※この作品はR-18です。

ZERO ~格闘ゲームに翻弄される者達~   作:夜月光介

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ZERO世界の『政治』はゲームと深い関わりを持ち、
それは諸外国にも影響を与えています。
ZEROと言う物語を考えるにあたり、ゲームと政治をどう
繋げていくか、そして同じ場所で政治とゲームに決着をつける為には
どうすればいいのか悩みました。
これが最適だったと今でも信じています。


番外編 赤五瓜の決意

【2005年 7月 午前9時 東京都千代田区永田町一丁目 院内閣議室】

 

「只今より、定例閣議を開始致します」

 巨大な円卓が置かれた部屋に、十数名の男女が座っていた。

 内閣総理大臣の織田(おだ)信虎(のぶとら)を筆頭に、各大臣が各々の位置に座している。

 織田信虎の隣には眼鏡をかけた女性と、黒いスーツを着た男性が立っていた。

 その背後には扉があり、扉の近くにはサングラスをかけた男性達が待機している。

 

「それではまず、総務大臣の羽柴(はしば)様から」

 竹中官房長官に名前を呼ばれた男性が立ち上がり、話し始めた。

「現時点では、我が国の地方自治に何ら問題はありません。

 各都道府県の財政も黒字で、多くの特産品が自国または海外の消費者に売れている様です」

「特に問題が無い様なら、次の者に回したまえ」

 

 隣の男性が立ち上がり、話し始める。

「我が国が誇る自衛軍にも大きな問題はありません。

 しかし、信国で度々発生しているテロ事件をこれ以上増やさない為には軍の派遣が肝要ではないかと思われます」

 

「うむ。柴田(しばた)君の意見には私も賛成だ。

 天武日本の自衛軍、特に陸上部隊を増強し信国に向かわせる様にしよう。

 他に意見は無いかね」

「自衛軍の増強に関しては入隊希望者も増えてきておりますし、大きな問題はありません」

「では、次の者に回してくれたまえ」

 

 天武日本の重要法案や重要事項の決定は、この定例閣議が行われる際に決まっている。

 国会中継も行われているが、それは用意されたシナリオに沿って繰り広げられる茶番でしか無い。

 事実上の一党独裁国家である天武日本では、この十数名が国家を運営していると言っても過言では無かった。

「では次、浅井(あざい)君」

 

「今年度の予算100兆円の半分を信国に負担させると言う話は既に前田(まえだ)財務大臣が申されておりますが、

 それを斎藤(さいとう)総理に伝えました所なかなかに厳しい条件だと苦言を呈されました」

「信国の予算負担は今に始まった事では無い。

 それに前年度と比較すればその上昇は緩やかなものだ。

 閣議決定したのでもう変更は出来ないと斎藤君に伝えてくれ。

 他に何かあるかね」

 

 外務大臣の浅井(あざい)匡慶(くにのぶ)は、遠慮がちだった口調を改め真剣な表情を見せる。

「カダル連合王国のサミーラ・ジャ・ハリム国王がロシア連邦のセルゲイ・マレンコフ大統領と会談を行い、天武日本と合衆国の分断工作を行うと言う意見で一致した様です」

「天然資源の売買か。

 厄介な問題だが我が国は合衆国からの援助を受けている。

 我々が反米国家に加担する様な事にはならないと大統領にも再三伝えているから大丈夫だ」

 

 週に2回行われるこの定例閣議によって天武日本の政治は動いていた。

 天武日本は一党独裁でありながら国民の支持率は高い。

 医療費の免除、学費免除、安価で良質な食品、公務員の給与の増加等、国民が幸せな生活を送っているからだ。

 それが可能なのは全て信国に負担を押し付け、天武日本の国民だけが幸福に生きるシステムが確立されていたからだった。

 

