※この作品はR-18です。

若いきつねと三十路のたぬき   作:負けた社畜

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ビックサイト夏の陣お疲れ様でした(大遅刻)

私?仕事でしたよ。





三十路のきつねと五月雨そば

 

 

「いひっ♡♡゛……ふっ~…♡…ふーっ…♡ふぐっ…♡♡!!~…っ♡♡♡!……♡……!んんん゛♡…お゛っ♡♡~~~♡!!!」

 

俺の目の前でびくんびくん♡とガチアクメをキメ散らかし、不織布で下半分が隠されてるはずなのに誰が見てもイッたと分かるトロけ顔を晒すこのマスク・ド痴女。

 

教えてくれ……俺はあと何分この拷問に耐えればいい……!?

 

いつもは最寄り駅まであっという間の移動時間も、今日に限ってやけにノロく感じて仕方ない。いつもの軽快な通過っぷりは一体どうしてしまったんだ。

 

 

──ガタンッ

 

 

 

ぐりっ♡

 

 

あ、やば

 

 

「ッッ♡♡♡゛♡゛~~?!♡~~!??」

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も今日とて社会の歯車として(めい)を終え、帰ろうとした時のことだ。しとしとと五月雨が降りしきる中、会社からターミナル駅へと辿り着いたのだがどうも様子がおかしい。

 

正確無比なダイヤグラムとアリの巣かと突っ込みたくなる路線網に統率の取れたクレイジーな混雑。日本で独自進化した乗り物であるDENSHAが複数乗り入れ、世界中でもトップクラスの乗降客数を一日で捌くこの駅は年がら年中曜日関係なく足音の川が流れているはずだが、今日は堰き止められたダムの如く改札口の前に乗客が(とどこお)っていた。数人の係員へ幾人もの乗客が詰め寄って()し合い()し合いの大騒ぎだ。

 

耳を澄ませてみると、どうやら信号トラブルによって主要幹線が運転を見合わせたらしく、帰宅を急ぐ紳士淑女が皆して足止めを食らった形になってしまっていた。おそらく運転を見合わせてから、そう時間も経ってないのだろう。

 

幸い俺の乗る路線ではないため、心の中で乗客にも駅員にもご愁傷さまとエールを送り喧騒を通り過ぎる。

 

「こっちもか……」

 

この駅を始発としている私鉄の1社も車両故障でストップしているようで、混乱に拍車がかかっていた。改札口で乗客が列を成して対応を待つ姿が散見され、帰宅ラッシュという時間も相まってもはやカオスと言う他ない。

 

こちらも幸いなことに俺の乗る路線ではない。ないが……。

 

「ま、こうなるよな……」

 

並行する路線が2つも止まってしまっているために、動いている路線で迂回しようというのが自明の理。

 

それゆえ、俺の通勤で乗る路線も普段の倍かそれ以上の乗客がホームで待っていて明らかにキャパシティが不足している。これでは余裕がある電車まで待つか、この人の海にプレスされるすし詰め覚悟で電車に乗るかの二者択一。

止まっている電車の復旧見通しは立っておらず、事態の好転を待てば何時間と待つ可能性も無きにしもあらずといったところだ。

 

こんな事なら同僚からもらった緑色のきつねそばを処理して帰ろうとか悠長な事を考えなければよかった……。

期間限定のお揚げが蕎麦にドッキングしたユニーク商品を同僚から貰い受け、喜んでムシャついているうちに駅はこんな有様になっていた。

そう思ったところで後の祭り。いま俺の目に広がる人の海は目を逸らしたところで消えたりしない。

 

ホームへ電車が入ってきて降車客が降りると、殺気立った椅子取りバーサーカー達が乗り口へと(ひし)めき合う。一旦ドアが閉まり、次にドアが開いた瞬間が開戦の合図である。

 

 

 

 

──到着の電車は快速急行……

 

 

 

 

相当な混雑が予想されるが、これに乗れば30分半ば程度で最寄り駅に着くことができる。背に腹はかえられぬ……か。

 

扉が開いた途端夥しい量の人がなだれ込んでいき、椅子取り戦争は瞬時に決着がついた。

車内もどんどん人で埋まっていって、俺も前の人に次いで乗車はできたが、後から後から乗り込もうとする屈強なサラリーマン達に反対側の扉まで押しやられ圧縮zipになってしまいそうだ。社畜zipとか誰得なんだよ。

 

「う、ぐ……!」

 

たかが人間1人でこの凄まじい人波に抗えなどできようか。人の重みで車両も左右にギシギシと軋むように揺れ、まるでJAPANが誇る伝統国技SUMOUのBUTSUKARI稽古を彷彿とさせる勢いですし詰めにされていく。

 

結局、追いやられた俺は乗り口と反対側のドア際に立っていた女性へ壁ドンする様な形になってしまった。非常に由々しき事態である。

 

「……すみません」

はぁ♡んっッ♡…大丈夫です、お構い゛なくっ……」

 

……体調が優れないのだろうか?

女性はマスクをしていて詳しい表情を窺い知ることはできない。だが声は震えていて、明るめの髪は少しボサついて額に貼り付き、眼鏡の奥の目元には濃いくまがある。

ブラウスにネイビー色のタイトスカート。ごく一般的なキャリアウーマン様の服装ではあるが、こちらもどことなく乱れている印象を受けた。

 

そうか……あなたも戦場帰り(残業後退社)か……。

おそらく体調不良を隠して今日のタスクをやり遂げたのだろう。立派な企業戦士(社畜)だ。いち早く帰宅してこの女性が休めることを願う。

 

なんて勝手な親近感を覚え、俺には使命感が湧いてきた。この女性をせめて野郎達のプレスから守って見せようじゃないか。

それと身体が密着することを避けたい。今日のような激しい混雑では不可抗力だと分かってほしいが、悲しきかな。彼女に「痴漢です!」と言われようものなら俺の人生はTHE END。そうならない為にも『無害ですよアピール』を頑張っておいて損はない。

 

足を肩幅に開き、腕を突っ張り、四方八方から圧を掛けてくる野郎どもへレジスタンス。守り通すことで快適とは言えないまでもこの僅かな隙間がオアシスとなってくれれば幸いだ。

その間も壁にもたれかかり荒く呼吸する彼女は、先程よりも体調が悪化しているように見える。

 

(いざとなったら降ろすことも視野に入れるか……)

 

もし彼女が倒れた場合、急病人の救護という理由でこの路線まで遅延する事態になりかねない。周りの路線がふたつも運転見合わせとなっている中でそれは致命的な事態だ。

 

この電車の命運は俺が握っている、なんて独善的(アホ)な考えをぶら下げたまま発車を待った。

 

 

 

 

 

───お待たせ致しました。発車しますと電車が揺れますのでご注意ください……

 

 

 

 

 

反対側の扉が音を立てて閉まった。みっちりと詰め込まれた缶詰のように封をされた車内には雨の影響もあってムワッとした空気が籠る。

 

(あぁ……♡オスの匂いやばっ……♡♡♡)

 

熱気と湿気とが混ざりあった車内はメスにとって劇薬のような匂いに満ちる。人によっては臭いと感じるのだろうが私にとって興奮のスパイスにしかならない。

特に今日は混雑が酷く、ひと呼吸する度により一層濃い匂いが鼻腔に侵入し気道を焼いて肺を犯す。

それがまた脳を痺れさせて体が高揚の一途を辿っていく。

 

今、正面に立っている(ひと)……。たぶん、私を気遣って隙間を空けてくれているんだろう。横に置かれた腕には血管が浮くほど力が入っているし、足も肩幅に開いて一生懸命踏ん張ってるみたいだ。

 

 

それ故に───

 

 

(匂い……♡…匂いヤっバ……♡♡♡♡)

 

 

仕事帰りであろう男の身体から香る体臭は芳醇の一言に尽きる。決して悪臭ではなく、興奮するという意味で。このまま彼が耐えきれなくなり、姿勢が崩れてしまったなら身体の小さい私は人波に押された彼と壁に挟まれぺしゃんこだ……。この匂いで潰されちゃうんだ……♡

 

 

…そんなの、興奮しちゃうじゃん……♡♡♡♡

 

 

(んっ♡お゛♡♡♡)

 

や゛っべ…!甘イキ来たッ…♡゛♡♡♡゛潰される想像して♡膣キュンしちゃった♡♡♡

擬態解けちゃう♡♡♡耳と尻尾出そう♡♡♡我慢♡♡!!我慢しろあたしッ♡♡♡♡!!!

 

「ふー……♡♡!!ふー……♡♡♡♡!!」

 

 

なめらか素材の静音紫バイブ3号くんは、今日もご機嫌にむいんむいん♡と振動しながら私のGスポットとクリトリスをめちゃくちゃにしてくれる。ショーツで挟み、ストッキングで固定し、Gスポイキとクリイキを繰り返して溢れ出た愛液でローションなんて要らないほどにぐっちょぐちょ。ナプキン当ててなきゃとっくに太腿を滴り落ちてきていることだろう。

 

正面の(ひと)も、よもや目の前にいる女がバイブを突っ込みながら電車に乗る変態だとは思いもしないはずだ。

 

もしこの変態行為(オナニー)がバレてしまったら……。

 

軽蔑か、嘲笑(呆れ)を向けられるか?

