※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D 夢幻の想像者(ファンタジー・クリエイション)   作:ナハト・リコリス

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今話でリアスの駒王町内での管理者としての資格云々が終わりになります。

あとオリキャラですが、グレイフィアの代わりのキャラという扱いです。

名前はグレイフィアの名前の元の残りにしようかなと思ったら、どうしても名前的に変な感じで無理なので、リーフィアのリーを使わせてもらいました。




第六話 リアスの終わり

アーシアが学園に入学し、学園内でそれなりの友人などを作りつつ、零課の仕事もできるようになり、更に魔力運用も良くなり、現在は範囲回復を少しと、遠くにいる味方への回復ができるように特訓をしている状態にもなり、色々と良いことが起きていると感じていた。

 

アーシアを新しく入れた報告会で、浩司の秘密も全員に掲示され、リアス眷属は特に気をつけるようになった。

 

 

そんなある日の出来事であった。

 

 

俺はソーナと共に有る場所の前に立っていた。

無論、その場所がどんな場所が知っているが、自分の意志でも行こうとは思わなかった。

 

だがしかし、今回は零課の職員としてここに来たのであった。因みにアーシアは行く場所が場所なので連れてきてはいない。

下手に連れてきたら、あのクソ野郎が何するかわからないからだ。

 

「まさかここに来ることになるとはな」

 

「まぁそうですね。ですが、これで少しはそちらも楽になるでは?」

 

「そうあって欲しいけど、今日って何かあったのか?滅茶苦茶強い気配があるが?まぁグレイフィアには劣るな」

 

「あの人を基準にするのはどうかと(汗)ですが、誰なんでしょうか、その気配の相手は?」

 

そして俺達は【旧校舎】へと入っていった。目的は【リアス・グレモリーの管理者としての正式な解任報告】である。

 

そう、零課の面々が望んでいたリアス・グレモリーの正式な管理者としての解任が正式に決まったのであった。

 

 

 

 

事の起こりは今日の昼休みで、俺はアーシアと共に生徒会室で生徒会メンバーと一緒に昼飯を食べていた時であった。

 

普通にくだらない話をしながら飯を食べていたら、俺の携帯が鳴り、画面にはグレイフィアの名前が出たので、少し皆から離れて電話に出た。

 

そしてグレイフィアからリアス・グレモリーを正式に管理者としての資格剥奪が決まったと連絡を受けたのだ。

 

「マジかよ。でもどうして急に?」

 

『これまでの評価に加えて巨大降魔出現による弊害、これ等が原因でやっと正式に決まったそうです』

 

「・・・長かったなぁ、これまでが」

 

『えぇ。すみませんが、放課後にリアス・グレモリーと会い、正式に解任報告をしてください。こちら側からの報告は少し遅れるでしょうし、早めに対応するべきでしょうから』

 

「浩司以外の眷属の処遇はどうなってるの?」

 

『彼とリアスは悪魔としての活動を永久に本日より禁止で、それ以外はリアス・グレモリーが学園を卒業まで活動する事を認めています。学園を卒業後、リアス・グレモリーは地上への渡航を永久禁止で、破ればこちらで処分できる許可も得ました。眷属に関しても全員こちらで預かる扱いで話はつきました。まぁ浩司は別枠ですが、大丈夫でしょう』

 

「・・・分かった。なら、アーシアは先に帰らせる。あの場所に連れて行く気も無いしな」

 

そう言って電話を切り、アーシアには先に帰るように言った後、ソーナに立会人としてオカルト研究部に自分と一緒に来てほしいと言った。

アーシア以外の面々は電話の内容を理解し、すぐさま了承してくれた。

 

 

そして放課後になり、アーシアは先に帰り、俺はソーナと共にオカルト研究部に来たのであった。

 

 

オカルト研究部の扉の前に立つと、中で何人もの気配があることに気づき、俺は【?】と思いながら扉を開けようとしたが開けられない状態だったので、ソーナに許可を貰って扉を開けないようにした術式を壊して部屋に入ると、ホスト風の男と、メイド服を着たピンク色の髪の女性、そして何人もの女性達がオカルト研究部の部室にいたのであった。

 

同時に俺とソーナが入ってきたことに驚いた様子であったが、俺としては面倒事に巻き込まれたかもと思うのであったが、さっさと自分の仕事を終わらせようと、心を切り替えることにした。

