「…。」
自身の寝室。天蓋ベッドの上でハンコックはゴクリと息を呑む。
ハンコックの顎がくいっと軽く上がる。と同時に少し硬い唇が重なった。酒の匂いと共に感じる臭いような…いや、心地いい香りに身体が熱くなるのを感じる。じんわりと身体の奥がきゅんっと鳴くような…そんな感覚が。
…誘おうと脱ぎやすいローブを着てきたのだが、それでもまだ楽しむ気でいる自分に変わったなとハンコックは思った。
彼の硬く太い首にしなやかな腕がかかる。ハンコックの美貌の要因の一つたる大きな乳房が硬い胸板に潰れる。
…硬く閉ざされた唇を割り、彼の舌が侵入してきた。初めてではないものの、びくりと肩が震え、目が閉ざされる。舌が舌に絡められる。
「ひうっ…ひゃんっ…」
ハンコックの口からわずかにだが、声が漏れる。唇が外されるとハンコックの顔が真っ赤に染まり、頭の中がぼーっとしている。
「…服、脱ごっか。」
「す、好きに…せい…。」
耳元で吐息混じりに低い音が響く。モコモコとしたバスローブは容易に剥ぎ取られる。…と、そこには流石と言わんがばかり。ゴム毬かとバンドラの大きい手にも収まりきるかわからないほどの双丘があらわとなった。
ハンコックの顔を見るといつもの気丈さや高飛車な様子はなく、顔を赤らめてしおらしくしていた。
「…何故、貴様は…石化せぬ…。妾の裸体は言わずもがな、魅力的じゃろう…。なんとか言ったらどうじゃっ!!…その…何も言われないと…恥ずかしいじゃろう…。」
…確かに。
しなやかに伸びる真っ白な腕と凹凸のしっかりとした裸体は例え、相手が女であろうと魅了するような。一言で言えば、エロスの塊と言っていい。ぶるんっと張り出た二つの乳房の先には薄い桃色の乳頭がぷくりと勃っていた。
男の憧れと言えば、名の上がるだろう海賊女帝が今、上裸でかつ…黒いレースのついたパンツをつけて、手で乳房を隠しながら、恥じらいつつバンドラを見ていた。
「…流石。綺麗だ。」
恥じらいもせず、バンドラはそう答える。
ふっと微笑んだその顔にハンコックもそうかと頬が緩んだ感じがした。その過去故に男を恨んでいるハンコック。彼女がほぼ、唯一と言って良いほど心を許す相手だった。だからこそ、素直になれない彼女は…先の戦争で死んでほしくないという言葉すら言えず、自身の身体を使って思い出を作ることしか考えられなかったのだ。
「…ほれ。好きなように…せい。」
そう言ってハンコックは乳房を隠していた腕をゆっくりと剥がし、向き合う。少し汗ばんだ香りと果実酒とシャンプーの甘い香りがバンドラの鼻を軽く突き刺した。
勿論、乳房はただの贅肉ではない。
その下にはしっかりと割れ目のある腹部。鍛え抜かれた裸体は美術品かのようだった。
バンドラはふっと微笑むと優しくハンコックの乳房に触れる。自身の手よりも一回りくらいは大きいだろう。
「ん…くっ…んふっ…。」
口元を手で押さえて声を出さないようにするハンコック。下からたくしあげるように触れるとしっかりとした重量感がある。谷間は汗のせいか、月光に光り輝いていた。
「…声出しても良いだぜ?」
「わ、妾がかっ!?…そんな下品な真似…できるわけが…。」
「あっそ。」
押し殺しているかのように見えたハンコックへ、バンドラは優しさからそう言うものの、毅然とした態度でハンコックはそう言い放った。バンドラの中の嗜虐心が疼いたのだろう。すでにぷっくりと勃っている乳頭を口に含んだ。
「ひゃっ…やっ…やめっ…。」
「…れろっ…」
舌の上で転がすとハンコックの身体が小刻みに震えた。いつもの海賊女帝には似つかわしくない、怖がりようは過去のトラウマの払拭か、或いはいきなりされたことへの拒絶かわからない。目に涙を浮かべ怖がるその様はただの少女だった。
「ふっ…あっ…んあっ…やめっ…。」
軽く乳頭に歯を立てる。
勿論、母乳が出る…なんてことはないが、なんとなく甘い感じがした。乳房から口元を離すバンドラ。目に涙を浮かべて、バンドラを睨むハンコックにふっと微笑み、その頭を優しく撫でる。ハンコックも怖かったのだろう、バンドラの硬い胸板に頭を寄せた。
少しだけ、股の部分に不快感を感じるハンコック。