痴漢されちゃうだろうか……?

それとも適当なトイレに連れ込まれて強制生ハメ(レイプ)……?

果てはホテルにお持ち帰りされちゃうんじゃ……?こんな発情女狐(トロマン)なんて玩具(オナホ)みたいに扱われて性欲の()け口にされちゃうって分かりきってるよぉ……♡

 

そう考えただけでこの浅ましい身体は絶頂へのカウントダウンを進めていく。それどころか予想にない軽アクメを引き起こし、嬌声を我慢することが精一杯。

緊迫感は甘く思考を麻痺させていき、その毒を味わいたくて麻薬にやられたように行為はエスカレートした。

 

 

止め時も分からない。止め方も分からない。止める理由も分からない。

 

 

スリルに蝕まれて自己開発し続けた身体は、今やどこもかしこも快感を貪れるようになってしまった。そんな身体をもてあまして、私は変態行為(オナニー)を止められない。

 

 

あぁ、今日も───

 

 

 

 

 

 

 

──ご乗車ありがとうございます。この電車は……

 

 

 

 

 

 

 

電車はターミナル駅をゆっくりと発車した。

 

扉が閉まったことでより一層圧の高まった車内で男は懸命に踏ん張っていた。

都心の複雑な路地を抜ける為に電車はあっちらこっちらへカーブする。軽くなったと思えば双肩に人の圧がずしりと乗ってくることで壁まで突き破ってしまいそうだ。実際は壁なんて抜けず俺が潰れる方が先だろう。速度が遅い事が幸いし、まだ人波が破綻するような事は無い。あまりに理不尽な人の圧力。抵抗するのも馬鹿らしくなるほどの孤軍奮闘。楽になるのは一瞬だが、その後は某ジャクソンもビックリな姿勢で耐えなければならなくなる。

 

 

これは俺の経験則なんだが、日々の通勤通学で電車を利用する人間は、無意識のうちにどこにカーブがあってどこで揺れるのかという事を記憶しそれに合わせて身体を傾けているんだ。

 

いわゆる『習慣』というやつである。

 

しかしながら今日のように乗り慣れていない人間が存在する場合、その人間達が電車の揺れに対応しきれずバランスを崩してしまうことがある。そうなったら人の重みを支えきれない集団が将棋倒しの様になり、人間一人では到底受け止めきれないような波が起きる。

 

その波が発生する可能性が高いのは、次の駅を発車した直後に訪れる転線部(ポイント)だ。そうならないように祈りながら目を閉じて次の駅を待つ。

 

 

いくつか駅を通過した後、電車はゆっくりと減速し停車駅へと進入する。ここは地下鉄の接続駅であり、既にミッチミチに人間の詰まった電車へ乗ろうという人達がホームで列になっていた。

 

いやー……キツいッス……。ヤバいって!マジでヤバいって!!!

 

開いた扉へこれでもかとケツを押し込んでくる社会人部隊。凄まじい圧力に僅かな空間も保つ事などできず、身体をズラす暇もなく女性との隙間はみるみるうちに無くなっていく。

ホームには乗り切れない乗客が(あぶ)れ、積み残しまで発生してしまっていた。頼む、これ以上は勘弁してくれ。地獄の沙汰だ。

 

「いや……くっ!?すみません……!」

あッ!♡♡……いぐっ♡♡♡゛♡゛♡゛いひひっ♡だ、大丈夫ですからッ!おっ゛!?♡

 

情けないことに、あまりの圧で少しの隙間も保つ事が難しい。必死に抵抗を試みたが、万力に締められるが如く身体が女性と密着してしまっていき、まるで正面から抱き合ったような形になってしまった。

 

じっとりとした体温と女性特有の柔らかさと、ちょうど鼻元に頭頂部がきて髪から香ってくる甘い匂いに、精神衛生上及び身体的観点から非常によろしくない。近頃は『髪にかかる呼吸が不快だったから』とエアリアル痴漢と言われ捕まる事もあるようだし、こんなことになるならこの女性に背中を向けて乗り込むべきだった。

 

そして、密着したことで分かるブラウスにツンと浮くふたつの突起。押し付けられた柔らかな部位に感じる確かな粒硬さがコリコリと転がって、むくむくと脈打つように肥大していって、これが何なのかなんて説明する事すら(はばか)られる。

 

(なんでブラ着けてないんだこの女……!)

 

女性はびくりと身体を震わせ……いや、びくびくと小刻みに痙攣している。

顔を上げた女性と目が合った。眼鏡の奥にあるドロっと溶けたような虚ろな瞳と紅潮した頬。マスクで下半分が隠されているのにも関わらず、その顔は()()()()()()と思わせるようなもので。

 

……いや、溜まりすぎてんのか?

電車に乗り合わせただけの女性を、そのような目で見るなど頭が茹だっているとしか思えない。下着だってたまたま何かをこぼしてしまって着けてないとか、やむに止まれぬ理由の可能性だってあるかもしれないが……。

 

相当数の人間が乗り合わせているのに、ここだけは俺と女性の密室。閉ざされた境界で歯車が異音を立てて狂い始めていく。

 

 

 

 

 

 

 

──お待たせいたしました。お荷物やお身体を強く引いてください。ドアが閉まります……

 

 

 

 

 

 

 

(閉まっちゃった…♡ 扉閉まっちゃったんだ……♡)

 

この駅を発車したら電車はしばらく走り続け、かなりの数を通過してしまう。つまり私はこれから長時間この男性の腕に包まれたまま密着せざるを得ない。

 

(わたし)と違う筋張った筋肉と血管が浮き上がり、力強さを感じる腕。ワイシャツ越しに感じる確かな筋肉の硬さ。私の頭は彼の首元位までしかなく、押さえつけられたら絶対に覆せない体格差。

 

そう考えただけで……。

 

(おまんこ熱っ♡♡♡(ねじ)れる♡♡♡♡)

 

下腹部が、下腹部の奥が強烈に熱を持ち、勝手に収縮しては紫バイブ3号くんにめちゃめちゃにされる。

まだ立てている事が奇跡だ。この人の支えと人の圧がなければもうとっくにその場にへたりこんでイキ散らかしてる。そうなったら、どうなっちゃうのだろう……。

乗り合わせた人に動画などを撮られてSNSに拡散されてしまうかもしれない。そうなったら社会的に終わりだ。もしかしたら動画を見た人間に()()()()()をされる可能性さえある。

 

そんなリスクが天秤に掛かっているのに、私は止められない。

 

粘ついた興奮が乳首に集まり、痛いぐらいに浮き上がっていた。上半身はただブラウスを纏ったのみで防御力なんてまるで無くて、押し付けられた男の胸板に密着するたび、ほんの少しの衣擦れ刺激で乳首は更に硬く尖っていく。少しでも刺激が欲しくて男の体にわざと押し付けては先端だけが擦れるように身を揺すった。

 

(バレる……♡絶対バレちゃう……♡♡♡こんなノーブラ勃起乳首なんて押し付けたら絶対バレちゃう♡♡♡♡♡)

 

「はー……♡ はー………♡」

 

ぎしりと音を立てて電車が動き出した。モーターが回っていく音と比例して速度が上がっていく。

 

まるで、私の興奮の坩堝(るつぼ)が巻き上がっていくように。

 

(あっ……♡乳首…♡乳首気持ちいい……♡♡♡ブラウスに擦れるのいい……♡♡♡♡)

 

ひたすら自己研鑽して開発した乳首はほんの少しの刺激でも甘い痺れを下腹部にもたらしてくれる。

 

胸はあの憎き陽キャたぬきのようにばるんばるんにはならなかったが、なんなら昔からサイズに変わりは無いけども、悔しくてチクニーが捗ったりなんか絶対していないし。だいたいあんなの脂肪の塊がぶら下がってるだけだしデカ乳輪になりやすいし走ると痛いらしいし足元見えなくて階段怖いっていうし屈もうとするとそれはもう胸がつっかえて邪魔そうだし服のサイズも胸に合わせないといけないし合わせると太って見えるし脱いだ時の破壊力が凄いって何?着痩せとかなんとかそもそもこっちは晒すような駄肉がないパーフェクトボディぞ?残念そうな目で見られて甚だ不愉快だしあんなの将来的に垂れるだけだしデッドスペースが生まれて仕方ないし下着は可愛いの無い上に値段高いしコスパが悪いだけなので悔しくなんかない。断じて。それに比べどうだこの均整の取れたスマートな身体は服のシルエットは綺麗に見せられるし省スペースミニマリズムオーバーサイズもスキニーフィットもなんでもござれで選び放題採寸要らずの希少価値なんだよつまりステータスなん

 

 

 

どちゅん♡

 

 

 

その時、電車が傾き人の波が引いていく。ずっしりとかけられていた圧がふわりと無くなり、息苦しさから解放された。一瞬の出来事に身体が反応できず私の脳内は全くの無防備を晒して(ほう)ける。

 

 

 

 

 

 

 

─────あえ゛っ?

