※この作品はR-18です。

【書籍化】クラスで2番目に可愛いボーイッシュ幼馴染を、二泊三日の修学旅行で寝取って種付けセックス漬けにする話   作:月見ハク

18 / 88
怯える幼馴染を塗り替えた(十二日目 火・夕方)

 俺とアヤは、息を殺して扉の外の様子をうかがっていた。

 

 女友達たちの足音が、美術室の中を歩き回っている。

 

『お、絵の具ってこれじゃね?』

『運ぶ?』

『アヤどこいったー』

『トイレじゃない?』

『待つか』

 

 美術室のイスが床を移動する音がした。

 どうやらテーブルを囲んで座ることにしたらしい。

 

『なんか遊園地でダブルデートしたらしいよ』

『ん、誰が?』

『あーアヤたち』

『へー』

 

 日曜日に遊んだ件は、ダブルデートということになっているらしい。

 時田が広めたのだろうか。

 

『末永く爆発しててくれ~って思うよね』

『おしどりカップルよな~』

『時田って普通にいいヤツだもんね』

 

 どうやら、女子の間では時田はけっこう人気らしい。

 まあ、分かる。

 アヤと付き合う前には、何人かに告白されていたっぽいし。

 

 ふと、アヤの抱えている絵の具の箱が傾き、一箱落ちそうになっていた。

 俺はその箱を押さえて、重ね戻す。

 アヤはそれに気づかないほど、ひたすら硬直していた。

 

『時田この前、一年の子に告られたらしいよ』

『え、いつ?』

『あっさり振っちゃったらしいけど』

『そりゃねぇ~』

『アヤ、愛されてんなー』

『うらやましいわーぶっちゃけ』 

『ああいう一途な彼氏っていいよね~』

『それはねー、多分相手がアヤだからよ』

『え、そういうもん?』

『そういうもんじゃない?』

『まーアヤだしな』

『応援できちゃうんだよね』

 

 ふいに、会話が止まった。

 

『ぶっちゃけ時田と付き合ってなかったらさー』

『うん』

『うちら勝ち目なくね?』

『は? 何いきなり』

『ほら昔さ、バスケ部の林先輩もアヤ狙いだったって聞いたことあるでしょ』

『あーそれねー』

『時田と付き合ってなかったらさ、うちら今みたいにアヤと友達できてたんかな?』

 

 アヤの肩がビクッと震えた。

 俺は、絵の具の箱が落ちないように体で押さえる。

 

『……できてるっしょ。あの子、いい子だもん』

『それはまぁ、そうか』

『そうそう』

 

 女友達たちは、気を取り直すように声色を明るくしていく。

 

 一瞬だけ、不穏な感じだった。

 これが、アヤの恐れてる空気なのか。

 人一倍敏感なアヤはこれを、いつも怖がっているんだ。

 

 

 ふと、廊下のほうから大きな足音が近づいてきた。

 

『こらーサボりかー』

 

 時田の声だ。

 

『お、噂をすればの時田じゃん』

『江藤のマネ、似てなっ!』

 

 女友達たちの声のトーンが一オクターブほど上がった。

 

『あれ、アヤは?』

 

 時田の足音が、美術室の中を探し回る。

 

『さあ、トイ……お手洗いじゃない?』

『トイオテアライって何よ』

 

 アハハと笑う彼女たちは、妙に楽しそうだ。

 

『あ、時田ちょいちょい』

『ん?』

『ほい、アヤの置き土産』

 

 さっきアヤがテーブルに置いた絵の具の箱を、時田に見せているようだ。

 運んで、と言ってるように聞こえる。

 

『お前らなー』

 

 時田が呆れたような声で笑った。

 なんというか、すごく余裕を感じる。

 こっちも、時田の素なのだろう。

 

『うそうそ、一緒に運びましょ、リーダー』

『じゃあほら、せめて一人一個ずつ頼むわ、残り運ぶから』

『おお、さっすが男子』

『いや……誰でも持てるだろ、こんなん……』

 

 そんなやり取りをしながら、足音は廊下のほうへ消えていった。

 

 あたりに静けさが戻ってくる。

 

 アヤの、不規則な吐息が聞こえてきた。

 

 絵の具の箱をぎゅっと抱きしめ、小刻みに震えている。

 目尻の涙が、今にもこぼれ落ちそうだ。

 

 相変わらず、アヤは泣き虫だな。

 

 小学五年生の時、アヤと同じクラスになって。

 出会ったときの印象は、「自信がなさそうな子」だった。

 

