※この作品はR-18です。

黒井津さんへの淡い想いを秘めたウルフくんちゃんが悪の組織特有の淫魔王な身内の裏切りにより間違った男らしさを徹底的に追求させられ、無事えっち専用雌犬怪人として完成しちゃうやつ   作:デイジー亭

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男らしさ:イージーモード。まずはおっぱいちっちゃくしよう

(う、うう。暑い……!)

 

「しかしこれは亜熱帯だね。後でお仕置きしてあげないと……よっと」

 

「何で脱いでるんだよっ!?」

 

 舌をだらしなく垂らして、体温調整を試みる……とても間に合いそうにない。毛皮はないが、そもそも狼とは暑さにあまり強くない生き物なのだ……フランス原産の素体では、とても抗しきれない灼熱の空気。それでも我慢していると、コイツあっさりと脱ぎよった。ローブを取って下は黒いズボン……意外と逞しい胸筋を、惜しげもなく晒している。

 

「? 男同士じゃん。暑いし……ウルフくんちゃんも脱ぎなよ」

 

「お、おれはいいよ。まだまだ全然大丈夫だし」

 

「熱中症を甘く見ちゃいけない。倒れちゃうよ? ……それとも、俺に脱がして欲しいのかな」

 

「自分で脱ぐ……」

 

 わきわきと手を踊らせるこやつの前で意識を失えば、何をされるかわかったものではない。意地を張っていると、そうなるのは確実であるし……じっとりと湿る、胸に感じる不快感も物凄い。これだけ汗を掻くと、こまめに拭いても無駄だろう。汗疹がデフォルトになるなんてやだ……服に手を掛けると、室内の空気よりも熱い視線が突き刺さる。

 

「こ、こっち見んなよぉ……」

 

「これも訓練だよ。気にせず脱ぐといい」

 

「ううぅ……」

 

 ぷちぷちとボタンを外す。しゅるしゅるとネクタイを抜き取る……そのたびに温度を増す熱視線。何でコイツ、男扱いしてくる癖にガン見してきやがるの。ホモかよ……思いつつ、肌に直接触れる風の心地良さに我慢が出来そうにない。でもちょっと……恥ずかしすぎる。

 

「男らしくなりたいって言ったのは嘘なのかな? ウルフくんちゃん。そんなことじゃ雌堕ち待ったなしだね」

 

「うがぁぁぁっ!」

 

「うお、でっか……こんなので良く男を名乗ってたね。まずはこれからどうにかしてあげないと」

 

「ち、近づくなぁッ……!」

 

 羞恥心を、身に感じるぞわぞわとした悪寒が上回った。……未分化細胞が胸の方に移動していくのが、克明にわかってしまった。雌堕ち、なんてイヤな言葉なのか。そんなの御免被る。これ以上躊躇っていては、男らしくなさ過ぎて女の子になってしまう。威勢よくだっぷんっ! と黒いシャツを脱ぎ払うと、ソファーから立ち上がったヤツが近づいてくる。

 

「何言ってんのさ、言ったよね? 俺がコントロールするって」

 

「つ、つまり……?」

 

「マッサージだよマッサージ。揉み込んで無駄な脂肪を燃焼させて、それを定着させるのさ。医療処置だから、心配しなくていい。健康診断と一緒さ」

 

「う、うう。せめてうつ伏せで……」

 

「まぁしょうがない。初回だからね……じっくりと慣らしていこう」

 

「うん……」

 

 こんなのは聞いてなかった。それにおれは健康診断が嫌いだ……言おうとした言葉も、真剣なまなざしに封殺される。そうだ、コイツは自分を男らしくするために頑張ってくれるんだ。それなのに、女々しいことなんて言っていられない……! でもちょっと恥ずかしいからうつ伏せ。オーケーなようだ、わりと希望を聞き入れてくれるなコイツ。

 

 ◇◇◇◇◇

 

『ンッ……ふぅっ……』

 

『胸に意識を集中して。俺の手の感触を、パイ肉全体で感じるんだ』

 

『む、無茶言うなよぉ……! んっ!』

 

『筋トレと一緒だよ。理想の自分をイメージするんだ……効果は今のウルフくんちゃんならさらに上だよ。さ、続きと行こうか』

 

『う~~~っ! んぁっ!』

 

 さす、さす……♡ とハミ出し横乳をねっとりと撫でまわされるウルフ君。しかも別のことを考えて気を紛らわそうにも、それすらも明確な理由を提示されて許してもらえない……♡ たまにぎゅう! と乳肉を強めに圧迫されると、漏れる甲高い声♡ デカパイ躾けマッサージは、順調に推移しているようだ♡

 

『変な声を上げないでもらえるかな、俺まで変な気分になっちゃいそうだよ』

 

『うう……んぷっ』

 

『お、枕とは。考えたね……えらいぞウルフくんちゃん』

 

『む~っ……! むぅ?』

 

『ああ、マッサージオイルさ。気にしなくていい』

 