 

 

 

 

何が起きたのか分からなくて、でも、どうしようもなく気持ちよくて。

 

 

 

 

 

……?…………??♡…………?♡♡??゛♡♡゛♡??♡゛♡!♡?゛!?♡!?゛!゛?

 

 

 

清流に泥が舞ったような混濁。意識。視界。

 

 

引き波が過ぎた後、戻ってくるのは寄せ波。振り子は向こうに行けば当然こちらに帰ってくる。

 

彼は踏ん張るため片足を前に出し人波に抗おうとしたのだろう。それが、予期せず私に股ドンするような姿勢となってしまった。しかし人の勢いは到底彼一人で受け止め切れるものではなく更には身長差もあったため、足の間に置かれた彼の太ももが紫バイブ3号くんの柄に接触し押し込んでしまった。

 

()()()()()()()()()

 

紫バイブ3号くんはGスポットを乱暴に削り、更に奥のポルチオを(したた)かに(えぐ)った。むいんむいん身をよじらせ、振動を伴いながら子宮口をぐりっ♡ぐりっ♡と刺激して、びんびん勃起クリトリスにも吸い付き部が包皮を(めく)り上げて直撃する。

 

極めつけは男の硬い身体が人の圧によって縫い付けられ、壁との間に挟まれた私を押し潰す。

 

電気回路に過大な電流が流れヒューズが吹き飛んでしまったように、頭の中を巡っていた思考が一瞬でブラックアウトした。ばちんばちんと音を立てて脳内回路が焼き切れていく。

 

(むり゛ッ! ♡…♡゛♡♡!!!こ…んなの!むり゛♡♡ッ……こえがまんむり♡♡゛ッッッ♡゛♡♡♡)

 

全身の筋肉が緊張と弛緩を繰り返し、腹の奥から止めどなく湧き上がってくる波が引いては何度も押し寄せて絶頂が治まらない。

遂には勝手に膝の力が抜け、がくりと姿勢を崩してしまう。

 

 

 

 

ごちゅ♡

 

 

 

 

 

!!……!♡♡!!!♡…?♡゛!♡♡゛?…♡!!…!?……♡♡♡?゛

 

 

 

 

再び、雷に打たれたように快感が身を貫き、呆気なく女は果てた。

 

不意に訪れる電車の揺れで男の膝と接触した紫バイブ3号くんが膣内でひどく暴れ回る。時にはずぷっ♡と強く押し込まれ、解放されては小刻みな揺れで膝にとんとん♡とタップされ、また電車の加減速で左右色んな所にごちゅり♡と食い込む。まるでわざと攻めてるんじゃないかと疑いたくなるような愛撫が小刻みに襲い掛かり続けていた。

 

女が少しでも姿勢を崩せば紫バイブ3号くんの柄が男の膝へ接触し突如の刺激が膣内を貫く。それに耐えるには頑張って立ち続ける他ないが、足に力を入れて頑張ろうとすれば骨盤の筋肉が連動して膣内を締めつけてしまい、バイブの微振動とうねりで簡単にイってしまう前にも後ろにも進めない快楽拷問。

 

 

 

 

 

 

 

ご乗車ありがとうございました。まもなく───

 

 

 

 

 

 

 

電車が減速を始め、あちこちから吐息が漏れる。長かった通過も終わってようやく停車駅が訪れたからだ。

幾多の駅をまとめてすっ飛ばす快速っぷりは乗っていて爽快感を覚えるかもしれないが、裏を返せばただ閉じ込められる時間が長いだけである。

 

しかし残念なことに次の駅は乗換する客が入れ替わるだけで、ギッチギチがギチギチに変わるくらいの微々たる差であり、あと2つ先まではこの状態が続くだろう。

 

 

そして俺は非常によろしくない事態に直面していた。

 

電車の揺れに対して踏ん張っていたが、あまりの人の圧を1人で支えるにはちょっと無理があった。

ただでさえ抱き合うように密着してしまった女性に対して股ドンするような姿勢になってしまったのである。足の位置を戻そうにも他の乗客のカバンが引っ掛かっており、膝を伸ばせない状態に固定されてしまった。

これについては全く意図したものじゃなく、不幸にも様々な要因が絡み合った結果なんだ。本当なんだ。断じてわざとじゃない。

 

……女の股座(またぐら)になぜか()()()()があり、俺の足はそれを()()()()ような形になってしまった。するとどうだろう、密着している女は身体をビクンビクン♡と震わせ「ふッ……♡」とか「んん゛♡」とか必死に声を押し殺した吐息を漏らすように変化を見せる。

電車の揺れで強く押し込んでしまった時なんか目をかっ開いて身体を震わせるし、その後の虚空を見つめるような目は明らかに賢者タイムへ至っていると思しき表情で。

 

いや、これもう、もしかしなくてもそうだよな……?

 

それどころか、明らかに下着をしていないと思われるブラウスに浮くふたつの突起と、膝に当たる硬いモノが微細に振動しているおかげで、この女性がナニをしているのか分かってしまった。体調が悪そうに見えたのも、普通は辟易しそうなこの状況に彼女が興奮して乱れているためだろう。

 

……人の性癖その他趣味趣向にとやかく言うつもりはないが、せめてTPOを弁えていただきたい。勝手に社畜的親近感を抱いていたのは俺だが『少しでもこの体調の悪そうな女性が楽になれれば』とか思って頑張っていた事がバカみたいだ。

呆れと、落胆と、独り善がりの正義感を踏み躙られてふつふつと湧き上がる怒り。この女からしたらお門違いかもしれないが、ヒートした本能はもはや収まりのつかないレベルに達して、全身を巡りある一点に集いだす。

 

その火種(本能)に油をぶっかけるように、本能へ積み重なる女性特有の柔らかさと、じっとりと粘ついた温もり。直接芯を揺さぶってくる香水じゃない発情した雌の匂い。目の前の女がオナニー(変態行為)に耽っているという非常識な淫靡さ(シチュエーション)

 

それを指して『怒張する』なんて表現することもあるだろう。

存在を誇示すように、俺の怒りを代弁するかのように脈打ち下着の中で体積を増してゆく本能の象徴。鈍い痛みと共にスラックスのファスナーを山のように押し上げて、それはゆっくりと猛り狂っていく。

 

 

 

電車が停止し扉が開くと、降車客が人混みをかき分けながら這う這うの体で降りていった。どうせなら俺も降りて後続の各駅停車など空いている電車へコンバートする案も考えたが、色んな意味で身動きが取れる状況じゃない。

どうしようかともたもたしていたら、また同じだけの人数が乗ってきてしまいあっという間に車内は元のギチギチ状態へ戻ってしまった。

 

ベッドタウンである次の駅に到着すれば、だいぶ余裕が生まれるはずなんだ。希望的観測だがここさえ乗り越えれば後はこっちのもんである。

と言いたいところなのだが、ジョジョ立ちの様な足の状態をなんとか戻せただけで女性との密着状態が解消できたわけじゃなかった。

 

そのせいで俺の制御を外れた突っ張り棒は女の下腹部へ食い込んでいく。

硬い棒はしなりながらも、女の柔らかい腹部へぐりぐりと先端を突き立てるように脈打って暴れていて、もはや言い訳できないレベルを余裕でぶっちぎっていく。

 

(マズい……)

 

とてもまずい。

 

非常にまずい。

 

いちど勃起を始めてしまったブツを治めようにもすぐには無理だ。それ自体は俺のモノが健康である証明であり喜ばしい事なのだが、今この状況がとても良くない。

 

こと電車の中で意図せず密着してしまった女(電車内で自慰に耽る変態である)の下腹部に押し付けられた勃起。これをポジショニングする為には手をゴソゴソする他なく、当然のこと一発アウトだ。

 

いくら電車内でオナニーする変態だとしても、この女がひとこと「痴漢です」と言えば矮小な社畜男の社会的地位など即座に消し飛んで無くなる。第三者から見れば完全な犯罪行為であるし、もし俺がその立場だったとすれば、にべもなく男側を咎めるはずだ。

再度だが、原因は主に俺であることと認めよう。しかし故意じゃない事を分かっていただきたい。事故なんだ。

 

俺は誰に向けるかも分からない言い訳を必死に考え、この状況に怯えていた。

だと言うのに女は、俺のイキり散らしたモノの先端へ下腹部をぐりぐりと押し付けてくる。さながらズボン越しに床オナしているような快感が腰を伝ってきて、肉槍には追って多量の血液がなだれ込みスラックスに押さえつけられて鈍い痛みを発した。

 

その事にイラついた肉槍は更に怒りを溜め込んでいく。

(わざとやってんのかこの女……!)

