ドロップアウトした堀北鈴音が色々あってセックス依存症になるお話。 作:御米粒
5話以内に終わらす予定なのでよろしくです!
十月某日の早朝、東北地方にある全国屈指の絶景スポットと知られる名所に一人の少女が佇んでいた。
少女の名前は堀北鈴音。
先日まで国内屈指の名門である高度育成高校に在籍していた。
彼女が通っていた高度育成高校は、様々な試験でクラス同士を競わせ、卒業時に最も優秀なクラスのみ希望の進路が与えられる特殊な学校だ。
鈴音は尊敬する兄を追って高度育成高校に進学したのだが、入学してからわずか半年で退学する羽目になってしまった。
退学になった理由はとある女王の怒りに触れたからだが、鈴音はそれさえにも気づかず、学校を追われてしまったのである。
鈴音は自身を優秀な人間であると評価していた。
もともと優れた能力の持ち主ではあったが、才能に奢らず、勉強も運動も努力を欠かさなかった。
努力の成果はすぐに現れた。
中学時代は定期テストで三年間一位をキープし続け、体育祭でも最優秀生徒に選ばれた。
中学卒業までは順風満帆の人生といえた鈴音だったが、高校に入学してからは挫折の連続となった。
最底辺の集まりとされるDクラスに配属されたり、入学してから最初の特別試験で体調不良を起こして棄権したりなど、鈴音の望む結果になることなど一つもなかった。
さらに二年ぶりに再会した兄にも突き放されてしまった。
そんな最悪な状況でも、結果を残して兄に認めてもらおうと鈴音は自分を奮い立たせたのだが、結果は退学という残酷なものになってしまった。
傷心して実家に戻った鈴音だったが、両親からかけられた言葉は慰めではなく、彼女を絶望させるものだった。
勘当である。
堀北家は分家を含めて政治家、弁護士、医師などを生み出した名家であった。
実際、鈴音の両親も父親が県会議員、母親は元弁護士と絵に描いたようなエリートだ。
そんな名家の本家である娘が高校を退学になってしまった。
両親はその事実を受け入れることができず、退学の連絡を学校から受けた時点で、娘を勘当することを決めていたのだ。
鈴音は家に上がることさえも許されなかった。
玄関先で必死に弁解するも、彼女の訴えが両親に受け入れられることはなく、事前に母親が準備していた必要最低限の着替えが入った旅行鞄、100万円が預金されたキャッシュカードを渡され、彼女は実家を去ることになってしまったのだ。
鈴音は15歳にして、天涯孤独の身になってしまった。
そんな彼女が訪れた名所だが、日本有数の観光スポットでありながら、負の面も持ち合わせている。
「これでようやく楽になれるのね」
彼女は自ら命を絶とうとしていた。
鈴音がいる場所は自殺の名所だった。
死に場所をここに選んだのは理由がある。
鈴音はここから徒歩圏内にある中学に通っていた。
彼女が通っていた中学も高度育成高校と同じ全寮制で、国内屈指の名門校であった。
在学中、競争に負けて心が折れた生徒がここで投身自殺を図ったことがあるとクラスメイトが話していたのを鈴音は思い出し、自殺することを決心してからすぐにここに向かったのだ。
「高い……」
鈴音は崖の高さに圧倒されていた。こんなところから飛び降りれば、人間の体なんか一溜りもないだろう。
下を見下ろすと、悪魔の笑い声のような力強い打ち潮が、激しい音を立てて岩盤を削っていた。
波が与えてくる甚大な恐怖により、わずかながら鈴音の決心を揺さぶる。
「でも、誰にも必要とされない私が生きていても仕方ないもの……」
鈴音は両親から愛されていると思っていた。
実際、勉強でも運動でも結果を出し続けた彼女を両親は褒めてくれた。
そんな肉親だからか、兄と違って惨めな自分を受け入れてくれると思った。
しかし、それは鈴音の思い違いだった。
堀北の名に恥じぬ結果を出し続ける人間だけが、両親の寵愛を受けられるのだ。
両親の拒絶は鈴音の心を折れさせるには十分すぎるものだった。
「うっ……」
あと一歩足を前に出せば、崖の下へ真っ逆さまだ。
もう少しで楽になれる。
なのに鈴音の足はまったく動かない。
長くこの場に立ち続けたからか、いつの間にか死への恐怖心が自殺する覚悟を上回ってしまっていた。
「だめだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
生と死の間で心が揺れ動いた瞬間、鈴音は何者かに背後から思いっきり抱きしめられた。
――――――