 女の子っぽい声を上げられた声を咎められ、枕に顔を埋める……自ら視界を塞いだ代償は、とても高く着いた♡ どろどろとアクラさんの手の上に分泌された、毒々しい色合いの淫液♡ 濃度を増すと、どうしても色が着いてしまうそうだ……どう見てもマッサージオイルじゃないそれを、デカパイにた~っぷり♡ 塗り込まれても気づけない♡

 

『ふぅっ! ふぅぅ……!』

 

『いいよ、その調子だ。もっと意識を集中して』

 

 バイタルモニターを見ると、未分化細胞がパイ肉に集中しているのがわかる……雄貢ぎが大好きにされてしまった、カミュラ様から上納された万能細胞♡ 自らのオリジン。その所有者たる雄様の指を感じて、その意志に従順にウルフ君のデカ乳を創り変えていく……♡ どこまでも雄様に都合の良い、えっち専用雄おもちゃに♡

 

『あ、アクラぁ……! な、なんかへんっ! 熱いッ!』

 

『効いてる証拠だよ? 痛かったかな、ごめんね』

 

『そ、そうじゃなくて……ふぁぁんっ♡』

 

 彼女の細胞は、アクラさんが大好きなのだ……自らの身を削ってまで、細胞貢ぎたがった本体とそっくり♡ アイドルなんかとは比べ物にならない、悦び与えてくださる激つよ雄様♡ それが容赦なく浸透する媚毒と結合して、発する熱に身もだえするウルフ君。気づかわし気に撫でられるスペンス乳腺に、思わずえっちな声を上げてしまう♡

 

『やれやれ、こんなことじゃ先が思いやられるな……乳首は今日のところはやめておこうか』

 

『そ、そうしてくれ……ンッ!』

 

 シーツに埋まって、快感を今か今かと待つ乳首に触れることはまだしない……じっくりじっくりと、彼女に雌自覚を植え付けるために♡ ぴくぴく……♡ と揺れる狼耳と、ぶんぶんと振りたくられるしっぽ。すぐにアクメと同時に、ぴぃんと立つようになる♡ でもそれはまだまだ先……♡ 甘やかし乳いぢめに、彼女が味を占めてから♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

(なんだこれ、なんだこれぇ……!)

 

 ぶんぶんと動くしっぽを制御できない。横乳を撫でられるだけで、コントロールが乱れてしまう……指がちょっと沈むだけで、ぴくんっ! と震えてしまうしっぽ。痛みなんてまったくない、むしろその逆……甘やかすような指遣いが自分に叩き込むのは、未知の……ほわほわとする、甘やかで幸せな感覚。

 

「ああ、気持ち良すぎて怖いのかな? 心配することはない、男だって乳首責めで悦ぶことはあるさ」

 

「む、胸板はぁ……?」

 

「俺は経験ないけど……乳洗いは気持ちいいと感じたことがあるな。まぁ気にせず、続きと行こうか」

 

「ふぎゅっ……!」

 

 コイツ、経験豊富すぎぃ……女に乳で胸板を洗わせることはあるらしい。おれもそういうことを黒井津さんにやってもらいたい。だから今は耐えなきゃいけない……その想いを原動力として、必死に歯を食いしばり声を堪える。両側から乳肉を挟んで圧迫されても大丈夫、こんなの全然大したことない……おれは男になるんだ。こんな最初の段階で、躓いてちゃいられない。

 

「ふむ? ここかな……大きいからコツが掴みにくくてね。まぁじっくりとやっていこうか」

 

「じ、じっくりってどのぐらい……?」

 

「そうだね……三時間ぐらい? 初日だからそのぐらいかな」

 

「さ。さん。じかん……? ひんっ♡」

 

 嘘だ……だって多分、三十分も経ってないのにこんなに胸が熱いのに。まさぐられる指の感触で、どんどんと知らない何かが花開いていってしまっているのに。もう乳肉が熱くて、変な声を上げるのを堪えることが出来そうもないのに。あと三時間なんて、そんな……初日って、これはいつまで続くのだろう。

 

「大丈夫だよ、ウルフくんちゃん。俺を信じて?」

 

「んっ……」

 

「黒井津さんもきっと喜んでくれる。さ、続けようか」

 

「わかっ、たぁ……♡ ふぁぁっ……♡」

 

 こんなヤツを信じるなんて。いやいやと首を振るも……彼女の名前を出されると、勇気が湧いてくる。そうだ、ちょっと変な声が出ちゃうぐらいなんだ。おれはきっと、黒井津さんに男らしいおれを見せてみせる。不退転の決意は固まった、あとは頑張って耐えるだけ……食いしばる牙の隙間から漏れ出る吐息は、熱い室内の空気にすぐに溶けていった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

『ふくっ……! んぁぁっ♡』

 

『ウルフくんちゃん大丈夫?』

 

『だ、だいじょう……んうぅっ♡』

 

「アクラさん、容赦なぁい♡」

 

