子持ちヒロインを書いたのは本作を含めて2つ。そして現在執筆中の作品でも新たに人妻経産婦を書いています。離婚するんですけどね……
再び子作りセックスに励むところ本作は終了となりますが、以降の話を書く予定はありません。元々ウェブ投稿を目的に書いた作品ではないですからね。
次回は締めとなるあとがきです。
「おー、よしよし……うーん、たいぶ重たくなってきたかな?」
「そうね。でも、まだ抱っこをするくらいなら全然平気なものよ。」
朝食前。鉄斗は我が子を抱きかかえて、出勤前に束の間の触れ合いを堪能する。日に日に大きくなる赤子は、彼の腕の中で無邪気な表情を浮かべていた。
「やっぱり男だから、俺に似ていると思ったけど……うーん……笑った顔は由利恵に似ているような……あまり笑うことはないけど。」
「なに言っているのよ。ほら、早く食べないと会社に遅刻するわよ。」
「えー……もうちょっとだけ……」
テーブルの上に朝食を並べていく由利恵に急かされる鉄斗。父親となったにも関わらず子供のような声で自ら子をあやすことへ拘りを見せる。
「つべこべ言わない!食べないんだったら私が全部食べちゃうわよ。」
「わ、わかったから……それじゃ、今日も行ってくるからな。」
「はぁ……まったく。私よりも育児に夢中になっちゃっているじゃない。」
我が子への挨拶を欠かさず行う鉄斗。その様子に由利恵は呆れながら笑みを浮かべるのであった。
◇
「ふぅ……ごちそうさま。」
「大丈夫?お昼まで持ちそう?」
「うん、大丈夫。それに、あまり食べ過ぎるとお腹が痛くなったりもするし。」
空いた皿が並ぶテーブル。由利恵と共に彼女の作った朝食を食べ終え、鉄斗は出掛ける前に僅かな食休みをしつつ彼女に言葉を返す。
「それもそうね。やっぱり朝はこれくらいで十分かしら。」
「あんまり無理はしなくていいからね。今は北斗の面倒で忙しくなっているんだろうし。」
「そんな気遣いしなくていいのよ。あなたのほうこそ、仕事で無理をし過ぎないでほしいわ。」
由利恵が子育てに専念する一方で、彼女は一人働きに出る鉄斗を案じる。一回り近く年下の夫に対して、子を持つ親となった母性が彼に対しても表れているようであった。
「だいじょうぶ。ほどほどに頑張っているからさ。」
「うん。だったらいいんだけど……よいしょ……あっ!?」
会話を続けながら空いた食器を片付け、台所へ向かうとする由利恵。しかしその矢先、大人しくしていた赤子が泣きだし、彼女を呼び出してしまう。
「これじゃ片付けが出来ないじゃない……!」
「俺がやっておくよ。早く北斗のところに……」
「え、ええ……あっ、流しの所に置いておくだけでいいわよ。あとで私が片付けるから。」
「わかった。それじゃ、ごちそうさま。」
食器を台所へ持っていき、洗面所へと向かう鉄斗。出勤の準備をしながら彼は赤子をあやしに向かった由利恵のほうを見る。
「もう……どうしたかしら?お腹が空いたの?うーん……うんちじゃなさそうだから、やっぱりおっぱいが欲しいのね……」
「……もうすっかり、お姉さんからお母さんになったんだなぁ。」
赤子の面倒を見る由利恵の姿に、かつて路上で酔い潰れていた面影はなくなっていた。そんな彼女に一抹の寂しさを覚えながらも、鉄斗は由利恵と共に新たな一日を始めるのであった。
◇
「んんっ……ふぅぅぅ……」
夕食を食べ終え、風呂にも浸かり寝室のベッドで横となる鉄斗。仕事で溜まった疲れを取るため、彼は寝床で仰向けとなり寛いでいた。
「んっ……やば……このままだと本当に寝るかも……」
寝返りを打ち、微睡む意識を僅かでも目覚めさせようとする。そんな最中、寝室のドアが開き由利恵が足を踏み入れてくる。