 

「さて、お取り込み中のようですが、すみませんが私はリアス・グレモリー様に対しての緊急特別案件で参りました。リアス様の眷属以外の方々には本案件を聞かせるわけにはいかず、ご退室をお願いたいのですが、よろしいでしょうか?」

 

「リアスへの緊急特別案件だと?・・・聞いてやるよ。俺はリアスの婚約者だからな。我が妻になる予定のリアスに対してどんな案件か聞く義務がある。まぁ俺の眷属は下がらせる。それでいいだろう」

 

「私もグレモリー家のメイドとして聞く権利がございます。なので、退室はいたしません」

 

ホスト風の男と、ピンク色の髪をしたメイドがそう言い、浩司は俺を睨んでいたが無視した。

俺自身もこれ以上時間を長引かせ、好きでもない相手と一緒に同じ空間にいたくないので、ホスト風の男の眷属の数は指定することにした。

 

「分かりました。すみませんが、そちら様が信頼できる眷属二人を残し、他の面々はこの場からご退室をお願いいたします。私も本案件の立ち会いとしてソーナ・シトリー様にご同席頂きます」

 

そして俺は朱乃に座る場所を指定され、ソーナも同じように座り、男の方は紫色の髪の女性と、金髪の女の子が残っており、当初は帰れと言ったが、【レイヴェル】と言われた女の子は残るとし、同時にこの女の子には過去に一度会ったことが有るのを思い出した。

 

「分かりました。では先にそちら側の名前をお聞かせください。私は最後に言ったら本案件がどういう事かお教えできますので」

 

「良いだろう。俺はライザー・フェニックス。フェニックス家の三男にして、リアスの婚約者だ。これは我が女王のユーベルーナ、そして妹のレイヴェルだ」

 

「私はグレモリー家のメイドでリーシアと申します」

 

ライザーの名前を聞いて、前に浩司が言っていた事件が始まったのだと思ったが、これだとリアスのお家騒動かと分かると内心ではアホらしと思った。

 

リーシアと名乗ったメイドさんの姿は綺麗だなと思いつつも、恐らくこの中で一番の強者だと見抜いたが、グレイフィアと比べてば数段劣るので、勝てはしなくても逃げはできると判断した。

 

「ありがとうございます。私は日本政府直轄対人外対策室、通称零課と呼ばれる部署の外部協力者の神永一誠と言います」

 

そう言って手帳を掲示すると、ライザーとリーシアと名乗った二人の顔が強張った。何しろこれで俺が言いに来た案件の重要性がヤバいものだと分かったからだ。

 

「悪いがレイヴェル、お前は先に帰れ。これ以上聞くことは許さん」

 

流石の兄の言い分に妹も反論仕掛けたが、兄の真剣な顔に何かあると気づき、渋々ながらこの場から退室すると宣言した。

 

「それはそうと、あの時は助けて頂き、ありがとうございます」

 

「いえ。私もフェニックス家のご令嬢とは知りませんでしたし、お怪我などもなく良かったですし、あのような人間ばかりではないですが、気をつけてくださいね」

 

そう言ってレイヴェルが消えた後に、兄であるライザーが俺を睨んだが、半年前に彼女がガラの悪いナンパから助けたことがあると言うと女王と一緒にすんなりと納得した感じであった。

 

そして俺はリアスの方に顔を向けた。俺自身もこれで少しは俺達にとって色々とマシになると信じたいくらいだ。

 

「リアス・グレモリー、あなたには駒王町の管理者としての資格を盟約により破棄し、同時にあなたを永久に地上へ来ることを許さない追放処分になったことを、ここに宣言させていただきます」

 

流石の案件にリアスは大声を上げたが、俺は無視した。

 

「理由につきましては簡単で、あなたはこの土地の管理者と名乗りながら、管理者としての責務を3年間もの間全くと言っていいほど果たしておらず、更に数日前の廃教会跡地にて、巨大降魔が降臨した事で、今回の資格破棄と追放処分となりました」

 

「なっ!そんなことは『ありえないと?ふざけるな!』なっ!」

 

