※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D 夢幻の想像者(ファンタジー・クリエイション)   作:ナハト・リコリス

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今回は一誠が休んでいる間の出来事で、リアスの終わりが近づく話になります。

リアスと浩司は2巻の話から最悪になります。序に2巻の話であるライザーとのバトルにはなりません


第五話 周りの思い

旧校舎にあるオカルト研究部の部長であるリアス・グレモリーは、一昨日の夜に起きた事件を部室内のシャワールームでシャワーを浴びながら思い返していた。

 

 

あの時は悪魔としての仕事で祐斗と子猫はいなかったが、朱乃と浩司、自分の三人で他愛もない話をしていたら、突如強力な結界が張られたのを感じ、急いで結界が張られたと思われる現場に転移した。

 

転移したのは現場近くの森の入口で、この森の奥には廃教会がある場所だと気づき、三人で森に入っていった。

 

だがしかし、森に入ってから途中で同じ空間を回っている特殊な隔離結界であると気付き、基点を破壊しようとしたが、基点を見つけるのに手間取り、解除して進んだ時にはまた同じ隔離結界を施されていた。

 

最終的には浩司の神器が覚醒し、まさかただの龍の手と思っていた神器が、強大な神滅具【赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)】の所有者とは思わなかった。

 

覚醒したてと言う事で時間はかかったが、浩司は3回も倍加させ、本人は【ドラゴンブラスター】と叫んだ単純な魔力による砲撃で隔離結界を強引に破壊し、私達は廃教会へと道を進めた。

 

 

そこには先に何故か先に来ていた祐斗と子猫がいて、本人達は私達とは真逆から来たらしいが、隔離結界などは無かったらしい。

 

そして二人から近くに落ちていたと3枚の堕天使の黒い羽を渡され、私達は教会が有ったと思われる大穴を見るのであった。

 

祐斗や子猫から、穴からは普通の人間ですら感じられるほどの澱んだ感じの空気を感じ、流石の雰囲気に穴の中に入るのを止め、穴の周りを調べていたら、この3枚の羽根を見つけたらしいのだ。

それ以外は分からないと言われ、私は落胆するしかなかった。

 

 

その後色々と上にも報告して調査をしてもらったが、結果は

 

〘大穴以外に澱んだ感じの空気などは無く、外に関しては浄められた形跡がある。なお、堕天使達が住処にしていた教会の大穴に関しては自然現象である〙

 

と、されただけであった。無論、私達が得た3枚の堕天使達の羽根も、隔離結界の方面も話したが、それでも上からは別の何かと戦闘して敗北した結果とされ、結界はオマケ扱い程度で何の成果もないものであった。

 

管理者である自分の土地で何者かが暗躍したと考えられるのに、結果は証拠も何も掴めずに終わり、報告をした上からは【こんな事案が何なんだ?】と、馬鹿にされた感じになり、シャワールームの壁を叩き、悔しさに耐えるしかなかった。

 

「絶対に今回の事案を起こした存在を見つけてやるわ!見てなさいよ。私をここまでコケにした代償は、絶対に受けさせてやるわ!!」

 

誰とも知れない存在に対し、リアスはシャワーの水音と共にそんな言葉をはなった。

 

 

それを近くにいた朱乃は聞いていたのだが、内心は呆れていた。

 

「(全く、リアスには困ったものね。けれど、まさか巨大降魔が現れるなんて。リアスは大丈夫かしら?)」

 

実は結界が張られ、最初の隔離結界で基点を調べるために単独行動になった際に、零課の職員と出会いで、端的に今回の結界の理由を聞いていたのだ。

 

そして次の日に、零課から廃教会で起きた事案を木場と子猫、更には生徒会長のソーナに宛てられた零課からの報告書(全員で内容確認した後に消滅させた)に記載されていた。

 

「(降魔の危険性はリアスも知っていると思うけど、ここまで来るとリアスは悪魔としても終わったわね。私達はどうなるのかしら?)」

 

降魔に関しては悪魔側でも危険視している存在なのだが、それが自分の土地に現れ、しかもそれが巨大な状態だったとなれば、リアスは悪魔として終わったも同然である。

 

ソーナは妖魔に陵辱されたが、それでも権力争いによる弊害のような事案であるから、悪魔としては少しだけ残念というふうな感じで見られるが、リアスの場合は最初から防げたかも知れない事案なのだ。