 さす、さす……♡ と甘やかし乳責めで油断させて、ぐにゅぐにゅぐにゅっ! と乳握りいぢめで緩急つけつつ乳悦をパイ肉の奥まで染みつかせる……♡ 私もやられたヤツだ。デカパイ躾けマッサージは、既に佳境を迎えていた……♡ ぐんにゅう♡ 横乳握られるたびに、ばたばた跳ねる彼女の脚♡

 

『もうちょっとで終わりだから……あとちょっとだけ我慢してね?』

 

『ふぁっ♡ ふぁぁっ……♡』

 

『ここ、ここに女の子の部分詰まってるからねー』

 

『ひぃあぁっ♡ あっ♡ あっあぅっ♡』

 

 執拗に淫液塗り込まれるスペンス乳腺♡ すりすりと押し付けられる雄指に、声がうっとりとトロけちゃって……不意討ちぎゅう! でしっぽがぴぃん! と跳ねてしまう♡ 彼女の乳悦に対する反応はとってもわかりやすい♡ デカ乳外側から躾けられちゃって、乳首の一つも触られぬままにてっぺん近くまで押し上げられて……♡

 

『はい、終わり』

 

『ひんっ♡ お、終わったのぉ……?』

 

『ウルフくんちゃんがお利口さんに、我慢してたからね』

 

『こ、こども扱いすんなぁ……♡ んっ……♡』

 

 そしてお預け♡ そんなデカ乳ブラ下げたこどもなんて居るわけない♡ ご褒美に横乳なでなでされただけで、うっとり吐息零しちゃうこどもも……♡ アクメ寸前の乳悦煮詰め♡ ほんのちょっと、もうちょっとだけで最高に気持ち良くなる寸前でお預け♡ 女の乳に狂気的な執着を見せる彼だからこそ出来る、破裂寸前のアクメ風船♡

 

『オイルも拭いておかないとね』

 

『てつき、やらしいんだよぉ……♡ んくっ……♡』

 

『他意はないさ』

 

 そう、他意はない。彼女のデカ乳堕とす気しか、彼には一切ありはしない♡ ネトつく媚毒をタオルで拭き取られるだけで、ぴくんっ♡ ぷるぷる……♡ と震えるデカ乳♡ 美味しそうなそれをもっと美味しく調理して、最高の状態で味わうためなら……一切の手を抜かず、容赦なく躾けをし続ける♡

 

『よし、オイルも大丈夫……お疲れ、ウルフくんちゃん。俺はちょっと席を外すから、休んでおいて』

 

『う、うん……』

 

『ああそうそう、一個だけ注意点。今は未分化細胞がきみの胸を繊細に弄ってる最中だから……余計な刺激を与えないように』

 

『どういうこと?』

 

『仰向けになって寝てなよ、シャツも着ないこと。言っとくけど、指示に反した場合責任は持てないからね』

 

『わ、わかったっ!』

 

 慌ててベッドから跳ね起きて……デカ乳ぶるんっ! と跳ね上げて、そのまま動きを止めた彼女。華奢な背中はそのまま動く気配が無い……そしてアクラさんが部屋から出ると、ゆっくりとベッドに寝転ぶ。その仰向けになった胸板の上に、たっぷりと盛られたそれ……♡

 

『お、おれ……なんで、こんなぁ……♡』

 

「お、ちょうどいいタイミングだったね。はは、美味そうだ」

 

「びんっびんに、トガっちゃってます♡」

 

 コントロールルームに入ってきた彼が、それを見て舌なめずりする♡ ぷるぷる……♡ と乳いぢめの余韻に揺れる、紅潮した大きな肉プリン♡ その頂点にサクランボみたいにかわいらしく聳える、勃起し尽くしたちっちゃな桃色乳首ちゃん……♡ 一切触れられぬままに、そこは期待にマゾ欲を昂らせていた……♡

 

「あれを収獲するのが楽しみだね。そうだね……熟成期間はどれぐらい掛けようか」

 

「あんなに美味しそうなのに、放っておいていいんですか……♡ 今すぐ食べてもとっても美味しそうですよ♡」

 

「やだなぁ、忘れたのかい燈香」

 

「あっ♡」

 

 モニターを眺めながら、ぐにゅぐにゅしていた私のデカ乳……♡ セルフ乳欲煮詰めしておくように言いつけられ、おちちオナニーに励んでいたそこ♡ その頂点にそっと指先がちゅっ♡ とキスすると、腰が抜けてしまいそうになる……♡

 

「きみたちのようなデカ乳雌はね、ちゃんと乳を躾けて管理してあげないといけない……さ、次の仕込みを起動しなよ」

 

「んはっ♡ ふくっ……♡ は、はひぃ……♡ え、えいっ♡ んっぎゅぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

 とん、とん♡ と乳頭叩きで急かされる♡ ボタンに伸ばした指先が、かりかりと乳首をひっ掻かれてぷるぷると震える……♡ やっと押し込めたと思った瞬間、ぎゅうと摘ままれデカ乳吊り上げ♡ びくびくびくぅんっ♡ とやっともらえた乳首アクメを大満喫させられちゃう私♡

