※この作品はR-18です。

世界最強の男がTS憑依して範馬勇次郎に負けた挙句同意レイプされる話   作:白髪ロング娘スキー

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第三十一話 依存の如き愛【情交】

 

 勇次郎が抱いてくれる。

 耳元で囁かれたその言葉に身体が悦び、静まった火が再度点火する

 冷めた肉体が、芯から暖まり始め、勇次郎を受け入れる準備を整えていく。

 蒼白とすら表現できる真っ白な肌が、うっすらとピンクに色付いた。

 正直過ぎる体に、羞恥で顔が熱くなる。

 

 勇次郎が右腕一本で私を抱き上げ、部屋の中に入って布団へと歩みを進める。

 布団に辿り着くと、勇次郎は右腕一本で抱えていた私を一瞬宙に投げて浮かばせ、両脇に手を差し入れた。

 そのまま布団の上に胡坐を掻いて座り込み、私を組んだ足の上に載せる。

 

 次に右手を私の足の付け根に伸ばし、大きな手が私の股間を覆って、そこにあるものを隠す。

 女性器を隠すので精一杯だった私の手とは違い、鼠径部全体が勇次郎の手で覆われていた。

 股間が暖められていく感覚に、性感が昂る。

 

「やはりお前のその凛とした顔はたまらんなァ。俺の認めた女のツラだ。その顔を見ると、お前を抱きたくて抱きたくて、体が震えてしょうがねェ」

「……? ……、……!? ……!?!?」

 

 意味を理解出来ず、言葉を咀嚼し、意味を理解して、耳を疑った。

 顔が熱い。耳まで真っ赤になっている自覚がある。

 あまりにもド直球なシモの告白に、頭が茹る。

 ドクドクと高鳴る心臓の音が、あまりにも煩い。

 いくら引き締めても、すぐに口元が緩む。

 

 そんな私を見て、勇次郎が私の耳を口に含んだ。

 もごもごと口の中で弄ばれる。

 

「ぁっ」

 

 舌が耳の中に入り込み、外耳道をザリザリと擦る。

 唾液が流し込まれ、外耳道に液体が流れる感覚が、少しだけ気持ち悪い。

 あまりにも近い吐息に、心臓が高鳴り続け、激しい心音が吐息に溶けていく。

 舌を動かす度に、ぴちゃぴちゃと鳴る水音が、鼓膜を直接揺らす。

 脳が震えるような不思議な感覚に、頭がおかしくなってしまいそうだった。

 何故だか、自然と口角が上がってしまう。

 抵抗しようという気すら起きやしない。

 

「っはっ、はぁ、あっ、ぁっ、ぁっ……」

 

 時間感覚が狂い始めるほどに時間が経った頃。

 ようやく、舐り回していた舌が耳から引き抜かれた。

 ふぅー、と優しく耳に息を吹きかけられ、体がぶるりと震える。

 ……少しだけ、イッてしまった。

 

 震える私の股間に、私の倍ほどはある太い指が触れる。

 私のピッタリと閉じた秘所を、人差し指と薬指で左右に割り開かれた。

 形を確かめるように、中指がゆっくりと這わされていく。

 

「うんっ……はぁっ、っぅ」

 

 大陰唇の盛り上がりを指でなぞり、小陰唇を押すようにして刺激してくる。

 尿道口を指の腹で刺激し、大陰唇を捲ってクリトリスを晒す。

 一つ触れられる度に、筋繊維の隙間を通っていく、電流の様な快楽。

 ぴくぴくと体が強張り、うっすらとピンク色に染まった白い肌が、更に朱に染まっていく。

 

「はぁ……はぁ……はぁっ……うんむっ!?」

 

 目を閉じて背中を預け、顔を上に上げて、口を開いたまま息を吐いた。

 込み上げる快楽の熱を、深呼吸を繰り返しながら、何度も何度も口から吐き出していく。

 吐き出す吐息に、外へと晒された舌から潤いが毟り取られる。

 乾燥した口内を唾で潤わそうとして、開いたままの唇に、勇次郎の口が被せられた。

 

「んじゅ……んふぅっ、んぁッ……」

 