…例え、こんな立場になっても自身が下位になるのは性格的にも許せないハンコックはバンドラの股間部に目をやる。ふと、そこにはハンコックの声に、匂いに反応したのだろう、甚平の布をあげる巨棒の姿があった。
「…妾のみ醜態を晒すことは許さぬ。」
そう言うとハンコックはバンドラの股間部を弄る。…むんわりとする汗ばんだ香りと共にぼろんと飛び出す肉棒は血管の浮き出たもので、ハンコックの顔よりも縦にデカかった。
「くっ…こんなもの…妾の…ナカに…。」
しかし、したり顔しているバンドラが気に食わない。
ハンコックはぺろりと舌なめずりをするとその肉棒の先を口に入れた。蛇姫の由来に意味があるのだろうか、細く長い蛇のような舌がバンドラの肉棒に絡まる。
「んちゅっ…れろっ…
知ってか知らずか、敏感な肉棒に熱の帯びた息がかかる。ハンコックの黒髪が汚れぬよう、ハンコックは耳にかけ、上目遣いでバンドラを見る。不慣れながらに、ふっくらとした彼女の口の中へとずぶずぶと入っていく。
…ハンコックのようなプライドの高い女が。
まるでひょっとこのように口元を窄ませて吸い込んでいく。
舐められていくうちに大きな男根は更に膨らむ。
バンドラはハンコックの頭を優しくガシッと掴む。
「んぐっ…!?」
「出るっ…!!」
小さな口の中に濃厚な白濁液が噴射される。
満たされた生暖かくぷりぷりとした歯応えのある感覚。雄々しい匂いがハンコックの鼻を貫く。
「けほっ…こほっ…出しすぎ…じゃっ…!!ばかっ!!」
口から漏れた白濁液が谷間に漏れ、光り輝く。嫌そうな顔でバンドラを見るハンコック。その顔を机の上に置いてあったタオルでバンドラが拭き取った。
「…もう付いとらんじゃろうな?」
「大丈夫。綺麗だよ。」
「…そうか。」
ハンコックはそう言うとギュッとバンドラを抱きしめる。どうしたのかとその顔を見れば、少し青ざめているようにも見える。
「…無理ならこれで終わっても…。」
「…妾に二言はない。」
そう言うとハンコックは腰を浮かす。
出したばかりと言うのにまだ聳り立つ肉棒をゆっくりと自身の大事な割れ目に当てがう。
「…妾は下賎な天竜人の孕み袋になっていた。破瓜の痛みも幼い頃に知ったっきり、覚えておらぬ。許してくれ。妾は初めてを…お前に捧げることが出来なかった。」
「…馬鹿。良いじゃねえか。…んな辛えことは今考えんな。心機一転。今日が初めてで良いんだよ。」
そう言って歯を見せてにかっと笑うバンドラ。ハンコックは言いようのない高揚感を覚えると、そのまま腰を下に下ろした。
「んはんっ!!うっ…あぁっ…!?」
蠢く膣壁が男根から子種を搾り取ろうと蠢く。ハンコックはバンドラの身体をギュッと抱きしめる。
「んおっ…おぉ…くっ…あぁ…。う…動くぞ…うっ…!!」
そう言いながら、腰を上に浮かしそのまま下へと戻す。上下に腰を動かすに連れてバンドラの目の前で大きな乳房が上下にぶるんぶるんと跳ねていた。
「あぁっ…!!わりゃわぁ〜…!!へんに…へんになりゅうっ…!!んんっ…!!あんっ…!!」
嬌声は次第に大きくなり、腰の動きも激しくなる。バンドラは跳ねるハンコックの首元に小さく歯を突き立てた。
「くおっ…きしゃみゃぁ〜っ…!!ひゃっ…勝手にゃあことをぉ〜…!!んうんっ…!!」
「ほらっ…!!出るぞ…ッ!!」
「んおっ…!?よい、よいぞっ…!!出せ…!!妾の…ナカをぉっ…!!お前の…で…みたせぇぇっ…!!んぁぁああぁぁっ!?」
脳天まで貫くような感覚。
タプタプになった下腹部からとろりと白濁液が垂れる。
「はぁ…はぁ…違う…っ…。あの時のような…嫌な感じとは…違う…。これは…んっ…好きぃ…。」
とろけた表情でそう言うハンコック。そのまま雛鳥のようにバンドラの唇を啄む。長い舌がバンドラの舌と絡まり、透明な橋を作った。
「…もっとする?」
「んえっ…あうっ…。」
バンドラが優しい声色で聞くと、ハンコックは小さくこくっと頷いた。繋がった肉棒と蜜壺を一度剥がす。次はハンコックがベッドに寝転がる。
「…これ、これが…いい。」
「…わかったよ。」
しおらしくそう言うハンコックにバンドラはふっと微笑んだ。