なお、本作でタイトル要素があるのは最序盤だけとなる予定です。一夜の過ちでは済まされない話が続く作品となります。
呂律が回らない女の言葉を懸命に聞き取り、鉄斗は彼女が居を構えているというマンションへと辿り着く。
「ああ……ここに住んでいたんですか。」
「あら……やっぱりご近所さんだったのかしら?」
「まぁ……家から見える程度には近い感じですね。」
鉄斗が予想していた通り、彼女の住居は彼の住むアパートからは近かった。高層というほどではないにしろ、周辺では目立つ建物であったため、見慣れた場所に住んでいる彼女にはさらに親近感が沸いていた。
「不審者だとか……思われないですよね。」
「大丈夫よぉ……酔っている女に付き合ってる不憫な男程度にしか見えなからぁ。ほらぁ、早く入りましょうよ。」
それはそれで複雑な気分となる鉄斗であったが、酔いが一向に醒めない彼女の調子へついていくことも出来ず、彼は若干の抵抗を感じながら正面玄関へと足を踏み入れるのであった。
◇
「ここでいいんですね。」
「うん、合ってるわよ。ごめんねぇ……こんなとこまで付き合ってもらっちゃって。」
「いえ……俺は別に……」
鉄斗は彼女が居を構えているマンションの一室の前と辿りつく。以前として肩を抱き貸している状態が続いており、スーツ越しには豊満な肉感を堪能していた。
部屋の入り口には『神谷』と書かれており、思わず声に出してみる。
「神谷(かみや)さんっていうんですか。」
「ざんねん、神谷(みたに)って読むの。神谷由利恵よ。100回読まれたら100回間違えられるわ。どう、すごいでしょう?」
酔っぱらう中でも自慢気にそう声を上げる彼女。鉄斗に送り届けられたことで上機嫌となった様子であった。
「んっ?あれ……鍵、カギはどこに……ああ、あったあった……あっ……!」
鞄の中を漁り、家の鍵を見つけ取り出す由利恵。しかし、酔って手元が疎かとなっていたために鍵を落としてしまう。
「もう、しっかりしてくださいよ。よっと……」
呆れ半分に彼は彼女が落とした鍵を拾い上げると、そのまま鍵穴へと差し込んで玄関のドアを開ける。
「へへっ……ありがとー。それじゃ、家の中までお願いするわ。」
「えっ……い、いや……それはさすがに……」
さすがに不用心ではないと思う鉄斗。だが心の中ではその言葉を期待してもいた。それでも建前として断る言葉を口にするのが礼儀だとも考え、彼は暇を告げようとする。
「ちょっと入るだけなら大丈夫だからぁ……ほら、上がって上がって。」
「も、もう……」
期待感の一方で機嫌を損なわせるのも申し訳ないと思い、彼は共に室内へと上がり、部屋の電気を点けてリビングへと足を運ぶ。
「そこのソファーまででいいですか?」
「ええ……大丈夫よ。はぁ……なんだか、無事に家に帰って来れちゃったわぁ。」
ようやく抱えていた由利恵の身体をソファーへ下ろすと、鉄斗は彼女の体重と肉感から解放される。彼の中に口惜しさは残っていたものの、日頃から見ていた女性のプライベートへ踏み込めたことは幸運だと考えていた。
「それじゃあ、俺はこれで失礼します。今度からは気を付けてくださいよ。ずいぶんと外で飲んだみたいですけど、いつもみたいに買って帰って家で飲んだ方が安全ですからね。」
年上で女性に小言をいいつつ、彼はようやくその場を立ち去ることが許された。しかし
「鍵もしっかり掛けるように……って、神谷さん……?」
鉄斗は前へ進むことが出来なかった。彼女が上着の裾を引っ張っていたからである。振り返るとそこには目が座り、再び酔いが回って不機嫌そうな表情となった彼女が彼を見ていた。
