冬の深夜。
路上は乾いた冷たい風が吹き、背後の工事作業の熱気と裏腹に車両を誘導する頬はまるで針を刺されたかのように痛む。
「はぁ……」
路上を照らすバルーンライトを背に受けながら一台、また一台と車両が近づく度、握りしめた誘導灯を大きく振りながら嘆息した。
ヘルメットの下で赤い瞳を曇らせる、白髪の男。
この
発電機の熱気と油の匂い、硬い土を掘る硬く高い音、仕事仲間たちは言葉少なに黙々と作業を進めている。
仲間たちの誰にも打ち明けては居ないが──彼は現代の世に紛れた不老の人外、「吸血鬼」であった。
人間と違う時間を生きるが故に、定まった居場所も仲間を作らず、独り永遠の時を生きる。その精神が退屈という病に侵された時、偶然出会ったのが人間の作った盤上の合戦「将棋」であった。
将棋の見た目は簡素でありながら産まれる戦略の数、複雑さ、奥深さと、それを通して他者に触れることが、己が人の世で生きる苦しみを和らげる唯一の薬となって三百年──。
そんな吸血鬼を悩ますのは、端的に言えば金の問題であった。
不老の正体を隠して生きていくには稼ぐ手段も限られ、しかしそれで十分だった生活の前に降って湧いた四千万という額。
正直な話、四千万が必要なのは自身ではなく、ここ十年ほど通った将棋教室の
けれど少しでもあの教室を残せる可能性を高めたいと──…。
「バイト…増やすか……」
休憩時間にそう漏らすと、コンビニの弁当をもった監督が隣へとやってきた。
「おい、飯それだけか? 体持たねえだろ」
「いや、来る前にちゃんと食ってきたんで大丈夫──」
「いいからよ、ほら。飲め」
と、話を遮り温かい味噌汁を差し出され、白い紙コップを受け取った。
「最近気が抜けてんじゃねえか? なんかあったか」
受け取った味噌汁を啜る彼に、油と土、汗のにおいを纏った中年の男が尋ねる。
見た目なら五十代といったところか。腰を下ろせば太い足の上に重たげな腹が乗っている固太りした髭面の上司であった。
「あー……ちょっと、バイトでも増やそうかと思って……」
「金に困ってんのか? あんまり無茶すんなよ月山。お前確か一人暮らしだろ。体壊しちゃ元も子もねえぞ」
上司の言葉に、神妙な面持ちで頷いた。
「気ィつけます」
「……まあ…そんなに金が必要なら──」
手元の味噌汁の温度で指先を温めながら、ズズ…と音を立てて啜る。
「ちょっと残業させてやるから、今日終わった後残ってろ」
そう言われて、目を瞬かせ顔をあげた。
「特別手当もつけてやる」
その時は気が付かなかった。
監督が時折己の草臥れた作業着姿を舐め回すように見ていること。
今しがた味噌汁を口にしている間も、そのねばっこい視線が己の尻や腰に張り付いていたことを。
◆◆◆◆◆◆
深夜の仕事を終え、作業着のまま仲間を見送り荷物を抱え、最後に残った監督の元へと向かう。すると煙草を吸いながら既に白い軽トラの運転席に乗り込んで待っている男の姿が見えた。
乗れ、と顎で指示されてドアを開け助手席へと乗り込む。
バタン、とドアを締めて黒いシートベルトを引き出しながら尋ねてみた。
「別の現場か?」
「ああ、似たようなもんだ」
「世話になります」
日中の仕事は体には辛いが少しでも足しになるならなどと考えながら、日が昇った道路沿いの風景を眺め揺られていた。
