性技の指揮官:ORE NIKKEがえちえちで困る 作:もみにい
「―――っ♥ ―――ぅ♥ ―――ぁあ♥ あっぅ♥」
「!?―――ッ……ん?」
陰茎から流れ出る感覚に焦って身体を起こすと……柔らかな膨らみに包まれた。
「ぃくっ♥ いくぃくぅ♥ いくぅううぅぅん♥」
ドクドクと脈打つ肉棒から精が吐き出され続ける。根本まで余すこと無く包みこまれ、深みに嵌るこの感覚……考えるまでも無く、誰なのかは直ぐに分かった。
「ッ……アニス?」
「はっふぅ♥……ふーっ♥ ふーっ♥ ……ぁちゅ♥ ……ぁっ♥ しきかんしゃまぁ♥ ……んぁ♥ ……ぉはよぉ♥」
優しく抱きしめられ胸に埋まった顔をあげると……完全に出来上がっていた。
「あ、ああ、おはよ―――」
「ふぅぅ♥ ふぅ……これっすきぃ♥」
体重を預けられ、ベッドに倒れ込む。胸板でふにゅふにゅと形を変える膨らみに吐精の勢いが増す。
「ふぅぅ♥ ふぅぅ♥ ……んんぁっ♥ ……はふぅ♥ すっごくたっぷり♥」
仮初めの日差しを浴び、汗がきらきらと輝くアニスは、酷く扇状的で。
「はふぅ♥ ……あっ、ごめんね指揮官様……重いよね」
吸い付いた肌が離れ、たぷたぷと揺らしながら輝く笑顔を見せるも。
「んっ……そ、そんなに見ないでよぅ♥」
俺のギラつく視線を浴び、頬を染め肢体を隠した。……可愛いは正義だと、心底理解したのはこの瞬間だと思う。
「……えろ過ぎだろ」
「!?ぁ……ぅぅ……こ、これは、その……あ、あのね……」
染まった頬が更に紅くなったアニスに対し、俺は最後の一滴を吐き出した。
「んぁ♥ ……し、指揮官様が悪いのっ♥ あ、あんなにいっぱい、そ、その……してあげたのに、起きたら……ぉっきく、なってるからぁ♥」
「それは、仕方ない」
むしろ、もっとやれ。
「そ、そうでしょ!……そ、その、私も……したかった、からっ♥」
尻すぼみになる声が甘く脳に浸透し、アニスを引き寄せ腕に抱く。あざと過ぎる……めちゃくちゃに可愛い。今日は休みでいいや。
「んぁ♥ ……も、もぅ、朝からすっごくいっぱぃ♥ んんぅ♥ あっ♥ んんんぅぅ♥」
「まだヤるぞ、明るいとこで見たい」
腕の中でぴくっと反応したアニスは、全身をぷるぷる震わせ小さく零した。
「……ぃぃ、よっ♥」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
巨根を飲み込み、俺の腹筋に手を付いたアニスは、ゆっくりと腰を上下に振り、たっぷりと肉付きの良い尻肉が肌に張り付き、ぱちゅぱちゅと音をたてる。どこもかしこも柔らかな身体は光を浴び、淫靡な肢体を強調していた。
「はぁっ……ひっ♥ ……こ、これぇ、昨日よりぃ、おっきぃのぉ♥」
たぷんったぷんっと暴力的に揺れる膨らみが腕の間で暴れ、収まりきらないハミ出た肉が性感を刺激する。
「めっちゃえろい身体してるよな」
「あんっ♥ い、ぃわないでっ♥」
「褒めてんだよ」
「あっ♥ ふぐぅぅ♥ ……し、指揮官様だけっ、だよぅ♥ ……アニスのぇっちな身体♥ ああん♥ ……見ていいのっ♥」
照れながらも、愛らしく伝えられ胸が熱くなる。
「脚が治ったら、ちゃんと抱くからなッ」
「ふっ、ふっ♥ ……ぅん♥」
揺れる胸に手を伸ばし、ぷっくりと膨れた乳輪をぐにぐに揉み込み。
「ひぐっ♥ ……ゃぁ、むねっよわぃのぉ♥」
陥没した窄まりに指を差し込み乳頭を撫で、可愛がる。
「ぁひっ♥ ……はひっ♥ じ、じっとっ……しててぇ♥」
顔を覗かせた恥ずかしがり屋を優しく掴み出すと、膣肉が痙攣し、うねりと共に締め付けが増した。