 

 

 

 

 

 

 

お待たせいたしました。発車いたします。ドア付近の方はお身体を引いてください─────

 

 

 

 

 

 

 

(絶対バレた……♡ 絶対バレてるこれ……♡♡♡♡)

 

 

 

電車の扉が閉まり再び電車内は密室と化した。

多くの人で埋め尽くされた1つの空間は、更に私より頭半分大きい男性にびったりと密着されて、包まれて、身動(みじろ)ぎひとつできやしない牢獄となる。

そんな密室に閉じ込められたまま、電車はまたひとつ駅を進んだ。

 

遂に、遂に露呈してしまった私の変態行為(オナニー)

さっきイッた時に顔を上げた際、男の瞳と目が合って怪訝に顔を歪め気づいたような素振(そぶ)りをした。

 

その証拠に自分だけじゃなく男の体温も上がっていき、密着しているところはじっとりとした汗を感じるまでになってきた。極めつけは私の下腹部へ突き刺さり、自らの存在を力強く主張する雄の本能。

 

私の大事なものがたくさん詰まった下腹部に、その残虐性をゴリゴリと押し付け突き破ろうとする所業はまさしく咎を食い破らんとする猛獣。

 

「はっ……♡ あははっ……♡♡いひっ♡ひひひ♡♡♡」

 

クロッチ部に溢れかえった液よりも、こってりとした汁が奥底から湧き出す。いつもがさらさらとした粘液ならば、いま奥底から湧いているのは蜂蜜みたいな重さをしたどろどろの樹液みたいなたやつだろう。

 

(なに…これ…♡硬ッ……♡♡♡うわぁ……♡ズボンぶち破りそうじゃん……♡♡♡しかも、この黒ディルド5号くんに匹敵しそうなサイズ……♡♡♡♡)

 

どうにかしたい。

 

怖い。

 

これでどうにかなってしまいたい。

 

怖い。

 

こんなのでどうにかされてしまったら……。

 

その恐怖は何に対してのものなのか?自分がオスにめちゃくちゃにされそうな事へ対する恐怖か?それともこんな時まで発情して止まらない自分に対する恐怖なのか?

 

もうどうだっていい。

たぶんこれはそういったものと別の『何か』で、他に表しようがないから『恐怖』と言ってるだけなんだ。おまんこの奥を浮つかせて仕方がない、鍋の底に焦げ付いた炭のようなちょっとやそっとじゃ剥がれない焦燥感。

男の匂いでボヤける脳内と、もっともっと♡と先をねだるすっかり煮込まれてぐずぐずに溶けた下腹部の奥、子宮。

 

どうせ私の変態行為(オナニー)は男にバレてしまったのだ。ならもっと『気持ちいい』を享受したい。

 

 

…………♡

 

(もっとチンイラしろ……♡もっともっとぶっ濃いせーし溜めて溜めて溜めまくって金玉ゴポらせてイラつけ♡ほらっ♡ほらっ♡)

 

自らの身体を揺すって男の残虐性を煽るような行為を重ねる。

私と男の間で硬く屹立する肉槍は、いい塩梅で体外から下腹部の気持ちいい所を押し込んでくれた。

あたかも体外式ポルチオをキメているかのような蝕む快感がジワジワと広がって身体を巡り脳へ達する。

 

どうせ私のしている事は露呈しているんだ。であればもはや恥も外聞もない。

 

 

 

ぐりゅっ♡

 

 

「ん゛ぉ゛ッ゛!゛?゛♡゛♡♡♡」

 

 

ばちんっと頭の中を焼いた電撃に、汚ったねぇ濁点が喉から噴き出る。

 

腹部の薄皮越しに肉槍の先端と紫バイブ3号くんがいい所を挟み撃ちにしたからだ。

強い衝撃の後に、更にジワジワとボディブローのように効いてくる波。意識を侵食するそれに引き締めていた気も緩む。もう自分が擬態できているか考える余裕もなくて、ただただ身を焼かれていく様を受け入れるしかない。

 

(おっ゛♡ふぅ゛っ♡♡あっあっあ゛っ!♡ヤバい♡♡♡これキく!♡♡♡キきすぎ♡♡♡♡」

 

思考は声として漏れ出していた。

 

加速を続け最高速に達した車両は左へ右へと揺れる。その度にずむっ♡ずむっ♡とポルチオを小突く先端。びくっ♡びくっ♡勝手に緊張して引き攣る全身の筋肉。外からポルチオを押してもらうオナニーなんて早々自分一人じゃできない。だからこそ夢中になって身体を擦り付けに行く。

 

てらてらと漂う蛍光灯も、身を焼かれる路線図も、ただただ揺蕩う中吊り広告も、無機質な固さのスマートフォンも、しきりに場所を直す吊り革を握る手も、座席の(もた)れた仕切り板も、自らの影を写す窓も、尾を引いて流れていく街灯も、耳に触れる息遣いも、身体を苛む熱さも、何も何も視界の外へ追いやって。

 

 

ぜんぶぜんぶ、全部の神経を尖らせて怒り狂う雄へ煽り立てる。

 

 

もっともっと狂え。もっともっと猛れ。もっともっと犯せ。もっともっと壊せ。

 

 

 

「いひっ♡♡゛……ふっ~…♡…ふーっ…♡ふぐっ…♡♡!!~…っ♡♡♡!……♡……!んんん゛♡…お゛っ♡♡~~~♡!!!」

 

 

 

押し付けて、押し付けて、押し付けて。

 

 

 

──ガタンッ

 

 

 

ぐりっ♡

 

 

(おっ♡!?!!?ごッ♡♡?!?!!!)

 

 

「ッッ♡♡♡゛♡゛~~?!♡~~!??」

 

 

 

鈍器が子宮を殴りつけた。

 

否、電車の揺れで勢いの乗った男の腰が、その体重と圧力を肉槍の先端一点に集中させて私の下腹部をド突いたのだ。

 

ぐずぐずに溶けてただ気持ちよさだけを伝えていた子宮口(ポルチオ)が急激に輪郭を持ち始め、じんわりとしていた快感が研ぎ澄まされて、刺すような鋭く重い快感が背筋から脳を串刺しにする。

 

もはや水分を吸いきれなくなったナプキンから溢れ出たドロつき汁はストッキングさえ貫通して内腿へ滴っていく。

 

(ブッ刺さっ……たぁ!!♡♡♡♡♡♡)

 

必死に声を押さえつけ、絶頂でただただ痙攣するに留める私。よくやった私。なんとかアヘ顔だけで堪えられたものの、次があればもう我慢できるかも怪しい。

 

「ふーっ♡゛♡♡!!ふー……♡!イッぐ♡♡!……♡…♡!」

 

あー……♡こっちみてる♡見られちゃってる♡マスク越しのアヘイキ顔……♡

 

濁った視界。霞む意識。男に痴態を晒したまま、また絶頂の波が来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

まもなく到着します。お乗り換えのご案内です。次の各駅停車は────

 

 

 

 

 

 

 

電車はホームに滑り込み、扉が開く。

 

数えるのも面倒な程の人々が降車していって、ようやく身体にのしかかり続けていた圧力が無くなった。まるで堰き止められていた濁流が解き放たれたような開放感に、思わず膝の力が抜けそうになる。

車内にはまだまだ乗客が居るが、先程のような殺人的ラッシュに比べずいぶん余裕が生まれた。程なくして今度はスムーズに扉が閉まり、電車はまた走り出す。

 

しかし、俺と目の前でオホるこの女は未だ密着状態を解けずにいた。

離れてしまえば俺はギン勃ちのモノを世間にお披露目してしまうし、この女はイキ過ぎて産まれたての子鹿のように膝を笑わせており、支えがなければこの場に崩れ落ちるだろう。お互いに醜態を晒しかねないデッドリーな一蓮托生関係が構築されてしまっている。

 

なのに、この変態女は俺のスラックスの膨らみへ手を這わし、挑発するように爪先でカリカリ♡と肉槍の先端を(くすぐ)ってきた。カリ首の段差を狙うように指を引っ掛けてわざと弱い刺激に調節しながらトロ火で煮込むような手つきは、たまらなく肉槍へフラストレーションをもたらして雄をイラつかせた。

 

ふざけている。本当に。

こちらは一発人生で終わりだと言うのに、自分一人だけ(よろこ)んで、更には人の事を煽りやがる。

 

「いひひ……♡んぉッ♡次の、駅…降りたらッ……ぁんっ!♡いい所、知ってますから……♡♡♡!!ひひ……降り、ますよね?♡♡♡」

 

何がふざけているってこの女、よく見れば頭頂部に三角形の狐耳が生えてる事だ。見間違いかと思い2度見したがやっぱり生えている。

昔から狐は人を化かすと言うが、こればかりは一発ぶち込……いや一言いってやらねば気が済まない。

 

眼鏡の奥、女の濁った瞳に灯る欲望の烈火。

その灯りに俺の中の何かが引き千切られ、気づけば女のブラウスに浮く突起を摘み上げることで返事をしていた。

 