 熱い。勇次郎の舌に込められた、火傷しそうな程の熱が、私の口腔内に浸透するように広がる。

 差し込まれた舌が、私の舌へと絡みついてくる。

 纏わり付いた唾液を塗しながら、丹念に舐って来るそれに、私もまた舌を絡ませていく。

 

 口蓋の粘膜をこそぎ取って来る舌には、その裏側にあるヒダを弾くようにして弄び。

 歯茎の隙間に僅かに残った汚れさえも舐め取ろうと動かれれば、邪魔にならないように彼の唇を舐める。

 私の口内を嬲りながら、飲めと流し込まれた唾液を、一もなく二もなく飲み込んだ。

 

「んくっ……っちゅ、んぅ、ふぅ……ちゅぱっ、れろっ」

 

 勇次郎が深く息継ぎをすれば、その隙を突いて彼の口内へと舌を差し込む。

 腹を抱える手に自分の手を絡ませ、ボディタッチ。

 勇次郎の口蓋を舐め取り、口内の粘膜を味わう。

 歯茎の隙間にまで丹念に舌を差し込み、嬲られた分だけ嬲り返した。

 お返しとばかりに、流し込んだ私の唾液を彼の口に刷り込んでいく。

 

「ん、はぁ……じゅぷ、じゅる……じゅぞぞっ……っぷぁ」

 

 舌を絡ませ合いながらも、私の股間を弄る勇次郎の右手は止まっていない。

 クリトリスを親指で優しく圧し潰し、中指で膣口を刺激している。

 渇きかけていた膣は、すっかり愛液に満たされて、何時でもどうぞと腟内を湿らせていた。

 

 勇次郎は、膣口から吐き出された愛液に人差し指と中指を浸し、私の前へと持ってくる。

 V字に開かれた指の間に、粘ついた白濁液がいやらしく糸を引いた。

 ちゅぴっ、と音を立てて、私とディープキスをしていた勇次郎が口を離す。

 

「ほぉ~、随分とお楽しみだったようだなァ?」

「やっ、ちがっ、私の時は透明でっ、既に乾いてっ!?」

「では口吸いだけでこのザマという訳か。とんだいやらしい女もいたもんだ」

「ぅ、うう~ッ! それは貴方だから……分かってる癖にッ、いじわるっ!」

「クハハハハッッ!!」

 

 お腹に回されていた勇次郎の手を掴んで持ち上げ、その親指にかぷりと噛みつく。

 機嫌良さそうに勇次郎が笑い、私が口に含んだ親指を動かし、私の口内を虐めた。

 上から舌を押し潰し、歯の一本一本を優しく揺らすように擦り、唇を捲ったりして遊んでいる。

 このまま咥えていても弄ばれるだけだと、咥えていた指を口から出せば、再び腕を腹へと回された。

 私の目の前に掲げられていた右手が、私の股間に伸ばされる。

 

 割れ目を割り開かれ、中指が膣口に当てられた。

 ぐにぐにと膣口を揉み、媚肉を解していく。

 とぷとぷと湧き出す愛液が、勇次郎の指を濡らす。

 

「入れるぜ」

 

 勇次郎の指が、ゆっくりと私の肉壺へと馴染ませるように入ってくる。

 異物感に反応して、肉壺がきゅうきゅうと勇次郎の指を締め付けた。

 爪の長さ、関節の形。指の太さに長さ。シワの数。

 それらの情報が、手に取る様に分かる。

 これが、勇次郎の中指。

 

「んぅッ!? っはぁ、はぁ、んぅぅう……」

 

 こつん、と指が最奥に当たった。

 たったそれだけで、足がぴくりと強張る。

 のの字を描くようにして、子宮口が撫でられる。

 時折、撫でるだけでは足りないとばかりに、リズムよく、ノックをするようにしてトントン叩かれ。

 イキそうになれば、ただ子宮口を押すだけになり。

 そうして快楽の波が引けば、再び撫でては叩いてを繰り返す。

 

