【書籍化】クラスで2番目に可愛いボーイッシュ幼馴染を、二泊三日の修学旅行で寝取って種付けセックス漬けにする話 作:月見ハク
解答用紙の記入欄を確認し、一息つく。
今日は予備校主催の共通模試だ。
会場の窓から外を見れば、冬枯れの木立が寒そうに枝を揺らしている。
「はい終了です。各自、解答用紙を裏返してください」
今日は十二月初旬の日曜日。
アヤと追い込みの勉強を始めてから……セックスを我慢すると決めてから、もう二週間が経っていた。
廊下に出て、スマホを取り出す。
すると画面が光り、別会場にいる彼女からのメールを受信した。
『ぼーやんこの後仕事だっけ?』
『仕事だよ。アヤも?』
『うん、結婚式が三件入ってる』
『じゃー明日図書室で見せ合いっこしよう』
問題用紙に書き写した解答を見せ合い、お互いでダブルチェックをするのだ。
『ぼーやんのえっち』
からかうようなメールとともに、スタンプが送られてくる。
ブタがメガホンを持って「やらしいゾ~!」と叫んでいた。
俺はくすっと笑いながら返信を打ち込む。
『えっちだよ。アヤ限定だけど』
一分ほど待っているとスタンプだけが送られてきた。
ブタが目を炎にして「お仕事頑張ってねっ!」と応援してくれている。
「このブタ、ほんとレパートリー多いな」
つい笑ってしまう。
最近ではこのブタがアヤに見えてくるから不思議だ。
再び画面が光り、彼女からのメールを受信する。
『私も』
……ん?
私も……えっちだよ、という意味だろうか。
「はぁぁぁ」
思わずその場でしゃがみ込む。
あの図書室での約束以来、俺たちはセックスをしていない。キスも、しすぎると歯止めが効かなくなるので挨拶のような口づけにとどめている。
放課後の勉強もできるだけ人目のある図書室やファミレスでする。どちらかの家なんて言語道断だ。絶対に押し倒してしまう自信がある。
そんな欲求不満の状態で、最初は勉強なんて手が付かないだろうと思っていたが……ここまではなんとか我慢できている。
むしろ合格発表が過ぎたら三日三晩アヤを抱き潰そうと心に決めてから、ニンジンをぶら下げられた馬のごとく勉強や仕事に邁進できた。
二人でいるときも、セックスを連想する言動はお互い控えている。
その反動なのだろう。メールではこうして性欲をかき立てるようなやり取りをすることが多くなった。
「……耐えられるのか、俺」
リュックから冷え切ったミネラルウォーターを取り出し、ゴクゴクと飲み干す。
全身にみなぎる熱を冷ましてから、俺は今日の現場へと向かった。
***
郊外都市の駅前にリニューアルオープンしたホテルで、撮影が行われていた。
併設されたカフェのテラス席で千春さんが紅茶を飲んでいる。
それを少し離れたところからカメラマンが撮っていた。
「おーい、誰かいけるか?」
「俺行きます」
カメラマンの曖昧な指示に、俺は即座に立ち上がる。
白いレフ板を持つと、千春さんに近づいてその頭上に掲げた。上からの光を透過させて彼女に降らせる。
紅茶を持った千春さんが俺にウインクした。どうやら正解だったらしい。
「リュウジくんお疲れ」
「お疲れさまです」
撮影に使ったティーセットを片づけていると、千春さんに声を掛けられた。
今日の彼女はブラウン系のダウンコートにと、中に茶色いカットソーを着ている。冬のリゾート旅行を連想させる出で立ちで、姉貴がスタイリングしたものだ。
「クッキーいる? ホテルの人に貰ったんだけど余っちゃって。半分は食べたんだけど」
「いえ大丈夫です」
「てことは今日はデートじゃないんだね」
いつの間にか俺は、アヤのためにお菓子を持って帰るキャラになっていたらしい。
「この前はシュークリームありがとうございます。彼女も喜んでました」
「ほんと? また買ってきてあげるね」
異常に整った美人顔がくしゃりと笑う。
ペコリと頭を下げてティーセットを持って行こうとすると、千春さんがなおも声を掛けてきた。