「ううん……?あれ……北斗はもう寝ちゃったの?」
「ええ。ご飯もしっかり食べて、気持ちよさそうに寝っちゃったわ。」
鉄斗の言葉に応えながら、由利恵は静かにベッドへと近付いてくる。そして、彼女に対してを向けていた彼が再び寝返りを打って振り返ると、そこには一糸纏わぬ姿で立つ由利恵がいるのであった。
「なっ……ちょっ……なんで裸に……!」
「当然でしょ。ついさっきまで北斗と一緒にお風呂に入っていたんだから。」
「だからってここまで素っ裸のまま来る必要は……うぅっ!?」
鉄斗に有無を言わさぬよう、由利恵はベッドへと上がり狼狽える彼に覆い被さる格好となる。そして、妖しい笑みを浮かべながら言葉を続けていく。
「鉄斗……今日もお疲れさま。私の分までお仕事をして、いつも大変でしょ。」
「いや……由利恵だって、家事とか北斗の世話で忙しいのは俺も分かっているから……」
「もう……家事はともかく、あの子の世話は今しか出来ないのだから。大変だけど、とても充実しているのよ。」
母親としての務めに正直な思いと満足感を見せる由利恵。それでも今の彼女は何一つ包み隠すことなく、子を持つ親となった裸体を晒しながら鉄斗に迫る一人の女となっているのであった。
「あなたはそのまま楽にしていていいわよ。私が疲れを癒してあげるから……」
「いや、絶対いま以上に疲れそうなことを……あぁっ!?」
そう言いながら由利恵は仰向けとなった鉄斗に寄り添って横になると、彼の股間を寝間着の上から弄り始めるのであった。
「ふふっ……もう固くなってきた。疲れていればいるほどチンポが固くなりやすいって、本当なのかしら?」
「んっ……ふぅっ……そんな……の、抜いていなきゃ……すぐ勃起するに決まって……あうぅっ!」
布地の上からでも分かるほどに隆起する股間。固さを得て棒となりつつそれを扱き上げて、彼に快感をもたらしていく。
「たくさんお仕事をして、一日ずっとズボンとパンツの中で抑え付けれていたチンポ……もっと勃起して気持ちよくなっていいのよ?」
「はぁ、はぁ……ゆ、由利恵……」
「んっ……ちゅっ、ちゅぷっ……んちゅ……れろぉっ……」
快楽に悶える鉄斗の顔を見つめ、その唇を奪いながら由利恵は布地越しに肉竿を扱き上げる。そして、自らも欲情したことを示すように下着の中へと手を滑り込ませ、硬さを得た剛直を激しく擦り始める。
「あぁぁ……チンポ、すごく固いわ。んんっ……ふぅぅ……はぁ、はぁ……ビンビンに反り返って……もうザーメン出したいってビクビクしてる……!」
「あうぅっ……あっ、あぁっ……だ、ダメだ……由利恵……俺、まだ……!」
「大丈夫、分かっているわ。ちゃーんと……オマンコを使わせてあげるから……ね。んっ……ちゅっ……!」
上ずった声でさらなる快感を求める鉄斗。それを理解するように由利恵は彼に母性に満ちた声で囁き、再び口付けを交わすと寝間着のズボンと下着を脱がし、反り立つ男根を外気へと晒すのであった。
「由利恵の身体……すごくキレイだよ。」
「もう……それ、皮肉で言っているつもり?こんなにだらしない身体を奇麗だなんて……」
自らに跨ってきた全裸の由利恵を眺めながら、鉄斗は感嘆の声を上げる。それに対して彼女は些か不満そうに言葉を返す。
「胸は前よりももっと垂れて、お腹のお肉はもう減りそうにないし……もう、女として見られたくもないわ。」
「いや……それでもキレイだよ。お母さんになった、由利恵の身体は。」
乳頭は授乳の黒ずみ、豊満な乳房は重力に屈して垂れ下がり、出産を経験したことで元々肉付きの良かった身体は、その線を崩し始めていた。しかし、その母親となった由利恵の身体に、鉄斗は敬意と感謝を込めて言葉を紡いでいるのであった。