暫く走り、風景が市街地から遠ざかる。資材置き場のある事務所の前に車が止まり、彼が上司から渡されたのは事務所の鍵だった。
「先にぃ、中入ってエアコン入れといてくれや。」
「ハイ」
そうして車を降り、事務所の鍵を開け空調のスイッチを入れる。
窓に降りたブラインドを上げようとした所で後から入ってき上司が再び声をかけると共に出入り口の鍵が閉められた。
「窓はそのままでいいぞ」
男の声がいつも耳にするのとは違った色を孕んでいる。大股で近づくと目の前で汚れた作業着を脱ぎ始めた。
てっきり作業着を着替えるのかと視線を向けると、上司はそのままインナーも脱いで床へと放り捨てた。
「なっ…んぐっ」
皮の硬い分厚い手に顔を掴まれ、言葉を遮られて戸惑いと共に目を見開く。
裸でニタニタと笑う上司の姿が映った。
「まあ開けておいた所で誰にも見られやしねえだろうが、念のため、な。」
「てめぇ──何言ってんだ」
「残業させてやるって言っただろう。まだわかんねえのか? まったく──」
次の瞬間、頭が揺さぶられるような衝撃に襲われ床に倒れ込んだ。
その隙を逃さない男に膝で胸を押さえつけられ、顔を顰めながら顔を見上げると再び固い拳で顔を殴られ、頭を床にぶつけた。
「ッ──は…」
「お前みたいな学もツテもない底辺のクズに金払ってやるだけありがたいと思えよ月山あ…」
三度顎を殴られ、意識はそこで途絶えた。
◆◆◆◆◆◆
「ふ──ひぐッ!」
ぶつっ、と何かが切れる感触と鋭い痛みに意識が戻り声を上げようとし、しかし噛まされた猿轡に悲鳴を阻まれた。
「あん? やっと意識戻ったかお前。お前のケツじゃ俺のチンポはデカすぎて切れちまったか? あー…締まるわー……まだ頭しか入ってねえぞほらしっかりしろや」
「うあ──あ゙っ」
再び鋭い痛みとともに強烈な違和感に襲われる。
喉を反らし逃げようと藻掻いたが、手足は何かに貼り付けられ自由にならなかった。
熱い何かが自分の閉じていた肉壺をこじ開け、裂けた傷口を更に広げて腹を圧迫する。
殴られた顔も、床に強かに打った後頭部も鈍く痛み、一体何の悪夢かと願わずにはいられなかった。
ぐち、ぐぷ♡ ──ずにゅ…。
「っあー……前からなぁ…目ぇつけてたんだよお前には……」
覆いかぶさる中年男の汗と油の混じった体臭が近付き、興奮を抑えきれない犬のような荒い呼吸が部屋に響く。
「あ゙? ッひ──がぁ…!」
上司の言葉の意味を問おうとしたが、こわばった腸壁がまた一段と奥まで ずぐり と押し広げられて思わず背を反らし声を上げる。手足首はどうやら粘着テープでばらばらに拘束されているようだった。
男の張り出した雁首が腸壁を拡げ、括約が竿の径に作り変えられる。
根元の手前まで挿し込んだ所で今度は逆にずるぅ…と引き抜きながら、男がまた半笑いして話し出す。
「身寄りもねえんだろ?」
「は、ぉが…──っひぐっ!」
ずどんっと重い衝撃に襲われ、白い筋張った手足が感電したかのように引き攣った。
抜けるギリギリのところから一気に腰を突き入れられた衝撃は腹を丸太で殴られたかのよう。
男の皮の厚い手が汗をにじませながら腰骨の上を掴んで、痙攣する肉壁で肉棒を扱かせるかのように腰を振り始める。
「んっ…ぐ あっ が──!」
ぱんっぱんっぱんっぱんっ!