「リュウジくん、すごい成長したよね。周りが見えてるっていうか、意図を汲むのが上手いっていうか。こういうオールラウンダーがいると現場は助かるんだよ」
「いえ、全然です」
俺はスタイリングの知識も撮影の現場経験も少ない雑用係だ。
そんな俺がプロの人たちに認めてもらうには、誰よりも気配りを発揮する以外にない。
「彼女さんのおかげかな?」
「え?」
「ほら、リュウジくんって最初はもっとぼやーっとしてたからさ。優しいんだけど周りに興味ないみたいな? でも最近は……なんか一皮むけたって感じがするよ」
「ありがとうございます」
だとするなら、間違いなくアヤのおかげだ。
千春さんの言うとおり、以前の俺は幼馴染以外に興味を持つことがなかった。
でもアヤと付き合い始めて、無味無臭だった世界が色づいて見えるようになって、いつからか周囲にも興味が持てるようになったんだ。
「リュウジくんは案外ディレクター向きなのかもね」
「ディレクター、ですか?」
「そ、雑誌とかウェブサイトの編集者さんみたいな人たちのこと。撮影スタッフをアサインしたり日程調整したり、撮影現場を決めたりするんだよ。リュウジくんそういうの得意そう」
「はぁ」
「今度、知り合いの編集者さんを紹介してあげようか?」
千春さんが普段の調子でニコリと笑う。
多分これは、チャンスの一つだ。
でも妙に外堀を埋められている気がして、即答をためらってしまう。
いや違うな。
不意に知らない世界へ飛び込むことに、ビビっているだけだ。
「……ぜひ、よろしくお願いします」
「お、いいね。貪欲なの色っぽくていいよ」
「稼ぎたいので」
「彼女さんのため?」
「それが大きいですね」
「よしよし」
千春さんが、まるで弟を褒める姉のような雰囲気でうなずく。
スマホを取り出すと、ふと思い出したように俺を見上げた。
「あーそれとさ」
「はい?」
「二十四日って空いてる?」
二十四日……クリスマスイブだ。
まだアヤとの予定を決めていないが、できれば終日空けておきたい。
「すみません、予定があるんです」
「あ、大丈夫大丈夫、現場は午前中だけだから午後には彼女さんに時間使えるよ。テレビも入る大きい撮影だからさ、リュウジくんとカエデさんがいると助かるなと思って。ちなみにこれは正式な仕事の依頼です」
千春さんの視線に真剣みが増す。相手を見定める、プロの目だ。
「……とりあえず姉――カエデは終日空いていると思います」
「リュウジ聞こえてるぞ~、勝手に決めつけんなー」
いつの間にか姉貴が近くにいた。撮影に使った他の衣装を整えながら俺を睨む。
千春さんがぷふっと吹き出した。
「あははっ……姉弟仲良しだな~。うん、カエデさんにはもうオーケー貰ってるんだけど」
「そうだったんですか」
「あはっ、はぁ……笑った。いいなぁ、私もリュウジくんみたいな弟がほしいよ」
何がそんなにツボだったのか、千春さんが涙目になってなおも笑いをこらえている。
「で、リュウジくんはどう?」
再び見据えられる。
口元は笑いの余韻で緩んでいるのに、瞳は笑っていない。
――断るな。
神様の直感が強めの警告をしてくる。
どうやら千春さん関連の仕事は、俺とアヤの未来にとって重要なものらしい。
だけど。
「この場では決められないので、後日返事するでもいいですか?」
「大きな仕事の依頼だよ?」
「それでも、すみません」
アヤに相談しないで決めるのは、論外だ。
俺も真剣な目で見つめ返すと、千春さんがふっと肩を下げた。
「いいよ。返事待ってるね」
「ありがとうございます」
「にしてもリュウジくんってほんと彼女さん思いだね~。うらやましい……私もリュウジくんみたいな彼氏がほしかったよ」
「はぁ」
冗談めかした言葉に適当な返事をすると、すかさず姉貴が割り込んでくる。
「あーそれ錯覚だよ千春ちゃん。本物のリュウジは一日中ぼーっと庭の草を数えてるような生き物だから。千春ちゃんはもっとまともな彼氏を作るべきっ、せめて浮気しないヤツね」
