若いきつねと三十路のたぬき 作:負けた社畜
オッス!みんな元気にしてっか!?社畜だ!
夜はあったけぇ布団で寝るんだぞ!!!!オラとの約束だ!!!
※いろいろ加除訂正しました
「営企課長にも抗議したけど重大さが分かってる?ここの数値の3と8間違ってる。これの修正が現場で入ったおかげで工程進捗が0.7%遅延するのだけど?」
書類を指先でパンパンと弾き、男の目の前に見えるよう広げるバリキャリ女。
男は女に抗議の眼差しを向けていた。何故なら───。
……そのプロジェクト俺の持ちじゃないんスけど。
「統括者の名前欄はあなたになってるわけだけど不服そうね?」
男の
女から言い渡された衝撃の事実に目を剥き、身に覚えのない事態に頭の中で大嵐が吹き荒れる。
エゲェッ!?ナンデ!?オレのナマエナンデ!?そこ
「ちょっと待ってくれよ!そもそも工程進捗会議すら出てないレベルで関わってない案件なんだが……!?」
「あなたの所の
聞いてねえぞクソ
「第一な、俺はまだ静岡の案件が片付いてねえのに参加できるわけないだろ?」
「そちらは進捗率8割を達成したから若手に担当変更して進めさせると返答を貰ってるわ………えぇ?こっちも?」
クソ
「とにかく、これを2日以内に修正してこっちに寄越して。このままじゃ発注遅れ及び資材不達で他社巻き込んで3%の遅延に増大するから。これ以上の遅延は許されないの」
2日ァ?……2日ァ以内ィに修正ィ……?
麗しいバリキャリ女様に至っては進捗が宜しくないことに大層ご立腹なようで、黒ストに包まれた長い脚を見せびらかすように組み替えた。
書類に目を通すと、とてもじゃないが今日中には終わらないような案件が記されていて、修正箇所の誤記確認で3時間。データの確認で3時間。修正で2時間、工程再計算で明日の朝日とご挨拶だ。簡単に言ってくれる……!
久し振りですよ……!私をここまでコケにしたおバカさんは…………!わりといつもされてる気がするけど……!
さらば、俺の休日。
すまん、我が家。
布団とイチャイチャしたい……俺、帰ったら布団と結婚するんだ。
「…分かった。2日以内だな……?」
「ええ。なるべく早くしてちょうだい。そちらの修正が終わり次第ウチの課でも動いてカバーするから。まだ間に合うはずよ」
男は頭を抱え渋々書類を受け取ると深い溜息を吐いて肩を落とす。
力無い足取りでオフィスから出ていくその背中には、覇気も何も感じられないほどに。
ぶっちゃけあの課は他にデキる人間が居ないせいで男に仕事が集中しがちになってしまっている。それを改善しようにも上長は無能。
こちらの部署に引き抜いてしまおうと画作したが、そんな時ばかり鼻が利く
ボサついて手入れされていない髪も、擦り切れそうな革靴の先端も、捲りあげた袖口や襟元がヨレているのも、どこも男が気にしている余裕がないほど働き詰めている証拠だと女は気付いている。
なのに、なのに……。
「うぅぅー…またやっちゃった……嫌われちゃったかなぁ……。絶対あの
本当はもっと「お疲れ様♡一服しましょ♡」とか「食堂でご飯食べよ♡」とか誘いたいのだが、部下の目と社内のイメージで見栄を張ってしまってどうしても強硬な態度になってしまう。
(でたーーーー!課長のへにゃんこモード!!)