「なによぉ……女の部屋にここまで入って、何もしないで帰るつもり?」
「い、いや……そういうつもりで入ったわけじゃありませんから。」
期待以上の態度と言葉に、鉄斗は嬉しさを越して困惑する。そんな彼の思いを知る由もなく、隙を見せるどころか積極的に彼を求め、目に涙を浮かべてさらに言葉を続ける。
「どうせ私なんて……ずぅぅぅぅっと欲求不満のまま一人エッチばっかしてるダメ女なんだからぁ……」
「ちょっ……一体何を言い出して……あがぁっ!?」
突拍子もないことを言い放ったのも束の間、彼女は不意に手を上げると立っていた鉄斗の股間へと手を伸ばし、そこに備わっていた陰茎と睾丸を鷲掴みにするのであった。
「み、神谷さん……何を……!?」
「ふふーん……けっこう大きいのかしら。中々良い揉み心地がするわよ……」
子供が玩具で遊ぶかのように、彼の股間を楽しそうに揉み始める由利恵。その手を振り払うことは出来るはずもなく、鉄斗は彼女が行う児戯のような行為に付き合うのであった。
「はぁ、はぁ……み、神谷さん……そんなに触られたら、俺……」
「あら……なんだかもう固くなってきているわね。私を運んでいる時から、興奮していたのかしら?」
「そんなことは……あうぅっ!?」
「ウソなんかついたらダメよ。あなたのチンポ、パンツの中で苦しそうにしているわ。」
「……っ!?」
理知的で普段は笑みすら浮かべない女が放つ下品な言葉。鉄斗はそれまで期待をしていた下心や、それに抗おうとする理性を失い、目の前で自身の股間を弄る女に性欲を吐き出すことを求めようとしていた。
「今脱がしてあげるから……じっとしてて。私も……我慢なんて出来ないんだから。」
そう言いながら彼女はベルトを外し、彼のズボンを乱暴に引き下ろすと、テントを張ったように形となっているパンツを目にして笑みを浮かべる。
「あら……本当に勃起しちゃってるなんて。すっごい匂いがするわ。あなたのチンポ、雄臭くてとってもイイ匂い。すぅぅぅぅっ……あぁんっ!ダメェっ……久しぶりのチンポがこんな若いチンポなんて、私……頭がおかしくなっちゃうわよぉっ……!」
下着越しに肉棒の臭いを堪能する彼女。パンツを汚すほどに濡れた先汁の生臭さを嗅ぎ、喜悦の声を上げていく。
「お、俺……もう……!」
「ええ……いいわよ。いま楽にしてあげる。あなたのチンポ、パンツから出してあげちゃうから……!」
そう言って彼女は両手でパンツをずり降ろし、勃起した肉棒を外気へと晒させる。そして、上下に振れ動く剛直を目の当たりにして驚く声を上げる。
「あぁんっ!す、すごい……チンポ……男のチンポってこんなに、大きかったかしら?」
「あ、あの……神谷さんって、そういった経験は……?」
「な、ないわけないでしょ……!?私のこと、いくつだと思っているのよ。少しくらいなら、そういう経験だってあるんだから……!」
彼女は僅かに頬を赤らめ不満顔となり言葉を返してくる。初心な女だと見られたことが癪に障ったのか、彼女は対抗心を見せるかのように鉄斗の肉竿を握り締める。
「んんっ……!?」
「すごいわね……熱くて、固くて、ビクビクしてる。ねぇ、チンポ気持ちいい?私の扱かれて、チンポ感じているの?」
「は、はい……気持ちいいです……!」
「私も嬉しいわ……あぁんっ!もっと、気持ちよくしてあげちゃうわよ。んっ、ふぅ、ふぅっ……んんっ……!」
肉竿を握り締めた由利恵は妖しい笑みを浮かべ、彼の逸物を激しく扱き上げていく。彼女の手が前後に動く度、鈴口からは先汁が絶え間なく溢れて出てくる。
「はうぅっ……み、神谷さん……そんなに激しくしたら……あくぅっ!」