 乳首をいぢめてもらって最高に気持ちのいい乳アクメ♡ それをやるためなら、何でもやっちゃう……乳首がコントローラーになっちゃった終わった乳雌♡ 彼女もそうされちゃうんだ……♡ モニターに映る彼女の視線の先。デジタルハイビジョンが像を結ぶのを見つつ、私は癖になった乳首イきをわがままに味わわされ続けた♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「しかし、こんなので本当に男になれんのかよ。騙されてるんじゃねーか、おれ……」

 

 まぁ黒井津さんが一緒に協力してくれているから、そんなこと万に一つもあり得ないが……それはそれとして不安である。ホットパンツの奥に感じる、産まれてすぐに味わった膀胱の短さによる大失態。それに似た感触に物凄く不安になる。あと胸が熱い、すんごく……おまけに死ぬほど尖ってやがる、暑いのに。寒空の下、生理反応で尖るのとは真逆の現象。

 

「ん……? アメニティ充実しすぎだよな、空調は壊れてるのに」

 

 ふっかふかのベッドといい、手つきが嫌らしいマッサージ師といい……壁面が明るくなり、目を向けると起動したデジタルハイビジョン。こちとら爪に火を灯す想いで予算と格闘してるのに、同じ組織でもこの格差は何だ……思いつつ画面を見ると、何やら怪しげなテロップ。今日は終わりだそうなので、暇を持て余していた。多分好意なので、甘えることにする。

 

「『劇的! ビフォーアフター』……? 何だよこれ、教育テレビか?」

 

 テロップの下に、制作:秘密結社アガスティア。さらに『アカシック』の電子印が表示されているところを見ると……どうやら首領様公認のようだ。絶対零度参謀様は、そこらへんに煩い……厳密なチェックを潜り抜けた物でないと、怪人を教育するための媒体として認められないのだ。何でも間違った知識を植え付けることは、自分たちの将来に悪影響だそうで。そこらへん悪の組織のわりに人道的で、頭がちょっと混乱する。

 

『良い子のみんなー! 今日はこの俺! アクラが、マッサージの効能について説明するよ!』

 

「しかもコイツかよ」

 

 画面の中央。ステージの上で、さわやかに微笑む全身黒づくめのお兄さん。子供向け番組の図画工作のお兄さんとは、信用度の点で段違いである。だがまぁ、見てやらんこともない……あのセクハラぎりぎりどころか、モロセクハラなマッサージ。それにどういう効能があるか、確認するいいチャンスである。

 

『今日はね、淫魔テクニックによるマッサージ。それが人体に対し、どのような影響を与えるか……実例を交えて説明するので、番組を見て興味が出た娘は俺に連絡してね!』

 

「うさん臭っ……誰が連絡するんだよ。そりゃ福利厚生の一環として、冊子にお前の番号も載ってるけどさ」

 

 わりと人気があるらしい……噂によると、大幹部の皆さまも常連だとか。この黒づくめに好き好んで近づくとは、彼女たちも暇なのだろうか。……ちなみに男が連絡すると、舌打ちの音と共に通話が瞬時に切られるらしい。どこまでも女性限定の男である、潔すぎないかアイツ。

 

『俺の手腕を以てすれば、ボリュームの足りなさに悩む女性も! 肩コリに悩む女性も思いのまま! 理想のバストを、貴女たちに提供することを約束しよう!』

 

「ジャストタイミング過ぎだろ。もしかして、他の部位もあるのか……?」

 

 一応女性に対しては、ワードチョイスにもある程度気を遣うようだ。乳格差による女性同士の抗争は激しいらしい……以前ヒュドラにも恨めし気な目で見られた。自分にとっては邪魔な肉塊だが、性自認が女性でさらには持たざる者にとっては死活問題らしい……なるほど、需要があるのは確かだろう。

 

『でも女の乳を目の前にして、この俺が我慢できるわけないよね! ビフォーの撮影は個人情報保護のため撮れなかったということにして、アフターのみご用意しました!』

 

「信頼度駄々下がりだよ! しかも展開が早すぎる! マジで公認されてんのこれ!?」

 

 おれの胸肉を好き放題したように、やはりこやつは女の乳が大好物なようだ。本音を丸出しに吐き散らしてからの、とって付け加えたようなコンプライアンス上の理由。メギストス様、よくこれを見て失神しなかったよな。あの方の審査をこんな適当さで潜り抜けるとは、この黒づくめどんな魔法を使ったのか。

 

『ではお二人とも、どうぞ!』

 

『は、はい……』

 

『う、うう……』

 

「うお、でっか……そしてうっす……」

 

 そしてステージの袖から現れて、彼の両側に現れた二人の女性。個人情報保護に気を遣っているというのは、フカシではなかったのだろう。ツインテールの青髪と、サイドテールの銀髪の下にはお揃いの遮光性の高そうなデカいサングラス。それに口元から鼻までを覆った黒いマスク。顔立ちは、恐らく美人だということしかわからない。

 

『わ、私はっ! アクラさんに貧乳を解決して頂きましたッ!』

 