(かわよッッッッッ)
これである。
かつてこの会社で
徹底した効率化と成果主義を掲げ、課の成績を30%押し上げた冷徹の魔女。男よりも益荒男。女阿修羅。それがこのバリキャリ女の社内評価だった。
……しかしそんな上司に戦々恐々しているのかと思えば、この課の所属社員たちのモチベーションは異様に高い。
まさか完璧超人な彼女が
通称『へにゃんこモード』でゲロ甘てぇてぇ
「なんで……なんでお疲れ様の一言もかけてあげられないのよぉ私ぃ~…………」
夢見るうさぎちゃん。正体は
もうひとつ、
我が課の長に相応しくない、女性にだらしないような男であれば女子社員ネットワーク総出で血祭りにしてやるが、不思議とそういった噂は聞かない
それを加味しても、仕事の虫すぎて女の影すらチラつかないのはヤバい。
正直なぜ
他社の御曹子やイケメンIT企業社長等など引く手数多に言い寄られる課長は、頑なにそれを断っては
冷徹の魔女があそこまで心を許し甘えたな態度を見せる相手なんて
故に職員一同バリキャリ女を
「……失礼、課長は…いらっしゃい、ますか?」
覇気のない
昨日見た時よりも更に濃くなったクマに、額に貼った冷感シート。クタクタのワイシャツにカーディガンとスラックス。制汗シートや消臭スプレーで誤魔化しているようだが明らかに洗濯していないそれ。
服にはコーヒーか何かを
「入りなさい」
今日も我らが
男が歩を進めるが、様子がおかしい。フラついた足取りでオフィスに入ってくる姿は誰が見ても体調不良。バリキャリ女なら即帰宅させるレベルで、頭も働かないはずだ。そもそも徹夜なんて事はこの部署じゃ許されない。
「人前に出るなら身なりくらい整えたらどう?」
「……そんな余裕も惜しい」
男はクリアファイルに入った書類を手渡す。
元の部署へ差し戻した案件をまさか一晩で修正して来たというのか。 他社を挟むだけに時間がかかると踏んでいたが、その予想を越えてきた。やはり優秀と言っていい。
「誤入力されていた数値を確認して修正、…それによって更にズレた総発注数をクリアして再計算、他社に発注する分の収支を出し直して工程を再編成した……。元データも、社内サーバにあるから確認、してく、れ……」
女にそれだけ伝えると、フラついた男は壁に背中をつけてズルズルと崩れ落ちていく。
「ちょ、ちょっと!?あっ……」
慌てて女が抱えようとするも、流石に成人男性の体格を支えるには足りず、腕をそのまま引かれてしまった課長と男が
さながら男が女を求めて、力無く崩れ落ちるドラマのワンシーンの様なカットにエンタメを求めるOL心が一瞬で臨界へ達する。
(キッキッキマシタワァ━━━━━━━━━━━ !!!!)
(かちょ゛───!! GOGO CHANCE!!!)
当の本人達はそれどころじゃないが、
「A部!これ修正に間違いないかチェックかけて!超特急!」
「まかされた~」
「U美!ACCHI工業とDoDeMo.Eに再日程の調整依頼!」
「ほい!」
「O田!データチェック後至急追加発注!」
「ウッス」
「I子は?」
「人事部に課長と社畜男の有給申請して営企のハゲ脅してくる!」
「あなた……!熱あるじゃない!!?」
男の首筋に手を当てると、明らかな発熱が分かるほど高い体温を感じた。
発汗と体の震えがあり、不規則な呼吸を繰り返していて焦点が合わない視線。ここまでになるなんて、昨日から既に無理をしていたに違いない。
『───とにかく、これを2日以内に修正してこっちに寄越して』
プロジェクトメンバーの変更すら伝えられていなかった男を呼び出し、自身の口をついて出た言葉。私が退社した後も、帰宅した後も、就寝した後も彼は働き続けたのだろう。
そんな生活をいったいどれ程送っているのか。心臓がギュッと握り潰されるように胸の内が痛む。──謝りたい。
「課長!」
「Iちゃん?」
「その案件は私たちで預かります!課長と社畜さんの有給を3日間取りました!なんなら延長戦もドンと来いです!!!!」
「ちょっと!?何を勝手に……!」
「体調不良者を管理するのも上司の役目ですよね?