 国が他の国を犠牲にする事によって繁栄する。

 織田信長が天下を統一してから天武日本ではずっとその体制が維持されてきた。

 そしてその体制が生まれる事によって、世界全体も変化していったのである。

「丹羽(にわ)君、今日の予定は」

 定例閣議が終了した後、織田信虎総理大臣は主任秘書の丹羽(にわ)律(りつ)に話しかけた。

 

「合衆国の大統領、ジェイソン・オズワルド大統領との電話会談。

 その後ZEROの開発進捗状況を見る為、アークラインズの本社へ向かいます。

 1時から2時まで視察した後、夜6時頃まで書類整理。

 夜7時に銀座の高級寿司店に向かいEU諸国連合代表のヘンリー・クーリッジ氏と会食を行う予定が入っております。

 本日の大きな予定は以上です」

 

「有難う。時は金なりだ。

 早速行くとしようか」

 女性秘書に対して笑顔を見せると、信虎は『ホワイトルーム』と呼ばれている部屋へと向かった。

 

 天武日本の国会議事堂内にある『ホワイトルーム』は内部が完全な防音構造になっており、毎朝必ず盗聴器が仕込まれていないかチェックされている。

 特別なカードキーと暗証番号、指紋認証と眼球の虹彩認証が無ければ入る事が出来ず入る事が出来るのは内閣総理大臣と一部の人間のみ。

 盗聴器のチェックも信頼が置けるSPが複数名で対応している為、盤石の体制が整っていた。

「有馬(ありま)君、君達はここで待っていてくれたまえ」

「我々は不審な人物がいないかどうか確認を続けます」

 

 SPはドアの前で待機する。

 部屋の壁は防弾及びシェルタークラスの防御力を持っている為、万が一の事態が発生しても対処する事が出来た。

「では行ってくるよ」

 信虎は全てのチェックを終えた後ホワイトルームに入り、部屋の中に用意されている電話が鳴るのを待った。

 

 天武日本はアメリカ合衆国と同盟関係を結んでおり、ホットラインが形成されている。

 太平洋戦争の時から続いている同盟関係は強固なもので、アメリカ合衆国もまた、EU諸国連合と言う『従属国家』を生み出した。

 大戦で敗れたドイツとイタリアを吸収する形で誕生した『EU諸国連合』は、現在合衆国の言いなりで動いているに等しい。

 合衆国もまた、天武日本と同じ様に他の国を犠牲にする事によって発展・繁栄を続けてきたのだ。

 定刻通りに鳴り響いた電話の受話器を取り、耳に当てた織田総理は、普段と変わらぬ威圧的な声を聴きながら椅子に座った。

 

『やあ、Mr.織田。調子はどうだい』

「今の所、目立った事件は発生していませんよ大統領。

 信国で発生した天武日本製の自動車爆破テロも解決しましたから」

 

 総理大臣と会話をしている人物こそが、典型的な『武力主義者』として知られている合衆国の大統領、ジェイソン・オズワルドだった。

 白人至上主義が根強く残る合衆国において『力こそ正義』を標榜し、圧倒的な支持率で当選を果たした白人大統領である。

 太平洋戦争の時も当時の大統領が敵対する国に情け容赦の無い攻撃を行ったが、彼はそれ以上に『先制殲滅攻撃』に対して拘りを持っていた。

 

『君に話しておきたい事があってね。

 カダル連合王国が、H2O(エイチツーオー)爆弾の量産に成功したと言う情報が入ってきた。

 我が国独自の技術を勝手に持ち出した裏切り者は早急に見つけ出し処罰せねばならないが、事態は深刻な状況を迎えつつある』

 H2O爆弾と言う単語を聞いた瞬間、織田総理の顔色が変わった。

 

 織田信長と言う革命児が天下を取ったこの世界では、兵器の分野でも革新的な変化がもたらされた。

 その変化は合衆国にも飛び火し、太平洋戦争末期に核爆弾を越える画期的な兵器が作り出される事になる。

 H2O爆弾。

 その名の通り純水素の爆発によって被害を与える爆弾が誕生した。

 爆発によって与える被害そのものは核爆弾の数倍の威力を誇るが、放射能の被害は一切生み出さない。

 