(自宅まで連れて帰ってきてしまったけど、親御さんに通報されたらどうしよう……)
とあるアパートの一室で青年―――
話は早朝まで遡る。
休日に珍しく早起きをした結人は、ドライブがてら絶景スポットと知られる名所に行くことにした。
就職を機に東京から地方に引っ越して一年半が経ったが、人混みが苦手な彼が観光名所に行くことはなかった。早朝なら人は少ないだろうと思い、結人は車を走らせることにした。
30分ほどかけて目的地に到着し、さっそく絶景を眺めようとしたところ、結人はとんでもない光景を目の当たりにする。
一人の少女が柵を乗り越えて断崖絶壁に佇んでいた。
結人はすぐに理解した。
少女が自殺を図ろうとしていることを。
結人は無我夢中で少女の元まで走り、そのまま背後から抱きしめた。
抵抗されると思ったが、少女は戸惑いの表情を見せたものの、気が抜けたかのように彼にもたれ掛かった。
少女から話を聞こうと思い、結人は車の助手席に座らせた。
しかし、少女は黙って俯いたままで、結人の問いに答えることはなかった。
もうお手上げだと思い、警察に任せようとしたところ、通報はしないでほしいと懇願された。
少女の処遇に困った結人は、自宅についてくるかと訊いた。
この場に少女を残すことも考えたが、そうすると再び自殺を図る可能性が高いと思い、自宅まで誘ったのである。
少女はゆっくりと頷いた。
そして現在に至る。
(やっぱりこの子の願いを無視しても、警察に通報したほうがよかったかも)
正解である。
結人は成人しているが、鈴音は15歳の未成年だ。
いくら本人の合意を得て未成年を保護しても、肉親に通報されると誘拐犯として捕まってしまう。
過去に同様のネットニュースを見ているので、結人も自身が犯罪者になることも予想できたはずだ。
それでも、彼が少女を保護した理由。
それは……
(改めて見ると綺麗だな。こんな美少女見たことないぞ)
鈴音の容姿に惹かれたからである。
非常に整った顔立ち、芸術品のような綺麗な長い黒髪、服の上からでもわかるモデル顔負けのスレンダーボディ、なのに平均以上あるように見えるバスト。
まさに結人の理想を具現化した美少女であった。
「とりあえずココアでも飲む?」
「……ええ」
結人はココアを飲みながら、再び鈴音に質問をすることにした。
時間が経って心が落ち着いたからか、結人が無害であると認識したからか、理由はわからないが、鈴音は彼の問いに素直に答えた。
「それで鈴音ちゃんはこれからどうするの?」
「わからないわ」
「だよね」
先ほどまで自殺を図ろうとしていたのだ。先のことなど考えているはずがない。
「しばらくうちにいる?」
鈴音の話によると自分は勘当されており、通報されることもないとのことだった。
「……そうね」
彼の提案を受け入れた鈴音だったが、流れに身を任せたに過ぎなかった。
一度は自殺を躊躇ったが、やはり生きていても意味がない。
(今日はだめだったけれど、明日こそ……)
彼の問いに答えるうちに、自殺願望が蘇ってしまったのだ。
「それじゃおやすみ」
「ええ」
時刻は22時、二人は背中を向け合ってベッドで横になっていた。
一人暮らしの結人の部屋には当然ベッドは一つしかなく、客用の布団もなかったため、同じベッドに寝ることにしたのだ。
鈴音に拒否されると思った結人だったが、彼女はすんなりと受け入れた。
「ねえ」
ベッドに入ってから五分ほど経っただろうか、珍しく鈴音から結人に声をかけた。
「なに?」
「私を抱かないの?」
「……え?」
結人は鈴音が何を言っているのかわからなかった。
いや、言ってる意味はわかる。
彼も健全な男性だ。
鈴音のような美少女と夜を共にすれば、男が淡い期待を抱くのは自然の摂理である。
ただ、鈴音から誘ってくるとは思わなかったのだ。
「抱いていいの?」
「ええ」
鈴音が彼を誘ったのには理由がある。
それは純潔を失うためだ。
鈴音も年頃の女子なので、性に対してそれなりに興味はあった。
死ぬ前にセックスがどんなものか知りたい。
鈴音は結人を利用することにした。
自身の願いを受け入れ警察に通報せず、さらに保護してくれた恩人ではあるが、少なからず下心はあるはずだと鈴音は思っている。
実際、自分が異性として興味を持たれていることを、鈴音は彼の視線で気づいていた。
だから、自分から誘えば、彼が誘いに乗ってくると鈴音は確信していた。
(鈴音ちゃんから誘ってくれるなんてラッキーすぎる!)