「!」
「
ちょっと目を離した隙に話が無限の彼方まで飛翔していた。
名残惜しいが、男の体温から離れデスクトップを確認するとプロジェクトがもう動き出している。
確かにこの部署で共有していると言えど、案件は他にもあるのにそんなスムーズに担当者移行でき……なぜかI子に移行している。
休暇取得には社員から
「なんで……?」
「人事部に理由を話して社畜さんの休暇を掛け合ったら喜んで承認してくれました!この人ぜんぜん休暇取らないから難儀してたみたいです!ついでに課長のも
パチリとウインクするI子。
人事部が目をつけるレベルで休暇取得してないとか、この男人間として文化的生活を送れているのだろうか?
このI子という女はそこを突き
「K太、社畜さん担いで!課長も!タクシー呼んでるので一緒に乗っちゃってください!」
都心から電車で30分ほど離れた郊外のマンション。
女は発熱で平衡感覚を狂わせている男の身体を引き摺り、何とか部屋まで辿り着いた。身体を制御できない人間はあまりに重く、女の額には玉のような汗が浮かぶ。
せっかくのメイクが崩れるじゃない……!
なんて悠長なことは言ってられない状況。彼の体調がこれ以上悪化しても困るし、あまりご近所の目にも触れたくない。
肩を貸した女がその一室を解錠すると、体調の限界を迎えた男と体力の限界を迎えた女は倒れ込むように部屋に入った。お互いの荒い呼吸が部屋の静寂を乱し、生命感のない部屋に少しずつ色が灯り始める。
「もうちょっと……!ベッドまで頑張って」
「くっ……」
部屋まで幾歩もないフローリングばりの床の上を、牛歩のようにたっぷり時間をかけて移動した。
廊下を抜け部屋に入ると、目に入るのはコタツとちょっと大きめのモニター。デスクトップは兼用だろう。カーテン等インテリアは紺等の寒色系で纏められ、ザ・男の一人暮らし部屋といったイメージそのまま。『片付いている』と言うよりかは『物がない』だ。
「ほら、座って」
担いできた男をベッドに座らせ自身もようやく一息つく。冷静になると頭も回り始めるもので、とっても、すごい状況だと気付く。
……来てしまった。部下にお膳立てされてしまったとは言え、男の部屋に。
他人の部屋に入った時に感じる独特の違和感と男の香りがする。ルームフレグランスが置いてあるが、それもまた彼の香りのように感じられて女の脳裏に記憶されていく。
「横になっていいから。それとも着替える?」
「……シャワー…浴びたい」
座っているのにも関わらず上半身を揺らす男。本人も自覚がないほどに熱で目を回しているらしい。この体調では動かす方が危険だと思うし、本来なら病院に掛かるべきだが少し寝て体力を回復させた方がいいだろう。
「シャワーは我慢しなよ。そんなにフラついてたら危ないから」
「分かった……。着替えたい」
頭が思考を回すことも難しいのか、素直に従っていく男。これはこれで庇護欲というか母性が揺さぶられて仕方がない。
衣装ケースから下着とスウェットを引っ張り出すと共にタオルを用意する。シャワーを浴びられないなら、体を拭くぐらいしてあげよう。
漁るようで申し訳ないが、冷凍庫の氷も拝借し袋詰めにしておこう。これを脇や首筋、大腿部など太い血管の通る場所に当てることで発熱の緩和になる。
……。ちょっと待て、これ身体を拭くために脱がせなければならないのでは?
いやいやいや、落ち着け私!身体を拭くぐらいどうってことないでしょ……!?なんならもっと恥ずかしい所だって見てるし?見られてるし?何の問題があるんだ?