 合衆国がこの兵器を作ったのは、人間や建物を破壊しつつ焦土と化したその場所をすぐさま占領する為だった。

 この『エコロジーな大量殺戮兵器』の開発により、合衆国は世界のパワーバランスの頂点に君臨した。

 しかし、その技術を石油大国及び反米国家であるカダル連合王国に盗まれてしまった事で、力関係が変化する可能性が出てきたのだ。

 

「H2O爆弾を大量に製造されたら、合衆国としては非常に不味い状況に陥ると」

『それだけでは無い。

 ハリムは信国に武器を提供する密売まで始めた。

 闇ルートを暴く事が出来ていない為確実な証拠までは掴めていないが、既に相当数の武器が信国の若者達の手に渡ってしまっている』

 

 織田総理は暫く考え込んでいたが、しっかりした口調でこう言った。

「大統領、『セーフティアタック』の密約は現時点においても有効と考えて宜しいのですか?」

 

『勿論だとも。

 君の口からその言葉を直接聞いておきたかった。やはり君は素晴らしい為政者だ』

 オズワルド大統領は織田総理に惜しみない称賛の言葉を送った。

 

『アジアの国々の中で、君ほど素晴らしい有色人種(イエロー)に会った事は今までに一度も無い。

 イエローは優柔不断で、意気地なしの愚か者だらけだ。

 だが君は違う。正義の為に相手を殲滅する覚悟がある。

 我が合衆国と君の国の考え方はまるで同じだ。

 だからこそ我々は友好関係を築いているのだよ』

 

 遠慮なく天武日本人である織田総理に対して蔑称を用いる大統領であったが、それはある意味信頼の証でもあった。

『世界のルールは我々が決める。

 私がヨーロッパを掌握し、君がアジアを統制していくのだ。

 そうする事で世界平和が保たれる。

 今はとにかく、君の国に発生した火が大きくなる前に消してくれ』

 

 2人の性格はまるで鏡に映したかの様によく似ていた。

 正義と言う大義名分の為ならば、民族虐殺さえも躊躇わない。

 己の国の国民を守り、国家を繁栄させる為には善悪を問わず、手段を選ばぬ政治手法で世界を動かしてきた。

 だからこそ、2つの国が強固な同盟を結び、世界のリーダーとして君臨する事が出来たのだ。

 

「恐らく、彼等は大きな動きを見せるだろう。

 その動きこそが、大義名分を得る最大のチャンスとなる」

 電話での会談が終了した後、受話器を元の場所に戻しながら織田総理は誰に言うでも無くそう呟いた。

 会話の内容は通信で傍受したとしても絶対に内容が聞き取られない様に暗号化されており、先程の会話が盗み聞ぎされる心配は無い。

 特に『セーフティアタック』の内容は秘中の秘であり、約束を交わした2人にしか解らないものであった。

 

 電話会談を終えた織田総理は、『ZERO SECOND』の進捗状況を確認する為にアークラインズの本社へ向かった。

 運転はSPのリーダーである有馬(ありま)弥助(やすけ)が行い、助手席には文部科学大臣の滝川(たきがわ)光治(みつはる)が乗っている。

 後ろの席では少しでも時間を有効に使いたい織田総理が、隣に座っている丹羽律から書類を受け取っていた。

 

「それにしても、何故私がゲーム会社の視察に同行しなければならないのでしょうか?」

「ははは。文部科学大臣は何もお堅いジャンルだけを見ていれば良いと言うものでも無いさ。

 ゲーム開発も科学技術の進歩・発展に大いに関わっているだろう。

 それに外交戦略のうえでも重要な事だからね」

 