 

「ちく、びっ♡♡摘んじゃ…いっぐ♡?!♡!?……いぐっ♡♡んぉ♡♡いひィ♡!!」

 

 

体温と発汗でじわりと湿ったブラウスの下にある硬く(しこり)になった乳首。

弾けばまるでゲームパッドのスティックの如くぷくっ♡と跳ね戻るボタン乳首はかなりの感度で、ちょっとやそっと開発したんじゃこうはならない。胸は薄っぺらい幼児体型の癖して、かなり年季の入った開発具合だ。

 

「上等だ、降りてやるよ変態女(クソ狐)

「……あはぁ♡」

 

 

 

 

 

 

 

電車から降りて、係員の居ない駅ビル直結の無人改札を出場し変態女(クソ狐)について歩く。駅ビル内は百貨店のような複合施設になっていて、セレクトショップを始めカウンターやアパレルブランドが並んでいた。

 

申し訳ないことにどの店にも用事は無い。平日の、しかも夜という時間帯であとは閉店を待つばかりなのだろう。奥へ進むほどだんだんと客の数はまばらになっていき、暇そうにしている店員と目が合った。

何か声をかけてくるでもなく、こちらも何もありませんよという顔で通り過ぎる。社会人になってポーカーフェイスで偽る事ばかり上手くなった。

 

「ふー……♡ ふー……♡♡」

 

その間にも耳に届く荒い呼吸は前を歩く変態女(クソ狐)のものか……はたまた俺のものか。

 

気づけば周囲に人気はなく、店舗も無いエリアまで来ていた。フロアの隅、大概こういう所にあるのは……。

 

「…ここのトイレぇ………滅多に人が来ないんです……♡」

 

やはりというかなんと言うか、店舗を通り過ぎた辺りから予想はしていたが期待通りすぎて安心感すらした。ぐるりと周りを見てもここには変態女と俺しか居らず、外界と隔絶されたような錯覚に陥る。

 

「……本当に救いようがないな」

 

にへらと粘ついた笑みを浮かべる目元は、ハイライトが消えて瞳にハートが浮かんでいるエフェクトが掛けられそうなぐらいに仄暗い。マスクの下で上気した頬が歪み、ブラウスには誰が見ても分かるぐらいに勃っている乳首が影を作る。

その突起をガリガリと爪を立てて引っ掻く。乳首が薄い胸に沈むたび、頭頂でびこんびこんと踊る狐耳が彼女の興奮度を指し示していた。もはや隠す気も無いんじゃないだろうかこのクソ狐。

 

「んいぃ゛♡♡♡!?えへぇ゛♡おにーさん気が早すンぎ♡♡♡」

「……マスク貫通してアヘ顔晒す変態に言われたくねぇわ」

 

俺も、変態女も余裕なんてこれっぽっちもない。始発駅からかれこれ半刻ほど煽られ続けたオスの本能はもう噴火寸前で留まっていた。

 

誘蛾灯に誘われる哀れな虫のようにフラフラと近づき、興奮を抑えもしないまま2人してトイレの個室へ雪崩込む。

百貨店のトイレらしく清潔感のある白を基調として清掃の行き届いた個室だが……先に謝っておく。たぶんこれからめちゃくちゃ汁まみれにしてしまうだろうから。

 

 

後ろ手に鍵をかけた。

 

ガチャリ、といった音で俺は自覚した。

 

もう後戻りはできない。

 

 

クソ狐はまずタイトスカートを捲り上げ下半身を晒した。ストッキングに包まれた赤い紐留めのショーツと生白い肌の下半身。

身長が小さい見目どおりに身体も薄く脚もほっそりとしたもので、良く言えばスレンダー、悪く言えば華奢という言葉がよく合う。

 

しかしショーツはおろかストッキングすら貫通して股座(またぐら)から内腿(うちもも)、果ては内(すね)に至るまで興奮で上気し、色が変わるぐらいに蜜を溢れかえらせていた。

そしてショーツのクロッチ部からは筒状のものが出っ張っており、散々電車の中で悪さをしていたものがやはりバイブだったと思い知る。

 

「……んー!邪魔ァ♡♡♡!」

 

クソ狐は爪を立てビリリッ!と勢いよくストッキングを切り裂くと腰紐を解いてショーツすら脱ぎ去ってしまう。多量の汁気を含んだ布がべちゃりと情けない音をたててタイル貼りの床に沈み、その下の秘部を露にした。

 

つるりとした(なだ)らかな肌が弧を描いた先には、濃い赤みを含む陰唇とぬらぬらと蜜で鈍く濡れ光る紫色のモノ。

それを咥えこんだまま蹲踞(そんきょ)の姿勢で屈んだクソ狐は右手で自らのカリカリ♡と乳首を掻き、左手でぐちょぐちょ♡とバイブを抜き差しし始める。

 

「ん゛お゛…お゛♡♡♡あー…キく♡♡ 見下されオナニーヤバい……♡♡♡♡♡」

 

ぢゅっこ♡ぢゅっこ♡じゅぽ♡ぬっぽ♡ぐちゅっ♡じゅぷ♡

 

こちらを煽るように見上げながらさっそく1人自慰に(いそ)しみ始めたクソ狐は本当に度し難い。Gスポットを擦りあげるようにバイブを押し込むからか、手の動きに合わせて恥丘がぽこっ♡と浮き上がる。

 

勝手気儘に振る舞う傍若無人ぶり。

 

「おい……1人だけで盛り上がってんじゃねぇよ」

 

そのぶっトロけ顔に、また怒りが湧き上がる。

こっちだってお前のオナニーに付き合わされてイラつきが止まらねえんだ。おかげで電車から降りてここにたどり着くまでずっと不自然な前屈みする羽目になったんだぞ。

 

向こうがそうするように、こちらも性たる部分を解放する。開ける事に難儀するほど持ち上がったスラックスのファスナーを引き摺り下ろしパンツの留めボタンを外す。

興奮のあまり覚束無(おぼつかな)い手つきになってしまったが、押さえつけられ鈍痛を発していた肉槍が勢いよく解き放たれた。

 

べちんっ♡!

 

「お゛ん♡!?」

 

意図せず弾みのついた肉槍がクソ狐の鼻先を叩いてしまったが、そのまま臭いをこびりつかせるように切っ先を押し付けた。不織布越しに唇の柔らかさが(たわ)む。

 

 

「チンポビンタ♡!?あっへ♡♡!?クサッ♡!!くっさ♡♡♡♡!」

 

今日1日、外回りして熟成された仕事終わりの芳醇な香りは持ち主の俺でも顔を背けたくなるものだ。更には電車の中で怒りを重ね(チンポ煽り)られた肉槍はカウパーでぬらついていて、それがまた不快度指数を高めていた。

 

俺はクソ狐のマスクを持ち上げ、その隙間へ肉槍を挿入した。ほんの少しの瀬戸際を守っていた防御壁はいとも容易く取り払われ、吐息と吸気の汽水域へ異物が混じる。

 

「あっあ♡あ♡……っあ!あぁあ♡ぁっ!ああぁ…♡゛!」

 

肉槍の裏筋に感じる唇と熱く湿った吐息、クソ狐の濁った瞳がぐりんと上を向きかける。そりゃあオスがオスたる臭いをゼロ距離で嗅がされてるのだからたまったものじゃないだろう。

 

臭いを嗅いで、より一層バイブをジュポる手を加速させるクソ狐。自分1人だけトリップしないでもらおうか。

 

「歯立てるなよ」

「──ォごッ!!??!」

 

先程からオホ声をあげている口元へ先端を押し付け、熱気が満ちる口腔内へ強引に肉槍を突き立てる。そのままクソ狐の後頭部を押さえ、喉奥まで無理やりに尊厳を奪った。

亀頭が喉輪に引っかかろうともお構い無しに粘膜へ沈めてゆく。クソ狐は濁っていた目を白黒させて混乱しているようで、喉奥への衝撃の為に目尻には涙が浮かべ、反射のため嘔吐(えず)いた。それがまた喉を締めさせ、肉槍には膣穴とも尻穴とも違う押し返すような粘膜の感触が響く。

 

変態女の口許はマスクで隠れているため見る事ができない。だが、肉槍に感じる喉粘膜は確かにイラマチオをしているという征服感を掻き立てた。

ゾクゾクとした昂りが背筋を上がってきて、肉槍はよりいっそう脈を打ってのたうち回り、その刺激に反射して喉奥は締まる。鼻息で陰毛が(そよ)ぎ妙なこそばゆさが追ってきた。

 

「ん!お゛お゛!ぐ…っ!ごぉぉ゛っげぇ!お゛っご…おぉぽッお…!ぉ!」

 

何かを喋ろうにも肉槍に塞がれ舌は動かせないし喉は閉じられない故に、鼻で必死に呼吸しようとしているがそれでも酸素量は十分でないだろう。

それどころか股座の臭いは彼女の鼻腔さえも犯す。

 

