「いくとこ見せて」
そう言いながら水輝が莢花に圧し掛かる。莢花は切羽詰ったものを感じて無意識に腰を跳ね上げた。
「んっ! あっ! お兄ちゃん! お兄ちゃん!!」
切ない声を上げて莢花は目を細めた。頭の中が真っ白になる。初めての絶頂を味わった莢花は身体を小刻みに震わせた。莢花が意識しないのに膣壁が水輝の指を締める。下腹部が強く脈打っているのを感じながら莢花はぼんやりと水輝を見つめた。
「今のがいくってこと。気持ちよかったか?」
そう囁いて水輝が軽く莢花に口づける。莢花はうっとりとした面持ちで口づけを受けた。
「んっ、ちょっと……物足りなかったかも」
正直に言った莢花に水輝が困ったように笑みかける。莢花の膣内をゆっくりと弄ってから水輝は指を抜いた。淫水に塗れた指を水輝が舐める。
「じゃあ、挿れれば満足する?」
指を舐めながら水輝が小さく笑う。
「お兄ちゃん……ちょうだい!」
涙の滲んだ目で水輝を見つめ、莢花は言った。そうだな、と呟いて水輝が腰を浮かせる。だがそこで水輝は動きを止めた。身を起こして慌てたようにコートやシャツのポケットを探る。莢花は訝りに眉を寄せて水輝を見た。
「しまった! コンドーム持ってない!」
そう叫んで水輝が頭を抱える。莢花はがっくりとうなだれる水輝に声をかけた。
「だいじょうぶよ。お兄ちゃん。この身体、よく見て」
「え?」
布団に手をついてうなだれていた水輝が慌てたように顔を上げる。莢花はそんな水輝に優しく微笑みかけた。
「あたし、ロボットになったの」
「な」
水輝が目を丸くする。のろのろと身体を起こし、水輝はまじまじと莢花を見つめた。次第にその顔が曇る。
「でもやっぱり駄目だ。挿入したら多分、おれは我慢出来なくなる。絶対、中で射精したくなる。そんなことしたら、器がどうであれ、ただではすまない」
力なくその場に座って水輝が呻き混じりに言う。例え身体が機械でも同じだ。その言葉を聞いて莢花は顔をしかめた。それでなければ困るのだ。一瞬、そう言いかける。だがその言葉を一度飲み込んで莢花は言った。
「お兄ちゃん、よく力使ってあたしの身体を見て。あたし、お兄ちゃんとえっちするために、わざわざこの身体になったんだから!」
「え? まさか」
眉を寄せた水輝がじっと莢花を見つめる。しばし莢花を眺め回した後、水輝が目を見張った。それから恐る恐る水輝が莢花に近付く。
「本当に大丈夫か? 壊れたり、しないか?」
不安そうに水輝が言う。莢花は力強く頷いた。すると水輝がほっとしたように微笑む。判った、と言って水輝はコートを脱いだ。続いてジーンズと下着を取る。一枚残った水輝のシャツのボタンを莢花は自分から外した。
「じゃ、いくぞ。痛かったり変な感じがしたらすぐに言えよ」
「うん、さあ来て!」
莢花はそう言ってかたく目を閉じた。水輝が小さく笑って莢花の額に口づける。手を回すように言われ、莢花は水輝の背中に腕を回した。莢花を胸にしっかりと抱きしめ、水輝が腰を沈める。淫水に濡れた膣口に狙い違わず水輝のペニスが潜った。
「あっ、ああっ!!」
硬いペニスに身体の中を擦られる感覚に莢花は思わず声を上げた。水輝がゆっくりと腰を突き出しながら莢花の名前を呼ぶ。
「莢花……大丈夫か?」
水輝が腰の動きを止めて問う。根元まで莢花の膣内に入ったペニスの先端はまるで測ったかのようにぴったりと膣の奥の狭まりをこじ開けている。
「んんっ! すごいっ! すごい、いいっ! お兄ちゃんが、ああっ、中にいる! なかにいるのお!」
恍惚の表情で莢花は言った。先ほどまでとは桁違いの快感がある。そうか、とほっと息を吐いた水輝が莢花を抱き直す。
「おれも、もう、我慢が」
そう言ったかと思うと、水輝は腰を揺すり始めた。膣内をペニスで擦りながら水輝がうわ言のように莢花を呼ぶ。莢花は水輝を腕に抱きしめながら腰をひくつかせた。荒い息を吐きながら水輝が莢花の唇を塞ぐ。激しく求められるままに口づけに応じながら莢花も自然と腰を揺すり始めた。
「お兄ちゃん! おにいちゃん!」
懸命に水輝を呼びながら莢花は昂奮のままに涙を零した。本能を剥き出しにした水輝が荒々しく莢花の膣内を突く。乳房を捕まれ、揉みしだかれながら莢花は一気に絶頂に達した。
「あっ! ああっ! いくっ! いくのお!」
膣壁が大きく脈打ち、水輝のペニスを締めにかかる。だが絶頂の余韻に浸る間もなく、水輝が噛み付くように莢花に口づける。
「莢花、莢花……っ」
熱い息を吐きながら水輝が呼ぶ。その直後、水輝は一際強く腰を突き出した。ため息のような声を漏らして腰をひくつかせる。膣奥を叩いた水輝のペニスの先端から熱いものが迸った。
「あっ、あっ! ああああうんっ!」
水輝の精液を膣内に受けた瞬間、莢花は立て続けに絶頂に導かれた。締まった膣壁でペニスを扱きながら水輝が深い息を吐く。
水輝から女たらし分を抜いたらこーなる、的な?
でもやり慣れてる感は捨て切れてませんねw