あの人は悪魔だった。
魔法陣の効果で私たちの世界に転移し願いを叶え、対価を貰う存在。叶えてもらう願いが大きければ大きいほどその代償は大きくなる。
「願いを聞く前にまず回復しようか?」
彼の指輪が輝く。みるみるうちに傷が塞がり私の体は元通りになった。
「さて、まずは挨拶だ。僕の名前は柊木 遥。リアス・グレモリーの眷属悪魔。以後お見知り置きを」
「フェ……フェイト・テスタロッサです……」
「フェイト……うん、いい名前だ。それで、君の願いは何かな?」
私の1番ほしいもの……それは母さんとまた前みたいに暮らすこと。
けど、それは私自身が叶えること。
母さんの夢を叶えて私の夢も叶える。
そのためにはあのジュエルシードがいるんだ……!
「私に望みは……ありません」
「……いや、それは嘘だね」
※※※
誠のSexualBoostを使い、試してみたかったことを試してみた。
悪魔の願いを聞き受ける力と転移の力を何十倍にも膨れあげさせた。
その力は別次元にまで作用し、僕を誰も知らない場所へと導いた。
残念だけどあの時の魔力がないと元の世界には戻れない……かもしれない。
浦島太郎的な現象が起こっていないといいけど。
それはさておき、僕の目の前には金髪で赤い瞳が特徴な女の子がいた。
出会った時は傷だらけで痛々しかったけど、僕の神器の新たな力【Trans Slave】でアーシアの力を引き出し回復させた。
悪魔となり芽生えたそれは、自分が堕とした女の子の力を一部扱えるようになるというもの。
例えば誠の単純な倍加。白音ちゃんの猫又化。祐美の魔剣作成や朱乃の雷、リアスの消滅の魔力などだ。
それでなくとも僕の武器はドーナシークの片翼が入った拳銃ぐらい。
戦力の増加は間男撃退に大いに役立つ。
「いかに僕が限定的な魔力を持っていたとしても、願いのない子に召喚されたりはしない。悪魔としての大前提だからね」
「そう……ですか」
「僕個人としては代償を受け取って帰りたいところだけど……」
あの時、誠の倍加は三度。
SexualBoostの上昇率は四倍。つまり56倍の魔力が計算上必要になる。
一度だけただの倍化が使えるとして、28倍に魔力量を増やさないと元の世界には戻れない。
「魔力を行きで使い果たしたから帰れないんだよね。だからじっくり考えて。君の願いを」
唯一の救いは僕の魔力がそこまで多くないらしいから鍛錬をすればいい可能性が高いこと。
それでもかなりの時間がかかると思うけど。
「……私の願い」
「さて、とりあえずの質問いいかな」
「どうぞ……」
「ここって日本?」
そう、悪魔は超絶便利な翻訳の能力を有しているためどんな言語でも母国語のように聞け、話すことが出来る。
従って日本語のように聞こえる彼女の声も全く日本語じゃない可能性もある。
それに彼女の格好、黒いスク水にマントを羽織った感じの変な格好だし。
「ここは第九十七管理外世界地球……日本っていうのはわかりません」
「管理外……世界?」
「次元移動ができて、時空管理局が管理してる世界が管理世界。そうじゃないのが管理外世界です」
「ほうほう……」
時空管理局っていうのも聞いたことがない単語……となると、僕が来たのは管理外世界ですらない別の地球ってことかな。
うん、多分そうかもしれない。
「えと……お兄さんは何処から来たんですか?」
「地球っていう惑星……あーいや、管理外世界の日本、駒王町ってところなんだけど……多分、この世界とは別かな?」
「この世界とは別次元の地球……ですか」
「まあ、きっとそうなるのかな」
辺りを見回す。
日本全土を知っているわけじゃないけど、少なくとも駒王町ではなさそう。
街中を散策する必要があるな……
「まあ、そこは僕個人の問題だから僕が解決するよ……で、さっきからそこで唸ってるオオカミもどきはなにかな?」
「わわ、アルフ!?」
昔から犬やらには吠えられてたからなぁ……
動物と相性が悪いのかな……猫には好かれてるんだけど。
「しょ、紹介します……私の使い魔のアルフです」
「使い魔……?」
悪魔……じゃ無さそうだから彼女は魔法使いってことかな。
つまりは魔女……?