問題だらけの自問自答。私の恥じらいと彼の体調を天秤にかけたらどちらが大切かなんて問えば比べるまでもない。
「ほら、着替えようね」
ジャケットから腕を抜き、ワイシャツのボタンを開けてはだけさせていく。
なんだかとっても背徳感が湧いてくる。発熱で上気した色と汗で濡れ光る首筋。喉仏。ボタンを開ける事に厚めの胸板が目に入り、Vネックのインナーから覗く鎖骨が艶めかしい。
──舐めたい。
いけない。私は病人相手に何を考えているんだ。
年単位で抑え込んできた欲望。女の深層心理の内にあったフェティッシュが視覚、嗅覚、聴覚から得られる刺激でバキバキとへし折られ、歪んだ欲望を引き起こした。フェティッシュは折られたことで散ったのではなく、新たな種子を撒き散らして芽吹く。芽を出した種子は茎をのばし蕾をつける。
インナーシャツも脱がされ上半身裸になる男。
雄らしく筋肉のついた硬い身体。デスクワークばかりしている筈の彼だが、体はよく締まっていてだらしない所は見当たらない。
「拭いてあげるから、ね?」
タオルを絞って背中を拭いていく。自分の身体を拭く時より気持ち強めに力を込めて、首筋や背中を這わせるたびにぴくんと男の身体がはねた。ベッドに乗り男の背後に回ってさらに腕や脇を拭いていく。
耳の後ろに顔を近づけると濃い匂いを感じて体温が上がる。良い香りとは思えないし風呂にも入ってないのだから、どちらかと言えば悪臭の類だろう。けれどもすんすんと鼻を膨らませては男の匂いを感じていた。
〝嗅覚〟と言うものは五感の中でも理性が利かず、本能に密接にかかわる分野だと言われている。これは自分と遺伝子の近しい者を
……困った。
私はこの匂いを悪臭と感じていない。それどころかもう少し感じたいとも思っている。頭の芯から離れた意識の外から、本能が訴えかけてくる。『この男は子作りにふさわしい相手である』と。
今までお前に言い寄ってきたオスは有象無象であり、このオスこそが自分の身体に命を宿すための最適解であると。
いけない。私は社会人。知識と理性で武装した人間。
人間が動物と明確に差があるのは理性があるからこそ。しかも目の前にいるのは病人なのだからそれを吹っ飛ばして本能に任せ襲い掛かるのは些か獣すぎる。
シャツを手渡して着させると彼には横になってもらった。
頭をふらふらとさせる彼に、これ以上体を起こさせても辛いだろう。ベッドに沈み込み深く呼吸を吐く彼の上下する胸。身体を拭いたことで多少楽になったのか会社に居た時よりも彼の呼吸は穏やかだ。
「下も拭くから横になっちゃって」
「……さすがに自分で…」
「いいから。もう起き上がるのも辛いでしょ?」
ベルトに手をかけスラックスを脱がすと、また一段と彼の濃い匂いが漂う。数日履き続けたボクサーパンツは特級呪物に近く、これは速やかに洗濯するとしよう。私に対する特効が乗りすぎてる。
抵抗する気力もないのかされるがままで、ならば幸いとその下着にも手を掛ける。服だけだ。そうだ、拭くだけだ。
布地に浮き上がるシルエット。
ごくりと知らず生唾を飲んだ私の喉が鳴った。渇きを潤す為か、それとも、自分の欲を押さえつける為か。ご馳走を前に「待て」を言われた犬のように。
新入社員歓迎会で