 手の動きは何処までも優しいのに、決して私をイカせようとはしてくれない。

 形を覚えろとばかりに敏感な子宮口を刺激し、念入りに粘膜を掻き撫でる。

 まるで子宮の中に脳があるかのような、頭を痺れさせる気持ち良さ。

 

「~~~、っ……っぁっ、ぁっ、ッお"ぉぉぉ……」

 

 肺の空気を絞り出して出される、獣の様な醜い喘ぎ声。

 開いていた足がピンと張り詰め、真っ直ぐに伸びる。

 股間から発信された快楽電波が、体の隅々にまで響き渡っていく。

 新鮮な空気を欲して、鼻がヒクヒクと動いた。

 

 子宮口を虐める右手はそのままに、左手が私の胸へと伸びる。

 乳房を撫でまわす、温かくて大きな手。

 人差し指と中指で乳首を挟みながら、胸全体を鷲掴むようにして揉まれる。

 ハリのある乳房は、力を入れられれば指を跳ね返し、形を歪められれば元の形へ戻ろうと弾む。

 

「んぐっ、あっ、あ"ぁっ!? んぃ、ふっ、んゅ……」

 

 力を入れる事無く、転がすように乳首を擦られる。

 私が触った時は、刺すような鋭くて強い快楽しか寄越さなかった癖に、勇次郎の手に渡った瞬間、乳首は甘く優しい快感を差し出した。

 体の奥底からじぃんと暖まるような、柔らかい喜悦。

 言ってしまえば、ただの弱い快感。

 されどこちらは、強い快感とは違って、じわじわと昂らされていく所為で、我慢をする事が出来ない。

 

 赤みが増し、硬くなった乳首が、指で挟んだままコリコリと転がされ。

 刺激の強さに絶頂が近付けば、指の先で乳首の先端をのの字を書くようにして、くりくりと優しく弄られる。

 相も変わらず、絶頂出来ない程度に調整された快感。

 腹の底から湧き上がる甘い悦び。

 

「ぁあっ、ふぅ、んん……っ、んゅ、んぃ、うぅ……」

 

 上下から同時に襲い掛かる二種の快楽。

 どちらに気を集中させようと、もう片方が強く存在を主張する。

 イキたいと叫ぶ欲求が溜まりに溜まり、されど決して解放はさせてもらえない。

 軽イキすらも許してくれない徹底ぶりに、頭がおかしくなりそうであった。

 

 ふと、子宮口を弄っていた指が止まり、少しずつ引き抜かれていく。

 離れないでとばかりに媚肉が指に吸い付き、されどきゅぽっ、と音を立てて無慈悲に指が引き抜かれた。

 排尿感にも似た快感に、背筋が震える。

 

 勇次郎が私を布団に寝かせ、ジャケットを脱いだ。

 カンフー着も脱ぎ、全裸になる勇次郎。

 鍛え抜かれた筋肉が際立ち、その雄々しい姿を披露している。

 特に力を入れている訳でもないというのに、腕の筋肉や大胸筋が盛り上がっている様はインパクトが凄い。

 股間には野太い脈が浮かんだ巨大な男性器があり、天を向いて反り返っていた。

 

 私の足が掴まれて、左右に開脚させられる。

 愛撫によりドロドロに解れたそこが、パクパクとしきりに開閉して、勇次郎を誘っていた。

 勇次郎が自身の陰茎を手で掴み、私の膣口にぴとりと亀頭を添える。

 くちゅりと、いやらしい音が鳴った。

 

「挿れるぞ、輝夜」

「………………うん」

 

 ゆっくりと、勇次郎が私の肉壺へと挿入ってくる。

 勇次郎の両手は私の腰を掴み、突き入れやすい様に抑えていた。

 ずぷぷぷぷ……と、男根と媚肉の粘膜が擦れ合う音が響き、締め付ける媚肉の壁を掻き分け、肉棒が奥へ奥へと進んでいく。

 与えられる快感を、布団を握り締めて堪える。

 

 やがて、こつりと亀頭と子宮口がキスをした。

 それだけで軽イキしてしまい、足がピンと張る。

 更にそこで止まらず、ぐりぐりと子宮口を押して、入りきれずに余った部分まで膣内へと押し込んでくる。

 お腹の内臓を押し上げられる圧迫感に、されど気持ち良さしか感じない。

 