鈴音のそんな想いも知らず、結人は鼻息を荒くしながら彼女に跨る。
「それじゃ……んっ」
「ん……んぅ……」
結人は鈴音に覆いかぶさり、そのまま彼女の唇を奪った。
(やばっ! 鈴音ちゃんの唇柔らかすぎる!)
久しぶりに味わう異性の唇に、結人は興奮を抑えきれず、鈴音の唇をこじ開け舌をねじ込んだ。
「んっ……」
小さな声が漏れると同時に、鈴音はビクンッ!と身体を大きく震わせた。
「ちゅぷ……れろぉ……」
結人は鈴音の口内を蹂躙するかのように舌を動かす。
「んっむ~~っ!?」
激しい舌の動きに驚いたのか、鈴音が悲鳴のような声を上げる。しかし、そんな事はお構いなしに、結人は夢中で舌を動かし続ける。
「じゅる……んぐぅ……」
「んむぅっ……ふぁっ、ぁっ……」
鈴音のファーストキスは優しさの欠片もない乱暴な口づけとなってしまった。
(まるでレイプされているみたい)
だがそれでよかった。
鈴音の目的は処女を喪失することで、彼と愛し合うためではない。
「ぷはっ……はぁはぁ……」
唇を離され、ようやく息をすることができた。
「ごめんね鈴音ちゃん、苦しかった?」
「も、問題ないわ。はぁはぁ……」
「よかった。それじゃパジャマ脱いじゃおうか」
「ええ」
結人は照明をつけ、鈴音の上体を起こし、スエットを脱がせた。
「やばっ、鈴音ちゃんの身体超綺麗だ」
鈴音の身体は結人の想像をはるかに超えたものだった。
程よく実った二つの果実、引き締まった腰回り、そして透き通るような白い肌。
これからこの極上な身体を好き放題できるのである。
結人のあそこは一瞬で臨戦態勢になった。
「そう」
そんな結人とは反対に、生まれて初めて異性に裸を見られたというのに、鈴音の心は冷めたものだった。
(まるで発情した猿ね。そういえばクラスメイトにも似たようなのがいたわ)
鈴音は下品極まりない元クラスメイトを思い出した。
プールの授業前に女子の巨乳ランキングを教室で大声で話し合ったり、無遠慮で水着姿をまじまじと見つめてきたり、挙句の果てに女子更衣室を盗撮して停学になった愚か者たちだ。
「じゃあ続きしよっか」
「あっ」
結人は鈴音を押し倒すと再び馬乗りになり、口内と同じように彼女の身体を蹂躙した。
鈴音は巨乳といっても過言ではない双丘を乱暴に揉みしだかれ、胸の突起は指や歯で好き放題に虐められ、性器は指による抽送で愛液を分泌させられた。
(セックスってこの程度のものだったのね)
性器を弄られたときはそこそこ気持ちよくなったが、快感度はオナニーと変わらない。
むしろ胸や乳首を弄られたときは、痛みしか感じず、前戯はいいから早く本番に移行してほしいと思ったくらいだ。
「鈴音ちゃん、
鮮やかなピンク色をした大陰唇にコンドームを被せた肉棒を宛がい、結人が鈴音に宣言する。
「いちいち言わなくていいから早く
「あいよ!」
ずぶぅっ!! ぶちっ!!
「ひぃ……ぐぅうううっ……!」
亀頭が膣穴に押し入り、一気に最奥まで貫いた。
(痛いっ! いたいいたいいたい痛いっ!!)