そういった誘いは全て断って、連絡先もオールデリートして、本当に仲の良かった女の子数人が残るのみだ。高校でも大学でも奔放というか、自覚が無かったというか、節操無しと言われても仕方がないかもしれない生活をしていた。でも、彼に抱かれたくて。求めたくて。身体が求めて。
下着を抜き取るとその下の性器が露わになる。むわぁ♡と音が立ちそうな程に濃い匂い。蒸れた汗や若干のアンモニア臭が混じって女の鼻を犯す。
そこから離れタオルで足元から
水気を含ませる為に一度タオルを絞るが、私はもう、私の体はもう彼を求めとっくに抑えなんて効かない状態になっていく。
残るは視線を縫い付けられ逸らせない、誘蛾燈のように濃く、蝶を誘うように香る男性器。
私に散々絶頂を教え、膣も子宮も忘れられないほど覚えさせられた形。身体に刻まれたセックス。
ダメだよこんなの……もう年単位でセックスしていない
子宮が
欲求は抑え難い衝動となって脳を支配した。この状態になった理性なんて、風吹けば散る塵芥。
もうドロドロだ。ショーツのクロッチ部分は溢れかえった衝動が貫通し、ストッキングすら湿り出し、女の至る所のスイッチを押していく。
動悸がうるさい。鼓動が耳元で鳴っているようにうるさい。荒くなった呼吸は体温を上昇させて、より熱を溜め込む。溜められた熱は全身に火を灯して回り熱に当てられた思考を苛んでいく。
おっも……♡何これ、はち切れそう……どんだけ溜まってんの……♡
指で陰嚢を持ち上げ秘された皺皮の裏を拭く。
女の手が持ち上げた陰嚢は日頃の鬱憤と欲求を限界まで溜め込んで繁殖欲求を滾らせていた。片方だけでもずっしりと重いタマには、
ぐじゅ……♡
知らず擦り合わせた膝頭。ショートめなタイトスカートの影。ストッキングに包まれた秘所部には収まりきらないぐらいに衝動が溢れ返り、今か今かと男を待ち望んでいた。
気を強く持って、今度は竿を手に取りタオルに包む。酷い臭いのする根元を、幹を、カリ首を、亀頭を揉み込むように
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、が犯され、納得がいかないと抗議しだしたのは味覚だ。他は全て男の感触を与えられたというのに、味覚だけは男を感じられていない。女の欲望は渦巻いて、下腹部からの強烈な衝動を脳に送る。
そしてそれに呼応する様に、男の肉槍が手の中でとくんとくんと脈を打ち始めむくっ♡むくっ♡と体積を増していく。
脈を打つ度に根元がめりっ♡と太くなり、幹に血管が浮き始め、亀頭が赤黒く染まり、カリ首が傘を開いていく。
あっ、あぁ……♡
オスが極限まで疲労することで、身体は生命の種を残すため勃起することがあるそうだ。俗に言う疲れマラというやつらしい。
あの夜よりも、ずっと迫力を増した肉槍。ずっと濃いものを溜め込んだ手のひらに余る睾丸……ザーメンタンク…♡絶対に子孫を残してやると決意する強固な意志。
気づいたら私はたっぷりと涎を溜めた口内に、彼の肉槍を含み啜っていた。
あ~~むっ♡!
ずりゅ……♡じゅぷ!!♡じゅる゛!る゛♡!じゅる!はぁむ♡♡♡!ずちゅ♡ぶちゅ♡♡!!!
夢中になって自ら五感全てを犯していく。脳に直接響く彼のモノを啜る音。生臭く鼻を突く匂い。どんどん体積を増してバキバキになっていく肉槍。彼自身は熱で朦朧としているのに、オスは子孫を残そうと
全部欲しい……♡全部欲しい……!全部欲しい!!!!