「はっ、ぃひっ♥ 〜〜〜っぅぅ♥♥♥」
目をぎゅっとつぶり感じ入ったアニスは、腰を落としたままぷるぷると快楽に震えるが、弄ぶ手は止まる筈もなく。
「ほら、もっと腰振れ、出してやらねぇぞ?」
「―――ふぐぅ♥ ふぅっ♥ っむ、むりぃ♥ よ、よすぎてぇ♥」
「仕方ねぇなッッ!」
完全に腰が止まったアニスを小刻みに突き上げ。
「あひっっ♥ ―――〜〜〜!!ぅあ♥」
「直ぐ、出してッ、ヤるからッ……イケッ!」
ガクガクと震えながら、逃げようとするお尻に手を食い込ませ。
「ぁひぃ♥ っひ♥ ……ふかっ♥」
雁で肉を抉り。
「ふかぃぃいいい♥ だめっ♥ らめぇ♥」
子宮を抉じ開け。
「んんぅ♥ ゃぁ♥ ……アニスがするのぉ♥」
「ッ……出るからッ、動けッ!」
「っふ、っふぅ♥ ……ふぐっ♥ ……いくっ♥ ぃくぅ♥」
ぺたんぺたんと肉の弾ける音が響き、腰の震えに身を任せた。
「いくぅ♥ ぃくっ♥ !!!ぁ♥ っぁ〜〜〜〜♥♥♥」
射精にあわせイキ癖が付いたアニスは、唇から蜜を垂らし身体を震わせ続けた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ちゅ♥ ぷぁ♥ ……はふぅぅ♥」
唇から垂れた蜜を舐め取り、長い舌同士の交わりが終わり、快楽の余韻が抜けきらない肢体を小刻みに震わせるアニスは、心底幸せそうに笑顔を見せる。
「……ぃっぱい、ぃっちゃった♥ ……ぃっぱいでたね♥」
ぴんと立ち上がった乳首を晒し、えへへと笑い下腹を撫で擦る姿は、慈母の様に穏やかで。
「お腹いっぱぃ♥ ……ごちそうさまっ♥ 指揮官様っ♥」
ぽっこりと膨れた下腹が、寝ている間にどれだけ絞り取られたのかを物語っていた。
「朝から何発絞ってんだよ」
「えへへ♥ えっと、ね……ん〜、3かぃ?」
三回搾られても射精量が減るどころか、むしろ増えている様な気がするんだが。
「し、指揮官様が悪いのっ♥ あ、あんなにいっぱい、そ、その……してあげたのに、起きたら……ぉっきく、なってるからぁ♥」
「……生理現象は、どうしようもないだろ」
「大きくなって苦しそうだったからね……ぜ、全部ださなきゃって……ぃゃだった?」
「嫌なわけないだろ」
「んっ♥ ……えへへ♥ ……指揮官様好きっ♥」
「このまま、するか?」
「ぅん♥」
「駄目です。指揮官」
「んぇ?……あひゃ♥ ……も、もぅ」
撓垂れかかろうとしたアニスの肩を掴み、引き剥がしたラピは窓を開けて換気を行う。心なしかドスケベ衣装の肌面積が増えている気が……。
「凄い匂いよ、アニス。シャワーを浴びてネオンと威力偵察に行って来て」
「えぇ〜〜、なんで〜……独り占めするつもり?」
ベッドの隅にちょこんと座ったアニスが文句を言うが、何も入ってこない。日光を浴びてキラキラと光る肌がえろ過ぎる。
「自分の力を確かめた方がいいから」
「んん?……自分の、力?」
「そう。多分強くなってるはずよ」
「そ、そんな事無いと思うけど……うん、いいよラピ。指揮官様を頼んだわよ」
「まかせて」
「んんぅ……んっ、垂れちゃぅ♥ もう、指揮官様見すぎっ♥ ……シャワー借りるね〜!」
シーツに包まり身体を隠したアニスはそのままズルズルと引きずり、部屋を出ていった。そうなれば必然的にラピと二人きり。
「おはようラピ、本当に身体は大丈夫な――ッ!?」
アニスを見届けた瞬間に押し倒され、唇を奪われた。そんな強引な行動を取りつつも、折れた脚に負担が掛からない配慮は流石の一言。
「んふぅ♥ ちゅぱぁ♥ おはようございます。指揮官♥ ……問題ありません」