散々体の至る所を開発しているクソ狐もさすがに喉の奥までは範囲外だったらしい。その顔は快感と言うよりも苦悶で歪んでいる。

 

じゅぷ♡ごぷ♡ずちゅ♡ずりゅん♡ずにゅるるるる♡

 

唾液が溢れかえり、ひどく滑りの良くなった喉へカリ首を引っ掛けながら引き抜くと、ねっとねと♡になった肉槍がクソ狐の口から露出する。舌根(ぜつこん)のつぶつぶとした感触は高刺激のオナホールのようで、それがまたえも言われぬ浮遊感を(もたら)した。

 

「うごごご……!!?おぐッ!?!!んぶぅッ♡!!」

 

根元に近い所まで涎の輪が付き、こんな所まで飲み込んでいたのかと戦慄(わなな)きのようなものすら感じた。

 

凄まじい征服感が睾丸を支配する。

 

凄まじい征服感が腰を支配する。

 

凄まじい征服感が背中を支配する。

 

凄まじい征服感が脳を支配した。

 

ずっとずっと煽られ続けた怒りは、自分が思っていたよりもずっとずっと早く頂点へ駆け上がった。肉槍の激しい脈動と腰の奥底から迸る灼熱が制御不能域へと達する。

 

「あー……!やべぇ…もう上がってきた……!射精()すからな!!(こぼ)すなよ!!!!」

 

精管を這いずるあまりに濃い塊。肉槍の先端からだんだんと感覚が無くなっていき、手足の先まで灼熱が身を焼く。

 

こみ上がって、こみ上がって、こみ上がって、はじけ飛んだ。

 

クソ狐の後頭部を掻き抱いて、肉槍を根元まで粘膜に埋める。侵入者を必死に吐き戻そうとする食道は無理やりに押さえつけられ、後から後から湧き上がる性の奔流は直接胃へと殺到した。

 

 

 

「んッ───ごッ─────♡!!!」

 

 

 

変態女(クソ狐)の濁った目が限界まで開く。

 

 

「ぐ…!あっ……!まだ射精る……!」

 

 

散々っぱら煽られた怒りはまるで銃撃のような射精へと昇華し、(おびただ)しい量を強烈な脈動に乗せ撃ち放っていた。

彼女の喉奥や食道はへばりつく精液を必死に飲み下そうと蠕動(ぜんどう)し、口の中いっぱいに埋め尽くす肉槍を締め付けるように動く。それは意図せず肉槍を揉み搾るように動き、オスにとって極上の搾精機関に成り代わる。

 

「─────♡♡♡♡♡!!!!」

 

何度も、何度も、何度も、破壊的な脈動とともに塊が尿道を押し広げ、男は排泄でもしたのかと勘違いするほどの量を直接クソ狐の体内へぶち込んだ。

 

「はっ……!はっ──……!」

 

全力疾走した後のような心臓の慟哭(どうこく)

 

未だに引き()る身体に鞭打って腰を引く。きっちりと涎の輪が着いた粘膜まみれの肉槍がマスクの下から引き抜かれ、何本もの雫が糸を引いてぼたぼたと垂れ落ちた。

 

酷い臭いだ。

 

唾液と精液とが入り交じり言い訳の効かない性臭が個室いっぱいに広がった。鼻腔すら犯す湿気に、身体中へシャツが纏わりつく。もう少しで肉槍が引き抜けようという時

 

 

 

ずじゅ!!♡♡♡ずに゛ゅるるるるるるるる♡♡♡♡♡♡♡♡

 

 

 

 

──俺はこの変態女を見くびっていたのかもしれない。

 

 

再び喉奥まで咥え込まれた肉槍が、粘り気の混じった音と共に強烈に吸い上げられる。

尿道に残留していた残り汁も、オスとしての滾りも、下半身の力も、根こそぎ全てぶっこ抜かれるかのような衝撃。このまま玉の中身まで吸い上げられるんじゃないかと錯覚するような焦燥感。

 

瞳いっぱいにハートを浮かべたクソ狐が、頬をべっこべこになるまで凹ませてバキュームしながら唇で亀頭を磨き廻す。

 

「おい…!!離せッ……!ぐぁっ……!!?」

 

 

ぢゅっっっっぽん!!!♡♡♡♡♡

 

 

解放された肉槍が弾み返って腹を叩く。腰どころか膝の力までもが抜け、崩れ落ちてしまいそうだ。

 

「れぁ……♡」

 

マスクを捲りあげた下、開かれたクソ狐の口の中はいっぱいの白濁液で溢れかえっていて、舌がゆっくりと遊泳しながら攪拌する。その光景に充足感と脱力感が一緒くたに訪れて腰から膝から力が抜けそうになってしまう。

 

ともすればリスの頬袋のように膨らんだ頬の輪郭。無理やり吸い取られた残り汁でコレなのだから、いったいどれだけの量が彼女の胃に収まったのか想像もできない。

 

 

「……んん゛…」

 

 

射精したことで少し勃起の緩くなった肉槍をクソ狐の手が包む。いったい何をするつもりなのか、緩慢な速度でしか回らない思考のままに俺は見ているだけしかできない。

 

白く細い首。喉。肉槍の先端が持ち上げられ首筋へ押し当てられる。薄皮の下、結喉の少し硬い感触。

 

形の綺麗なツリ目がニマァ…と歪み

 

 

ゴキュッ…♡♡♡!!ゴクッ♡♡♡!!ゴッキュ♡♡♡♡!!!!

 

 

 

()()()

 

 

閉鎖された個室に響く咀嚼音。

粘度が高く飲み下しづらいのか、何度も何度も突き上がる喉骨。否応無しに伝わってくる嚥下の蠢き。

 

喉骨が肉槍の先端を転がり、蠕動を腰にまで伝えてくる。

 

「うっ♡おげェ…♡ ゲホッ…グェッッップ♡♡♡♡♡ おっ゛ほ♡ザー汁くっさ♡♡♡♡」

 

およそ女がしていい噯気(ゲップ)ではない。いや、女とか関係なく人として不快に思うだろう。

 

 

()()()()

 

 

滂沱する思考。本能が溢れかえる。

 

違う、違う。

 

()はメスの腹を満たす為に、ただの栄養の為に必死こいて精を作ったんじゃない。蓄えたんじゃない。身を粉にしてまで射精したんじゃない。

 

違うだろ。もっと違う穴だろ?

 

子作り穴だろ。雌穴だろ。孕ませ穴だろ。

 

射精すべきは膣内だろ?

 

射精す(孕ませる)べきは子宮だろ───?

 

オスの本能から激しい怒りが湧き上がり、心臓の鼓動によって血液が巡り、滾りとなって一点へと集中していく。怒りは薪に、燃料に。燃え始めたら灰と化すまで。

 

射精したばかりだというのに、青筋が浮き上がりだした肉槍。めりめりと根元から膨らみ出し、ゆっくりとその刀身を引き抜いていく。

 

「わあ……♡」

 

脈打つ度に血管が浮き出し、裏筋は歪に膨らみ始める。怒りが海綿を巡ってカリ首はメスを蹂躙せんと傘を開いた。こんなものを挿入すれば女の膣襞なんてグチャ混ぜ間違い無しだ。蹂躙に蹂躙を重ね、子宮の逃げ場を無くして膣内射精(ナカダシ)する気満々のオス。クソ狐の顔面に突きつけた見せ槍にはそれ以上のものが含まれる。

 

変態女(クソ狐)にも、穴はあるんだよな……。

 

思考は完全に獣欲に呑まれていた。

意思なんて、理性なんて、完全に蒸発して枯れ果て、身体を突き動かす全てを性欲が支配する。

 

「うひひ♡♡♡……1回射精()したらオシマイですかぁ??♡♡♡♡」

 

ここに来て、なお煽るクソ狐。

 

びきり、びきりと肉槍が音を立てた気がした。

 

 

 

 

 

 

(これ、想像以上かも……♡)

 

眼前に(そび)える獣欲の化身。電車内で見積もった戦闘力は、ざっと黒ディルド5号くんに並ぶと思ったがとんでもない。

 

長さも太さもカリ高具合もそれを凌駕して凶悪。

血の通った肉のはずなのに鉄芯でも入っているのかと見紛うほどの硬さ。突きつけられた顔が火傷しそうな程の熱さ。

 

(ピピー!!こんなの凶悪チン棒所持法違反で現行犯逮捕!!!♡♡♡♡)

 

煽れば煽るだけ迫力を増す雄臭さに思わず甘アクメに達するというもの。喉の奥底、先程排泄された精液臭が消化器官から立ち昇り、自分の呼気に混じって香るだけで脳内麻薬ぶっキマり。頭を内側から犯されパチパチと目の前で散る火花。

 

「───うぇっ?」

 

トリップしていたら、ぐるんと世界が裏返る。

 