「外交……?ゲームと我が国の外交に、何の関係があると言うのです?」

 率直な疑問を口にした滝川に対して、総理の代わりに主席秘書がその答えを述べた。

「総理が推し進めているクールジャパン政策は、諸外国との交流と深く関わっています。

 ZEROは今や世界中に熱狂的なファンがおり、信国やカダル連合王国にもこのゲームを愛するユーザーがいる程なのです」

 

「丹羽君の言う通りだ。

 政敵として対立している国であっても、ZEROの様なゲーム文化によって交流を図る事が出来る。

 政権が積極的に文化から諸外国に攻勢をかけ、多くの国に愛されるコンテンツを作り上げる事こそが大事なんだ」

 

 信国の人間を圧政で苦しめるだけでは、働く意欲はおろか生きている意味さえ見失ってしまう。

 ZEROは不満のガス抜きや娯楽、対米国家の反日感情を緩和する効果等、様々な場面で活躍していた。

 ゲームは大金が無くても遊び続ける事が出来る手軽な娯楽の為、信国でも多くのユーザーを獲得している。

 例え反日感情があろうとも、面白いゲームには誰もが群がった。

 織田総理は人の心を読み、信国の者が喜ぶ様なストーリーを提供する事でクーデターを未然に防いできたのだ。

 

「それに外交だけじゃない。

 ZEROは天武日本人の消費意欲を増進させ、経済を活発化させる事にも貢献した。

 外交と経済。この両方を良い方向に持っていけたのは間違いなくZEROのおかげだと言えるだろう」

 ゲームで国を潤し、ゲームで諸外国と仲を深める。

 一見突拍子も無い政策の様に見えたこの作戦は見事に成功し、織田政権を盤石なものへと変化させた。

 

 だがそれでも、争いの火種が完全に無くなる事はありえない。

 総理がどういった行動を起こすのかに対して各国は大いに注目していた。

「到着です。本社の地下駐車場に停車致します」

 既に到着していたSPが一行を囲み守る。

 彼等に守られた一行はZEROの開発室へと向かった。

 

 開発室では、大勢のスタッフがPCの前に座り、キャラクターや背景の製作を行っていた。

 アークラインズの社長である徳川(とくがわ)維康(これやす)が総理を出迎え、進捗状況の説明を行う。

「総理、本日はお忙しい中我々の為に時間を割いてくださった事を感謝しています」

「全体の進捗状況はどうなっているのかね」

「SECONDの開発は現在難航しておりまして、開発率で言えば5%と言った所でしょうか」

 

 汗を拭きながら申し訳なさそうに喋る維康に対して、織田総理は不機嫌そうな表情を見せた。

「期限は来年の秋だ。

 一切のバグが無い状態で客に提供しなければならない。

 2006年度の全国大会予選が開始される前に発売するんだ。

 その為の資金はこっちで用意する」

 

 大規模なゲーム開発には多くの費用が必要だ。

 特に期日に間に合わせる為には多くの人員と機械が必要になる。

 来年の9月に全国のゲームセンターで稼働する事が決まっているSECONDは、アークラインズの目玉コンテンツとして期待がかけられていた。

 

「琴魂とストレス発散パンチング・ショーの新しいバージョンも開発中です。

 ZEROには劣りますが、シューティングゲームの『浮遊戦艦天雷』も人気が高く、続編を望む声が多いものですから」

 アークラインズが作っているのは格闘ゲームだけでは無かった。

 ゲームセンターに置かれている様々なジャンルのゲームに関わり、またブラックホイールによる家庭ゲーム機の移植作品等多くの仕事を抱えていたのだ。

 

「解っているよ。

 だが本命があくまでZEROの続編である事は忘れないでほしい。

 政府も出来る限り協力しよう。

 何としても来年の秋までには完璧な作品を世に送り出してくれたまえ。いいね?」

 

 織田総理も維康の苦労は把握していた。

 それでも、政府の威信をかけて取り組んでいるゲーム開発で遅れが発生する事だけは避けなければならない。

 スタッフの増員と資金のさらなる確保を約束した総理に対し、維康は完璧な続編を製作する事を誓った。

 