『わ、わたしも……! ちっちゃな身長じゃ転んでしまうぐらい、今の彼女ぐらいのアンバランスなデカ乳! それをこんな貧相な胸板…う、うう』

 

『台本通りにやりなよ』

 

『ひ、貧乳にッ! して頂きましたぁーっ!!!』

 

「耳いてぇ」

 

 自分ぐらいの身長の彼女は気恥ずかし気に。ちっちゃな彼女は顔を紅潮させて、黒づくめの成果を言おうとして……言葉に詰まり、促されてやけくそのように絶叫する。そうだよな、恥ずかしいもんな。気持ち、わかるよ……だっておれも恥ずかしかったもん。思わぬところで、同じ想いを共有する同志を得た。でも聴力の調節が間に合わず、耳がぺたりと伏せる。

 

『彼女たちは、大小の違いはあれど同じ乳の悩みに乳を痛めていた……乳マイスターの俺としては、それが見過ごせなくてね』

 

「何回乳って言うんだよ。あと乳マイスターって何だよ」

 

 女の胸に異様な執着を持つことを示す、マイクを力強く握りしめながらのトーク。まぁそんだけこだわりがあるなら、マッサージの効能も確かだろうよ。黒井津さんも、オフの日には道行く人々を眺めて改造について想いを馳せていた……想い人と黒づくめに、嫌な共通点を見出してしまった。ヤバめのサイコパスじゃないと、一廉(ひとかど)の人物にはなれないのだろうか。

 

『ほら、俺の成果を自慢しなよ。ほらほら』

 

『はいっ!』

 

『ちょ、ちょっと! アクラやめて! 黒……ひぃんっ! く、クロチェッタも調子に、乗るなぁ……!』

 

「うーん、確かにこれは顕著な成果……?」

 

 何せやたらにデカいし、やたらに薄い。でっかい彼女はひたすらにド爆乳だし、ちっちゃな彼女はストンとした貧乳である。着用しているのがマイクロビキニなので、違いが一目瞭然に過ぎる……紐が食い込みまくり、身じろぎするたびに揺れる肉の塊。紐が余りまくり、引っかかる場所が無ければズリ落ちてそうなまな板。銀髪が頓狂な声を上げ、引っかかる場所を恥ずかし気に抑える。

 

『隠すなよ。デメリットもちゃんと説明しないとね』

 

『はい……アクラさんのマッサージは効果は確かですけどぉ……一個だけ、副作用があるんです』

 

『そ、それが……乳首ちゃんよ! でも、悪いことばかりじゃないわ! 陥没乳首も解消できちゃうもの!』

 

「結構デカい欠点じゃねーかな、それ……」

 

 克明に示された黒づくめのマッサージによる、サイズ変更の代償。布地が薄いと思われるマイクロビキニの頂点に浮かぶ、そこばかりは同じサイズのビン勃ち乳首……いや、相当恥ずかしいだろあれ。顔隠す気遣いがあるなら、そこもパッドか何かで隠してやれよ。だが本当に不満は無いのだろう……堂々と胸を張る、乳と身長凸凹コンビ。

 

『というわけで、心配せずにバンバン俺に連絡するように。皆さまのお電話をお待ちしております! アガスティア専属女体マッサージ師のアクラと!』

 

『アシスタントの、クロチェッタと!』

 

『同じくアーカーシャがお送りしたわ!』

 

「……まぁ、しょうがないか。公認だもんな」

 

 とんだ茶番を見せられたが、一応これも気遣いの範疇だろう……でも彼女たち、あんな目立つ体型なのに組織内で顔を合わせた覚えが無い。ちょっと疑問に思ったが、まぁ全員の顔と名前が一致するわけでなし、またアイツが勝手にスカウトカマした可能性もある。そして自分は、一向に悪の組織の一怪人である……公式マークは絶対。おれはちょっと腑に落ちない想いを胸に抱えながらも、眠りに落ちることにした。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「何でッ! 吾輩(わたし)を出汁にしたのよぉっ!?」

 

「はははははっ!」

 

「笑ってないで答えなさい! ねぇどうして!? なんで吾輩の乙女心を弄んだのッ!? 吐けッ! 吐きなさいっ……!」

 

 がっくんがっくんヘッドバンキングさせられるアクラさん。調教が始まり、数日経ったある日。部屋に入ってきた途端、モニターをまじまじ見つめ動きを止め……軍帽の下。顔を真っ赤にして思い出し怒りを噴火させた首領様。彼女はとっても乙女なのだ……悩みの種の貧乳をネタにされ、収録が終わった後も爆切れして自棄スイーツをキメていた。

 

「まぁまぁアカシック様、落ち着いて……」

 

「黒井津ちゃんは良いわよね、とんでもないデカ乳にしてもらったもの! ぺったんこなままの、吾輩の気持ち考えたことある!?」

 

「無いです」

 

「正直ッ……!? 首領閣下を何だと思ってるのかしら!」

 

「はっひぃんっ♡」

 

