恥ずかしそうに顔を赤らめながら鈴がスカートを落とす。ショーツを取った鈴は改めて優一郎の前に正座した。首には唐紅のリボンと足には黒い靴下が残っている。鈴はそのまま深々と優一郎に礼をした。
「不束者ですが、宜しくお願いいたします」
「こちらこそ、よろしく」
そう答えて優一郎はにっこりと笑った。頭を上げた鈴はだが頼りなげに視線を彷徨わせる。
「あの……。私はどうすれば宜しいんでしょう?」
顔を赤らめながら小声で告げる鈴を見つめ、優一郎はなるほどと内心呟いた。どうやら処女を演じて相手の情欲をそそるというテクニックの一環らしい。しみじみと感心しながら優一郎はにっこりと笑った。
「あそこが見たいな」
そう言いながら着衣に手をかける。優一郎が静かに服を脱ぐ横で鈴ははい、と小さな声で返事してベッドに横たわった。腿を手で支えて持ち上げ、股間を露にする。優一郎は横目にそんな鈴の様子を見た。鈴は手を震わせて唇を噛んでいる。房中術を知らない相手であれば、初心な娘なのだと誤解するに違いない。
「もっと足を開いて。左右に大きく。身体柔らかそうだから、できるでしょう?」
ベッドに上りながら優一郎は告げた。すると鈴が真っ赤になって小さく頷く。次いで鈴は言われるままに腿を大きく左右に開いた。上向きにされた女性器が明るい電灯の下に晒される。
鈴の女性器は身体の大きさに合わせてなのか、少し小さめだ。クリトリスを覆う包皮も小さく、陰唇も薄い。優一郎はまじまじと鈴の陰部を覗きこんだ。腿に手をあてがって顔を寄せる。
「可愛らしいね。でもちょっと毛深いほう? もしかして?」
小さく笑って優一郎は鈴の顔を見た。鈴が真っ赤になって目を細める。すみません、と消え入りそうな声で詫びて鈴は微かに手を震わせた。動揺する様を装うのも術の一環なのかも知れない。くすくすと笑いながら優一郎は指先で軽くクリトリスを覆う包皮をつついた。その瞬間、小さな悲鳴を上げて鈴が身体を竦める。
「ひゃっ!」
まだ鈴の陰部は緩んではいない。さすがに男を受け入れ易いようにいきなり緩むというのは無理のようだ。が、それも処女を演じるなら当り前なのかも知れない。指先で包皮をつつきながら優一郎は考えを巡らせた。
ヒューマノイドのそれと鈴のそれではまるでつくりが違う。鈴の女性器は生身そのもので肉感しかない。折角、容姿が愛らしいのだから性器の形状を鋭角なデザインでまとめ、クリトリスを名前のままの鈴のようなデザインにすれば似合うだろうに。鈴に似合いそうな女性器を思い浮かべながら優一郎はしばし指先だけでクリトリスを包皮越しにつついた。
「きゃふっ……あ、くぅん!」
微かな声が鈴の唇から漏れる。それを聞き取った優一郎は指で鈴の陰唇を左右に割り開いてみた。いつの間にか膣口に愛液が滲んでいる。濡れた膣口を見ながら優一郎は小さく笑った。試しにクリトリスを覆う包皮を剥いてみる。やはり鈴のクリトリスは小さい。
「かわいいクリトリスだね」
そう言いながら優一郎は指の腹でクリトリスに直に触れた。その瞬間、鈴が掠れた声を上げて腰をひくつかせる。優一郎は指の腹で確かめるようにクリトリスを弄りつつ物足りなさを感じていた。指の腹に当たる感触はごく小さい。クリトリスは小さいながらも勃起しており、赤く熟れてはいるが触り甲斐という意味では少し物足りない気がする。
「ゆっ、ゆういちろ、うさまっ! あ、あんまり強く、されると」
苦しそうに息をつきながら鈴が泣きそうな声で訴える。
「どうなるの?」
にっこり笑いながら優一郎はクリトリスを左右に揺さぶった。断続的な声を漏らして鈴が荒い息をついて力なく首を振る。だが不思議なことに鈴の陰部はそれ以上は濡れてこない。どうやら刺激が強すぎるらしい。
「す、すみませんっ。あの、不慣れ、なので……ごめんなさい」
泣きそうな声で鈴が詫びる。
「もしかして痛かった? ごめんね」
そう言いながら優一郎はクリトリスから指を離した。改めて包皮の上から優しく愛撫する。処女を演じるにしてもここまで徹底しているのはある意味すごい。優一郎は素直に感心しながらゆっくりと鈴を弄った。
「鈴さんはオナニーはどれくらいする?」
優しくクリトリスを触りながら優一郎は鈴に笑みかけた。すると鈴がぎょっとしたように目を見張る。どうしたの、と問い掛けると鈴は真っ赤になって首を振った。
「あっ、あの、おなにーとは……その、自分で……?」
うろたえて視線を彷徨わせながら鈴が告げる。本当に徹底しているのだなと感心しながら優一郎は頷いた。
「そう。自慰行為だよ。どれくらいする?」
にっこりと笑いながら優一郎は小刻みに指を揺すった。それまで悲鳴のようだった鈴の声に少しずつ艶が混ざり始める。
「あっ、その、知識としては、得ていますが……んっ。すみません、したことは、ありません」
震える声で鈴が答える。確かに実際に鈴が術を使っていることを知らなければ、きっと相手はころりと騙されてしまうのではないだろうか。涙の潤んだ鈴の目を笑顔で見つめ、優一郎はそう、と呟いた。「それじゃあ、やってみて。今、僕がしているみたいに、クリトリスを自分で弄るんだ」
そう言って優一郎は鈴の陰部から手を離した。困惑した面持ちをしつつも鈴が素直に頷く。腿を支えていた片手を浮かせ、鈴は自分の股間にその手を伸ばした。細い指先でクリトリスに恐る恐る触れる。その様は本当に汚れのない処女のようだ。
優一郎的にはこのところ生身との絡みが多いので色々夢想をしたりしてますね。