【書籍化】クラスで2番目に可愛いボーイッシュ幼馴染を、二泊三日の修学旅行で寝取って種付けセックス漬けにする話 作:月見ハク
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幼馴染とテスト勉強をした(二十五日目 月・夕方)
終業のチャイムが鳴り、クラスメイトたちが帰り支度を始める。
俺は机に座ったまま窓の外をぼーっと眺めていた。昨日もバイトだったから、今日は一日中眠かった。
ブブッとズボンのポケットが振動する。スマホを取り出すと、アヤからのショートメッセージだった。
『放課後どうする? 今日もバイトだっけ?』
アヤに屋上でプロポーズして、付き合い始めてから一週間が経つ。
付き合いたてだが、俺たちは
時田と別れてすぐに校内でイチャイチャし出したら反感を買ってしまうだろうし、アヤが尻軽なように思われるのもイヤだったからだ。
ふと見ると、アヤは女友達たちと話しながらメールを送ってきたようだ。女子は器用だなと思う。
俺はさっそくメールを打ち返す。
『テスト期間中だから今週はバイトない。放課後一緒に勉強しようか』
返信を送るとアヤはスマホをチラリと見た。その横顔が少し微笑んでいるように見える。
『うん! どこにする? 図書室とか?』
数秒でアヤからの返信が来る。
図書室か……。
俺は窓の外を見る。校庭ではサッカー部が練習を始めるところだった。しかし今週後半から中間試験が始まるとあって参加している部員は少ない。エースであるはずの時田の姿もない。時田も含めて、多くの生徒は図書室でテスト勉強に勤しんでいるのだ。
『図書室は混んでそうだからファミレスにでも行こうか?』
『OK』
『今日は一緒に帰ろうか』
先週の俺は放課後になるとバイトに明け暮れていたし、それならとアヤもリョウジさんのお店に手伝いに行っていた。つまり放課後一緒に帰るのは一週間ぶりだ。
返信が来ない。
窓の外を見ている俺の後頭部に、アヤの視線が注がれている気がする。
ややあって彼女から返信が来た。
『OK』
短い返事の末尾にスタンプが貼り付けてあった。猿がウッキーウッキーと言いながら踊っているスタンプだ。
プッと吹き出しそうになる。アヤが俺とのメールでスタンプを送ってくるのはかなり珍しい。久々に一緒に帰るとあってテンションが上がっているのだろう。俺も同じだ。
校舎を出て、校門の前でアヤを待つ。中間試験が近いため帰宅する生徒が多い。
その中を彼女が歩いてきた。
アヤは俺の姿を見つけるとニコッと口角を上げる。しかしすぐに目を左に泳がせ、右に泳がせ、最後には斜め下を向いてしまった。頬が真っ赤に染まっている。
確かに他の生徒たちの前で堂々と待ち合わせをするのは、けっこう恥ずかしいかもしれない。
あと数歩の距離で、やっと彼女は顔を上げた。
「ぼーやんお待たせ……」
口元は微笑んでいるのに、眉は困ったようにハの字で眉間にシワが寄っている。
その表情が可笑しくてつい吹き出しそうになるが、抑える。俺もほんのり顔が赤くなっているのを自覚していたから。
「帰ろうか」
「うん……」
俺たちはぎこちなく笑い合うと、そそくさと校門を出た。
きっと傍からは、ウブなカップルに見えるのだろう。あの屋上にいた人でなければ、俺たちがキスをしているなんて到底信じられないかもしれない。ましてや、修学旅行で一晩中セックスしていたなんて……。
「――でさ、テスト終わったら釣りだからね!」
隣を歩くアヤが俺を見上げていた。その瞳は期待に輝いている。
中間試験が終わったら、彼女とは釣りデートに行こうと約束していた。アヤは昔から魚が好きだ。寿司好きのお父さんの影響だろう。だから彼女は生まれて初めての釣りをとても楽しみにしている。
もう他の生徒の目が気にならないほど、ウキウキした様子だ。
「アヤは釣り行ったことないよね? 服とか道具とか揃ってるの?」