腕を掴まれたらしい。脚を抱えられて浮かされたらしい。

()()()()()()()()()()()()()という事に気づくまでたっぷりたっぷり数十秒。

 

背中と頭に感じる固い陶器の感触で、自分は俎板(まないた)の上の鯉になったのだとようやく悟る。

 

その間にも男は自らの体を太腿に挟み込み、閉じさせないようにブロックしてしまった。アクメをキメ続けた身体に力なんて入るはずもなく、あっけなくおっぴろげにされてしまった私の孕み穴(おまんこ)

 

辛うじて抜けずにいた紫バイブ3号くんだけが静寂の中むいんむいんと身を捩る様は滑稽(シュール)にも思えるが、ついに男の手が柄を掴み栓を引き抜く。

 

「っ!!?♡♡♡」

 

のるんっ!どろ…どろ……

 

溶解している、そう形容する他ない状態の秘裂。さんざん分泌された天然おまんこローションと撹拌されたこってり子宮汁がブレンドされて、にっちゃにちゃと糸を引く。ずっと挿入(はい)っていた栓が引き抜けたから膣口のパクつきも止まらない。

 

こぷこぷと湧き水のように溢れる愛液が、私の興奮をありありとバラす。これじゃあ万年発情期の兎を笑えないじゃないか。

 

 

ボトッ

 

 

下腹部に載せられたそれ。

 

容易にメスの奥の奥を踏みつけて、肉の穴をミッチミチに埋めてもなお肉襞(にくひだ)を押しのける長太さ。

絶対に女の子の中をズタズタにして(わからせ)るカリ高の亀頭。

蚯蚓(みみず)でも這ってるのかと疑いたくなるぐらい、ぐろぐろと浮き上がった血管。

釘でも打つんですかというぐらいの硬度を携えて(いびつ)な肌の模様をする幹。

 

そんなものが下腹部へ載せられている。照準を定められている。秘裂から臍まで、焦げ付くような熱を撒き散らしながら。

 

 

(これ……処刑(レイプ)宣言……♡♡♡♡)

 

 

合わせ槍されたモノは股間から臍まで届いている。

つまり挿入(はい)ってきたら子宮(おく)まで届くどころか潰されて絨毯爆撃(腰ドチュ)されるわけだ。

ローションに足を滑らせて一気に黒ディルド5号くんをぶち込んじゃった時の衝撃が脳裏を過ぎる。その時はしばらく意識をぶっ飛ばしてしまったが、このオスマラはそれを超えて奥底を押し潰すだろう。

 

男が腰を引き、ひくひく♡と蠢く膣口へ切っ先を突きつけた。赤黒い亀頭が秘裂を割り、陰唇を割り、自らの胎内へ異物感が埋まり出す。

 

「うっ、あ…うそ……♡」

 

目一杯開かされる膣口。ゆっくり押し広げられていく圧迫感。あっつあつの肉槍が内臓に擦れる感覚。それに喜んで抱きつく膣肉襞。

 

ぬぷぷぷぷぷ……ぐちっ

 

「いっ♡……いひっひ……おく……♡♡♡ゆっ、ゆっくり、ゆっくりお願いしますぅぅぅぅうううう!!!?!?♡♡♡♡♡♡」

 

ゆっくりだった。確かに男の刀身はゆっくり侵入してきた。しかし1番奥の大事なところ(赤ちゃん袋)まで達したのに侵入を止めない。

 

ごちゅ♡♡♡ぐりゅりゅりゅりゅ♡♡♡♡

 

 

亀頭で膣穴をぐちゃぐちゃに押し広げながら、自らの刀身を根元まで埋め切るつもりだ。鬼畜だ。メスの事情なんか考えてくれちゃいない。

 

「ふ゛っ()ッ…♡♡♡!! ……深すぎっ♡♡!!潰れちゃ……♡♡♡」

 

(いくらそっちが標準男性の体格でも、こっちは三十路ツルペタの合法ロリボディなんだぞ!!指で子宮プニれちゃうぐらいマンコ浅いに決まってんだろ!!!!!!)

 

自らの下腹部を見てみれば、男の肉槍が入っているところがうっすらと盛り上がっており、穴の規格が根本的に合っていない。

例えるならちくわの穴に極太ソーセージを押し込んでる感じで、私が百戦錬磨のディルド自慰(オナニー)マイスターじゃなければ今頃アヘ顔晒して旅立ってるはずだ。

 

 

「おぉ゛…あッ♡♡…ぎっ♡♡」

 

(ちょっ待…♡腹ボコはさすがに想定外ッ……♡♡♡くるし……♡♡)

 

自らの(からだ)の拡張性にただただ驚くばかり。

確かに常人より開発されてるかもしれないが、それにしたってこんなのが挿入(はい)るとは思わなかった。

 

私のおまんこはみっちりと凶槍を飲み込み、肉襞が喜んで絡みつきにいく。やめて欲しい。無邪気に近づいたところでカリ首に足蹴にされる事が目に見えているのに。

 

長く息を吐いた男。ちょっと今ガチピストンは勘弁して欲しいな……まだ身体が慣れていない。

 

「い、いひひっ…♡挿入(はい)っちゃった……♡」

 

ごりゅ♡ぐりゅぐりゅ♡♡♡♡

 

「お゛ッ♡!?」

 

頭の中が溶かされる。

 

脳が処理できる許容量限界の電流がバッチン!と流されたからだ。無理やり腰を動かして屈服させるのではなく、おまんこを甘やかして躾けるつもりなのか、男の腰は円を描くように動き膣奥やポルチオを指圧するようにグリグリと刺激する。まるで獣が死に体の獲物をいたぶるが如き所業だが、狐は本能で理解した。

 

(これ……もう逃がす気無いんだ………♡)

 

そう思った時既に遅し。

脳の焦りに反して、オスを飲み込んでいる膣と子宮はその優しい動きに懐柔されてなつき始めている。とてもまずい。

 

形覚えさせられちゃう…♡せっくす気持ちいいんだって躾け(分からせ)られちゃう……♡

 

自慰に傾倒して蓋をして、知らないままでいられたはずの交尾の悦楽。メスとしての法悦。少しづつ氷解するように、思考は回らなくなっていく。

 

 

 

ぴとっ

 

 

 

「───え?」

 

さっきまで私の膣内を散々掻き回していた紫バイブ3号くんが男の手によって下腹部に突きつけられる。肉槍で内側から圧迫され、浮き彫りになった膣道と子宮、その陰影の秘すところ。

 

確かに私は体外式ポルチオも大好きだ。

 

外側からお腹を圧迫して子宮口(ポルチオ)で快楽を得る絶頂は病みつきになるぐらい後を引く。イキまくる。何度も何度も。現に電車の中でもそれで飛びかけた。

 

バイブをぎゅっ♡と押し付けられて、瞬間的にじくりとした絶頂電流が腰から上ってくる。電車の中では刹那の出来事だったから耐えられたのだ。このまま(かった)い肉槍で奥を耕されながら、表面からバイブの振動をぐりぐり与えられたらどうなるのか?

 

狐は恐怖した。明確に恐怖した。

 

片方だけだって絶頂するっていう(きもちいい)のに、2倍じゃなく2乗の快楽が襲ってくるのだから。

 

絶対に壊れる。壊れちゃう。

 

 

───けど、それ以上に、壊されたい自分が居る。

 

 

「待っで!それは一緒にされたらヤバいから……!やめ」

 

無情にも、カチリとスイッチの入れられる音。

む゛い゛い゛い゛んという無機質な作動音と、強い振動を伝えるヘッドが下腹部を這い回る。肉付きの薄い皮下脂肪は大して吸収することも無く振動が内部へと波及した。

 

途端に、ビリビリと痺れるような感覚が下腹部へ響き渡って、霞んでいた気持ちよさが一点に集まり出す。

 

それは熱が伝うように、水が流れるように、色が染まるように、ゆったりとした旋律のように、月の光が射すように、滑り落ちてきた。全身が無防備にオスの前へ曝された子宮のよう。

 

 

そして私は潰される。

 

 

男の腰が一気に引かれ、カリ首がゴリゴリゴリッ!!と膣襞を引っ掻いた。薄らぼんやりとした快感が突如として激しい電導を伴って脳に直撃する。

 

浮遊感、陶酔感、虚脱感、明滅、絶頂。絶叫。

 

「あ♡♡…っぁ!!あっあ♡♡!あぁあ♡っあ♡あっあ…あああああああっ!!!♡♡♡♡」

 

足の、否、全身の制御ができない。息ができない。筋肉が緊張と弛緩を繰り返し、足ピンしては耐え難いイキ苦しさに膝を抱く。

 

 

イッた

 

 

ばちゅ♡ずちゅ♡ばちゅん♡ずちゅ♡どちゅ♡ばちゅ♡どちゅ♡ぼちゅ♡

 

 

イッた。またきた。また、イッた

 

 

ずぶ♡ぶぶ♡いぶぶぶん♡ぶん♡ぶぶぶ♡ずぶぶ♡ずぶ♡

 