「はぁ……身体のラインが崩れているのは、本当に気にしているのよ?でも……ふふっ、こうして……私で興奮してくれるのは……ちょっと、嬉しいかも。」
母性が滲み出た裸体に魅力を感じると主張する鉄斗の肉棒。その太竿に由利恵は手を添え、腰を浮かせて自らの膣口に亀頭をあてがう。
「由利恵……ゴムは……」
「ねぇ鉄斗……私のワガママ、もう一度だけ聞いてくれるかしら?」
避妊をしないままの挿入を求める由利恵。出産を終えた後も、鉄斗は彼女と幾度となく身体を重ねていた。しかし、2人は常に避妊具を用いて行為へと及んでおり、由利恵はそんな彼との了解を破ろうとしていた。
「うん……由利恵がそう言うのなら……」
「……ダメよ、そんな言い方じゃ。あなたも欲しいって思っていて、ちゃんと言ってくれなきゃ……」
「ふ、ふふっ……本当に、ワガママな女になっちゃったね。」
由利恵と出会った頃は彼女を生真面目、堅物な女であると理解していた鉄斗。しかしそれは女としての願望を抑え込んだ姿でしかなかった。ひとたび酒が入れば欲望を露わとし、そして妻となった今では酒が入らずとも、彼に対して自らの願いを言葉にするほど正直になっているのであった。
「あうぅぅ……ごめんなさい。私……こんなにいやらしいのに、2人目の子まで欲しがっちゃうなんて……」
「別にいいんじゃないかな。俺だって、由利恵ともっと……気持ちいいことをしたいから……さっ!」
そう言いながら鉄斗は由利恵のくびれがほぼ無くなった腰を掴み、彼女が自らの膣穴にあてがっていた剛直を一気に突き上げ挿入してしまう。
「あぁぁぁぁぁぁん!!!!!ちょっ……そんないきなり……まだ挿れていいなんて私は……あぁぁん!あぁっ、チンポ……鉄斗の生チンポ……やっぱり生チンポ気持ちいいのぉっ!」
「んっ……ふぅっ……由利恵のマンコ、北斗を産んですぐに比べると、少しキツくなったかも……!」
「あひぃっ!あっ、あぁぁん!な、何よそれぇっ……まるで私のマンコが緩かったみたいな言い方……んひぃぃぃっ!!!!」
実際にそうであった、などとは言わずにひたすら腰を突き上げていく鉄斗。剛直が肉穴を打ち貫く度に由利恵の裸体は上下に揺れ、重力に逆らえなくなった豊満な乳房を淫らに弾ませる。
「あんっ、あぁんっ!いやぁぁん!ダメっ……やっぱりダメよっ!こんなセックス……母親なのにダメッ……!生チンポ気持ちよすぎてダメになっ……あっ、あぁぁぁぁん!生ハメじゃないと……あぁん!感じなくなっちゃうわよぉっ!」
「んっ、ふっ……ふぅっ……やっぱり由利恵は、お母さんになってもエッチでワガママな女だ……!」
「んひぃぃぃっ!!!!そう……そうよぉっ!チンポっ、チンポ好きっ!鉄斗の気持ちいいチンポ大好きなのぉっ!生チンポハメられて感じまくるエッチなお母さんなのぉぉぉぉっ!!!!!」
鉄斗の突き上げに応じて、由利恵もまた自ら激しく腰を振り始める。激しい抽挿を伴い行為にベッドは軋み、肉と肉のぶつかり音が部屋中に響き渡る。
「あひぃっ……あぁんっ!あんっ、あぁぁんっ!いいっ……固いチンポ、オマンコの中でギンギンの勃起チンポっ……んひぃっ!私のマンコ……鉄斗の勃起チンポいっぱい食べちゃって……あぁぁぁぁん!!!!」
「んっ……ふぅっ……!はぁ、はぁ……やっぱり由利恵のマンコ、出産してすぐの時よりも……んんっ、ふんぅぅぅっ!!!!」
「んぐぅぅっ!!!おほぉっ!?あっ、あぁぁっ……!そんな……あひぃっ!?し、子宮ぅっ……子宮の入り口にチンポっ!あの子が……北斗がいた子宮にチンポが当たって……んひぃっ、んほぉっ!んふぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