 落ち着かせようとして失敗。うっかり口が滑り、デカパイビンタによる制裁を受ける……その打撃には、温情が籠りまくっていた。手刀で海を割ることが出来る彼女がパワー全開で実施した場合、私のデカ乳がリョナる可能性が確レ存。そして振り抜いた姿勢でアクラさんをチラッチラ見上げるかわいい首領様♡

 

「こーら、アカシック。俺の燈香のデカ乳をいぢめるなんて……なんて悪い子だ」

 

「ひあっ♡ ご、ごめんなさいアクラぁ……♡ ひんっ♡」

 

「私は、気にしてませんから……♡」

 

 『俺の』が、燈香とデカ乳。どちらに掛かっているのかちょっとした疑念はあるが……ともかく。私のためにがっちりと細い身体を掴み、お仕置きしてくれるアクラさん♡ かっこいい……掴んだのは、おなかではなくその上。くり、くり……♡ と指がスカーフの下。沢山ボタンが着いた首領服の、彼女が一番素直になるボタン。そこをねちっこくこねくり回す♡

 

「燈香。甘やかすのは良くない……さぁアカシック。どうして欲しい? 言ってみなよ」

 

「お、お仕置きッ♡ 吾輩、アクラにお仕置きして欲しいっ♡ 言うこと聞かない悪い大首領の、マゾスイッチお仕置きしてぇっ♡」 

 

「良く出来ました」

 

「んッひぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡」

 

 そう、怒ってるなんて嘘♡ ただ愛する人に構って欲しかっただけ……♡ ぶちぶちぶちぃっ! と弾けたボタン♡ 彼女が自ら曝け出す、びんっびんにトガった恋心ボタン♡ そこをきゅっ♡ きゅっ♡ とシゴいてもらって上げる嬌声は、彼女が乙女である証♡

 

「アカシック、俺は大きい乳も小さい乳も平等に好きだよ……あれだけ教え込んであげたのに、忘れちゃったのかな?」

 

「わ、忘れてない゛ぃ゛ッ♡ 吾輩のぺちゃぱいぃっ♡ アクラにかわいがってもらって、とっても幸せなのぉ゛ッ……♡!?」

 

「じゃあ嫉妬する必要ないじゃん。馬鹿なのかな首領様は……きみの乳首ぐらい、いつも素直ならいいのにね」

 

「お゛ッ……♡ あ゛ひぃ゛ッ♡ ち、ちくびぃ゛ッ♡ マゾちくびでつりあげにゃいでぇ゛ぇ゛~~~っ♡♡♡」

 

 ぱたぱた暴れる細い脚が、どんどん持ち上がっていく♡ ぺたんこな胸板が、ぎゅぅぅ……♡ とちっちゃな紡錘形を形成する、二点のみを保持したマゾメス言い聞かせリフト♡ 短いスカートから垂れ落ちる、ほかほか淫水がニーソックスを濡らしていく……♡ びくんっ! と脚が跳ねると、ぷしゅっ♡ ぷしゅっ♡ とスカートの中央がおもらししたみたいに濡れそぼる♡

 

「んっ。んぐちゅっ」

 

「む~~~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「良かったですね、アカシック様♡」

 

 仰け反り乳首アクメを強要された瞬間に、上からおくちを食べられちゃう♡ ぷにぷにほっぺたがボコボコと膨れるのと連動して、ごりごりっ♡ ごりごりっ♡ と揉み潰されるマゾ乳首♡ がくがくがくっ♡ びくびくびくぅんっ♡ と脚が滅茶苦茶に跳ね回り、やがで驚異的な身体能力により完成するのは……♡ 短いスカートをめくり上げ、勝利を示すVサイン♡ ぷにぷにおまんこからしょろしょろ……♡ とおしっこでアーチを描き、雄支配されたことを表明する首領様♡

 

「んっ……さ、アカシック。わかってくれたかな? きみのちっちゃな乳も、俺は大好きなんだ」

 

「はへぇ゛っ……♡ わかったぁ……♡ わたし、アクラのものぉ……♡ わたしのぜんぶ、好きにしてぇっ♡」

 

「じゃあなんでもしていいね? 決裁印を出しなよ」

 

「うんっ♡」

 

 とんでもない乳首マゾ乙女にされちゃった私たちの首領様は、アレをやってもらうと一切の抵抗が出来なくなる♡ ノーパン強要だって大喜びで受け入れちゃうし、自分のコンプレックスをネタにする撮影だって全面許可♡ 今だってスカートのポケットから取り出した、最高権力者の証……♡ 全権を委任するそれを、嬉しそうに手渡しちゃう♡

 

「はい、公認。じゃあ準備しようか……異論はないね?」

 

「あ、ああっ♡ 私のっ♡ 恥ずかしすぎる乳首マゾ乙女な姿っ♡ 部下の怪人に生放送で披露されちゃうっ♡」

 

「カメラオーケーです♡」

 