「かっ、は……ぁ、っひぅ……」

 

 あぁ、やはり彼じゃないと駄目だ。

 愛撫の時もそうだったが、自慰の時とは気持ち良さが比べ物にならない。

 ただ勇次郎のチンコが、私のマンコへと入っているだけだというのに、天にでも昇ったかの様なこの心地よさ。

 私の身体はたった一回のセックスで、もう勇次郎に堕ちていた。

 専用に拡張された私の膣襞が、肉棒に絡み付くように蠢いている。

 勇次郎の肉棒が、じんわりと私の膣を暖めていく感覚に酔いしれた。

 

「ふぁ、は、はっ、はぁ……」

「動くぞ」

「はっ、ふっ、ふぅー……うん、来て」

 

 私の息が整うのを待ってから、勇次郎が動き出す。

 ずるりと肉棒が引き抜かれ、ネズミ返しのようなエラが膣壁を抉る。

 膣天井に加えて、膣内部に点在している気持ちの良い所が、余す事無く擦られていく。

 膣口まで引いた後は、再びゆっくりと突き込んでくる。

 膣肉を押しのけながら子宮口に亀頭をぶつけ、そのまま勇次郎の腰が、私の腰にキスをするまで深く押し込まれた。

 勇次郎の硬い陰毛が、優しく陰核や陰唇を撫でる。

 

「んくっ、はぁぁぁぁ……ふぅ、ふぅぅぅぅ……」

 

 乱れる事無く、深呼吸を出来る程に、一切強い刺激の無い、優しいスローセックス。

 生理中に激しいセックスをすると、膣が傷付いて性病になる恐れがある。恐らくはそれを考慮しての、ゆっくりとした抽挿だ。

 自分の欲求を満たす為ではない。私の事を考えた、私に女としての満足感を与えるためのセックス。

 その甘い優しさに、心がポカポカして目を細める。

 

 とはいえ、このセックスでは勇次郎は何時まで経ってもイケないだろう。

 刺激が弱すぎて、射精するにしても何時間かかるか。

 流石にそれは可哀想だから、私からも動く。

 

「すぅー、はぁー、すぅぅーっ、はぁぁぁぁ……」

 

 お腹をへこませるようにして深く息を吸い、そして今度はそれを緩ませるように、時間を掛けて吐く。

 生体反応での締め付けだけではなく、私の意思で締め付けをコントロールする。

 

「っぐ……」

「ぁ……ふふっ」

 

 ほんの一瞬だが、勇次郎が顔を歪めて動きを止めた。

 ボンッと少しだけ肉棒が太くなり、すぐに少しだけ萎む。

 特に何かを言う事も無く、再度腰を振り始める勇次郎。

 その反応に、気持ち良くなってくれている事を確信して、膣を蠢かせていく。

 

 残念ながら、二度目からは勇次郎の反応は無かった。

 されど、私が膣を締める度に、勇次郎の肉棒が僅かに膨張しているのを感じる。

 ほんの小さな変化ではあるけれど、正直に反応を返してくれるのが嬉しい。

 可愛いなぁ。筋骨隆々の大男に対して抱くものとは思えない感想が浮かぶ。

 

「ゆうじろう」

「ぁ? ……あぁ」

 

 顔を近付ければ、それに応えてくれた。

 唇同士を重ね合わせ、わざとらしくぴちゃぴちゃと音を立てながら、舌を絡ませ合う。

 手を伸ばし、勇次郎の頭を抱き抱えて舌を差し入れる。

 口蓋を舐め、頬の粘膜をこそぎ取り、唾液を流し込む。

 私の口の中へと侵入しようとする舌をあやし、一方的に私が嬲り続ける。

 

「じゅる……んぷぇっ、ずぞぞッ……んじゅ、んぁ……ふふっ」

 

 膣内にある肉棒は、もう萎む事が無い。

 常に膨張した状態を維持しており、野太い脈が鼓動する速さに、勇次郎の限界が近づき始めている事を察する。

 重ね合わせた唇を離す。垂れる銀色の橋を舌で受け止め、自分の口の中で、勇次郎の唾液と私の唾液をミックスさせる。

 そうして出来上がったラブジュースを、勇次郎に見えるように、んべっ、と舌を出して見せた。

 

