※この作品はR-18です。

ToLOVEるに混ざった異物   作:糖分ピーチ

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第1話 モモと触れ合いたい!

 

 「リトー!寝る前にお風呂入っちゃってー!」

 

 あぁ…今日はお風呂に入らずやり過ごそうと思ったのに…。恐らくこの後風呂に入ってすぐモモがハーレム計画について話に来るのだろう。この結城リトの体に入ってしまった以上ToLOVEる特有の『とらぶる』からは逃れられない。結城リトのような健全な反応も出来ないだろう。もちろん俺もファンである前に健全な男子。ToLOVEるでかわいい女子達と触れ合いたいという気持ちもある。そのためにこの世界に来たんだ。少しばかりハメを外したって結城リトのことだ、怒りはしないだろう。もう少女漫画のドロドロとした三角関係はうんざりだ。楽しもうじゃないか。2度目の人生。

 

 

 「はぁ…これからどうすっかな…ララの言うように両方ともくっついて幸せになるのは虫が良すぎるもんな…」

 

 

 原作通りのセリフを言いモモをおびき寄せる。というかこの後俺はどうすればいいんだ?モモと触れ合いたいって言っても俺はモモと18禁の関係はしたくない。それは他のToLOVEるのキャラとも一緒だ。俺の好きになったToLOVEるはそういうのじゃない。俺はただ幸せに生きたいだけなんだ。

 

 「わたしはそうは思いませんよ?」

 

 モモがずんずんと俺の入ってる湯船に入ってくる。モモとの距離が限りなく近づいてくる。まずい、恐ろしい程に美しい。学校に転校するなりファンクラブができるほどの魅力を持つ女性がすぐ触れられる近くに来ている。

 

 「ねぇ…リトさん。きっとリトさんはご存知ないですよね?リトさんに思いを寄せる女性が実はけっこう周りにいる…ってこと」

 

 モモがすらすらと長いセリフを言い続けている。これは本当にまずいかもしれない。俺の本能が目の前にある獲物を襲えと命令を出してくる。そんなことは望んでいないと理性で踏みとどまってはいるがもう限界だ。早くこの場所から去らなければ。

 

 「創りましょう…!リトさんの楽園を!」

 

 「モ、モモ!もう俺出るよ!」

 

 自分の下腹部を見られないように左に身をひねって早々と浴槽を脱出しバスタオルだけを持って自分の部屋へと向かう。

 

 「ちょっちょっとリトさん!?ハーレム計画はどうするんですか!?」

 

 後ろからなにか聞こえるが無視して部屋の中へと入る。どうやら俺の思ってるよりダークネスは刺激が強かったみたいだ。バスタオルでささっと体についてある水滴を拭き取りベッドにくるまる。今日の俺は情けなかった。 次こそはモモといちゃつきたいのだ。チャンスはすぐに来る。今日はモモが夜這いに来るはず。それまで俺は眠ってはいけないのが辛いが、モモとふれあえるのならば我慢しよう。

 

 

 

 

 

 

 しばらくしてようやくモモがやってきた。そろそろ眠くなってきたからちょうどいい。ガサゴソと布団の中に入ろうとする音が聞こえる。

 

 「あら♪リトさんったら裸のままお休みになるなんて…私もご一緒させていただきますっ♡」

 

 布擦れの音がさわさわと聞こえるこれはモモも服を脱ぐつもりか?男としては嬉しいが俺は耐えられるだろうか。心配でならない。

モモが布団の中に入ってくる。モモの吐く息が聞こえる。モモがすぐ隣に寝転ぶが手を肩に置くだけでそれ以上の密着はしないようだ。これからは男である俺の番だ。

 

 俺の右に寝転ぶモモを少し持ち上げるように抱き寄せ両腕を背中に回し、太ももに到達するほど深く足を絡ませる。

 

 「ちょっ、ちょっとリトさん…」

 

 モモの体をさらに抱き寄せお互いの距離をさらに詰める。モモの形のいい胸がピトッと当たり、形が崩れるのがわかる。モモの柔らかい太ももと足を蛇のように絡み合わ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モモの髪先が軽く俺の頬を撫でる。無香のように感じる中に微かな柑橘系の匂いがする。いい女の子の匂い。モモは姉妹の中でも特に見た目に気を使っている子だ。こういう所までモモのこだわりが詰まっているのだろう。モモの熱い息を鼻先に感じることが出来る。そっと右手をモモの頭に乗せ俺の硬い胸板に押し付ける。奏すると、モモの方からも俺の背中へと手を回してきた。もう俺とモモの間には何も入るような隙間は無く、誰にも邪魔されない2人だけの空間がそこにはあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ガチャ

 

 「ちょっとリトー!もうご飯できるよ!早く起きなよー!もう、世話が焼けるんだから…」

 

 いつまでたっても起きてこない兄を起こそうと美柑がお玉を片手に部屋へと入ってくる。そこにで目に入ってきたのは桃色の頭髪。

 

 「はぁ…もうまたモモさんはリトの布団に忍び込んで…もうリトさっさと起きて!早く戻らないといけないんだから!って…えっ……。」

 

 布団をめくると衝撃の光景が美柑の思考を著しく低下させる。兄と兄の婚約者の妹であるモモが朝一緒に寝ていることは今までもあった。しかし今日はそれとは少し、いや大きく違う。どちらと何も布を身につけず密着し、言葉通り一糸まとわぬ全裸だったのだ。ずっとモモによるイタズラとして見ていた美柑の認識をそれは180度変えるのに十分なものだった。

 

 「ん?どうしたんだ?美柑?あ!またケダモノが姉様やらに何かしてるのか!?」

 

 ドタドタと部屋の中へとやってきたナナ。しかし直ぐにその勢いは消え失せ、ナナを激しく混乱させた。その光景は性行為など性知識に疎いナナから見ても、強く激しい焦りや困惑を覚えるほどのものだった。2人がまた動き出すまでにはそう時間はかからなかった。





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