 

出現した存在を考えると、リアスは最初から防ぐための事案をしなかった無能者として悪魔達に見られるだろう。

そうなれば、リアスの悪魔として生きる場所は何処にもない。

 

「・・リアス、貴女が少しは土地の管理者としてもう少し有能なら、こんな風にはならなかったでしょうね」

 

朱乃は小さな声で、リアスと零課が手を取り合えたかも知れない未来があったと思いつつも、これから先のリアスがどうなってしまうのかと、不安もあるのであった。

 

 

 

兵藤浩司 Sids

 

自分が知る家の近くにある秘密にしている場所で、兵藤浩司は周りにある物を蹴飛ばし、または殴って破壊してと、大いに荒れていた。

 

「糞が〜!!折角アーシアを俺の者にできた事件が〜!!!」

 

自分が知っている事件なのに、まるで別物のようになり、結果的にはアーシアはソーナ陣営の存在になってしまった。

しかも原作と違って未だに人間のままなのに、だ。

 

「まだだ。次はライザーとの事件になる。そしたらレイヴェルとの繋がりを得られるし、最終的にはライザーの眷属全てを寝取ってやるのもいいな。序にリアスの初めても喰らってやる。見てろよ」

 

そう言って落ち着いた後、浩司は家に帰って行った。

 

 

だがしかし、その浩二の発言等を見ていた存在がいたとは知らずに

 

 

 

神永一誠 Sids

 

「【次はライザーとの事件】か。レイヴェルに眷属、悪魔側の人物で該当する存在だけど、グレイフィア、調べられるか?」

 

「それなら簡単に身元を特定しました。浩司の言った存在はライザーはフェニックス家の三男で、レイヴェルはフェニックス家のご令嬢です」

 

「おいおい(汗)とんでもない大物を狙ってやがるな(汗)」

 

浩司につけていた監視要員達からの報告を受け、急遽朝飯を食べながら家の中での話し合いが行われた。

 

因みにアーシアは昨日の夜にソーナと顔合わせをし、ソーナの家で学園生活に必要な物品等と、学園内での自分の立場等の方面の話を受けながら、一緒にいる女性の零課の職員と共にソーナも交えた女子会に行っていたらしい。

 

アーシアと一緒にいる面々に関しては戦闘面では俺クラスの実力者達なので問題は一切ない。

夕方にはアーシアはこの家に帰ってくる予定である。

 

「だがこれで浩司は未来予知系の異能の力を持つ者じゃなくなったな。恐らくは」

 

「えぇ。恐らくは未来のことを記した書物のようなものを持っている可能性がありますね」

 

グレイフィアがそう言ったのと同時に、俺はこの世界の未来を知る転生者である事も考えた。

 

俺自身も転生者であることは誰にも喋っていない。何しろ転生者である事は、この世界では三大勢力に利用される可能性が高い上に、別世界に存在する危険な【何かを】この世界に持ち込む可能性が高いと思っているからだ。

 

そういう点では俺の持つ神器で変身するヒーロー存在も危険な存在だが、滅多に使わないことにしてる上に、それに見合うだけの代償もあるので、おいそれと使えないのも理由である。

 

「だがしかし、何でフェニックス家なんて大物が次の事件なんだ?何かあるのか?」

 

「調べたらライザー氏はあの無能の婚約者らしいです。恐らくはそれ絡みかと思います」

 

「・・・あれの婚約者って、そのライザーって奴も貧乏くじを引かされたな。まだ少しでも有能なら評価は違うだろうけど(汗)」

 

俺はそのライザーと言う存在を哀れに思いながらも、同時に浩司の考えを何とかしたいと思ったが、あの無能をどうにかするには今は無理かも知れないと思うのであった。

 

「まぁ、今は静観するのが一番だな。下手に刺激すると、あの野郎が何をするか分からないからな」

 

「えぇ。こちらとしてもあの無能にはさっさと退場してほしいのですがね」

 

そして俺達は飯を食べ終え、俺はゆっくりストレッチ等をして体を動かし、グレイフィアと共に家事を手伝うのであった。

 

何しろ身体を変に無理させずに動ける上に、家事をすることで綺麗にもなるので、肉体と精神の両方で良い感じになれるからだ。

 

 

そして俺は後々でこの問題のライザー氏と会見をする事になるとは、このときは思いもしなかった

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