「お父さんがルアーとか買ってくれるんだ。……テストの点次第だけど」
「じゃあ頑張らないとな」
「ぼーやんもね」
そう言ってアヤは片手の先をちょいちょいと上げ下げする。まるで縁日の金魚釣りの動作だ。彼女は海釣りに行きたがっているが、一度釣り堀や海釣り公園で慣らしたほうがいいだろう。俺も初心者だし。
なんとなく、二人でぼーっと堤防に座って釣り糸を垂らす光景を想像する。お互い無言で波間を見つめている。そんな老後もいいな、と思う。
気づけば、駅前のファミレスに着いていた。
中に入るとうちの学校の生徒でごった返している。考えることは皆同じらしい。
「アヤ、俺の家――」
言いかけて、止める。
今日は夕方まで家には誰もいない。二人きりで部屋にいたら、絶対に襲ってしまう自信がある。多分一回じゃおさまらないので、勉強どころではなくなるだろう。
「ぼーやん、うち来る?」
「アヤの家?」
「うん、うちなら今日お母さんいるから……」
アヤは頬を染めて下を向いていた。
どうやら俺の考えは筒抜けだったらしい。
***
「あらぼーやん、いらっしゃい~」
アヤのお母さんの元気な声が玄関先に響く。
「お邪魔します。テスト勉強しに来ました」
「それは助かるわ~、ぼーやんこの子にいろいろ教えてあげて」
「私だって教えるし」
アヤがムッとして靴を脱いだ。
俺も玄関を上がり、一緒に階段を上がる。
「あとで飲み物持っていくわね~」
お母さんの声を背中に受けながら、俺たちは二階廊下のつきあたり、アヤの部屋に入った。
「…………」
「…………」
アヤの部屋は、相変わらず甘い匂いがした。
暖色系の家具やカーペットに包まれ、床には無造作に物が置かれている。散らかっているようで散らかっていない、アヤの部屋だ。
三週間前、修学旅行の最終日に彼女を襲って何度も抱いた、あのときのまま。
マズい。
部屋のドアは開いたままだが、閉じた瞬間、俺はまた襲ってしまう気がする。このドアに彼女を押し付けて――。
「ぼーやん……」
隣のアヤが、頬を染めて俺を見上げてくる。どうしてそんな切なそうな顔で見てくるのだろう。俺の理性を吹き飛ばす気だろうか。
いや、今はダメだ。
お母さんが飲み物持ってくるし。
俺はゆっくり深呼吸をして、アヤに向き直った。
「アヤ、下のリビングにいこうか。ここだと……勉強なんてできる自信がない」
「う、うん、そうだね」
アヤも気まずそうに返事をして、二人で部屋を出た。
一階のリビングにあるローテーブルで、俺たちは勉強を開始した。
絨毯の上に座布団を敷き、お互いテーブルを挟んで座る。
アヤのお母さんは飲み物やオヤツを用意してくれたり、洗濯ものを畳んだり、夕飯の準備をしたりと動き回っていた。その適度な生活音が、逆に集中力を高めてくれる。
「じゃあ次、俺の番ね」
「受けて立つよ、ぼーやん」
俺たちは黙々と勉強をするのではなく、テスト範囲から問題を出し合っていた。そのほうがお互い話せるし、楽しいし、覚えやすい気がする。
俺はアヤに関する記憶力は異常なほどいいので、その特性を利用しようという算段だ。
「――はい、終了。アヤは五問中四問正解。俺の勝ちね」
「ぼーやんズルい、私は手加減したのに」
「実際のテストじゃ手加減もなにもないでしょ」
「う~……じゃあ今度は私ね。最高難度の問題をお見舞いするから」
俺の背後から「ふふっ」というアヤのお母さんの吹き出す音が聞こえた。
相変わらずねぇ、という声が聞こえてきそうだ。さぞや仲のいい幼馴染に見えていることだろう。少なくとも付き合いたてのカップルには見えない気がする。
きっと俺たちは結婚してもこんな感じなのだろう。そうだといいな、と思う。
「アヤは頭いいのに焦るとケアレスミスが多くなるんだよ」
「分かってるもん」
「可能性を表す場合、canよりもmayのほうが自信なさげな意味合いになる」
「うんうん」