 

「ま゛っっ…っ゛って゛!ま゛ぁあっ…゛て゛!!…まっっっ♡♡!てぇっ♡゛っい…っっく゛!いっっく…♡…゛!い♡いいくっ゛う゛っ!いっっく゛っ!!」

 

わかんない わかんない もうわかんない あたまのなか わかんない わかんない おまんこ わかんない

 

 

肉槍が引き抜かれる時はエッグいカリ首が肉襞をずたずたに引きずって、突き入れる時は子宮も最奥も何もかも串刺し。しかもそれで腹ボコしたら表には強かに振動するバイブの頭が待ってる。

 

 

(なか)子宮(そと)、同時。

 

 

 

「やらぁ!!♡゛♡もう゛いくのやら゛ぁ!゛!!♡♡゛♡♡゛゛しんじゃう゛♡♡!♡!?♡♡!!しん゛ひゃう゛♡!♡♡!!?♡♡!!!」

「誰の許可なく逝ってんだ!!蘇生しろ!!!ブッ生き返すぞ!!!」

「いぎッ!?!??」

 

射精が迫り、切羽詰まった男の手は抑え切れない興奮を逃がそうとして最良のものを見つけ出した。もっともメスにとってみればそれは更なる責め苦に悶えるもので。

 

傾らかな丘の上にぷっくり♡と膨れた乳首を、筋張った指がツマミを弄るようにごりごり♡と容赦なく摘み上げた。途端、鮮烈な痛みと興奮が狐の脊椎を駆け上がる。痛いのに、痛いはずなのに快感で溶け切った脳はそれを気持ちいいとしか認識しない。痛みの大きさがそのまま快感に変換されて脳の奥へ直撃する。

 

「薄っぺらい胸のクセしてなんだこのデカ乳輪乳首は!!」

「ごべんな゛さい♡♡♡!!♡!チクニ゛ー気持ちよ゛くて乳首ばっかり゛弄ってま゛したァ♡♡!!♡!♡゛♡♡」

「龍の爪ばっかやってんだろ!!電車ン中でずっと俺使ってチクニーしやがって!!」

「じてま゛した♡♡!!」

 

乱暴な動きで男の指が乳首を蹂躙する。親指と中指で乳輪を引き伸ばして、人差し指の爪先で際立たされた先端をかりかり♡と転がしては潰し弾いては摘む。

 

 

 

揺すられる。ぜんぶ揺すられる。

 

 

イッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッたイッた

 

 

イクのが終わらない。次の波が来るんじゃなくイキ続けてる。

 

乳首がイッて、(なか)がイッて、子宮がイく。ぜんぶぜんぶが別々なのに増幅して、キャパシティオーバーな快楽物質が脳を犯す。

 

 

「ぐ……!射精()すからな!!!ちゃんとイキ締めしろよ便所女(オナホ)!!!!」

 

 

遂に宣告された最期(トドメ)。男の動きは苛烈を極め、情け容赦は一切ない。

 

ずちゅ♡!ばちゅ♡!どちゅん♡!どちゅ♡!ばちゅ♡!ばちゅ♡!ぶちゅ♡!ばちゅ♡!

 

粘性のあるものを撹拌するような音の混じった、肉と肉のぶつかり合う叩打音。個室どころかトイレ全体に響き渡ってそうな嬌声。もう誰か来たって我慢なんてできない。しない。

 

「覚悟しろよ変態女(クソ狐)!!全部膣内射精(コキ捨て)るからなぁ!!!便所女(オナホ)!!!」

「イギま゛す♡♡!♡!!イギ締め゛しま゛すからァ♡゛♡♡゛!!射精()してくださぃ♡♡!!!!」

 

男の腰が引き攣って。

自らが栓になると言わんばかりに膨れた肉槍で奥の奥をドちゅりまくり、乳首を摘み上げていた手もバイブを握っていた手も、このオナホを逃がさないと腰骨をがっちりと掴む。

 

「……ッ!!!」

 

食い込むほどに握られた腰骨の掌。子宮を抉るほど根元まで捩じ込まれた獣欲。男の呼吸が止まった。いや、男が呼吸を止めた。顎を伝った汗が顔に落ちてくる。体内にいる肉槍が爆発的に脈打ち、息を飲む事すらできずに溶け切った頭でぼんやりとだけそれを感じ取った。

 

 

あ……、来る……。

 

 

─────!!───!!!

 

 

奥が、子宮が、殴りつけられる。

 

 

バイブともディルドとも違う表面の硬さ。歪な形をした雄の化身から撃ち放たれる濃厚な生殖液(せいえき)。肉槍の裏筋が膨れる度に胎の中がズンと重たくなる。

 

何度も、何度も。衝撃が膣奥を揺らして、灼熱が馴染むように子宮へ溶融(とけ)ていく。なのに次から次へと注がれる重みが溢れ返って腹を膨らませていく。気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。

 

 

「あ゛っ゛♡!!!お゛っ゛ぉ゛♡♡♡♡♡!!!」

 

 

ブラックアウトする意識が炸裂と白濁で混じり合い、バチバチと弾け飛ぶ。射精しながら、子宮(おく)へぐりぐり♡と肉槍が押しつけられ、なおも追い打ちされる。長い、長い射精。

 

「あー……くそっ…!めちゃくちゃ出た……!!」

 

言葉通り男の放精は凄まじく長かった。

時間に比例して量も多く、肉槍が栓をするせいで、逆流もせず詰め込まれた精液が(なだ)らかなはずの下腹部をぽっこりと膨れさせていた。本能がそうさせるのか射精後も男の腰は円を書くように動き、肉槍の先端で執拗に子宮口をこじ開ける。

 

 

 

 

しばらくして、ようやく満足したのか男は肉槍を引き抜いた。

 

ぞるるるる♡♡♡

 

「あ゛ぃぃぃ゛!あ゛っ!!♡♡♡」

 

ぬぽっ♡……ぼっびゅッ♡♡♡♡♡

 

 

栓を失いぽっかりと開いた膣口から、糸束の如き特濃孕ませ汁が噴き出す。

あれだけ溢れていた愛液があったにも関わらず陰唇や膣内は擦過で真っ赤に充血し、どちらが出したのかも分からない白濁液が泡立って纏わりついていた。

 

呼吸さえ億劫な倦怠感。ぜぇぜぇと肩で息をする。色々な体液が飛び散った個室内の惨状。

 

「───すみません。お客様」

 

飛び込んできた他人の声に、二人してびくりと顔を見合せた。焦ったのか男は私の口と鼻を手で覆う。

声を出せない状況に陥って、陥った事に興奮したどうしようもない私の、お腹の奥でじくりと燻りった火勢は再び隆盛を見せようとする。

 

「……はい」

「間もなく当館は閉店でして、ご退出をお願いしたいのですが……」

 

射精したことで、少し芯の抜けた肉槍。

散々私を虐めてくれたお礼にお返しをしてやりたくなった。肉槍に指を添え口元へと運ぶ。焦った様な表情の男は口だけ動かして「やめろ」と言ってきた。

 

構うもんか。残り汁の滴る鈴口に舌をねじ込み、無理やり割開いて尿道をほじくり返す。射精後の敏感な亀頭にはさぞお辛い事だろう。ざまあみろ♡

 

びくりと跳ねた男の腰がガツンとドアに当たり、外から不審そうな警備員らしき声がする。

 

「お客様?どうかされましたか?」

「ッ……!すみません、腹が痛くてですね……。すぐ出ますので」

「……よろしくお願いします」

 

バレただろうか?そもそもトイレ中に充満するぐらいの性交臭がしてるだろうな。ならバレてるか。そもそもこのトイレは金のない高校生達が()()()()()をよくしている。

 

けど、私たちは金のある社会人なのだ。

 

口の中で硬度を回復させていく肉槍。

獣欲を煽られ、びきりびきり♡と擬音エフェクトONにしてイキり勃っていく様を見て、どうしようもなく股を濡らす私もまだ満足していない。ならばする事は1つ。幸い繁華街を越えた先にそういうホテルはいっぱいある。

 

「いひひっ…♡まだ、できますよね……♡♡?」

「場所変えるぞ」

「♡」

 

 

ああ、今度は中出しディルドでも買ってみようかな……?それとも、この人ちんちんの型とか取らせてくれないかな?

 

しとしとと降り続く五月雨でも、私の中の火種は鎮火してくれない。けど、鬱陶しく感じる雨でも私を隠すにはちょうど良いかもしれない。

 

 

 

 

 






ブツ切り感あるけど、気づいたら2.5万文字も書いてたから許し亭許して
続きはあなたの頭の中で。


きつね(三十路のすがだ)
行き遅れ、性欲を持て余しオナニストへ転身。たぬきに並々ならぬコンプレックスを感じてるとか。好きな物はバイブとディルド、ピンクローターはだいたい友達。
イメージ湧かない人は狐耳生やした眼鏡オカマニちゃん想像してね


そういえば傘忘れた

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