俺はアーシアとは別の車に乗り、車内で変身を解き、同時に変身時の代償で全裸なので、後ろにおいてもらっていた服に着替えたと同時に、流石に体力や魔力がキツく、そのまま車の中で寝てしまうのであった。
起きたら家の自分の部屋で、更にベッドの横にいたアーシアが俺が起きたのを確認すると、目に涙を浮かべ、抱きついてきたので、色々と混乱する事態となってしまった。
その後グレイフィアが部屋にやって来て、アーシアを何とか泣き止ませて事情を聞くと、ぶっ倒れて零課の面々に自分の部屋まで運ばれ、そのまま眠り続け、今は朝の10時ぐらいらしく、半日近く爆睡していたらしい。
因みに学校にはたちの悪い風邪にかかったと言う扱いで来週まで様子を見るとし連絡を入れてくれたらしい。
その後アーシアはこの家で自分の部屋となった場所に戻り、グレイフィアはオレに話があると言ってこの場に残った。
アーシアが部屋から消え、少し経ってすぐに俺はベッドに倒れた。グレイフィアはその様子を呆れた様子で見ていた。
「はは、やっぱバレてたか」
「当たり前です。元々貴方の神器は魔力を大量に消耗する系列で、貴方の禁手の中でも蛇口を全開状態で魔力と言う名の水を吐き出す状態から、蛇口を壊して一気に残っていた魔力を放出し、更には肉体へのダメージが大きい技を使ったのです。たかが半日程度で完全に回復するわけがありません」
「当たり。マジで今の俺は敵が襲ってきたら瞬殺されるほどの状態だからな。おまけに魔力も今は目覚めるだけの最低値ギリギリでしか回復してねぇ。完全に魔力が回復するには来週までかかるし、肉体は何とか明後日かな?今日明日はベッドから起きるのも難しそうだな」
俺の保有する神器【夢幻の想像】は、神器コレクターとしても名のあるグレゴリの長であるアザゼルすら【最低でも魔王級の魔力が無いと運用できない】とされている創造系の神器で、魔力に関しては別世界での修行で神クラスとも言える程に魔力が有る俺だが、魔力消費に関しては馬鹿みたいに有りすぎるのだ。
そのためチートと当初は零課の面々にまで呼ばれたが、神器関係で半チート的な状態なのだ。
同時に魔力回復にも色々と時間などもかかるのもあり、
「だと思いましたよ。なのでアーシアの入学も先延ばしにし、貴方が完全に回復してからにしています。それと、当分は私もここであなたの介護とアーシアの護衛です。何しろあの様子からして、アーシアもあなたの介護をすると言って外には出ないでしょうからね」
「悪いな。なら俺は全力で回復の為にゆっくりするよ」
「そうしてください。後で食事を持ってきますね」
そしてグレイフィアが部屋を出ていくと同時に俺も再度眠りにつくのであった。
その後アーシアが俺の状態を知り、泣き顔になったのでアーシアに頼んで少しだけ治療を受け、肉体方面は何とかベッドから出て動けるくらいには回復した。
少しなのはグレイフィア監視のもとで、おまけに俺への罰の意味合いもあると言われたのもあるが、現状は戦闘は無理だし、家の中でゆっくりとさせてもらい、体力と魔力の回復に努めることにした。
因みグレイフィアはアーシアの回復の高さに驚きつつ、同時にアーシアは魔力運用の基礎的な事案ができていないらしく、グレイフィアがその方面を教えていた。
アーシアもグレイフィアからの指導を受け、自分の力を更に高めていく様子であった。
アーシアの治療もあって次の日には身体は完全回復し、魔力も何とか半分位までは回復してきていた。
とは言っても、当初は軽くストレッチをする程度にし、後は魔力回復に努めておいた。
ストレッチでも痛みがあったが、痛みの程度として
普通くらいの痛みだったので、アーシアの回復能力の高さに俺も驚かさせるのであった。
その日の夜、グレイフィアが俺の部屋にやって来て、久々にグレイフィアを抱き、グレイフィア自身も久々の俺との行為を楽しんでいる様子であった。
そしてグレイフィアと何度も交わっていて、途中でグレイフィアが部屋のドアを開けると、そこには俺とグレイフィアとの行為を見て、廊下に座り込み、顔を赤くして発情した様子のアーシアがいた。
流石のアーシアも俺達の姿を見て逃げようとしたが、俺達はアーシアを捕まえ、そのままベッドに連れて行き、アーシアは俺の女として刻まれていくのであった。
そして一日半の間、俺達三人は爛れた性活を送り、全てが終わった後にはアーシアは俺の女になれたことを喜んでいる様子であった。
そしてアーシアはグレイフィアが学園に連れて行き、俺は別で学園に久々に登校した。
そして、俺のクラスにアーシアが転入し、新しい日常が始まるのであった。
因みに浩司は速攻でアーシアにちょっかいを出そうとしていたが、アーシアは浩司からの精神干渉を受けないようになっているため、すぐさまアーシアは浩司が嫌いになり、同時にアーシアは生徒会の新メンバー兼日本での勉強を頑張るのであった。
グレイフィアとアーシアとの行為は別で書こうと思いますが、それとは別に降魔戦でのリアスサイドを書こうと思ってます