乾いた肌がぶつかり、深い陰毛が鑢のように肌を削る。
遊びのない手足の拘束のせいで、体を揺らされるたびに関節が痛んだ。
見下ろした獲物が苦痛とともに頬を紅潮させ、自分から顔を背けて目を瞑り陵辱に耐える様子に男は更に怒張を張り詰めさせる。時間を惜しんで獲物の上半身の作業着は着せたままにしたが、それも表情と相まって彼を犯している歓びを男に感じさせた。
血に濡れ、ギチギチと肉管を押し広げる男の肉棒の昂りに対して獲物の股座は痛みに萎え項垂れたまま、体が揺さぶられる度に揺れる。
「ふっ ぅ ──ひっ ぐ」
暗い夜中の仕事の時は目立たなかった赤い虹彩が、ブラインドから差し込む午前の日差しに照らされて輝く。
白い体に引き締まった腰、臍から続く下生えは頭髪と同じ色素の薄いものだった。口に噛ませた猿轡は男が仕事時に使っている汗の染み込んだタオルで、それを喰い締める月山の糸切り歯は常人よりも尖って見える。
唯のくたびれた身寄りのない獲物が、男が昼に、犯しながら見るとまるで違う生き物に見えた。
硬そうな男性の体とは裏腹に彼の肉孔は熱く男根をしゃぶっている。ぎこちない括約の硬さが初物を踏み躙る征服感を増長させ、持て余したねばついた性欲を煮え滾らせた。
「はっ……はぁ……このまんま出すぞ、一発目だ……。」
「ふ──⁉ ゔー‼ ぐう!」
「何言ってんのかわかんねえなぁ月山ァ…!」
「ん゙ぅううう──‼」
硬くざらついた指が腰に深く食い込み、どちゅっ! ごつっ! どちゅん! と狭い肉道を掘削するチンポに、何度も腹奥を殴り付けられた。
陰嚢が迫り上がり、熱い白濁が肉竿の中を噴き上がる感覚を、ギチギチに詰め込まれた肉壁越しに伝えられ首を横に振るがその意志はあえなく素通りされ──。
「ひ ッう うぐうううぅ⁉」
ドクドクドクッと脈打つ雄杭の先端から迸るザーメンを逃げ場無く奥に注ぎ込まれ、引き攣った悲鳴を上げた。
どくっ…びゅるっ♡ ぶびゅううううっ──♡[[newpage]]
腹の奥に流れ込む男の精液の熱さに喉を震わせ、白い爪先まで強張り指を丸め、それがかえって肉壺にきゅうっと力が入りチンポの形を腸壁で覚えることになる。覆いかぶさりじっとりと汗をかいた中年男は、歓びを覚えながら中に出したザーメンを塗り込むように硬さを保った亀頭で肉襞をぬちぬち捏ね上げてくる。
「ん゙ッ……──ふ…ゔ…どいへ、ふぇ」
退いてくれ、と絞り出した懇願は聞き入れられること無く、代わりに唾液と男の汗が染み込んだ猿轡のタオルだけが解かれた。
「げほっ! ──てめぇ…もう、いいだろ……出したんだか──ら…ぁ? ッ!」
ひ、と裏返った声が自分の喉から出て驚くと共に頚椎から燃えるような羞恥心が湧き上がるが、唇を噛んで上から顔を背ける事しかできなかった。
ケツマンコは未だチンポを咥え込み、繰り返される
ぐちっ♡ ぬちっ♡ にゅぷっ♡ ぐぷ♡
「は…お前一発出したら終わりだと思ってんのか」
男が煙草臭い息を吐いて腰から手を離すが、ぬるついた尻穴の中にいまだガチガチに滾ったチンポが半分ほど埋まったまま。
「今日は…っふー……お前のケツがマンコになるまでぶっ通しだ。へへっ…おうっ…ふ──…」
熱く腫れぼったい肉筒に急に搾られて男が声を漏らし、腰をぶるりと震わせる。
ざらついた手のひらが涙に濡れた火照る頬を撫で、両足首をガチガチにはりつけていた粘着テープを剥がし両肩に抱えあげた。体は必然、丸まり尻穴は上に向く。
「う──ぐ…ふ ん…ッ」
「ほら見えんだろぉ? お前のケツがチンポでこんなに広がっちまってよお……」
今度はむやみに奥を開くのではなく、肉筒の感触を探るように浅い所でチンポがぬち…♡ ぬち♡ と出入りする。