「ふーん……その格好は趣味じゃないってことか」
「バリアジャケットのことですか?」
「ジャケット……?その下になにか着てるの?」
「えと……そうじゃなくて……」
そこからフェイトちゃんから色々な説明を聞いた。
この世界……というか、管理世界は魔法が発展していて、その技術で様々な発展を遂げている。
けれども絵空事の魔法と違って、体内にある魔力を用いて様々な機械を通じて出力する……科学分野【魔法】というのがしっくり来るようなものだ。
「魔法の杖……デバイスに戦闘用衣装バリアジャケットか……えと、つまり君は何かと戦ってるってこと?」
「はい。ロストロギア……危険な遺物であるジュエルシードというものを母さんから言われて集めてます」
「ジュエルシード……宝石の種ね。よし、じゃあ僕もその手助けしようかな」
「いいんですか?」
「……だってやることないし」
※※※
簡単な索敵魔法を学び、フェイトの家の庭?
で僕の魔力を披露する。
「と言っても何も通してない素の魔力だからただのエネルギー塊なんだよね……」
「えと……私が練習に使った杖、使います?」
「そうしようかな……」
フェイトちゃんが使っていた杖を使い、魔力を放つ。
不定形の魔力は紫色の閃光となり杖から放たれる。
「これが魔法かぁ……」
「遥さんの色……母さんと一緒の色だ……」
フェイトちゃんから魔法を習い、悪魔らしく夜は寝ないで研ぎ澄ます。
3日もあればとりあえずの実戦には使うことができるようになった。
バリアに光弾。
とりあえずはこのふたつでいい。
「時間取ってごめんね?じゃあジュエルシード集めに行こっか」
「本当にいいんですか?」
「いいって。フェイトちゃんの願いを聞き届けないと悪魔の恥だし」
発見したジュエルシードはふたつ。
起動前の割と安全なのがひとつと起動してしまったのがひとつ。
ジュエルシードは単純にいえば願いを叶える遺物。
ただ、それに使われるのは圧縮された膨大な魔力。
それに伴う肉体変化や魔力増強による願いならいいが、それ以外なら歪んだ形で発露し周りに危害を加えてしまうのだとか。
一度夜中に海鳴市を徘徊した時に茶髪の女の子が暴れ回るジュエルシードの怪物……異想体を倒すシーンを目撃した。
悪魔が暴れるのと大差がなく、なるべく早く対処した方がいいだろう。
「あれなんだろ……鳥?猫?」
「両方じゃないかな……?」
近寄り確かめると豹の体に蝙蝠の翼がついたような異形が……
うっわ、こっわ。
「悪魔な僕とどっちがおっかないかな」
「遥さんは……その……優しいので」
「……悪魔に優しいってどうなの?」
僕の光弾は威力は程々に弾幕を形成できるほど量を多く出来るようにしている。
弾幕で誘導させたところをリアスの魔力を使ってズドンというわけだ。
「遥さん、陽動お願いします」
「敬語はいいって。いくよフェイトちゃん」
「ちゃん付けはやめてください!」
紫色の光弾凡そ30発を化け物を追い込むように放つ。
空を飛び逃げた先にはフェイトが待っているという訳だ。
上手い具合に化け物は誘導ポイントに向かっている。
いける。
そう思った時に化け物の翼を桃色の光弾が撃ち抜いた。
それによりフェイトちゃんの斬撃が本体を逸れ、翼を斬り裂くに留まってしまった。
化け物はもちろん地表に落下。
邪魔をされたことでフェイトちゃんは少しモヤッとした表情を浮かべ、光弾が飛来した方角を見る。
「あれは……ああ、あの時の」
「知り合いですか?」
「前言ったジュエルシード集めてる女の子……僕に任せてもらっていい?」
「……無理はしないでくださいね?」
あの女の子……なのはだっけ
いい大人になりそう。今のうちに唾つけておこうかな……ふふ、魔法の才能つぎ込んで覚えた技も試したいし♡
閑話休題 コショコショ話
リリなの時空における管理世界なる設定を流用し
観測されてない世界=ハイスクールDxD世界としてます
時間の流れが違うことにし、色々小賢しくし、A’sまではあっちの地球で過ごさせ
StSまでは時間経過(都合のよすぎる展開)をします
堕ちヒロインアンケート!ts編!
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ギルガメッシュ(Fate/)
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スカリエッティ(リリなのsts)
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アダム(シンフォギア)
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暁古城(ストブラ)
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キリト(SAO)
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上条当麻(とある)
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マーリン(Fate/)
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その他は活動報告で!