※この作品はR-18です。

無冠の王は盤外戦に堕つ   作:えねこん

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月山(元四郎)が元カレ面した鈴木(隆ノ介)に押し込みレイプされる話

 

 「んぅ…く――ふ♡ は……」

 

 熱い塊が身体を割り、括約の輪を潜り抜ける。かと思うと張り出した雁首を引っ掛けて弄ぶようにぬち…♡と戻り、しりたぶが震えて閉じようとするのを嘲笑うようにまた先端から雁首の段差まで押し込まれた。

 ゾクゾクと背筋を這い登る快楽から力が入れられず、内から生じる声を喉で呑み込もうと試みて眉を悔し気に寄せながら同胞を睨む。

 

「元四郎(げんしろう)お前、話にならんな。昼間だというのを差し引いても弱すぎる。ああ…ケツマンコの方はいい具合に力が入っているようだが」

「う――るせぇ…お前に関係な ッひぐっ!」

 

ど――ぢゅっ!

 

 太いペニスに肉壺を一気に押し開かれ、半端に脱がされたスウェットを絡ませた足が跳ねた。

 男の腰が開かれた尻に密着して、骨盤の固さを教えるように擦り付けてくる。雄杭が体内で更に膨らみ、まるで奥まで探られているよう。

 

「関係有るさ。せっかく百五十年ぶりに再会したのにお前、このあいだはあんなにさっさと帰ったんだから」

 

 元四郎と呼ばれた月山 (つきやま)元 (はじめ)の両手は、鈴木の片手に纏めて捕らわれ、握りしめるように拘束され身体は床に縫い付けられていた。

 自分の住処の板張りの廊下の冷たさが染み込むというのに、尻穴を犯されて昂ぶる自分の体温が歯がゆい。

 腹の奥ではまるでアナルで長大な雄の証を模らせようとするかのように、太く、雁首の張り出した重く長いペニスが居座って動かない。それを自分の意思とは関係なく受け入れた上に肉壁は容易く蠕いて肉竿に媚び始めてしまう。

 手も足も力が入らないのに男と繋がったそこだけがよく動く。

 

「将棋だけじゃなく、ケツにちんぽを咥え込むのも続けていたんだな。本当に……嬉しいよ元四郎」

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 その日、疲れた身体を休めようと部屋着で主食の配達を待っていた月山は、インターホンが鳴らされて何の疑いもなくドアを開けて、直ぐ様しかめっ面を浮かべた。

 

「やぁ、元四郎」

「………………――隆ノ介……」

 

 木造アパート二階の自室前に、メガネにスーツ姿の旧知の男が立っていた。没個性的な、理知的な雰囲気を醸し出すごくありふれた成人男性。

 彼は竜王戦に初めて参加し、体力が尽きて意識を失ったあの日再会した吸血鬼同士である。

 鈴木聡――いや、隆ノ介と呼んだほうが馴染む、百五十年ぶりの既知、以上の男。

 月山はため息とともにドアを閉めようとしたが、男に足を突っ込まれ無理矢理玄関へと押し入られる。

 ドアノブを掴んでいた手を掴まれ、そのまま男に床へと押し倒された。ドスッと大きな音が安普請に響くが今は昼間、他の部屋の住人はみな外に出ている。

 抵抗しようと藻掻いた手がスーツの男のメガネを弾いて廊下の上を滑らせた。

 

「つか何で俺の家知ってんだよ!ストーカーか気持ち悪い!?」

「俺の職を聞いただろうが、お前。仕事で慣れてるからなこういうのは。ああ、この服は良い、直ぐに脱がせるじゃないか」

 

 両手を纏めて頭上で拘束され、睨みつけるもやたら手際よく下の着衣が引き下げられ、足を開かせられる。足の間に体を割り込まれ、閉じる事も出来ずにいる自分のちんぽの裏に、違いを見せつけるかのように彼が雄チンポを重ね擦り付けてきた。

 

「このッ強姦野郎……!」

「ああ、その強姦野郎に無理矢理ケツを犯されて、吸血鬼同士でしか味わえない快楽で何度もどろどろになるお前は可愛かったよ元四郎」

 

 纏わりつくような声とともに、濡れた舌で耳をちゅぽ、ぬろぬろ…と犯されて震えとともに身体の力が抜けてしまう。

 首筋を舐められ、血管の上を甘噛みされた途端に自分の鼓動が早まるのを感じ、股座の性器も期待するように立ち上がっていく。

 

「ふはっ……まだ上はお預けにしておこう」

 