 勇次郎の顔へと再度顔を近付け、されどそのまま通り過ぎる。

 私の目的地に辿り着き、ふぅーっ、と優しく吐息を掛けた。

 ラブジュースで満たされたままの口内に、それを含む。

 口に含んだのは、勇次郎の大きな耳だ。

 

「じゅぷっ、んぇぁ、じゅるる、ふぅ、ふぅっ」

 

 歯で耳を甘噛みしながら、外耳道へと唾液を流し込む。

 わざと鼻息を荒くして、鼻を密着させたまま、吐息を吹きかける。

 舌を細い耳の穴へと差し込み、既に中へと流してあるラブジュースを啜った。

 じゅぞぞっと、いやらしく音を立てる度に、勇次郎の肉棒が私の肉壺で跳ねる。

 流し込んでは啜り、入るだけ一杯に舌を差し入れて外耳道を掻き回し、残った汚れをこそぎ取る。

 とはいえ、綺麗にしてあるのか、口の中には殆ど何も残らないけれど。

 それだけが少し残念だった。

 

 ラブジュースを飲み込み、耳から口を離して勇次郎と向き合う。

 勇次郎は真顔のまま、体中に太い脈を浮かばせていた。

 ぎろりと目玉が動き、私を見つめる。

 とはいえ、まるで怖くない。

 だって……

 

「ふふっ、イキそう?」

「……」

 

 胎に入っている肉棒の膨れ上がり具合で分かる。

 勇次郎は、絶頂しかけていた。

 この全身脈だらけの化け物のような様相も、ただ精液を零してしまわないよう、気力で我慢をしているだけ。

 それも長くは持たないだろう。

 それが嬉しくて、勇次郎に軽いキスをする。

 鳥のように、何度も、何度も。

 

「……好きよ、勇次郎」

 

 多分、勇次郎は私がイクよりも先に、射精をしたくないのだろうと思う。

 抱くと言ったのに、女がイクよりも先に射精してしまっては、男の名折れだからだ。

 でも、私はどちらかというと、私よりも勇次郎に気持ち良くなって欲しかった。

 私の事を考えた優しい抽挿だけで、私は心から気持ち良くなれる。

 勇次郎の女でいられている事に、心からの悦びを感じられる。

 

「好き……大好き」

 

 ぶっちゃけ、私の愛は重い部類に入るだろう。

 ヤンデレとか、メンヘラとか、その類。

 勇次郎の女でいられる。それだけで満足して、何処までも気持ち良くなれる安くて重い女。

 

「貴方に、だぁい好きにさせられたの」

 

 しかし勇次郎はそうではない。

 私を愛して……くれているかは定かではないけれど。

 私を俺の女にしたいと言い、こうして気を使いながら抱いてくれる程度には、好意を持ってくれている。

 でもそれは、私の様に重くはない。私の男であるだけでは、気持ち良くはなれない。

 

「私、ここまで何かを好きになったの、初めてよ」

 

 だからこそ、私は勇次郎に気持ち良くなって欲しい。

 私は既に気持ち良くなれているから、貴方にこそ気持ち良くなって欲しい。

 それを私の手で行えると考えると、それだけで絶頂しそうになるほどに、心が満たされる。

 

「ね? だから……」

 

 勇次郎の耳へと口を近付ける。

 すぅっ、と音が聞こえるように息を吸い、囁くようにそれを口にした。

 

「イッて♡」

 

 途端、私の膣内に挿入っていた肉棒が、どぷどぷと勢いよく吐精し始めた。

 子宮口と密着したまま行われた射精に、子宮へと直に精液が流し込まれていく。

 凄まじい熱量を宿したゼリーのような粘液塊に、子宮が焼かれる。

 それでも吐き出された精液を逃がさぬように、勇次郎の体に足を巻き付け、自ら腰を押し付けて肉棒を飲み込む。

 

「っ、はっ、あ……お腹、あっつぅ……♡」

 