「我慢なんてしなくて、いいわよ。あなたのチンポ、臭くて、良い匂いで……あぁぁっ……ずっとシコシコしていたくなっちゃう……!」
「そんな……ずっとシコられていたら、もう……!」
普段の接客では決して見ることが出来ない淫らな微笑みを浮かべ、男根を弄ぶ由利恵酔った勢いでの行為なためか、その手つきは雑であったものの、彼は射精へ至るのに十分な快感を与えられていた。
「こんなに大きいチンポに出会えるなんて……私の女運も、まだまだ尽きてないのかしら?絶対に離さないわよ……ほらっ、ほらぁっ!」
「あぁぁぁっ!!?そんな……乱暴過ぎますからっ!」
「痛くなんてないでしょ?先っぽからずっと我慢汁垂らしちゃって……ザーメン出したいって泣いてるじゃない。私みたいな女で勃起する最低なチンポ……このっ、このぉっ……!」
「んぐぅぅぅぅっ!?ちょっ……本当に激し過ぎて……あぁぁっ!」
彼女の気分も最高潮に達したのか、彼の愚息を射精へ導こうと気合を入れて扱き上げる。言葉の端々に自らへの自信のなさが見え隠れをしていたものの、鉄斗は彼女の手淫で果てることだけを望んでいた。
「ダメです……も、もう出そう。イきそうです……!」
「いいわよ、出しちゃいなさい!臭くてぶっとい勃起チンポから、くっさいザーメン出してちょうだいっ!私の顔に……あなたのザーメン、いっぱいぶっかけてほしいのぉっ……!」
「くぅっ……出る、出るぅっ……あぁぁぁっ!」
「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!?あっ……す、すごい勢い……ザーメン、いっぱい溜まってたのね。んんっ……本当に顔まで掛かっちゃてるじゃない……」
「す、すいませんっ!」
鉄斗が放った精液は由利恵の顔へと飛び散り、その整った顔だけでなく彼女が来ていた黒いスーツを白く汚していた。
しきりに自らへと降りかかった白濁を気にする由利恵。だが、彼の言葉を気にする様子もなく、彼女は汚れたスーツへと手を掛ける。
「平気よ。それよりも……」
「えっ……ちょっ、神谷さん!?」
おもむろに立ち上がり、白のブラウス越しにはスーツの上からよりも豊満な乳房がはっきりと形を曝け出し、鉄斗が黙って見ている前でスカートを脱ぎ捨てる。
「やっぱり、一度出したくらいじゃ小さくならないのね。若いっていいものね……」
「そんな……神谷さんだって、そんなことを言う齢じゃ……」
「周り子たちはもう結婚だってしているの。私よりも年下の子だって、いい出会いがあって、一緒になって……」
躊躇うことなく衣服を脱ぎ続ける由利恵を前に、鉄斗は彼女の本音を垣間見ていた。しかし今はそれよりも、眼前で肌を露にしていく豊満な身体へと釘付けになるのであった。白いブラウスを脱ぎ払った彼女は、間違いなく男に見せるためではないクリーム色の地味な下着姿となる。
「うっ……で、デカい……!」
「ただ大きいだけよ。若い子みたい張りは無いし、乳首の色も……ほら、見たいって思うようなものじゃないわ。」
豊満な乳房に息を飲む鉄斗へ、彼女は劣等感を持っているように声を上げる。ブラが外されたことで露となった乳頭は茶色く、重量感のある垂れ気味の双丘に相応しい色であった。
「すごい……こんなに、本当にデカくて、エロい……!」
「そんなに見ないでって……あっ!?もう……そんなにオチンポビクビクさせちゃって。私だって、我慢なんか出来ないわよ。」
そう言いつつ身体を覆い隠す、最後の布切れへと手を掛け、躊躇うことなく一気にショーツ引き下ろす。広く覆われた濃い茂みが広がり、熟れた身体をより淫らなものとしていた。