子を宿し、自らの胎内で幾月かを育んできた由利恵の子宮。そこを鉄斗の肉棒が侵すことで彼女は雌として自身を取り戻したように、獣のような声を上げて快楽を訴えるのであった。
「ら、らめっ……チンポっ、チンポらめっ!わらひの子宮にチンポっ!出産済みマンコの奥に当てちゃらめっ……んひぃっ!んふぉっ、んっほぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
「んぐぅっ……すごっ……なんだか……妊娠する前よりもチンポをしっかり受け止めてくれるような……んんぅっ!!!」
「あひぃぃぃぃぃっ!!!!あぁぁっ!!!!くひぃっ……んぐぅぅっ!?ち、違うわよぉっ!欲しいからぁ……2人目の子が欲しいから挿入っちゃうのぉっ!子宮でチンポ感じて……んひぃっ!また妊娠したがっているからチンポ欲しがっちゃっているのよぉぉっ!!!!」
母親としての身体と女としての欲望が共存する由利恵の心身。鉄斗の肉棒がもたらす快楽を貪りながら、彼女はさらに母親となることを求めて、彼の剛直を膣奥まで導こうとしていた。
「んんっ、ふぅっ……ふぅっ……!ねぇ、由利恵はどっちが欲しいのかな?」
「あっ、あぁん!あぁぁぁぁん!!!えっ……?そ、それは……んひぃっ!あぁぁん!やめっ……言うからチンポっ……チンポガンガンするの止めてぇっ!」
「俺は、もう一人男の子が欲しいかな……んんっ……北斗のことをお兄ちゃんに出来るように……元気な男の子を……ふんぅぅぅっ!!!」
「くひぃぃぃぃっ!!!!!あぁっ、あぁぁっ!!!!わ、わらひっ……わらひは……んひぃっ!どっちでもぉっ……あひぃっ、あぁぁん!わたし……元気だったらどっちでも……んっひぃぃぃぃんっ!!!!」
あくまでも子作りという行程を経た結果を由利恵に問う鉄斗。しかし、彼の剛直が膣穴を突き上げる快感に、彼女がその問いへと満足に答えることは出来ずにいた。
「あぁぁぁぁぁぁん!!!ごめんなさいっ!わたし……あぁんっ!チンポが気持ちよければなんでもいいお母さんで……あひぃんっ!ごめんなさいっ……あぁぁん!」
「んぐぅっ……ふぅっ……!はぁっ……ワガママな女じゃなくて、エッチでワガママなお母さんになっちゃっていたなんてね……!」
「んひっ……あっ、あぁぁっ!!!してっ……もっとしてっ!チンポにマンコもっとぉっ!由利恵の出産済みマンコっ……経産婦マンコにデカマラ勃起チンポぶち込んでほしいのぉぉぉぉぉっ!!!!!」
卑しさに溢れた自身の欲望を口にするほど、由利恵はより激しく腰を振り乱して絶頂に向かおうとする。それに応じて鉄斗もまた、限界に達しつつあった自らの愚息を彼女が求めるまま、膣奥へ突き込んでいくのであった。
「いやぁぁぁん!あぁんっ!くるっ、チンポくるっ!子宮の入り口までチンポ届いてっ……あひぃぃぃんっ!私の子宮マンコ……受精準備完了しちゃってるのぉっ!あぁぁん!あんっ、あぁぁぁぁあん!!!!」
「んんんっ……俺も、そろそろ出そうだ……!出すよ……由利恵のマンコに……!」
「あひっ、あぁっ!んっひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!出してぇっ!出して出して出してぇっ!受精ファックでマンコに種付けしてっ!チンポっ!鉄斗の極太デカチンポで由利恵の経産婦マンコを孕ませてぇぇぇぇっ!!!!!」