鈴音は味わったことのないほどの激痛を感じた。
「鈴音ちゃん、初めてだったんだ」
結合部から赤い液体が流れているのを見た結人が、美しい顔を歪ませる鈴音に問う。
「あ、当たり前で……いだいぃぃぃぃっ!」
私はそんな軽い女じゃない。
鈴音はそう反論しようとしたが、あまりの痛みに大きな悲鳴をあげてしまう。
「自分から誘ったくらいだから、経験豊富なのかと思ったよ」
「そ、そんなわけ……あぁ……がっ……!」
結人がそう思うのは仕方ないことだ。
なぜなら、鈴音は出会ったばかりの男に自分から誘って肉体関係を結んだのだから。
「だいぶ痛そうだね。暫くこのままでいようか?」
「けっこうよ……。好きにして……」
「でも痛いんでしょ?」
「た、大したことないわ……。初めてのことだったから驚いただけよ……」
素直に痛みを認めると、彼に負けた気がして、鈴音は彼からの提案を断った。
これはセックスで、男の女の勝負ではないのだが、恋愛未経験の鈴音にはそれがわからなかった。
(こんな痛いなんて……。セックスなんてするんじゃなかった……)
鈴音は興味本位で純潔を捧げたことを後悔していた。
これなら処女のまま死んだ方がマシだ。
そう思った鈴音だったが、その考えは大きな間違いであると、彼女は思い知ることになる。
――――――
「はあぁんっ♡ うあぁっ♡ やぁんっ♡」
鈴音による快楽の声が部屋中に響き渡る。
肉棒を突き込まれるたびに、鈴音は淫乱な声が発するのを止められないでいた。
「あ~っ! 鈴音ちゃんのマンコ最高だよっ!」
あんあんと嬌声をあげる鈴音のお腹には使用済みのコンドームが二つ置かれていた。
(あぁっ♡ なんでこんな気持ちいいのッ♡ 最初は痛いだけだったのにっ♡)
その理由は結人にあった。
彼が女を抱くのは五年ぶりだったので、久しぶりに見た女の裸体に興奮しすぎて、処女が相手にもかかわらず、本能の赴くままに抱いてしまったのである。
結人がわずかばかりの理性を取り戻したのは、射精を終えた直後だった。
激痛で号泣している鈴音に死ぬほど謝罪し、次は優しくするからと二回戦目をお願いした。
最後はボロボロになって死ぬのも悪くない。
そう考えた鈴音は結人の願いを聞き入れたのだが、この判断が彼女の未来を大きく変えることになるとは、この時の鈴音は思いもしなかった。
結人は鈴音をこれ以上にないほど丁寧に責めた。
その結果、鈴音の身体は思いっきり開発されてしまったのである。
「んっはぁあっ♡ はっ、あぁあっ……♡ はひっ、ひぃいいっ……♡」
「鈴音ちゃんエロすぎだよっ!」
「う、うるさ……いひぃぃっ♡ んくぅぁあ♡ ぁああああっ♡」
もう何度軽く絶頂しているかわからない。
鈴音は肉壺がすっかりほぐれており、奥まで淫汁で満ちていることを実感していた。
その証拠に、抽送のたびに、ぐじゅりと卑猥な水音が立ってしまう。
(あ゙あ゙あぁぁぁぁっ♡ これだめぇぇぇっ♡ 頭が真っ白になるぅぅぅぅッ♡)
鈴音の理性が崩壊しかけていた。
「もっと激しくするよっ!」
「え゛っ!? ま、待っでぇっ! これ以上は―――ああ゛あ゛ぁぁ~~~~~♡」
「気持ちいいから大丈夫だって!」
こんな乱れた鈴音を見て、止められるわけがなかった。
再び理性を崩壊させた結人は本能に任せて一心不乱に腰を突き動かしていく。
「あ゛あ゛ぁぁっ♡ イクっ♡ イッちゃうぅぅぅ♡」
「鈴音ちゃん、俺もすぐイクよっ!」
「んぁっ、はひぃぃっ♡ あぁんっ♡ あんっ♡ も、もうダメェっ♡」
性を貪る獣に成り下がった二人に限界がとうとうやって来た。
欲望を吐き出すため、結人は子宮に亀頭を密着させる。
そんな結人の欲望を受け止めるため、鈴音は彼を決して離さぬよう両手を首に回し、両足を腰に回した。
「
どぴゅッッ! びゅるるるるる!
「あへぇええええええッ♡」
鈴音は喜悦の声を上げながら、さらなる絶頂に達した。
「あひぃ♡ んぉおお……♡」
射精を終えても、鈴音の絶頂痙攣はすぐにおさまらなかった。
情けない喘ぎを発し、結人に抱き着くだけで精一杯の状態である。
結人はそんな鈴音を愛しいと思った。
「鈴音ちゃん、キスしよう」
「あぁ……っ♡ きしゅ、んちゅっ……♡」
鈴音の痙攣が収まるまで、結人と鈴音は上下の口で繋がったままだった。
「明日も仕事休みだからさ、明日もエッチしようよ」
「……ん。するぅ……♡」
快楽漬けにされた鈴音はセックスの事しか考えられなくなっていた。
(明日もまた気持ちよくなれるんだぁ♡ あれ? 明日は何か大事なことがあったような……)
明日になれば鈴音は自殺するつもりだった。
そんな決意を忘れるくらいに、彼女の思考回路は快楽に犯されている。
女の悦びを知ってしまった鈴音は、この日を境に、結人との性欲にまみれた日々を送るのだった。