その言葉とともに太い亀頭が自身の裏筋をなぞり、双曩の合わせ目をぐりぐり押し上げながら更に下に進んでいく。

 

「止めっ……どけ隆ノす…――ッ!!」

 

 抗議の声を遮るように、にゅぶ…♡と亀頭が密かにひくついていた後孔を押し開いたのだ。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 そうして、玄関先で先日再会した男に犯されて月山は喉を反らしながら男の言葉に反論した。

 

 「好きで……ヤッてるんじゃ――ッ…ねぇ、よッ あ、 ひ ぅ♡」

「アナルセックス自体は認めるのか」

 

低く落とした声が耳元で囁かれて、首筋が焼けるように熱くなった。

 

「ああ、今ケツが締まったぞ。…お前、本当に可愛いな」

 

 男が笑いながら腹の中で肉棒が奥へと進ませ、また引き戻す。

 尻から太腿がぷるぷるとひとりでに震えてしまう。そのうえ肉筒がきゅうと窄まって、記憶の中の男の肉竿を身体が思い出して腹の奥がジンと熱く疼く。

 

「あ――ぃ…んひ♡ 嫌だ… やめ♡」

「る、訳がないだろう」

 

 馬鹿か、と大真面目に貶すセリフとともに男の亀頭が性器裏の性感帯を押し上げた。

 触れられても居ないペニスが反り返って、鈴口から透明な先走りが滲み出始める。ひろがる快感に身体が痙攣して、爪先までぴんと力が入ってしまう。

 

「はっ…う あっ♡ りゅう…のっ…すけ――やめ… ン♡ くひ――ぃっ♡」

 

 身体の力の入れ方が分からなくなって、男を睨み付けてやりたいのに今の自分にはその表情の作り方すら思い出せない。

 

「お前、ここと奥どっちが好きだったっけ」

 

 ここ、と性腺を潰した後に――

 

「 ぅあ゙ッ♡ あ――!!」

 

尻に骨盤を叩きつけるように腰をふった男に肉壺の奥、窄まりを殴られて涙が溢れ出した。

 

「はは、泣くほど良いか。まあどっちも触ってやるしお前は俺のチンポをそのままケツでしゃぶっていればいい」

 

 ぱんっぱんっぱんっぱんっと肌がぶつかる音が響き、床と背中、後頭部が擦れて痛い。左右に開いた股の間では完全に勃起した自身が揺れながらたらたらと涎のように先走りを腹の上にまで垂らしている。

 

「りゅっ……のすけ♡ぁっ、あ゙っ♡あ」

「はぁ…百五十年ぶりの恋人の精液だぞ元四郎――ッ…あ………」

 

 纏めてにぎり捕らわれた手首が、更に強く掴まれてギシギシと痛む中、肉壺の中でさらにチンポが膨らみ、結腸口にぴたりと亀頭を押し当てられて。

 

「あぁあ♡ い――ひぅ♡ ぅ、あ――ッ♡♡♡」

 

ぶびゅるるっ♡びゅくっ♡びゅるるるるっ♡と注がれる熱く重い精液が自分の肉襞を汚すのを感じながら、共に白濁をほとばしらせた。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 ずる…とまだひくつく肉壁を引き摺ってペニスが出ていく。括約に雁首が引っかかりちゅぱっと音を立てたのを聞かされた上に、まだ勃起したままの男の先端と自分の尻穴が体液の糸で繋がってるのを見せつけられた。

 

「ぅ……あ……」

「おい元四郎、俺たちのまぐわいが一回で終わったことなんてなかったろ?」

 

 嬉しそうに笑う口元に牙の尖りがみえて、ぞくっとまた身体が遠い記憶を思い出してしまった。ひくつき閉じようとする肉孔に、硬い指が入り込んでくる。

 

「お前のような吸血鬼が人間とのセックスで満足出来るわけがないからな。ケツマンコが吸い付いてくるぞ。次は立ってケツを向けるんだ」

「後で…絶対……殴る…」

 

 こうなると抵抗しても辱められる時間が伸びるだけだと知っていた。急かすように尻から指が抜かれ代わりに髪が引っ張られた時点で大人しく従って壁に手をついて立ち上がった。

 

「う…あっ♡クソッ……」

 

 尻を向ける前に、腹から溢れ出したザーメンがぶじゅっと音を立てて太腿に垂れ、白い内股を伝い落ちていく。中に種付けされた後の、自分が男のものだと思わせられる感覚に悪寒に似た痺れを味わわされながら、壁に手を付き、頭を擦り付けながら膝を震わせ立ち上がる。