肉欲に溺れながら再び子を授かることを求める由利恵。互いの腰使いがひたすらに快楽を貪り食らう激しいものとなる中、2人はその頂点に到達しようとしていた。
「いくぅぅっ!!!イクッ!イグゥゥッ!マンコっ、妊娠マンコでイクぅっ!生チンポファックでマンコいぐぅっ!いぐっ、イクイクイクイクぅっ!!!!!」
「んっ、くぅっ……!ゆり……え……!んんぅぅっ……あぁぁぁっ!!!!!!」
「んっぐぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!きたぁ……キたわぁっ!マンコの奥まであっついザーメンっ……あぁんっ!これよっ……これ、すごっ……あぁっ!イくっ……イってるのにまた……あぁっ、イク、イグッ、イグイグイグっ……いっくぅぅぅぅぅぅっっ!!!!!!!!!」
肉と肉がぶつかり合う音が鳴り止み、由利恵が絶頂を迎えた瞬間、鉄斗は彼女の肉穴奥深くまでを剛直で貫き、渾身の力で膣内へ子種を解き放つのであった。
「あっ、あぁっ……だ、ダメよ……こんなの、癖になっちゃ……あぁぁんっ!中出しアクメ……キめるの……ダメなのにぃっ……!」
「はぁっ……はぁっ……由利恵、激しすぎ……!声がデカいから、北斗が起きちゃうかも……」
「あぁん……もう、そんなのこと遠慮しなくていいのぉ……!起きちゃったらすぐに……私が寝かしつけてあげるんだから……あんっ!あぁぁ……マンコの中でまだ……チンポがビクビクしているわぁ……!」
母親としての務めを口にしながら、自らの膣内で未だ躍動する肉棒の快感を味わう。母であり女でもあることを受け容れる由利恵の前に、夫であり父である鉄斗は安堵の笑みを浮かべる。
「んんっ……?なぁにをニヤついているのかしら。」
「いや……身体だけじゃなくて、顔つきもなんだか……お母さんって感じになっているなぁ……って思ってさ。」
「うーん……そうね……やっぱり、子育ての時間が長くなっているから……そうなっちゃうのかも。でも、あなたはそんな私が……お気に召さないかしら?」
下半身が繋がったまま、自らがより母親となることを妖しい笑みで問いかけてくる由利恵。その問いに鉄斗もまた、彼女の身体を抱き寄せながら言葉を返す。
「そんな由利恵だって、全然悪くはないと思う……いや、もっと良い女になってくれるんだと思う。」
「ふふっ……言ってくれじゃない……んんっ……ちゅっ……れろっ……んぷっ、れろぉっ……!」
そして、互いの心を通わせるよう口付けを交わす2人。恋人から夫婦へと変わり、夫婦から子を持つ母と父へ変わっていく由利恵と鉄斗。しかし、彼女たちはそれでも激しい夜を繰り返そうとしていた。
「ねぇ、鉄斗……私、さっき嘘を付いちゃったわ。」
「えっ……嘘って……何を……」
「本当は私……女の子が欲しいって思っているの。どっちでもいいなんて……あなたにせいで付いた嘘なんだから。」
些か神妙な顔で彼についた嘘を打ち明ける由利恵。しかし、そんな彼女の顔つきに彼は思わず笑みを浮かべ吹き出してしまう。
「ふっ……ふふっ!やっぱり由利恵は、お酒が入ってないと真面目なお姉さんのままなのかな?」
「なっ、なによぉっ……!?私がせっかく正直なことを言ったのにぃっ!」
「あはははっ!!!あぁっ!ご、ごめん……由利恵……はははっ!!!!」
「何がお姉さんよ!もう私はあなたに溺れたって、絶対お酒に溺れたりはしないわよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
若さを取り戻したかのように鉄斗と絡み合い声を荒げる由利恵。恥じらいを捨て去り、年下の男を頼りとする彼女にとって、酒に身体を潤した夜は懐かしきものとなっているのであった。