 子宮が精液で重たくなって、お腹が張っていく。

 それでも止まらない射精に、小さな子宮はすぐに満たされて溢れ始めた。

 媚肉と肉棒の僅かな隙間を通って、入り切れなかった精液が漏れ出る。

 

 あまりにも長い射精。勇次郎が気持ち良くなってくれた証拠だ。

 私はイケなかったけれど、私の体で気持ち良くなってくれたという事に、胸が暖かい。

 精神的な絶頂に浸っていると、勇次郎が体を起こし、私の背中に手を回して抱き上げた。

 対面座位の体勢。

 

「んごぉぉ…………っ!?!?」

 

 これ、さっきよりチンコが子宮に刺さって……っ!

 白目を剥きそうになる目玉を瞼を閉じて隠し、深呼吸をする。

 

「……チッ、まさか抱くつもりが抱かれるとはな」

「っは、ふっ……ふへへっ、私だってそれなりに経験はあるんだからね?」

「男の話だろうそれは」

 

 まぁそうなんだけどね。

 

「屈辱だ。という訳で、今からお前を抱き潰す」

「どういう訳で?」

 

 私の疑問を無視して、勇次郎がキスをしてきた。

 差し込まれてくる舌をあやそうとして、力業で無理矢理突破される。

 入り込んだ舌が、口腔内の粘膜という粘膜をこそぎ取っていき、頭を退いて逃げようにも、後頭部に手が回されており動かせない。

 反撃しようとする度に、無理矢理抑え込まれる。

 

「んじゅっ!? っぷはっ……っぷぇ……」

 

 反対側の手は私のお腹を撫でている。

 子宮から膣口までの通り道をなぞる様に、上から下へ。

 手で直接膣を触れるかように、圧迫しながら何度も何度も繰り返す。

 

「んちゅ……ちゅぷっ……んっ……んじゅっ」

 

 いつの間にか、後頭部を抑えていた手はお尻に回されていた。

 それでも、もう抵抗する気は起きなくて、大人しく勇次郎に嬲られる。

 もっちりと膨らんだ尻たぶが鷲掴まれ、揉みしだかれた。

 

 少しずつぼんやりとしてくる意識。靄が掛かる様な、視界が不透明になっていく感覚。

 あ、これイク。そう思った瞬間、私の肉壺の中に埋まったままだった肉棒が動いた。

 僅かに肉棒に力を入れてピクリと跳ねさせ、子宮口を擦る。勇次郎がやったのはそれだけ。

 しかし、イキそうになっていた体には、あまりにも強い刺激だった。

 

「ンィッ……!? ッグ"、ア"、あ"ぁ"あ"あ"あ"あ"!!」

 

 津波のように押し寄せる快楽の波。

 眼前で火花が弾けたかのように明滅する視界。

 勇次郎を気持ち良くさせてあげられた時のような、精神的な絶頂とは違う、物理的な絶頂。

 湧き上がる波濤を、勇次郎に抱き着き、感じるままに大声を出す事で耐える。

 

 プシッ、プシャ、と何かが勢い良く噴き出すような、噴水音が聞こえた。

 しかしそちらに視線を向けている余裕は無い。

 びくんびくんと腰が痙攣し、膣がギチギチと強く肉棒を締め付ける。

 

「あ、っあ"、っあ"、あ"っ、っあ"、ん"ぉ"っ」

 

 お腹を撫でていた手も、今やお尻を鷲掴みだ。

 掴んだお尻を持ち上げては離し、亀頭を子宮口へとぶつける。

 傷が付かないようにか、持ち上げられる高度は低い。

 外から見れば、恐らく僅かに上下しているのが分かるかどうかという程度の落下。

 けれど、絶賛快楽の波に呑まれている状態でのそれは、あまりにも強すぎる衝撃であった。

 

 亀頭が子宮口へとぶつかる度に、ぶぴっ、ぷぴっ、と厭らしい音を立てて膣口から精液が零れ落ちる。

 精液が掻き混ぜられた事で生まれた白い泡が、下半身を覆い隠していく。

 連続での絶頂に、意識を持っていかれそうになる。

 