「それ言わないでよ~……」
千春さんががっくりと肩を落とす。
以前に浮気で苦い思い出があるようだ。
「私、当分彼氏作るつもりないし」
投げやりな千春さんに背を向け、俺は建物の中へと向かう。
そろそろ手に持ったティーセットが重い。
「あ、リュウジくん、ちゃんと考えておいてね」
「はい、彼女に相談してみます」
振り返り、精いっぱい愛想のいい顔を作る。
「それもだけど、専属にならないかって話も」
千春さんがまっすぐ俺を見つめた。
恥ずかしそうに長い黒髪をかき上げ、ぎこちない笑みを浮かべる。
「はい、ちゃんと考えます」
ほっとしたような彼女の瞳には、プロの厳しさが宿っていないように見えた。
***
翌日。
月曜日特有の気だるさに耐えながら授業をこなし、放課後を待つ。
終業のチャイムが鳴ったと同時に、俺とアヤは図書室へと向かった。
「……で、ぼーやんどうだった?」
隣に座る彼女が不安を隠そうともしない顔で聞いてくる。
俺の二の腕をつかみ、いつもより頬を寄せてきた。
反射的にキスをしてしまいそうになるのをぐっと堪え、問題用紙を差し出す。
「多分、合格圏内だと思う」
「うん、よし。さすがぼーやん」
「アヤは?」
「私も多分、大丈夫」
彼女も問題用紙を差し出してくる。
「一応、お互いのを採点し直そうか」
「そだね」
会場の外で配られていた模範解答の紙と見比べながら、アヤの解答をチェックしていく。丸っこくて、でも丁寧な筆跡が可愛らしい。
テーブルの上の問題用紙とにらめっこをする彼女を、横目で見る。
今日のアヤは、ブラウスの上にベージュのスクールカーディガンを着ていた。
暑がりな彼女が長袖をめくっていないのを見ると、いよいよ冬の到来を感じる。
小柄な体は背筋がピンと伸ばされ、上品な座り方のお手本のようだ。
アヤは意外にも、すごく姿勢がいい。
子どもの頃から席が後ろになりがちだった俺は、授業中いつも彼女の綺麗な後ろ姿を眺めていた。
今は、どうしても胸のほうに目が行ってしまう。
姿勢がいいので、その巨乳がカーディガンをこんもりと盛り上げているのだ。
「ぼーやん」
「ん?」
俺は急いでテーブルに視線を戻す。
「大学、一緒に行けるといいね」
「アヤ、それ縁起の悪いフラグっぽいから言わないほうがいいよ」
「え゛っ……じゃあ明日のお昼はアンパン食べたいね」
それでフラグを打ち消そうとしているアヤが面白い。
「俺も明日の昼はアンパンにするよ。一緒に食べよう」
「うんっ」
彼女が元気よくうなずく。
静かな図書室に猫の鳴くような声が響くが、それを咎めるような人はいない。
今日の図書室は驚くほど人影がまばらだ。
学校の期末テストが終わった時期だからだろう。俺たちの他には数人が自習机に向かっているのみだった。
これは神様の粋な計らいだろうか。
彼女に大事な話をするための。
「ぼーやん、最近仕事どう?」
俺が口を開くより先に、アヤが話を振ってきた。
「まあまあだよ。昨日、ディレクター目指してみないって言われた」
「ディレクター?」
彼女が不思議そうにこちらを向いた。
「なんか撮影場所決めたり、事前にいろいろ準備したり、こんな感じのビジュアルにしたりっていうのをまとめる仕事なんだってさ」
「へ~、でもうん、ぼーやんそういう準備とか得意だもんね。向いてると思うよ」
アヤがなぜか得意げにうなずく。
まるで、若い才能を発掘したスポーツ監督のような顔だ。
でもそのふんわりとした笑顔は、お世辞とかではなく心の底からそう思っているという感じだった。
彼女がこうやって信じてくれるから、俺は頑張れる。
またもやキスをしたい衝動に襲われ、ぐっと我慢した。
「俺も向いてる気がする。現場にいるときも、アヤだったらあっちの木陰が映えるなとか、あの服装似合いそうとか、こっちの角度のほうがアヤは可愛いだろうなとか、いつも考えてるし」
