優一郎のサポート付きなので、5人……?w
あ、TS警報です!
『外から性別を変える技、知ってるよね? 宝珠を弄って』
「ああ。判る」
そう言いながらなるほど、と多輝は心の底で呟いた。白銀はまだ機嫌悪そうに多輝を睨んでいる。多輝はしばし白銀を見つめ、次いでベッドに目を移した。梨恵は困惑した顔で多輝を見つめている。
『食べて、いいから』
微笑みの波動が伝わってくる。多輝はへえ、と呟いて薄く笑った。
「この女はどうする? まだストレス値は完全に下がってないぞ」
そう言いながら多輝はもう一度、梨恵に目を向けた。話題にされていることに気付いたらしい。梨恵が焦ったように身体を起こす。
『3Pも愉しいと思わない?』
くすくすと笑いの混ざった思惟が届く。なるほどね、と呟いて多輝は口許に嗤いを浮かべた。不機嫌に多輝を睨んでいる白銀に向き直る。
「おい。お前、女に興味あんだろ?」
「……何だよ、いきなり」
多輝を睨みながら白銀がふらりと立ち上がる。肩を押さえて立ち上がった白銀を多輝は舐めるように見つめた。女になったところは一度しか目にしたことはないが、なかなかの容姿をしていた筈だ。多輝は嗤って白銀の胸倉を捕まえた。
「何すんだよ!」
多輝の手を白銀が乱暴に振り払う。払われた手をしばし見つめ、多輝は今度は左手を伸ばした。素早く白銀の肩をつかみ、壁に押さえつける。止めろと喚いた白銀の胸に多輝はためらいなく右手を突き入れた。
「悪いな。おれ、まだ下手くそなんだ」
声もなく仰け反った白銀に囁くように告げ、多輝は無造作に右手を動かした。痛みに白銀が声にならない悲鳴を上げる。きっと激痛を感じている筈だ。何度も水輝に同じ目に合わされている多輝は白銀の苦痛のほどを読んでにやりと嗤った。
「……お、やー?」
多輝は眉を寄せてぴたりと手を止めた。先ほどから幾つか指に丸いものか触れるのだが、どれが該当するそれなのかが判らない。多輝は顔をしかめて天井を見上げた。
『仕方ないね、君は。これを、こう』
苦笑するイメージと共に指を動かすイメージが伝わってくる。多輝は優一郎に指示されるままに指を動かした。相当、苦しいのだろう。白銀は蒼白になって身体を震わせている。何度も多輝の手を退けようと腕を上げかけるのだが、その度に力なく腕が落ちる。
人差し指に何かが触れる。多輝は目を細めて手を伸ばした。手の中に納まった珠に静かに指を立てる。その瞬間、白銀がびくんと身体を震わせた。なるほど、当たりか。そう呟いて多輝は珠に指をゆっくりと埋めた。
徐々に白銀が身体に光を帯びる。やがて白銀の身体の輪郭がぼやけ、光に包まれる。一際光が強くなった直後、多輝は一気に手を引き抜いた。硝子が砕けるような音がして、白銀の身体が女のものへと変質する。
「いっちょあがり」
力なくその場に崩れた白銀を引き起こし、多輝は両腕に抱え上げた。白銀は荒い息をつきながら多輝にその身を無防備に預けている。少々、やり方が荒かったのかも知れない。白銀は目を閉じて顔をしかめている。
『部屋、移動してもらえるかな。もう少ししたらその部屋使うから』
その声に多輝は足を止めた。ふうん、と呟いて多輝は天井を見上げた。流れてきた思惟に紛れていたものを読んで多輝は小さく舌打ちをした。
梨恵に声をかけ、部屋を出る。多輝は腕に白銀を抱えたまま自分の部屋に戻った。梨恵が慌てたように後からついてくる。ベッドに下ろしたところで白銀がようやく目をあけた。
「な、なに」
白銀の着ていた服は今の身体には大きすぎて合っていない。ぶかぶかのシャツに手をかけながら多輝は低く嗤った。
「女の身体に興味があんだろ? その良さをじっくり味わわせてやるよ」
多輝は一気に白銀のシャツを引き裂いた。驚きに目を丸くした白銀の腕をつかみ、ベッドに押さえつける。シャツ一枚しか身につけていなかった白銀の乳房が露になっている。
「おい。梨恵とか言ったな。こいつ、押さえてくれ」
多輝の言葉に梨恵が慌てたように頷いてベッドに上る。先ほどの衝撃がまだ残っているのだろう。白銀は簡単に梨恵に押さえられてしまう。多輝はそうだ、と笑って白銀を引き起こし、梨恵の胸にその身体を預けた。後ろ向きに白銀を抱えた梨恵が戸惑ったような視線を多輝に向ける。白銀が肩で息をしながら多輝を罵倒する。ふん、と鼻で嗤って多輝はベッドから離れた。
部屋の隅にあるソファに歩み寄る。目を閉じて横たわる由梨佳に唇を寄せ、多輝は静かに手を動かした。
「おい! 一体、俺のことどーするつもりなんだよ!」
ベッドの上で白銀が喚く。煩いな、と呟いて多輝は由梨佳のへそに指を押し込んだ。しばしの後、由梨佳が目を開く。多輝は口許に嗤いを浮かべて肩越しに振り返った。白銀は梨恵の腕に抱えられて必死で暴れようとしている。が、身体にろくに力が入らないのだろう。手足が空しくばたついているだけだ。
「気が変わった。3Pじゃなくて4Pにする」
そう言いながら多輝は立ち上がった。由梨佳は何も言わなくても多輝の意図をすぐに理解したらしい。静かにベッドに向かって行く。白銀がそんな由梨佳を凝視して叫ぶ。
「何だよ、それは! まさかおまえ、人形相手にしたくなる変な趣味でも」
「あー?」
多輝は機嫌悪く白銀の叫びを遮って歩き出した。由梨佳を押し退けてベッドに寄り、遠慮のない力で白銀の頬を張る。派手な音を立てて白銀は梨恵ごとベッドに倒れた。
「何様だ、てめえ! 由梨佳にそんな口叩いていいのはおれだけなんだよ! 罵っていいのも、貶していいのもおれだけだ!」
怒りをこめて喚いて多輝は白銀の首をつかんで強引に起こした。苦しい息をついた白銀が顔を歪めて目をかたく閉じる。唇の端から一筋の赤いものが伝う。そんな白銀の様を嘲笑いながら多輝は首をつかんでいた手の力を緩めた。
「多輝様、それ以上力をこめると、この方が壊れます」
静かな由梨佳の声に多輝はああ、と返事して嗤った。白銀が苦しそうに息をしつつ薄く目を開ける。
「こ、われ、る?」
顔を歪めて白銀が途切れ途切れに吐き出す。多輝は嘲笑を浮かべ、白銀の背後にいる梨恵に唇を寄せた。梨恵が大人しく多輝の口づけに応える。挟んだ白銀の首を軽く締めながら多輝はしばし梨恵と口づけをし続けた。
「白銀さまと仰いましたか? 私をどう貶めようとかまいません。しかし、多輝様を誹謗することは許しません。あなたの発言、しかと記憶いたしました」
多輝は小さく笑って由梨佳を見た。由梨佳は真っ直ぐに白銀を見つめてにっこりと笑っている。うっとりとした目をした梨恵の頭を軽く撫ぜ、多輝は身を起こした。苦しみに顔を歪める白銀の首から手を離す。
龍神関係はTSがデフォなのですが、一応、警報出しました。