雁首に掻き出され逆流したザーメンが充血した粘膜の縁からゆっくりと溢れ出し、尻の谷間や陰嚢の裏をたれていった。
「ぁ は 止め──ッ あ゙ は ッ!」
抱え上げられた足をビクつかせ目を見開く。にたにたと笑う男へ再度首を振り髪を乱すしかできなかった。
「ここは初めてかお前? はは、やっと勃って来たじゃねえか。インポなんじゃねえかって心配しちまったよ」
ぐりん♡ と熱い亀頭で腸壁越しに性器の裏側の膨らみが押しつぶされると、また手足がびくびくと跳ね徐々にチンポが上を向く。
奥歯を喰いしめながら吐く息が手負いの獣のようにふーっ…ふーっ…と響くが、男を弱く睨んでいる間も肉壺の中の雄棒はゆっくりと前後にうごいたり前立腺を潰したりを繰り返して粘膜に、神経にアナルセックスの快楽をおぼえさせようとする。
「ちっ…仕方ねえなぁ」
しかし中々思い通りにならない彼に痺れを切らしたのか、先程頬を撫でた手が半勃起したペニスに手を伸ばし握り込み始めた。
「馬鹿やろ…ッ! 触んなぁ…」
「さっきから口ばっかじゃねえか」
ぐふっと笑いながら皮を引き下ろし、赤い亀頭を露出させて竿を扱きはじめる。
「蹴るなり殴るなりするだろ本当に嫌ならよぉ」
「うるっ…せ…ぁ──はっ…く♡ …ぅ、あ」
抵抗しないのには月山なりの理由があった。
本気で抵抗すれば確かに男を突き飛ばし逃げ出すことも、なんなら殺してしまうことだって出来るだろう。
しかし短い人間の生を己の手で摘み取ることはしたくない。こんな最悪の時間だって今までの、これからの果てしない己の人生からしたら騒ぎになって目立つよりは男が飽きるまで一瞬を待つ方がずっと楽だと思っていた。
「んっ…ふ♡ ぅ♡ ──ッ♡」
頬の赤みが最初と違う気配を滲ませながら相変わらず顔の向きだけは頑なに横を向いて、唇の隙間から漏らすようにあげる声が熱を孕む。
自分の性器が男からの手コキに反応する度にチンポを押し込まれたままのアナルがまるで咥えしゃぶるようにヒクついてしまう。
頬は赤く染まり、肌が汗ばんで艶めき、目元は涙でうるんでいた。
「いい顔になってきたじゃねえか。ほら、外してやるから四つん這いになれよ月山」
「あ…? ぁ、──んぃ…はッ ひぁ♡」
雁首に肉孔の縁粘膜をめくられながらぬぽん♡ とチンポを引き抜かれ、甘い痺れが背筋を駆け抜けた。
自分の腹の上に精液を零しながら彼は絶頂に太腿をビクビク跳ねさせ、男の前で床の上にぐったりと脱力する。
その手首に絡みつけた粘着テープを外すと、荒い呼吸を繰り返す時間も与えられず頬をぺちぺちと叩かれた。
「ほら、四つん這いだよ。いつもみてぇに返事しろ。ハイだよハイ」
中々動かない自分に焦れたのだろう、腕を掴み、体を転がし、膝をつかせて尻を上げさせると男は差し出すように掲げられた半開きのケツマンコに再び自分の勃起チンポの竿を擦り付け始める。
「う…やめ──嫌……ぁ…あ」
尻の谷間にチンポの生暖かいドクドクという脈動を感じながら額を床に擦り付けて呻くしか出来ない。
男は手を振り上げ、バシンッ! とおもいきり白い尻たぶを叩いた。
「いぎっ──!」
「ああ? 何が嫌だって? 聞こえねえよ」
熱を持ってぽってりと腫れ、赤く、濡れたアナルにいよいよ亀頭を当てながら男が煽る。
「──んぽ…」
「はっきり言えたら止めてやろうか? 何を止めてほしいって?」
「……ッ──…ぁ…ち……ちん…ぽ…」
ぬぷ…と亀頭の先端を、捲り上がった尻穴の粘膜に押し当てて、男はそこで腰を止める。
「チンポをどうするって?」
四つん這いになり、上の着衣がずり上がり背中の半分ほどが露出する。