「う、ぇ……そう、ですか」
アヤが困ったカエルのような声を出す。
照れているのが伝わってくる。自分が、俺の前で撮影に臨んでいる光景を思い浮かべてしまったのだろう。
彼女は明るく社交的に見えて、人前に出るのがけっこう苦手だったりする。
俺としては嬉しい短所だ。アヤの可愛さを、誰にも知ってほしくない。
恥ずかしそうにうつむく姿に見惚れていると、彼女が不意につぶやいた。
「てかさ」
「ん?」
「それ言ってくれたのって、この前シュークリームくれたモデルさん……とか?」
「ああ、そうだよ」
「そうなんだ」
アヤが問題用紙に向き直る。だがさっきよりもチェックのスピードが遅い。
本当はシュークリームの人についてもっと聞きたいのが、なんとなく伝わってきた。
「千春さんていう姉貴の知り合いなんだ。年は確か……二十歳くらい、だったと思う」
「綺麗な人?」
「どうだろ……整った顔だとは思うけど」
「シュークリームが好きなのかな?」
「うーん、食の好みとかは分かんないや」
さほど興味もない。
「そっか」
アヤは淡々とチェックを進める。なんとなくその横顔が安心しているように見えた。
さて、ここからが本題だ。
「それで、アヤに相談があるんだ」
「んーなに?」
「クリスマスイブの午前中、現場に出ないかって誘われてる」
言いながら、彼女の横顔に注意を向ける。
少しでも表情が曇ったら依頼を断るつもりで。
「それも、千春さんの仕事?」
「ああ、姉貴が先にお願いされてるから、俺はそのついでだと思うけど」
「そっか」
アヤの横顔は上機嫌そうな、いつもの表情のままだ。
「でも俺としては、アヤとの時間を優先したいと思ってる」
それだけは譲れない。
「……ふふ」
彼女が口角を上げ、可笑しそうに微笑んだ。
「アヤ?」
「ぼーやんは律儀だなー。こんなふうに相談してくるってことは、ほんとはめっちゃ頼まれたんでしょ? しかも……相当大きな仕事とみた」
アヤがまたも得意げな顔になる。
「……そうだね」
すごいな。
彼女は直感の力を持っていないはずなのに、全部お見通しらしい。
確かに彼女の言うとおり、普通の仕事だったらアヤに相談するまでもなくその場で断っていただろう。
「私も実はその日さ、叔父さんにお店手伝えないかって聞かれてるんだ」
「俺仕事断るよ」
叔父さんのレストラン、前のアヤのバイト先だ。
以前、彼女がストーカー被害に遭いそうになった場所。
できれば働いてほしくない。
なら俺は仕事を断りアヤと終日デートをする。もしくは俺も彼女のバイト先に行って見守りたい。
「いやまってまってっ、バイトは一日だけだしさ、今回は他のバイトの子もいるみたいだから……ね、私もたまには叔父さん手伝いたいし」
そう言いつつ、俺に仕事へ行ってもらおうという気遣いなのが分かる。
こうなると、彼女はなかなか譲らないだろう。
直感の警告はない。
おそらく彼女がバイトに行っても、前のような危ない目には遭わないということだ。
「……迎えに行くよ」
「うん、ありがと」
アヤが満足そうに微笑む。
その笑顔を見ていたら、無性に彼女を襲いたくなった。
チラリと図書室内を見回す。人影はまばらだが無人ではない。
さすがにここで襲うのはまずいだろう。
そもそもこの冬はセックスをしないと決めているのだし。
「ふぅ」
自習机で勉強している男子生徒を眺め、心を落ち着かせる。
すると太ももにゾクっと気持ちのいい感覚が走った。
見れば、アヤのしなやかな手が乗っかっている。
「……どうしたの?」
「あ、あのさ、ぼーやん」
さっきとは打って変わって気まずそうな顔をする彼女に、続きを促す。
「私も相談が、あるんだけど」
「なに?」
アヤの手が俺の太ももをぎゅっとつかむ。痺れるような快感が股間に伝わり、肉棒が張り詰めていく。……勘弁してほしい。
「模試、終わったし……二人とも多分、合格圏内だよね」
「そうだね」