もう我慢なんてできなかった。ガツンガツンと理性を叩き壊した生殖の衝動。
服を脱ぐ余裕だって無い。邪魔くさいストッキングを乱暴に引き裂いて、ショーツのクロッチ部をズラす。前戯なんて必要ないぐらいに滴り落ちる本気汁はメスが孕むための準備が終わった事を教えていた。
てらてらと唾液で濡れ光る肉槍。眼前に聳え立つ歪な形をした砲身。
絶対孕む……♡生でしちゃったら絶対……。したい♡してしまいたい♡このまま……♡
……それは、まだダメだ。
欠片と散った理性が最後の抵抗を試みる。社会的な立場もあって、彼とは結婚もしていない。付き合ってすらいない。まだ子を設けるには時期尚早。既成事実を作ってしまってもいいが、彼とは円満に結ばれたい。
ひったくりのようにカバンを漁って、奥底に眠っていたコンドームを引っ張り出す。封を開けてなけなしの理性を彼のモノに纏わせた。
いつか絶対…孕んでやる♡貴方の子供を孕んでやる♡ぜったいパパになってもらうから……♡♡♡
ぎしりぎしりとベッドの
ぬぢっ♡
女は手で暴れ回る肉槍を押さえつけ、そのまま膣内へ飲み込む。
「っあ♡゛…♡♡…!んぅぅぅ♡゛♡♡♡……♡゛あはぁ♡…!?!??…♡…♡゛♡!♡♡♡!!」
肉槍が秘裂を割ると膣口からとろみのある果汁がじゅわじゅわ♡と溢れ出し、潤滑剤となって更に奥へと飲み込んでいく。
「ん…♡はっ!ぁ…゛♡っっ!!…!!♡…♡♡!!!!」
傘を張った亀頭が女の膣道を割広げ、肉襞を余すところなく削っては蹂躙し、敏感なところを一緒くたに押し潰してゆく。待ち望んだ感触、感覚、快感が下腹から腰を伝って全身に震えとして行き渡った。
───先端が遂にそこへ触れる。
Gスポット。以前膣内と外から挟み撃ちにされ開発されたせいで、すっかり弱くなってしまった女の絶頂スイッチ。
「おっ♡!!?!?ぐっっ♡゛♡♡♡!!!?!」
その瞬間、呆気なく果てた女の膝からカクンッと力が抜け、子宮とポルチオスポットが硬い肉槍に纏めてブチ抜かれる。絶頂した上に更に絶頂を重ね、女は背を反らして酷く痙攣した。
肉槍の先端が、女のぐでぐでに溶けた子宮を下から突き上げ、潰された子宮はその刺激で口からぶちゅり♡とこってり孕み汁を更にぶち撒ける。
「ん゛♡ん゛ぁぁ゛っ♡♡!?゛!!?…お゛っ♡♡♡…う゛ぅ゛!~!…♡…うぁ゛っ~♡゛あ゛!…♡♡!」
激しく明滅する視界。頭の中で火花が散り、思ったように動かせない身体。その間にもどぐどぐと膣内で脈打つ肉槍が満足させろと暴れ回る。
まさか
ずるいよぉ……♡こんなの勝てないよぉ……♡ながくてぇ、ぶっとくて、硬くてぇ……♡♡♡あたし……ズルい女だぁ……♡
男が熱で動けないのをいい事に、自分の欲望を満たす為におちんぽを借りてひとりで
「ごめっんな゛さ…っ!ごめ…っん♡なさ゛い゛♡♡!い゛つ…もっ理不尽゛なっ♡!事っ♡!ばっかりあ…な♡!た…♡!に!押゛しっ♡付…け゛て!ご…めんなさ゛い…♡゛♡!!」
ぱん♡ぱんっ♡ぱん…っ♡!ばちゅん♡!ぱちゅん♡!ぱんっ…♡!ずちゅん…っ♡!ずん…♡!ぱんっ…っ♡!ぱん♡゛っ!
