自慰シーン有り。
ねえ
僕は貴方が大嫌いです。
僕はもう
子供じゃないんです。
◆◆◆◆◆◆
「はい、これ今日の分ね」
「わぁー※※さん優しいー♡」
おっさんのチンポをしゃぶって、幾らかの現金を貰う。僕はにっこりと嬉しそうに見えるよう笑っておっさんの機嫌を取る。このお金は俳優としての天草翔に払われたギャラみたいなものだ。
「翔君のためならね、頑張っちゃうよ」
「えー?」
「だからさぁ……今度は……」
キスで口を塞ぐ。おっさんの弛んだ二重顎を指先で軽く支えながら洗口液の残り香のする舌を絡ませて、たっぷりと唾液を飲ませて顎を引いた。
見せつけるように唇を伝う銀糸を舐め取って、見下ろしながら笑う。
「僕に抱かれたいんだっけ?」
この変態、って言葉は上手に呑み込んだ。
◆◆◆◆◆◆
師匠との時間、将棋を指して休憩を取る。八十一マスの世界に潜る将棋指しなんてマンガもあったけど僕はそんな溺れるように指しはしない。
盤の上の世界は美しい。強い棋士の棋譜も美しい。
──じゃあ、盤を降りた棋士はどうだろう。
その盤を降りた
「ふふ……」
さっき淹れたお茶に混ぜた薬のお陰でぐっすり眠っているみたいだ。
泣き黒子のある目元にそっと触れるだけのキスを落とす。そのまままずワイシャツの裾を捲りあげていく。
──ある人には天才と言われた。ある場所ではイケメン学生棋士と言われた。ある時は新堂竜王の弟子と言われた。
「師匠の乳首、どんどんいやらしくなってる。かわいいなぁ」
師匠には
師匠のお腹から胸を撫で上げていく。さっきのおっさんの違って、余計な肉のない締まった腰、それから胸をするりと撫でた。
指先にぷくっとした乳首がひっかかるのが楽しい。
でもこれだけじゃつまらないから、カバンから取り出したブラシ付きの吸引具を乳首に当てて、ポンプを引いていく。
「──んっ……」
……これぐらいじゃ起きないよね。
吸引具の中で乳輪からぷっくり腫れて固定された乳首に、
ああ、可愛いなぁ……。
盤上で高みから僕の将棋を完璧に追い詰める竜王が、一回り年下の弟子におっぱい丸出しにされて、乳首開発されてるなんて誰も知らないでしょ?
うぃーんうぃーんうぃーん……。
師匠の赤い乳首がヌルヌルしたピンク色のシリコンブラシに磨かれてぴんぴんになっててえっち。そんな師匠のスラックスの留め具を外して下着をずらす。
『もっと乳首を大きくして、シャツに擦れただけで感じれる様に頑張りましょうね、
耳元で小声で囁いたけどまあ……聞こえてないよね。寝てるんだもん。
乳首を大きくするのは機械に任せて、お腹から下へ手をすべらせる。柔らかい手触りの陰毛は僕にお金払うおっさんたちとは全然違う。
師匠のおちんちんを通り過ぎて、中指で真ん中を辿っていって、ほら、触ったらきゅってしたお尻の孔に指を浅く埋める。
うん、大丈夫。今日も師匠は眠ったまま気持ちよくなるだけだ。
「ん……──」
師匠、ココも好きなんですよね。ご存知ないでしょうけど。
やさしく、だけどしっかり腸壁越しに前立腺をぐりん♡と押し上げるとおちんちんが反応した。
「
んー……違うな。ま、いっか。
中指に人差し指も追加しちゃおう。ゆっくり拡げて孔を開かせたら、師匠がぴくっと震えた。
ああ……
僕は貴方が嫌いです。
こんなことをしているのに貴方は普段とちっとも変わらないや。澄ました、余裕で、自分だけ実は別の世界に居ますみたいな顔。
僕はね、そんな貴方を引きずり降ろしたくてたまらない。
僕はもう、子供じゃないんです。
先生のお尻をグチャグチャかき混ぜながら自分のチンポを下着から取り出して左手で扱く。真面目に将棋を指して疲れた頭に、師匠のえっちな格好はキく。右手と左手を入れ替えて、師匠の中をかき混ぜた温かさが残る手で僕のチンポと師匠のおちんちんを纏めて扱く。
「は……ァ…──さん…」
師匠の下の名前を呼んだときに、彼はまたぴくりと体を震わせた。
「ッ…あ──」
僕に気付いてくれた気がして、たまらなくゾクゾクした。尾てい骨から喉の奥まで熱くてむず痒いものが込み上げて、それが僕の歪んだ欲求を満たしてくれる。
吸血鬼みたいに先生の首筋に噛み付きながら射精した。
◆◆◆◆◆◆
手と師匠のお腹に飛び散った僕の精液を綺麗に拭き取って、持ち帰るゴミ袋の中に捨てた。
まだ眠っている師匠の胸から吸引具を二つとも取り外して、勃起したままの乳頭の根元に小さなゴムの輪を嵌めて固定してしまう。もちろん帰るまでには外すつもりだけど、充血して少しずつ前回よりも大きくなってきた乳首を育てるためには欠かせない。
口の中に唾液を溜めて、片方の乳首を覆うように含む。師匠のにおいがした。
もう片方はきゅっと摘んで引き伸ばして、爪でカリカリ尖端を引っ掻いて快楽を教える。そのまま口に含んだ乳首を吸い上げると師匠のおちんちんが僕のお腹に当たった。
──ちゅっ♡ちゅくっ♡ちぅー…♡
「は……」
本当に起きないなぁ。だけど身体はしっかり反応して、またお尻にも指をいれてあげたら喜ぶみたいに締めつけられた。
くにくにと左側を捏ねながら、右の乳首を強めに噛む──あ…
「やばっ」
強く噛み過ぎて乳首を傷付けてしまった。慌てて顔を上げて師匠の様子を確かめたら、すこし眉を顰めている。
ドクドクと心臓が喉で鳴っているかのように五月蠅く響いてそれも師匠に聞こえてしまうんじゃないかと焦った。
「…………──はぁ……」
結局師匠は目を覚まさなかった。
バレなくて良かったし、同時に痛いぐらい僕は勃起した。
こんなスリルは久しぶりだった。
お尻から指を引き抜いて、僕のチンポにスキンを被せる。そして師匠が身体を沈めるソファに乗り上がって唇に亀頭をふに、と押し当てる。
いつかこの口でイラマしたいなぁ…なんて考えながらチンポを扱いて、師匠の頭を撫でる。
「せんせ……ッ──僕、もう…大人…なん、です よ──ッあ…」
迫り上がる絶頂の兆候に、スキン越しに触れていた温かい唇から腰を引く。
僕は背中を丸め、息を殺しながらゴムの中に何時までも終わらないんじゃないかって思っちゃうぐらい出した。
◆◆◆◆◆◆
その後はいつも通り、痕跡を回収して師匠の家を後にする。万が一風邪を引かれるのも面倒だから、背広をかけて師匠が身体を冷やさないようにした。
乳首の傷は僕にはどうしょうもないけど、気にしても仕方ないから諦めて、なんとなく師匠の持っていた本を一冊借りて帰りのタクシーの中で読む事にした。