 その前のクラスで、何があったのかを俺は知らない。

 アヤが話したがらなかったから。

 クラスでイジメみたいなことがあったんだろうな、とは思っているけど。

 

 それがトラウマになったのか。

 初めて会った頃のアヤは引っ込み思案で、人と話すときも挙動不審だった。

 

 

 今、目の前で震えているアヤは、あの頃の彼女だ。

 

 ほんのり密着している体から、アヤの心が流れ込んでくる。

 

 ――やっぱり私は。

 変わっちゃダメなんだ。

 変わったらダメだ。

 私が変わったら。

 壊れる。

 ぜんぶ壊れる。

 絶対嫌われる。

 絶対壊れる。

 苦しい。

 私は、ぼーやんと。

 ぼーやんと、なら。

 でも。

 壊れる。

 いや。

 いやだ。

 でも。

 

 

 アヤの心は、恐怖と混乱でグチャグチャになっていた。

 感情のコントロールができないのだろう。

 「ハァ、ハァ」と苦しそうに呼吸している。

 今にも過呼吸になって、倒れそうだ。

 

 ここまで取り乱すアヤは、初めて見る。

 以前の俺だったら、思考停止して取り乱していただろう。

 

 掛ける言葉、態度、どれ一つを間違えても、アヤ最大の地雷を踏み抜きそうだ。

 ここまで積み上げてきたアヤへのアプローチのすべてが、無駄になりかねない。

 そんな危うい状況。

 

 なのに、俺の心は不思議と落ち着いていた。

 神様の直感が、俺に確信をくれているからだろうか。

 

 それもあるが。

 

 アヤは、変わりたがっている。

 俺と。

 混沌とした心情の中に、わずかな希望が垣間見える。

 

 それだけで、俺はもう何も恐くなかった。

 以前は、どう転んでも可能性はゼロだったのだから。

 希望があるだけで、俺は無敵になれる。

 

 

 ――優しく抱きしめろ。

 

 神様の直感が、俺が今すべき最善のことを教えてくれる。

 

 俺は、アヤを包み込むように抱きしめた。

 

「やだっ……」

 

 アヤが小さく拒否した。

 

 

 ――低い声でゆっくりと。

 

「大丈夫だよ」

 

 アヤの耳元で、呟く。

 低い声で、ゆっくりと。

 

 

 ――背中をさすれ。

 

 アヤの湿った背中を、三回撫でる。

 背骨に沿って上から下へ、ゆっくり落ち着かせるように。

 フッと、アヤの口から空気が漏れた。

 ほんの少し、体の緊張がほぐれる。

 

 

 ――呼吸を合わせろ。

 

 アヤの不規則な呼吸に合わせて息を吸い、吐き、吸う。

 互いの胸の上下運動が重なる。

 そのまま、正常な呼吸に誘っていく。

 アヤの吐息が、だんだん落ち着いてきた。

 

 

 ――二度キスをしろ。

 

 アヤの唇に、ついばむようなキスを落とす。

 チュ、チュという小さい音が美術準備室に響いた。

 室内で反響して、また鼓膜に戻ってくる。

 心が鎮静していく。

 

 

 ――俺はずっと――。

 

「アヤ、俺はずっと好きだよ」

 

 直感が、この言葉を導き出した。

 

 俺との関係性だけは、一生壊れない。

 何があっても。

 その事実を、ただ伝える。

 

 さっきまで焦点の合っていなかったアヤの瞳が、じっと俺を見ていた。

 

「ずるいよ、ぼーやん……」

 

 

 ――もう一度キ――。

 

 俺は、直感が言うより早く、アヤにキスをした。

 

「んっ……」

 

 半開きの唇を、唇で押してみる。

 柔らかいアヤの唇が、ほんの少し押し返してきた。

 

 アヤの心が、伝わってくる。

 

 ――どうして。

 こんなに、落ち着くの。

 安心できるの。

 こんなの、知らない。

 分からない。

 こわい。

 また、ぼーやんに甘えてる。

 ぼーやんに包まれて。

 安心して。

 私は、ダメダメだ。

 ぼーやんは違う人といたほうが。

 もっと、幸せに。

 こわい。

 こんなダメダメな私じゃ。

 私が、たまたま幼馴染だったから。

 ぼーやんがいなくなったら。

 私は。

 

 

 俺がいなくなるとか、全部壊れるとか。

 そんな未来は、存在しないよ、アヤ。

 あるのは、今だけだ。

 俺といる、このときだけ。

 

 ――愛し――。

 

 直感が言葉を(つむ)ぐ前に、俺は口を開いた。

 