「お"っ、お"っ、お"っ、ん"お"ぉ"!?」

 

 尻たぶを掴み、左右に割り広げていた手。

 その指が、つぷりと肛門へと差し込まれた。

 膣への挿入とはまるで違う異物感に、脂汗が浮かぶ。

 

「いッ、ひゃめ、お尻は止めてぇッ!? そこっ、汚いからぁ!?」

 

 抜いてくれと腕を掴むが、勇次郎の腕はピクリとも動かない。

 肉棒の抽挿に合わせて、尻穴へと入ってしまった指も出し入れされる。

 肛門が捲れ、直腸が引きずり出されるかのような、排泄感にも似た快感が体を襲う。

 絶頂に合わせて味わわされるそれに、段々と子宮でイッているのか、肛門でイッているのか分からなくなってくる。

 

「そろそろ射精すぞ、準備しろ」

「わがった、わがっらからお尻ぬいでぇ!?」

「ダメだ。ここもその内ヤるぞ。陰茎も舐めさせる。精液も飲ませよう。お前に腰を振らせるのもいいか」

 

 断続的に私をイカせながら、あれもしたいこれもしたいと、私にやらせたい事を述べていく勇次郎。

 だけど正直、こちらはそれどころではなく、その声を殆ど聞き取れてはいない。

 ……それでも、唯一、それだけは聞き取れた。

 

「お前の全てを俺で染めた時、お前はどうなるだろうな」

「……関係ないわ……貴方が私を捨てない限り、何があろうと私は範馬勇次郎の女よ」

 

 そう、何があろうと……何があろうとだ。

 勇次郎、貴方の女でいられる事に比べれば……尊厳や肉体、強さに人権、心と魂、記憶の一片に至るまで……全ては些事に過ぎない。

 

「ぎでッ、ゆう"じろぉ"ッッ」

「ハハッ、射精すぞ、輝夜ぁッッ!!」

「あ"、あ"っ、あ"ッ、あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッ、イグッ、イッグ、イッグぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ッ!?!?」

 

 私の腰が掴まれ、一際強く肉棒に叩きつけられた。

 もはや閉まってすらいない無防備な子宮口に、亀頭が叩きつけられる。

 灼熱の奔流が子宮内部へと流し込まれた。

 その熱は、マグマを通り越して、もはや太陽。既に満杯だった子宮を、太陽が掻き混ぜる。

 ゴボゴボと音を立てて逆流する精液の感覚すらもが気持ちいい。

 

 思考回路など、とうに焼け焦げている。

 涙で滲む視界の中、パチパチと弾ける火花が、とても綺麗に見えた。

 頭の天辺から足の指の先まで、針金でも入ったかのように、ピンと真っ直ぐに伸びている。

 口が開いたまま塞がらない。おそらく、とんでもないほどの不細工面を晒している事だろう。

 

 勇次郎の肉棒で蓋をされ、逆流出来なかった精液で胎が膨れている。

 子宮部分だけポッコリと膨らんでいる様は、まるで妊婦のようであった。

 それが何故だかとても嬉しくて、盛り上がった胎を上から撫でる。

 

 勇次郎が、私を布団に寝かせた。

 ゆっくりと肉棒を引き抜く。

 途中で膣天井を抉り、吸い付く膣口を振り払う。

 空いたままの子宮口から、許容限界以上に詰まっていた精液が噴き出る。

 膣を辿って、閉まらない膣口から精液が垂れていく。

 栓の緩んだ尿道口から、ちょろろろっ、と尿が漏れた。

 

 それら全てにおいて、最低一回以上は絶頂した。

 体が全く言う事を聞かない。横になったまま、勝手にへこへこと腰が動いている。

 全身が痙攣して、もはや呼吸をするだけでも絶頂が出来そうであった。

 

「輝夜」

「……?」

 

 言葉すらも出ない。

 目玉だけをぎょろりと勇次郎に向ける。

 

「まだやるか?」

 

 そう言う勇次郎の肉棒は、未だギンギンに勃っていて。

 

「……ぁはァっ……♡」

 

 夜はまだまだ、続きそうであった。

 

 

 

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