謝りたいのに、腰が動いて止まらない。長くお預けされ続けた女の身体が1回の絶頂ごときで満足できるはずもなく、尻で杭でも打つかのように激しく振りたくられる。
「ごめ゛……!んなっ゛さっ゛いぃ♡!無理♡無理っ゛なの…っ♡!…気っ持…♡ちいいの♡止ま゛んな……っい♡…っの゛♡」
ばちゅん♡!ぱちゅん♡!ぱんっ…♡!ずちゅん…っ♡!ずん…♡!ずちゅん♡!…ばちんっ♡
ベッドの軋む音。水気を含んだ肌と肌のぶつかる音。押さえても、抑えても、男のモノが膣内を削る度に漏れ出る嬌声。
打ち付けては前後にグラインドさせて、肉槍と子宮口をキスさせては肉襞で根元まで咥えて舐めしゃぶる。
女はただの1Kの部屋で行為に
壁なんて大して厚くないだろうに、聞かれれば何をしているかなんて一発でわかるような音を立て、全く気にする余裕もなく衝動のままに肉槍を貪り続けて上半身を伏せた。
苦しげに歪む彼の顔。熱に
すんすん♡と首筋に顔を埋めた女は呼吸の限り男の匂いを吸い込む。ただでさえ白んでいた脳内に更なるスパイスが足され、煮込まれた衝動の限り男の肉槍を求めて腰を振り下ろす。
「もお…♡!♡むり゛っ!!♡♡……イっく♡…イ゛く♡!!♡………あぁぁ゛あ!♡…あっ゛!♡♡♡」
女の全てを搾り取るような杭打ち騎乗位、種を欲しがって纏わりつく子宮に、絶頂で蠕動する膣内。
揉み込まれ激しく搾られた肉槍が、被せられた理性をぶち破らん限りに射精する。ゴム越しなのに膣奥を撃ち抜いて、子宮を揺さぶられる衝撃に一段と絶頂が深くなり、もっと繋がりたくて肉槍の先端に子宮がのしかかって猛抗議する。
ご馳走はすぐそこにあるのに……!
「あ…♡…あぁ゛っ…
数分して、引潮のように薄れてゆくオーガズム。膣内で激しく脈打っていた肉槍も少し落ち着いて、部屋には静寂が訪れた。男の荒い呼吸と全力疾走したかのような女の呼吸。女は力を振り絞って腰を持ち上げた。
「んんん゛♡!!……はぁ♡」
ぬぽっ♡と膣内から吐き出された男のモノと、欲を限界まで押さえ込んだ理性。
すんでのところで堪えきったコンドームはまるで今にも破裂しそうな水風船のようにたっぷりと種汁を貯えていた。ゴムを破らないように外し口を縛って置いておく。
お疲れ様……♡ごめんね…?無理させちゃったね……。
液にまみれた刀身をタオルで丁寧に拭きあげる。手の中でふにふにと慈しむように、労わるように、マッサージしてあげても回復する様子はない。発熱で苛まれた男の体力では、さすがに前回のような耐久力を保つのは難しいだろう。
女の下腹の奥、子宮は遺伝子を貰えてないことに不満げな疼きを訴えるが今は我慢するしかない。
ふと目に入る、丸々と肥え太った理性の抜け殻。それ持ち上げてみれば重みでブツっといってしまいそうな程重くて……。
少しはこの渇きを満たせるだろうか?少しはこの疼きがマシになるだろうか。
果実を持ち上げるように口元へ。先端の少し突起状になった部位に歯を立てて、途端に、でろりとした塊のような遺伝子ソースが口内に溢れ返る。
───私は嬉々としてそれを飲み下した。
極濃で、生臭く、噛めるぐらい弾力があるものが、喉の奥で膜を張るような不快感。
子宮にご馳走されるはずだった極上の種汁は、残念ながら女の胃に消えていった。
「次は、元気な時にいっぱいしようね」
少し呼吸の落ち着いた彼の額を髪を梳ると、少し穏やかな寝顔に変化した。それが女の心を満たして、しかしおねだりな女はもっと色んな表情を見たいと思う。
……願わくば、次は少し進んだ関係に。
バリキャリ女
匂いフェチ発覚。弱ってる男にやられ欲に勝てなかった。
香水よりも襟元の匂いが好きらしい(男に対して限定)
男
タフだけどたまに盛大に体調を崩す人居るよね。
職場でぶっ倒れたと思ったら家にワープ。なぜか家に女がいる真相を究明すべく我々はアマゾンへ飛んだ。