 ぺたんと押された、おへその上♡ 自分自身に公認印を押されて、嬉しそうに嬌声を上げるアカシック様♡ 彼女は決して逆らわない……偉大なる雄様に♡ よわよわ乳首で支配された、我らの偉大なる首領様♡ もうトップが堕ちているのだ、絶対助からないよウルフ君♡ 私はわくわくと、カツラと衣装を準備した♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ん……またかよ」

 

 マッサージにも慣れてきたある日。ぶぅんと、像を結んだテレビ画面。『準備中』のテロップが表示されているところを見ると……昨今悪の組織界隈で流行している、『悪(わる)Tube』の生放送だろうか。どうやら通信すらも通っているらしい……マジかよ。携帯端末を見てみると、アンテナは死んでいるのに。異界なのに、どうにかして専用回線を繋いでいるらしい。

 

『やぁ、画面の前のみんな! 今回はマッサージの要領について、実演形式で披露するよ!』

 

『え、えへへっ! ぴーすっ! ぴぃぃぃすっ!』

 

「コンプライアンス、どこ行ったんだよ……かわいそうに。何か脅迫を受けているに違いない」

 

 やがてスタジオを隠していたテロップが取り払われ……憎きあんにゃろうの顔が大写しで表示され、その顔の下にはアーカーシャと名乗った銀髪の彼女。ソファーにゆったりと座ったアイツの上に、ちんまりと収まってダブルピース。銀髪のサイドテールと、マイクロビキニに包まれたちっちゃな身体がぷるぷると震えている。

 

『公認マークもばっちり! 非常に合法なので、じっくりと見てくれると嬉しい……ほら』

 

『うんっ! とっても合法っ! ちなみにわたし、成人済だから。完全合意で、マッサージ姿見せちゃいまぁすっ!』

 

「そう言われると、何も言えないな……」

 

 黒髪の下で、胡散臭いのが微笑むと……膝の上の彼女が横から差し出されたホワイトボードを胸の前で構える。『わたしは自分の意志で、当該施術を受けています。ぷにロリに見えますが、判断能力を持ち合わせた立派な成人です。↓注目♡』の矢印を追ってみると、素肌に直接捺印された『アカシック』の決済印。非常に合法だ……なんといっても、首領様が認めているのだから。

 

『納得してもらえたかな? じゃあいつも通り、マッサージをしていくよ。女の乳は繊細だからね……まずこのように』

 

『んくっ……ふぁぁっ……』

 

「ま、まぁ……あのぐらいなら、おれもされてるしな」

 

 まずは小手調べとばかりに、さわさわとぺったんこな胸板をなぞる指。指が蠢くたびに、彼女が押し殺した呻き声を上げる……白い肌を踊る指遣いは、なんともイヤらしくてぞくぞくとする。先ほど胸に覚え込まされた、アイツの指の感触を思い出してしまいそうになる。

 

『ここまでが挨拶。慣れてきたらこういう風に……ね、アーカーシャ。どうしてもらいたい?』

 

『わ、わたしのぉ……一番気持ちいいところ。触ってほしぃ……』

 

『具体的に言ってくれないとわからないな』

 

『ふくっ……!』

 

 くるくると周回する指が、だんだんと中央に向かい旋回半径を狭めていく……それに従うように、むくむくと勃ち上がっていくマイクロビキニの頂点。おいおい、マジかよ……生放送でお見せしていいもんじゃないだろ。彼女の耳をはむはむと食みながら、アイツが問う。そんなの、言うわけが……

 

『マゾちくびぃっ♡ マゾちくびいじいじしてもらいたいのぉっ♡ 合法だからぁっ♡ たぁぁぁっ♡ ぷりっ♡ いぢめてアクラぁッ♡♡♡』

 

『よし、わかった。そこまで頼まれたらしょうがないな』

 

「お、おいおい。さすがにマズいんじゃ……うおっ」

 

 はらりとマイクロビキニが地面に落ちる。そしてお披露目されたのは……布地越しではわからなかった、圧倒的なリアル。生放送で見せるべきでないところが、彼女自身の手で披露されてしまった。ぶるぶると震えるそれと、自分のを見比べてみると……やはりデカい。ぺったんこな胸板に比して、大粒過ぎる桃色苺が衆目を浴びて誇らしげに聳えていた。

 

『アーカーシャはここが大好きだからね? ほら、アピール』

 

『うんっ♡ ここをマッサージしてもらうとぉ……♡ 効果は十倍ッ♡ さいっこうに、気持ちよくなれちゃうの……♡ おっぱいしぼむの間違いなしっ♡』

 

『気持ちよくなれば気持ちよくなるほど、効果は大きい……そういうことだね?』

 

『お、おんなのこの身体だものっ♡ 精神状態に多大なる影響を受けるわっ♡ ねぇ、早くぅ……♡ ひぁっ♡ あっ♡ あっあっ♡』

 

『まぁそう焦るもんじゃないよ、我慢の出来ないイケない娘だな……生放送だって忘れてる?』

 