「俺がアヤの側にいる、それが、この先ずっと続くだけだよ」

 

「…………うん」

 

 

 多分、直感が導き出した言葉とは違う。

 でも今のアヤには、こっちのほうがいいような気がした。

 アヤを堕とすのではなく、救うための言葉だ。

 

 じんわりと。

 アヤの心に、暖かい火が灯っていくのが分かる。

 不安な気持ちが消えていく。

 罪悪感めいたものが、徐々に薄まっていく。

 

 ――ぼーやん、ありがとう。

 

 アヤは、その言葉を発する代わりに、俺の胸に頭突きをした。

 心地良さそうに、オデコをこすり付けてくる。

 

 

 俺は、胸元に埋まるアヤの頬に、そっと手を添えた。

 静かに、アヤが顔を上向かせる。

 その目は、まっすぐ俺を見ていた。

 

 自然と、唇が重なる。

 そこから、体中が密着していく。

 

「んっ……んちゅ、んっんっ、ちゅぁ、んっ、んぇろ、んちゅっんんっ」

 

 せきを切ったように、俺たちは舌を絡ませ合った。

 どうしようもなくアヤを抱きしめる。

 

 抱えていた絵の具の箱が、アヤの胸からこぼれ落ちた。

 箱から飛び出した絵の具たちが、床に散らばり転がる。

 

 アヤが自由になった両手を、俺の背中に回してきた。

 何かを求めるように、手のひらで撫でさすってくる。

 

 俺はアヤの滑らかな舌を舐め回しながら、片手をスカートの中に入れた。

 今日のアヤは、ふわふわとした生地の下着を履いている。

 布地をなぞってみると、下降するにつれて湿り気が増していく。

 

「ぁっ、んっ……」

 

 アヤが、口づけの隙間から可愛い声を漏らした。

 

 これ以上パンツが濡れると、後で気持ち悪いだろう。

 俺は早々に下着の内側へ、手を差し入れた。

 下腹部をなで、柔らかい恥丘をなぞり、湿地帯の中心へ指を這わせていく。

 温かい粘液で濡れぞぼる入り口に、中指をくの字にして埋めた。

 

「やっ、あぁんっ……」

 

 アヤが、驚くほど可愛い声で鳴いた。

 俺の耳元でそんな声を上げるものだから、体中の細胞が興奮し、股間に血流が集中してしまう。

 すでに勃起して痛いくらいなのに、早くアヤに挿入したいと脈打ち始める。

 

 愛液まみれの膣中(なか)を、クチュクチュと音を立ててかき混ぜる。

 柔らかい肉圧が、指をきゅっと締め付けてきた。 

 

「ぼーやんっ、あっ……そんな、ゆび、んんっ……」

 

 アヤの腰が震え、足がガクッと崩れる。

 バランスを失い、半歩後ろに下がった背中が扉に当たった。

 薄い扉がドンと大げさな音を響かせる。

 アヤは扉に背中を預けながら、必死に立っていた。

 

 俺の指が、アヤの自重でどんどん膣穴に飲み込まれる。

 あふれた愛液が、指をつたって手の甲まで滴る。

 俺は膣中(なか)で指の関節を曲げ、ゆっくり甘蜜をかき出し始めた。

 クチュ、クチュ、と淫らな水音が鳴るたび、アヤはか細い声で喘いだ。

 

「あっ、も……」

 

 足腰が限界になったのだろう。

 アヤは背中を扉にくっつけたまま、ズルズルとしゃがみ込んでしまった。

 

 俺も、指を膣に挿入させたまま、合わせるようにしゃがむ。

 アヤは両膝をクロスさせながら、ペタンと尻もちをついた。

 その太ももの肉圧に手を突っ込んだまま、指先で膣中(なか)を愛撫し続ける。

 

「ふっ……んっぁっ、くっ……んぅっ……」

 

 アヤはたまらず身をよじり、快楽を外に逃そうとしていた。

 手の甲を口にあて、必死に声を抑えている。

 

 そんな様子に、俺はゾクゾクするような興奮を覚えた。

 

 逃げ場なく追い詰められて。

 俺になすすべなく(いじ)られて。

 快感に悶え続けるアヤの姿は、まるで捕食される小動物のようで。

 俺の――オスの奥底にある獣欲を、これでもかと昂らせた。

 

 もっと、もっとアヤを犯したい。

 体も心も犯して、塗り替えて、塗り潰したい。

 

「アヤ、手、どけて?」

 