 見ると手首には男の手の跡が痣になり残っていた。どおりで痛いわけだ。

 見慣れた自宅玄関の壁に額を押し当て、一歩後ろに下がり尻を突き出して腰をそらす。

 自分の足の間のものが半勃起しているのが見えて悔しいやら恥ずかしいやらで胸が締め付けられるよう。それを察してか、男の手が臍の下に当てられて身体が硬直した。

 

「そう言って本当に殴ったことあったか?」

 

 掌が上がってくる。腹を撫でて、肋を確かめてそして――…。

 

「んっ…ク――」

 

スウェットの上をたくし上げられ、男の指先に念入りに乳輪の周りをなぞられながら、ぬちゅ…と濡れた感触が尻の谷間に触れたのを感じる。

 濡れたチンポがにおいを擦り付けるように肌の上を行き来し、同時に胸の肉粒が指で軽く潰された瞬間、喉から勝手に声が漏れ出した。

 

「ひっ――♡ぁ…んっ♡ あ♡」

「――なんだ?元四郎…」

 

充血し、中に注ぎ込まれたザーメンで滑りの良くなった肉壷に再びチンポが戻ってくる。

 肉傘でぬぷんと押し広げて、襞をずにゅにゅにゅ…♡と擦って前立腺を狙うかのように浅瀬をぐりんと押しては、腰を引いてしまう。

 それと同時に首筋の髪が除けられ、肌に熱い息が触れるのを感じる。

 

「はぁ…あ♡りゅ……ぅ…♡」

 

 男の唇が探るように首筋を這っては歯列の角で肌をくすぐる。そして一箇所、狙いを定めたのかぐ…と尖ったものが食い込む痛みが、正確にはそれに満たない痒みがじりじりと伝う。

 気がつかないうちに息が上がって、まるで犬のように湿った呼気を零していた。

 

「うん、おぼえてるよな?元四郎」

 

 自分の肉壺の中で、浅瀬でも最奥でもない半端な位置で同胞の雄の熱が動きを止めた。

 まるで耳の傍に心臓があるかのように自分の鼓動が大きく聞こえる。

 爪先の親指から、ぞわぞわと微熱を帯びた快楽が肌の表面を侵して頭まで薬湯に沈められるかのよう。

 そんな自分の状態を、全て把握していると言わんばかりに れろぉ… と首筋をねぶられた。

 

「はっ……はっ――……」

 

 いつの間にか腰と胸を抱き締められ、背中に身体を密着されて逃げられないように両腕の中に囚われている。

 乾いた口を閉じ、唾を飲み込んで。

 

「噛んで――くれよ…なぁ……隆…ノ介ぇ…♡」

 

 ――ぶちっ。

 首筋を咬み穿たれた。

 

「あ……あ…あ、あっ♡」

 

男の牙が皮膚を破り血管を傷つけ、態と創口を拡げ、深め、歪め耕すように喰い込んで喰いしめられる。

 

「はがっ♡あ…あ゙ぇ…ああ――ぁ…♡」

 

 同胞が齎す痛みに、全身が一気に冷たく燃える快楽を感じて、壁に爪を立て引っ掻いてしまう。

 ぢる…ヂュッ――……。

 男が牙を首筋に突き立てたまま、溢れ出す血を啜り上げる音と共に再びチンポを更に一回り大きく肥えさせて、ずずぅ…♡と肉襞を掻き分けながら結腸を押し上げてきた。

 

「ぁ…あ♡ あ゙ はっ♡ ふぁ…♡」

「ふ…ぅ、ンッ」

 

 血を啜りながら犯す快楽を味わっているのであろう、腹の中のチンポがどくどく脈打ち小刻みに揺れて奥を揺さぶってくる。

 

「あっ あっ♡ ぉ――♡ ッ♡♡♡」

 

 ぐぽっ♡と結腸奥に雄の尖端を呑み込んでしまうと同時に目の前が一瞬真っ白に染まる。

 明滅する視界と共に腰をガクガク震わせ、雌吸血鬼の絶頂(メスイキ)に理性がブチンと音を立てて切れた。

 

「イク、ぁ♡ りゅ…のしゅけ♡ ぁあああっ あ♡♡♡」

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 ピンポーン ピンポーン

 

「ッ――!!」

 

絶頂に呆けていた意識が現実に引き戻される。

 そうだ、今日は荷物が届く予定でそれを待っていたがためにこんな奴を家に迎え入れてしまったのだった。

 

「こんにちはー、お荷物のお届けでーす」

「あっ、そこに……置いッ♡ひうっ!!――ッ♡」

 