 そして効能説明。気持ちよくなれば気持ちよくなるほど……? 信憑性に欠ける言葉だが、しかし公式マーク。だがそんな想いを吹き飛ばすほどに……悦び喘ぐ彼女の姿に目を奪われる。とんとんと、桃色先端を指先で叩かれるたびに振りたくられるサイドテール。圧倒的な充実感が、彼女のちっちゃな全身から発散されていた。

 

『だ、だってぇ……♡ 恥ずかしいとか、全然気にならないっ♡ マッサージだもの、全然問題ないわっ♡ はっ♡ きゅぅ゛ぅ゛ンッ……♡♡♡』

 

『そう、これはマッサージだ。恥ずかしいことじゃない……いいことを言うね、じゃあやっていこうか』

 

「ごくっ……」

 

 びくびくびくぅんっ! と彼女の脚が跳ねてぴぃんと伸びる。乳首を軽く摘ままれるだけでその反応……それ以上されたら、一体どうなってしまうのか。目が離せない……先ほど弄ばれた胸肉が熱い。その熱が集まる中心。もしそこを触られたら、一体どうなってしまうのか……実演が、始まってしまう。

 

『まずこのように、表面のコリをほぐしていきます』

 

『ふぅーっ♡ ふぅぅ……♡』

 

『腰が動いてしまっても、恥ずかしがる必要はない。生理反応だからね……持ち上げると、こんな風にもなる』

 

『ひんっ♡ ひ……あっ♡ あっあっ♡』

 

 かりかりと、短く切り揃えられた爪の端。それが触れるか触れないかのところで、彼女の乳頭を掠める……そのたびにアイツの膝の上で、くいくいと動く小さな尻。船底型に色づいた下の水着が、どんどんと濡れる面積を増していく……さらに指の腹で乳首を持ち上げられると、たまらないとばかりに連動して尻が小刻みに持ち上がる。

 

『こーら、暴れない……施術者の体格にもよるけど、こうやってガッチリと捕まえておくのがコツだね』

 

『あ、アクラぁ……♡』

 

『じゃあ本番と行こうか。さ、アーカーシャ。たっぷりと悦ばせてあげる』

 

『ひぁ゛ッ……あ゛ッ♡ あ゛ッ……あ゛~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡』

 

「ひ、ひどい……!」

 

 細い脚にがっちりとアイツの脚が絡んで動きが封じられ……仰け反り喘ぐ嬌声は、長く永く伸びて。上下左右にコネくり回されるたびに爪先ばかりがきゅうきゅうと丸まる。さらにはぎゅぅぅ……! と乳首を挟んでゴリゴリと揉み潰されるという、虐待みたいな乳首いぢめ。のけ反り跳ねる彼女の股間から、弾ける飛沫がカメラのレンズを汚す。

 

『そうそう、決して堪えずに声を上げること。我慢は乳に良くない……ね、アーカーシャ』

 

『イぐッ♡ いっぱいイっちゃ……ん~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡』

 

『ぷはっ……性的なところは一切ない、マッサージでなんてことを! 放送事故は避けろって、あれほど言っただろ!』

 

『はひぃっ♡ ごめんなしゃいぃ……♡』

 

 法悦に達したことを示す、甘媚びた甲高い嬌声。それが上から塞がれたくちびるに封じられ、びくびくびくぅんっ! と囚われた肢体が不自由に跳ね回る。やがて痙攣が収まり、くちびるが離されると……上下に二人を繋ぐ銀色の橋。しょろろろろ……と謝罪の言葉と共に下着を貫通して零れる黄色い液体。

 

「あ、あんなことされたら……!」

 

『よし、実演終了。アーカーシャ、終わりの挨拶』

 

『はぁい……♡ みんな、楽しんでもらえたかなぁっ♡ マッサージは怖いものじゃないの♡ むしろ、最高に気持ちいい♡』

 

『連絡先』

 

『興味のある娘は、ここ♡ この番号に掛けてね♡ じゃあ、次回もお楽しみに♡ ふんギュッ♡♡♡』

 

 ゆるゆると乳首を撫でられる彼女は、完全に言い聞かされていた。命令に従順に、終わりの言葉を告げて……手渡されたサインペンで平たい胸に自分で描く、アイツの連絡先。ご褒美とばかりに摘ままれた乳首で持ち上げられて、脚で描くVサイン。マッサージで小便を漏らした事実ですら、誇らしげに見せびらかすその姿は……このままでは自分がたどる末路を、克明に示していた。

 

「さ、ウルフくんちゃん。良く分かったかな? じゃあマッサージしようか」

 

「お、おれに近づくなぁぁっ! がるるっ!」

 

「ああ、安心しなよ。アレはウルフくんちゃんが望まない限り、や(・)っ(・)て(・)あ(・)げ(・)な(・)い(・)から」

 

「う、ううう……!」

 

 ガチャリと開いたドアに、反射的に警戒態勢。あんなことをされてたまるか……唸り声を上げる自分に掛けられる、おれが望まぬ限りやらないと言う言葉。……その言葉を信じるしかない。おれはコイツが良心を持ち合わせていることを信じて、その場にごろりと寝転んだ。

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