アヤは負けず嫌いのわりに、人のアドバイスにはすぐに耳を傾ける。彼女の数多ある長所の一つだ。
「で、mightはmayの過去形って覚えると危険なんだ。mayよりもさらに自信がないってときにもmightを使うから」
俺は参考書に書いてあるワンポイントアドバイスをそのまま伝える。
「なるほどね」
「だから例えば、I might go fishing with you(私はあなたと釣りに行けるかもしれません)は、どういう意味になる?」
アヤに追加で問題を出す。
彼女は少しムッとした後に、声を上げた。
「I can go fishing with you!(私はあなたと釣りに行けます!)」
「…………ああ、そうだね」
俺を見つめるアヤの眼差しに、熱がこもっている。それは幼馴染に向けるものではなく恋人に向けるそれで――。
思わず手を伸ばしそうになったとき、背後からお母さんの声が聞こえた。
「ちょっと買い物行ってくるわね~。ぼーやんも夕飯食べてく?」
危ない。
お母さんの存在を忘れてアヤに迫るところだった。お母さんの口調的に俺たちの空気を察知してというより、本当に思い出したように声を掛けた感じだ。
「あ、ぼーやん食べていきなよ」
そう言うアヤの表情が幼馴染のものに戻っている。
「ごめん、今日は夜に姉貴の用事があるんだ」
明日、姉貴はそこそこ大きなメイクの仕事があるとかで、その準備を手伝うように言われていた。
「そっか」
アヤの少し残念そうな声色に、姉貴の手伝いなんて引き受けなければ良かったと後悔する。
「じゃあ行ってくるね~」
お母さんが忙しなく出ていった。
急に静かになったリビングに、俺とアヤの息遣いだけが聞こえる。
「ぼーやん、釣り……一緒に行きたいよ」
「うん、行こう」
優しく微笑みかける。
ついでに抱きしめたくなった。
まったく、二人きりになるといつもこうだ。
俺は邪念を振り払うように立ち上がる。
「飲み物入れてくるよ」
「あ、私が」
「いいよ、俺のほうがキッチン近いし」
二人分のコップを持って冷蔵庫に向かう。
キッチンでウーロン茶を注ぎながら、リビングのアヤを見る。
アヤは膝を外側に崩したぺったんこ座りをしていた。女の子座りというやつだ。
背後の窓から差し込む夕陽が彼女のブラウスと頬を朱く、妖しく染めている。本人はぼーっとしているだけなのだろうが、その表情がすごく色っぽい。
「無防備だな」
小さくつぶやく。
俺しかいないから、アヤはこんな気の抜けた顔ができるのだと分かっている。
それでも、もし誰かにこんな顔を見られたらと思うと、独占欲や嫉妬心のようなものが沸々と湧き上がってしまう。
存在しない相手に嫉妬するなんて、相変わらず俺はどうかしている。
「アヤ、少し休憩しようか」
ローテーブルに戻り、コップを置く。
「ん、サンキューぼーやん」
俺が対面に座ると、アヤは肘をつかんで「うーん」とストレッチをした。
露出した白い二の腕に目を奪われる。伸びをして豊満なバストが張り、ブラウスを突き破りそうなほどに強調される。
「はぁ……」
俺はため息をつき、テーブルの下で足を崩す。
片足をゆっくり伸ばして、アヤの半開きになった太ももにそっと触れる。
「ちょっ、ぼーやん……くすぐったいよ……」
アヤはわずかに震えたが、足を閉じようとはしなかった。
足先をツーっと滑らせ、弾力のある太ももをさする。足の指先が柔らかさを伝えてきて、とっくに熱を帯びていた股間がさらに硬くなってくる。心拍数がどんどん上がっているのを感じる。
「んっ、ぁっ……ちょっとまって、ここリビン、グ」
肉感の増していくアヤの内側へと、どんどん足先を進めていく。
アヤは時おりビクっと震えながら、それでも俺のイタズラを止めようとはしなかった。
「あのさ、お母さん、帰ってきちゃうからっ……」
大丈夫だ。
駅前のスーパーに行ったのなら、あと三十分は帰ってこない。
「ぁっ……」
ついに足の指がアヤのショーツに触れた。