※この作品はR-18です。

魂の座 三部 暁の姉妹   作:伊駒辰葉

77 / 175
エロシーンです。
っても、跨がられる感じになってますけどw
ラスティの一人称が俺なので、BLに見えるかもですが、女です!!w


龍宝珠界の片隅で 2

「できそうか?」

「どうしたんだ? いつもは嫌がっているのに」

 

 怪訝そうに常磐が眉を寄せる。常磐自身は自分の状態の変化に気付いていないのだ。それを知りながらラスティはわざと拗ねたように唇を尖らせた。

 

「したいんだからいいだろ、別に」

 

 そう言いながらラスティは常磐の服に手をかけた。常磐が出来るに決まっているだろう、と笑う。確かに常磐はこうなってしまう前はラスティを飽きもせず毎日のように抱いていた。恐らく今も変わりなく欲情はしているのだろう。ラスティはそうか、と小声で答えて常磐の服を解いていった。

 

 龍神なら。もし自分が龍神で、常磐もそうならこれで少しはもたせられるのに。ラスティはどうにもならないと知りながら心の底でそう呟いた。膝で後ろにじりじりと下がり、常磐の肌に唇を落としていく。やがてラスティは常磐の下履きに手をかけた。これまでに教えられた通りにまず服越しにペニスに触れる。常磐のそれは既に固く勃起している。ラスティはしばし手で服越しに屹立したそれを撫でてから下履きを解いた。

 

「ラスティ」

 

 静かに呼びかけられる。ラスティは何だよ、と呟いて目を上げた。ラスティの頭を撫でていた常磐が微かな笑みを浮かべている。ラスティはそれを見止めてはっと目を見張った。

 

「何だよ。俺にされるの、嫌になったのか?」

 

 動揺を隠し、笑って言いながらラスティは屹立したペニスを剥き出しにした。膨らんだ亀頭に唇で優しくキスしてから舌を伸ばす。ペニスに舌を這わせ始めたラスティの頭を常磐は撫で続けている。

 

 こうして間近に男性のものを見ても、口に含んでも欲情することがまるでない。ラスティはそんな自分の性質に落胆しながら丹念に常磐のペニスに愛撫を加えていった。常磐をとても好きだと思うのに、身体が全く反応しないのだ。舌と唇を巧みに使い、ラスティは唾液の音を立てながらペニスを舐めた。そのうちに口の中でペニスが脈打つようにひくついてくる。

 

 ラスティは口を大きく開けてペニスを吐き出した。唾液に濡れたペニスを指でさすりながら笑う。

 

「すげ。がちがちになっちまったな」

「……あれだけ舐められればな」

 

 困ったように笑いながら常磐が告げる。それもそうか、と笑いながらラスティは常磐の腰に跨った。上体を倒して股間に手を伸ばす。ラスティは常磐の胸に頭を押し付け、こっそりと右手で自分の股間を触った。やはり濡れてはこない。幾たび交わってもラスティの女性器は少しも熟れず、身体は成長を止めたままだ。ラスティは素早く膣内に指を突き立て、息を殺した。乱暴に突き入れた指に驚いたように膣壁からぬめったものが滲む。ラスティは何度か強引に指で膣壁をなぞってから顔を上げた。

 

「いくぞ」

 

 常磐に声をかけてラスティは膣口にペニスをあてがった。下腹部から出来るだけ力を抜き、一気に腰を沈める。身体の中が軋みをあげる。ラスティは天井を向いて懸命に痛みに耐えた。狭い膣内をペニスがこじ開けていく。しっかりと奥までペニスを膣内に咥えこんでからラスティは頭を下げた。

 

「動いて、いいか?」

「それは構わんが……大丈夫なのか?」

 

 それまで常磐が交わる際にラスティを気遣う素振りをみせたことはない。初めての常磐の気遣うような問いかけにラスティは目を見張った。腹を熱い棒で無理やりこじ開けられているようで、痛みは酷い。だがラスティは常磐に笑みかけてみせた。

 

「平気だ」

 

 そう答えてラスティはゆっくりと腰を動かし始めた。腰を静かに持ち上げて元の位置まで戻す。それだけのことなのに動くたびにラスティの下腹部には激痛が走った。ラスティの感じる痛みのままに二人の繋がっている部分に血が伝う。だがそれでもラスティは呻き一つ漏らさず、黙って腰を動かし続けた。

 

 次第に常磐の呼吸が上がる。ラスティは膣内でペニスがよりかたく屹立するのを感じながら腰を動かすペースを徐々に上げた。前に言われた通りにペニスを膣奥に導いて腰を横に円を描くように回す。その動きと縦の動きを交互に繰り返しながらラスティはじっと常磐を見つめた。

 

 ごめんな。ラスティは声にならない声で呟いた。動くたびに愛液と血が混ざったものが音を立てる。常磐は昂奮に潤んだ目を天井に向け、手でラスティの腰をつかんでいる。が、その手にも殆ど力は入っていない。

 

 ラスティは俯いて息を殺した。腰を上下に揺すりながら唇を噛む。常磐は死ぬ訳ではない。それは判っている。今からも常磐はずっと生き続けるだろう。金色のあの娘が健在である限り。

 

 だが共にいることは出来ない。ラスティの頬に涙が伝う。ラスティは必死で声を殺しながら泣いていた。常磐がうわ言のようにラスティを呼ぶ。いつの間にか閉じていた目を開けてラスティははっと息を飲んだ。常磐がラスティの濡れた頬を指で撫でる。

 

「俺は……いつまでもお前を」

 

 膣壁を熱いものが叩く。ラスティは目を見張ったままその場にぺたんと腰を落とした。さっきまで触れていた常磐が一瞬で消えてしまったのだ。注がれた精液が膣内から漏れてくる。ラスティは泣きながら常磐を大声で何度も呼んだ。だが答える声はない。

 

 じくん、と痛みが走る。さっきまで常磐のペニスを受けて入れていた膣内の痛みに、ラスティは疲れたように肩を落とした。




あっちが動けばこっちも動く、的な感じです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。