 天武日本国の首都、東京。その中でも特に光を放っている場所、銀座では貴金属や宝石を扱う店が立ち並ぶ。

 ファッションと美食の最先端を常に提供するこの街の高級寿司店において、織田総理は会食を行う予定だった。

「待ちましたか?」

「い、いえ。時間通りの到着、何時もながらお見事です」

 維康以上に総理の前で萎縮している白人男性は、気弱な印象が目立つ。

 

 『鮨処 威勢松(いせいまつ)』の前には大勢の人だかりが出来ており、マスコミ関係者もカメラを構え、フラッシュの閃光が何度も発生していた。

「中に入れば五月蠅い連中もついてはきませんよ。行きましょう」

 店内に入る総理の後に、EU諸国連合の代表であるクーリッジが続いて入る。

 この入店する順番は2人の力関係を如実に示すものであった。

 

 黒子の如く気配を消して部屋の隅に座った有馬弥助を除けば、事前に予約を取っていた個室には総理と代表だけが座っている。

「わざわざご足労をおかけしました。

 今日は最高級の寿司を思う存分堪能していってください」

「有難うございます」

 

 栗色の髪は若干薄く、ビジネスマンが付ける様な銀色のフレーム眼鏡をかけ、口髭を生やしている。

 威厳を感じさせる織田総理と比べると、代表のクーリッジは頼りなさそうな見た目をしていた。

 

「一の膳は、まず玉子から召し上がってみてください」

 絹の様な光沢を放つ卵焼きがシャリの上に乗っている。

 店員が持ってきた玉子の寿司は強烈な存在感を出していた。

「では、お言葉に甘えて」

 

 クーリッジは慣れない箸を使いながらも何とか玉子を口の中に運び、あまりの美味さに目を丸くした。

「どうですか、この主張し過ぎない玉子の甘さがシャリの酢と見事に調和しているでしょう」

「こんな卵焼きを食べた事がありません。

 天武日本の職人技術は、素晴らしいの一言です」

 あまりの美味しさに緊張がほぐれ、笑顔を見せるクーリッジを、織田総理は微笑みながら見つめていた。

 

 天武日本がアメリカ合衆国と共に太平洋戦争で勝利した後、その戦勝国に従属する国と逆らう国が生まれ、両陣営は真っ二つに分かれた。

 EU諸国連合は合衆国の管理下に入り、現在では天武日本とも友好関係を保っている。

 そうした戦勝国に肩入れする国に介入し、体制を瓦解させようと企んでいるのが反米国家の面々だった。

 その為大統領も総理も、EU諸国連合に対しては飴と鞭を使い繋ぎ止めておく事に対して必死だったのである。

 

「EU諸国連合は合衆国の同盟国です。

 天武日本も同盟国なのですから、我々は味方同士。

 強権政治が目立ちますが、合衆国についていけば我々の繁栄は約束されたも同然でしょう」

 ヘンリー・クーリッジは操り人形として選出された代表であり、気弱で優柔不断な所がある為織田総理も外交では気を遣っていた。

 

「二の膳は鮪です。

 希少部位であるトロと、赤身の味を存分に堪能してください」

 寿司を美味しそうに食べる代表の姿を目にして、織田総理は心の中で胸を撫で下ろした。

 (私が飴を与え、大統領が鞭を振るう。

 この陣営にいれば大丈夫だと言う安心感を与える事が第一だ)

 

 天武日本はこうした外交を続け、国家の平和を守ってきた。

 だが敵が存在している限り、その力は国家を脅かすものとなっている。

 世界は織田総理を含めた戦勝国陣営の動向に注目していた。

 

 ワールドファイブと呼ばれる国々によって、この世界は動いていく。

 織田信虎総理もその一員として、これからも天武日本の政治を主導していく事だろう。

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