「こちら側はあなたがどういった対応をするのか3年間もの間しっかりと見てるんですよ?我々が約1か月前に確認し、倒すべきと認定したはぐれ存在を、あなたは1か月どころか、2か月近く放置し、この地の人間が十数名近くの被害が出てやっと倒したのもいれば、倒しもせずに放置した存在が多数いることを知っております!我々がそれ等を倒さなければ、未だに被害が起きていたであろうことは明白です!!」

 

流石の俺からの言い分にライザーとリーシアの二人は唖然とした様子であった。

俺自身まさか最初から認識すらしていないとは思っていなかったので、口調を少し壊したが、もうこのクズ女を前に遠慮することはやめることにした。

 

「それだけじゃない。あなたの3年間の間に倒したはぐれ等はたかが100体程度ですが、我々は300体近くの人々に害を与える存在を倒したのですよ?おまけにあなたの事後処理も適当で、改善傾向すら一切無い。よく管理者などと威張れたものです」

 

俺の言い分にリアスは滅茶苦茶震えていたが、俺に手を出そうとした浩司も、リーシアさんがリアスや浩司に睨みを効かせたことで動けず、俺も溜まっていた鬱憤を全て出す感じで更に続けた。それがリアスにとっての地獄だと理解していたからだ。

 

「止めはあなたの新人眷属である赤龍帝だ。堕天使達に殺害されたにも関わらず、堕天使側に抗議も入れていない上に、未だに何にもしていない。そんなんだから奴等が拠点にしていた廃教会から20m級の巨大降魔が出てくる始末になったんだからな!」

 

「!あれはあなた達が!!ふざけ【ちょっと待て!それは事実か!?】ライザー?」

 

ライザー氏がリアスの声を遮り、降魔の部分を俺に聞き返し、俺は事実だと語り、こちら側で巨大降魔を倒したことも話すと、ライザー氏は大きなため息を付き、頭に手をおき、深呼吸をしてリアスを見つめた。

 

「リアス、君との婚約をこの場で破棄させてもらう」

 

「ら、ライザー?」

 

そこにはふざけたような雰囲気などもないが、同時にリアスを侮蔑するような目で見ており、リアスも恐らく始めての姿と目に唖然とした様子であった。

 

「降魔は我々悪魔にとっても倒すべき存在だ。だがしかし、俺の知る限りでもそれだけの巨大降魔の出現は聞いてない。だが、そんな存在を出したのであれば、我がフェニックス家の汚点にしかならない君は必要無い」

 

流石のライザー氏の言い分にリーシアと名乗るメイドも何も言えず、周りも唖然とし、ライザー氏は俺に話を続けさせた。

 

「リアスと新人の赤龍帝は本日只今をもって悪魔としての仕事を永久禁止。それ以外は固定の顧客がいますので、リアス・グレモリーの学園卒業までは仕事を続けても良いとのことです。但し、リアス・グレモリーの卒業と同時にリアス眷属は全員零課で監視と投獄となり、リアス・グレモリーは今後如何なる理由があろうと人間界に来ることを禁止します。破ればはぐれとして処分する扱いと報告を受けておりますので」

 

流石の結果にリアスは唖然とし、俺は報告を終えたとして部屋を出ていくことにした。その際にライザー氏に止められた。

 

「礼を言う。我がフェニックス家に、このような女としての見てくれは良くても、それ以外は【何の役にも立たない無能者】と知れて、後々での恥をかかずにすんだからな」

 

「私としてはどうなろうと知った事ではありません。結果的にリアス様はご自分の人生をご自分の手で、しかも悪魔としてのこれから先で得られたであろう輝かしい栄光も名声も、ご自分の手で葬ったのです。それ以上でも、それ以下でもないでしょう?地上には卒業まではいられるのですから、卒業までに色々と思い出でも作ればよいでしょう。こちらからは以上ですので」

 

そう言って俺はソーナと共に研究部の扉を閉めて去るのであった。同時に少ししてからライザー氏の気配も消え、リアス眷属とリーシアがあの場に残ったが、もうリアス・グレモリーは悪魔としても、これまでのような事はないだろう。

 

 

だって、自分の手で全てを壊したのだから・・・

 

 

そう思いながら、俺は家に帰るのであった。




リアスの断罪になりますが、実はこれで終わりではないんです。

これで現状のリアスは結婚そのものが消えた挙げ句に、何処の悪魔の家もリアスを欲しがらない存在に成り果てました
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