テーブルの上をちらっと見る。お互いの解答をチェックした感じ、やはり問題はなさそうだ。
「だからあの、ちょっと早いけど……頑張ったご褒美といいますかっ」
彼女の頬がみるみる赤く染まっていく。
その先の言葉を想像した俺も、顔が赤くなっているはずだ。
「えっと……後ででいいから、キス、してほしい……」
「……キスだけでいいの?」
「あとハグ、とかも……」
それだけかよ、とは思わない。
なぜなら毎日、別れ際に軽いキスやハグはしている。
だから今アヤが求めているのは、その先。
もっと濃厚で、過激な。
――ぼーやん。
私――。
太ももに置かれた彼女の手から、あふれるような欲求が流れてくる。
俺は慌ててそれをシャットアウトした。
今、心の声でねだられたら抑えが利かなくなってしまう。
「はぁ……」
俺は大きなため息をつくと、彼女の白い太ももに手を伸ばした。
「わっ……え!?」
驚くアヤを無視して、なめらかな柔肌を撫でる。温かくて気持ちがいい。一カ月ぶりの彼女の感触だ。
「ちょっ、ぼーやん、人いるっ……」
「お返しだよ」
さっきから俺の太ももにある彼女の手が、ピクリと震えるたびにそれを敏感に感じ取ってしまうのだ。
「あ、だめっ……」
柔らかい太ももをぎゅっとつかむと、彼女がか細い声を上げた。
「挑発したのはアヤのほうだからね」
すーっと手のひらを股の付け根のほうに滑らせていく。肉感と温かさが増し、ほんのりと湿り気もある。
やがてツルリとした布地のパンツに差し掛かると、アヤが俺の腕を押さえてきた。
だが、その力はひどく弱い。
「ぼーやん、だめだよっ……ここ、図書室」
「最後まではしないよ、アヤを気持ちよくするだけ」
「だめっ……」
彼女の声がほとんど聞き取れないくらい小さくなる。
「うん、そうやって声を抑えててね」
アヤの真っ赤になった耳元にささやく。
スカートの中で太ももの付け根を揉み、パンツの布地を経由していったん下腹部まで手を進ませる。
冷えた手が温められる心地良さを感じながら、布地の下へと手のひらを滑り込ませた。
「やっ……んッ」
中指の先端が真っ先にフニとした感触の恥丘と、とろりと湿った割れ目をとらえる。
「アヤ、ここいつから濡れてたの?」
「んっ……ぅ、ぼーやん、だめだってば……」
質問に答えないペナルティとばかりに秘唇を割り開く。その熱い粘膜に中指を埋め、ヌチュと粘り気のある蜜口に触れた。
「んぅッ……」
アヤの体がビクンと震える。
彼女は片手で俺の腕を力無くつかみ、もう片方の手はスカートの上から股を押さえていた。しかしそのどちらも、本気で嫌がっているような力加減ではない。
ピンと伸びていたはずの背中は丸まり、顔を下に向けて必死に耐えている。
そんな姿に、ますます俺の股間が熱くなっていく。
今のところ直感の警告はない。
再度、図書室内を見渡してみる。数人の生徒は自習に集中しており、こちらに視線を向ける気配はない。
「ぁ、ん……んっ……」
アヤが俺にしか聞こえないくらいの声で鳴く。
もっといじめたくなるが、さすがに周囲に気づかれてしまうだろう。
だから指を押し込むことはせず、ぷくっと立っているクリトリスに触れることもせず、ただ蜜壺にあふれる愛液の水面を撫でるように指を動かす。
「んぅっ……ん、ぁ……ッ」
アヤが感極まった吐息を漏らした。
ふわりと彼女から甘い匂いが漂う。俺の心臓がバクバクと音を立ててうるさい。
図書室のテーブルの下で、アヤが俺に悪戯されている。その背徳的なシチュエーションに興奮してしまう。
「ぼーやんっ……」
彼女が俺に秘所を弄られながら、顔をこちらに向けた。
茶色い前髪越しに上目遣いで見つめてくる瞳が、トロンと潤んでいる。
半開きになった唇から甘い吐息を漏らし、俺の太ももを握った指に力を込めてくる。
まるでもっと淫らな行為をねだっているみたいだ。
「アヤ、来て」
俺は彼女のパンツの中から手を引き抜くと、二の腕をつかんで立たせた。