※この作品はR-18です。

魂の座 三部 暁の姉妹   作:伊駒辰葉

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エロシーン……事後? からですw


安らぎの歌を口にする時 1

 眠気覚ましにシャワーを浴びて、再びベッドになだれ込む。水輝の腕に抱かれて倒れた栄子がくすくすと楽しそうに笑った。

 

「何だ。さっきから随分と楽しそうだな」

 

 豊満な栄子の乳房を優しく揉みながら水輝は訊ねた。栄子の身体はとても柔らかく触り心地がいい。指先に軽く力をこめ、乳房にゆっくりと押し込んでみる。すると栄子が微かに身震いして甘い息を吐いた。

 

「だって、楽しいんですもの」

 

 甘い息の間にそう言ってまた栄子がくすくすと笑う。水輝はやれやれ、と苦笑して栄子の胸に唇を落とした。白い肌を舌先で優しく舐める。隆起した乳首を口に含み、舌先で転がしてから水輝は顔を上げた。

 

「仕方ないな。じゃあ、直接身体に聞くことに……ぶっ!」

 

 唐突に頭を何かで押さえつけられ、水輝は栄子の豊満な胸に突っ伏した。あらまあ、と栄子が驚いているのか感心しているのか判らない声を上げる。栄子の乳房に顔面を押し付けたまま小刻みに震える水輝の背中の上で、宙空から現れた奈月が慌てたように頭を下げる。

 

「ご、ごめんなさい!」

 

 泣きそうな声が上から降ってくる。水輝は腕を伸ばして奈月を落とさないよう支えながら身体を起こした。思った通り、奈月は涙ぐんでいる。ベッドに奈月を座らせたところで水輝は栄子の身体の上から退いた。

 

「あー……ええと」

 

 まるで浮気現場を押さえられた旦那のようだ。そんなことを思いながら水輝は困り果てた顔で頭をかいた。言い訳などしようがないほど、なにをしていたかは明らかだ。何しろベッドで水輝と栄子は裸で重なり合っていたのだ。

 

 言葉を濁しながら水輝はちらりと栄子を見やった。栄子はベッドに横たわったまま、口許に手をあてがって笑っている。

 

「あ、あの! 席を外してよろしいでしょうか?」

 

 目尻に滲んだ涙を指で拭いながら奈月が律儀に訊ねる。あー、と低い声で呻いてから水輝は奈月の頭に手を乗せた。不安そうに奈月が水輝を見る。水輝は黙って奈月の頭を撫ぜた。

 

「まあ。青龍王のうろたえるところをまさか見られると思いませんでしたわ」

「その名前で呼ぶのは止めろ。嫌いなんだ」

 

 栄子にしかめ面で答えてから水輝は奈月に向き直った。相変わらず栄子はくすくすと笑っている。水輝は戸惑ったように視線を泳がせる奈月をふわりと抱え上げ、膝の上に下ろした。胡座をかいた足の中に奈月を抱きかかえる。

 

「いいよ、別に。いても」

「あ、あの、水輝さんは良くても、そちらの方はわたしが居るとご不快ではありませんか? というか、突然乱入してごめんなさい」

 

 そう言って奈月が栄子に頭を下げる。するとまあ、と笑って栄子がその場に身を起こす。豊かな柔らかい胸が栄子の動きに合わせて揺れる。

 

「そんなことはありませんわ。金の姫君」

 

 優しい笑みを浮かべながら栄子が奈月の手をそっと取り、手の甲に口づける。水輝は黙ってそれを見ていた。

 

「あ、あの、ありがとうございます」

 

 混乱気味に言いながらも奈月の頬はうっすらと赤くなっている。水輝は肩を竦めて奈月の耳元に唇を寄せた。軽く耳朶に口づけてから囁く。

 

「気をつけろよ。栄子は可愛いものには目がないらしいからな。油断すると食われるぞ」

 

 にやにやと笑いながら水輝はそっと奈月の腰に腕を回した。後ろ向きに奈月を抱えこむ。

 

「えっと、あの! わたしは水輝さんのものですので、その、いえ、失礼致しました」

 

 真っ赤になった奈月が再度、栄子に頭を下げる。だが栄子は奈月の手を離そうとしない。微笑みを浮かべて奈月の顔を覗き込む。

 

「あら。そんなに警戒されなくともわたくしはいきなり押し倒したりはしませんわよ」

 

 楚々と笑いながら栄子がきっぱりと告げる。水輝は奈月を両腕に抱きしめながらどうだかな、と笑った。二人の間に挟まれる格好になった奈月が困惑した面持ちで栄子と水輝とを見比べる。しばしそうして二人の様子を伺っていた奈月が唐突にはっと目を見開いて肩越しに水輝を慌てて振り返る。

 

「あの、水輝さん! 何かお変わりはありませんか?」

 

 心配そうに問われて水輝は苦笑した。さあな、と囁きながら奈月の胸に手を這わせる。服越しにゆっくりと奈月の乳房を弄りながら水輝は小さく笑った。

 

「何だ。奈月はおれに何かあったと思って慌てて帰ってきたのか」

 

 少なくとも表面的には特に変わったことは何もない。水輝は服の上から奈月の乳首を指先で探り当てた。

 

「あっ、んっ! ラスティさんや、常磐さんが……」

 

 奈月が腕の中で小さく身震いする。へえ、あいつらがね。そう返しながら水輝は奈月の乳首を指先で捏ねた。長い髪に唇を落とす。ちらりと目をやると栄子が手に握っていた奈月の手を両手に挟み、柔らかい愛撫をしているのが見えた。

 

 表面的には何も変わりはない。これからも奈月をずっと傍に置くつもりであり、手放す気はさらさらない。澱みの余剰分は切り捨てるし、どんなに嫌がられても千佳を始めとする淫魔たちは好きなようにこき使う。気に入った女が居れば食うだろうし、必要なら使い魔も作る。




これはもしかしなくても3P!?
と、いう流れですが……。
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