 ドア越しに受け取りを済ませようとするのを阻むように熱い肉棒が再び腹の中でどちゅんっ♡と動き出し、上擦った声が漏れた。

 

『止め…やっ♡』

『出なくていいのか?荷物が来たんだろ』

 

 耳元でさぞかし愉快そうな笑顔を浮かべる男の様子が手に取るようにわかる。身体を離そうと腰をひねるも力で敵わない相手に両腕で抱き込まれて、結腸奥を再びごりゅごりゅ♡とえぐられる。

 

「月山さーん?チルドのお荷物でーす」

「ッ♡ んっ ぁ♡そ――そこっ ドアの前に ぉ♡ 置いッ――て」

 

 男が再び首の咬創に歯を立てながら肉壁をぐちぐちとこすり、邪魔をしてくる。太ももから膝までガクガク震わせながら精一杯平静を装う。

 冷たい鉄の扉の向こうで配達員が待っている。

 

「あ、あとでっ あっ と 取りに イク――かっ…らッ♡♡♡」

 

 ビクビクと腹の中でチンポが震えるのを粘膜で感じ取り、きゅんきゅん肉管が蠕いてしまう。止めたくてもどうにもならず、勝手に搾り取ろうとしてしまう。

 

「……あー……わかりましたぁ〜。早めに受け取って下さいねぇ」

 

 少し間を置いてがさごそとドアの向こうで物音がしたあと、タッタッタッと足音が遠のき階段を降りていくのが聞こえた。

 

「――ッあ♡ あ♡ ひあっ♡ ああああっ♡♡♡」

「ぶはっ!く…は、ははははっ!最高だよ元四郎」

 

 噴き出し笑う声を聞きながらぐっぽり♡結腸に亀頭を嵌め込んで、男の睾丸から沸き立つ欲望をメスイキする雄膣内で びゅるるるっ♡びゅるっ♡びゅううううううっ♡ と一度目とほとんど変わらない勢いと量のザーメンが注ぎ込まれていく。

 乳首を摘まれ、肉粒を潰し引っ張られながらまるで女を孕ませるかのように奥へ奥へ、子種汁を流し込まれ、がに股になってガクガクと震えて――。

 

「お前の声、絶対聞かれたな?ケツマンコ犯されてよがるお前の声」

 

 ぴちゃ、と音を立てて耳孔を舌で犯される。それが引き金になったかのように震えるペニスから少量の精液が噴き出して壁にべっとりと張り付いた。

 

「だれの…せいだよ……りゅうの…すけぇ…」

 

 振り向いた先で男が至極楽しそうに顔を歪めながら、顎に手を伸ばしてくる。

 

「ん……はぁ…元四郎…♡」

「へ…ぁう ――んぅ…」

 

 口腔に潜り込んでくる男の舌には自分の血の味が残っていて、じゅるじゅる音を立てて舌を吸い上げて啜ってしまった。

 キスに夢中になって無防備だった首筋の咬創に爪が立てられ、ぐちぐちと穿り返される。

 

「ッう――あ…あぐ――ひ…」

「ふふ、お前本当にこうやって、咬み傷いじられながら犯されるのが好きだよなぁ?」

「――る…せ…お前のせ…ひっ♡」

 

 足を抱え上げられ、そのまま廊下を進んでいく。ずんっずんっと歩く度にザーメンまみれの肉壺がじゅぷっ♡ぐぽっ♡ぎゅぷっ♡と音を立てている。

 

「ひっ♡ も――無理…りゅう…」

「へぇ?俺は最高の気分だよ。愛している元四郎」

 

敷きっぱなしだった煎餅布団の上に転がされて、尻を上げるように腰を抱えられる。涙で濡れた頬に前髪が張り付いているのを、やたらと丁寧に整えられ再び噛みつくように唇をかさねた。

 

「はっ……ふぁ…あ――あぁ…へ…ふ♡」

 

にゅぶっ♡ぐぷっ♡ずちゅっ♡ぐちゅっ♡

 犯されながら、今度は優しい手付きで尻を撫で回された。嬉しくもないのに下腹がじく…と熱くうずく。

 もうイきたくないのに、何処までもしつこく獲物を辱める蛇の様な元恋人。

 

 百五十年の隔たりを経て再び嫌というほどその毒を教え込まれる予感に、苦悩と歓びが同時に湧き上がり。

 

「隆ノ介ぇ…俺…もぉ――」

 

その先に続いた言葉を聞いた吸血鬼の表情は誰も知らない。

 

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