背骨の稜線が浮かび、尻の谷間に続き、拓かれた尻肉の間に醜悪な中年チンポがぬらぬらと再び彼のケツマンコを犯そうと待ち構えている。逃すまいとするかのように男に髪をぐしゃりと握り込まれ、顔を上げさせられた。
「ぅあ……は……ちんぽ…ケツに入れるのを…やめ──ぇ、ああ゙」
ずぷっ、どちゅっ!ごちゅっ♡ ぶちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅッ♡ ぎゅぷっ♡ ばちゅんっ♡
「ひ──ぐっ♡ あ゙ッ〜〜♡」
懇願の言葉を遮るように、腰を叩きつけて男が再び肉壺を犯し、掘り進める。
何度も尻と腰がぶつかり合い、ぱんぱんとリズミカルに音を立て、種付け済みの肉襞はザーメンで泡立って咥えこんだチンポを搾り上げる。
「止めるわけねえだろうが。あ〜いい具合にチンポしゃぶってんじゃねえか。また金玉上がってきたわ。出来立てザーメン恵んでやるからよぉ、全部ケツマンコで飲めよぉ……‼」
うしろから揺さぶられ、腹の奥をどちゅどちゅ突き上げられているのに体の奥がじくじくと熱く疼く。眉根を寄せてその快楽に抗おうとしながらも、体は裏腹に性器を勃たせ、尻穴でチンポに吸い付いて絡みついてしまっている。
「やめっ ──ぅ あ♡ はっ♡ ぁ、あ♡ イ──ひぅ ぅあ♡ ああぁ♡♡♡」
どぷっ♡ びゅるっ♡ びゅるるるる──♡ びゅぐっ♡ びゅうううっ♡ びゅっ♡ びゅるるるっ♡
夥しい量のザーメンが男の尿道から噴き出して、ケツマンコをザーメンタンクにする。
肉壁の襞という襞を白濁に塗りつぶされて、腹が重たく膨らませられるままに、はたと涙をこぼした。
◆◆◆◆◆◆
ぬぽ…♡と音を立てて漸くケツマンコがチンポから開放される。真っ赤に充血した肉襞が室内の空気に触れてひくりと蠕いた。
「どっこいしょお…あー出した出した」
男は壁に預けて腰を下ろし煙草を取り出して火をつける。
「おい、掃除しろ月山」
名を呼ばれてビクリと身体を震わせ、疲れ切った顔で男の方を見上げた。肘をついてのろのろと起き上がろうとするとまた髪を鷲掴みにされ、男の股間への顔を引き寄せられる。
「ボサッとしてんじゃねえぞ。口開けろ」
「うぁ…んぐっ!」
喘ぎ声枯らして涎を垂らす口に、生臭く塩気と苦味のあるチンポが押し込まれる。吐き出そうとするも片手で頭を抑え込まれ、逃げることは許されなかった。
男の腹の下に顔を埋め、時折上顎から喉へと亀頭で擦り上げられる。舌をうねらせ纏わりつかせ、溢れた唾液で染み付いた精液と血を洗い啜る。
眉を潜め、拷問にも等しいイラマチオに足を震わせる。太腿に力が入った拍子に ぶびゅっ♡ と濁音と共にアナルからザーメンが噴き出し、捲れ上がった赤い肉壁がひくひくと蠕いてしまった。
「ぅ──ん、ぐ…」
「おー…良いじゃねえか月山ァ…肉便器の方が向いてんなぁお前はよぉ」
男が煙草を近くの机上にあった灰皿でもみ消すと両手でまた頭をがっしりと掴む。
「⁉」
「あー……出るわ」
ごりゅ♡ と喉管までオナホのように使いながら、自分の下腹に散々犯され乱れた月山の頭を押し付けて射精した。
◆◆◆◆◆◆
「ほらよ。金だ。また頼むわ。」
眼の前にくしゃくしゃになった紙幣が数枚置かれ、うつ伏せで倒れたただそれを見ていることしか出来ない。
「今夜の仕事遅れるんじゃねえぞ」
「……ハイ…スンマセン……」
ようやく絞り出した言葉はそれだけ。
男は着替えて、外へと出ていった。程なくして軽トラのエンジン音が響き、遠ざかっていく。
捨て置かれた紙幣へ手を伸ばし握りしめ、何故涙が溢れ出すのかわからずに暫く呆然とするだけだった。