 力のない手首を掴み、ゆっくりどかす。

 アヤは「んっ」と口を閉じた。

 無駄な抵抗だ。

 指で、膣中の裏側にある盛り上がった部分をこすってみる。

 さっきから、ひときわ反応のいい場所だ。

 

「あっ……!」

 

 アヤはビクンと体を震わせ、切なげな嬌声を漏らす。

 半開きになった唇に、すかさずしゃぶりつく。

 ちゅくちゅくと咀嚼(そしゃく)するようにアヤの唇と舌を頬張りながら、時おり解放し、淫らな喘ぎ声を堪能する。

 

「あっ、あ、はんっ、あっ、んっんちゅぁっ、んっ……ぷぁっ、あ、やっ、あんっんんっ……!」

 

 アヤは悲鳴を上げながら、苦しそうに肩を上下させた。

 激しいキスの合間に、温かい吐息がこぼれる。

 そのたびに、アヤのブラウスの中に溜まった熱気が、襟元からふわっと漂ってくる。

 アヤの体臭と汗と、淫らな匂いが混ざった香りだ。 

 甘くてクラクラする、俺の大好きな匂いで鼻腔内を満たす。

 

 もっと、もっと気持ちよくさせたい。

 今、この時しか感じられなくなるくらい、快感で満たしたい。

 

 俺は左手で膣を愛撫しながら、右手をブラウスの中に差し入れた。

 布地をめくり、あらわになった水色のブラジャーを上にずらす。

 白い乳房がたぷんと揺れながらまろび出る。

 重量感のある下乳を持ち上げるように手のひらを広げ、丸いおっぱいをムニュと掴んだ。

 

「あっ、ん……」

 

 汗でヌルヌルする乳毬を揉む。

 大きな柔肉の真ん中に、ピンと立った突起を感じた。

 優しく揉み上げながら、人差し指で乳首をクニクニとこねる。

 

「あ、あんっ、おっぱいは、だめだよっ……」

 

 アヤは涙を流していた。

 身動きができないまま、体中の敏感なところを執拗に責められて、性感が極まってしまったのだろう。

 

 アヤの心が、流れ込んでくる。

 

 ――だめ。

 きもちいい。

 ぼーやんのさわるとこ。

 ぜんぶ。

 ぜんぶが熱くて。

 おかしくなる。

 あ、ぼーやんのゆび。

 だめ。

 ゆびが、中でうごいて。

 だめ。

 そこ。

 だめ――。

 

 

 ここか。

 

 アヤの心の反応を頼りに、もっと敏感なところをあれこれ探した。

 そして見つけた。

 膣道の側壁にある、ザラザラした場所。

 ここを小刻みに叩きながら、時おり(こす)る。

 

「あっんっ、ぁっあっ、そこっ、やっ、んっ、んうぅぅぅ――――!」

 

 ビクン、ビクンと大きく痙攣し、アヤは絶頂した。

 俺の腕をぎゅうっと掴み、快感に打ち震えている。

 

 アヤの心が、押し寄せてくる。

 

 ――どうして。

 おさまらない。

 また、きちゃう。

 きもちいいいの、きえない。

 きえない。

 やだ。

 また――。

 

 

「……ぁっ、だめ、っぼーやん……からだ、ヘン、なのっ……」

 

 イってる最中だというのに、さらなる絶頂の波が押し寄せてきているようだ。

 

「我慢しないで、イっていいよ」

 

 俺は余っていた親指の腹で、膣口近くにある小さな突起――クリトリスを探りあて、優しくこねた。

 

「んっ――あ、あっやだっ、あ゛んんっ――!」

 

 アヤが絶頂しながら、俺の肩に顔を埋めてきた。

 至近距離で発せられる喘ぎ声が、俺の鼓膜を痺れさせる。

 脳が(とろ)けてしまいそうだ。

 

 もっと聞きたくて、優しい愛撫を繰り返す。

 

「もっ……やめ、ぁっ……またっ、あっ……やぁっ、やだぁっ、あ゛あぁ、ぁ――っ……」

 

 アヤは甲高い声を上げて、痙攣しだした。

 かすれたような声色が、とんでもなくいやらしい。

 俺の胸の中で、アヤは絶頂を繰り返していた。

 

 俺に心を委ね、安心しきったせいだろう。

 

 アヤは、俺の与える全ての刺激に敏感だった。

 

 






文化祭編+海沿いラブホデート&頑張ったヒロインを幸せにする書き下ろし5万字が収録された電子書籍下巻が、大好評配信中です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQC35CL4

修学旅行編+ヒロイン視点で夢デートをする書き下ろし2万字が収録された上巻も配信中です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BMTXTFXR
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。