「そうか、良かった」
「良くはありません……私は指揮官を守れなかった」
「お前もか……守ってくれたさ、初撃で終わらなかったから、今があるんだろ」
「それでも!……二度と、あのような事しないで下さい……お願いです」
「もう、やらねぇよ。アニスにも言ったんだがな……もしどうしようもない状況になって、俺か、お前が死ぬとしたら……俺と一緒に死んでくれるか?」
小さな嘘をついた。同じ状況なら、迷わず同じことをする自信がある。自己犠牲とかそんな綺麗なものではなく、自分の為にそうするだろう。
「はい。ですが、私が指揮官を死なせません……必ずお守ります」
誤魔化すように帽子を取り、髪を撫でる。
「守られてばっかってのは……性に合わねぇんだけどな」
甘く良い匂いのする長い髪を弄んでいると、手が重なった。
「髪……指揮官は聞かないんですね……」
「それは―――」
脳裏を過るのは、真紅に染まったラピ。
『コード解放。―――シーク―――ボディー。アク―――』
何を呟いたのか、完全には聞き取れなかったが、一瞬だけ真紅に染まった。
「―――女ってのは秘密が有るくらいの方が良い……俺はその方が好きなんだ」
ラピならきっと自分から俺に話す。それをしないという意味を考え、強引に聞き出そうとは思えなかった。
「……はい」
「だからな、どうしても話したくなったら……話してくれよ」
「……はい♥ 指揮官」
潤んだ瞳でそんなに見詰められると、ヤリたくなるんだが?
「するか?」
「いえ、お身体が治ってから……いっぱいして下さい♥」
健気過ぎて、自分が恥ずか―――
「それに、多分我慢できず指揮官に痛い思いをさせる気がしますから、我慢します」
―――うん、そういえば、ドハマリしてたし、理性無くなるタイプだったな。
「……じゃあ俺もシャワー浴びないとな」
「いえ、私が綺麗にします……んむっ♥ ……ちゅぱっ♥ ちゅるぅ♥」
精と愛液に汚れ半勃ちまで落ち着いた肉棒を熱い舌で清められ、即勃起した肉棒をしゃぶられ続け……結局一発出す事になった。
「っふー♥ っふー♥ 指揮官……前より大きいっ♥ ……早く良くなってっ……ら、乱暴にして……くださぃ♥」
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
精根尽きかけた身体に大量の飯を詰め込んだ後、シュエンに対する報告書を作成していると……扉が悲鳴をあげた。
「師匠!!お話があります!」
如何にも怒っていますと言わんばかりの形相で歩を進めるネオンに対し……慌てて椅子を引く。
「――んごぉ♥」
「な、何の話だ、ネオンッ!!」
それ以上近づくなと意味を込めて上げた腕はガン無視され、机にドンッと手を付いたネオンが身を乗り出す。
「アニス!……と、ラピもです!!」
ッッ!!?……心臓の高鳴りと共に肉棒が跳ね、それを合図に責めが激しくなった。
「―――ずっ♥ ―――りゅ♥ ―――ぢゅ♥」
思わず視線を下げた俺は、ジッ見詰める瞳に♥を幻視し、止めるのを諦めた。
「ンンッ!……二人が、どうか、ッ、したか?」
机の下で肉棒を咥えこんでいたラピは……喉奥を突かれた事で瞳を蕩けさせ、完全に熱に浮かされていた。こんな爛れた生活を送る事になるとは夢にも思わなかったが、異常な状況に血管はバキバキと膨らんだ。
「私が……私が火力で負けたんです!!……ラ、ラピはともかく……アニスにも!!」
血管の浮き具合に味を占めたのか、縦横無尽に這い回る舌が別の生き物のようにうねうねとうねりが強まる。
「フ、フーッ、そ、そうか……」
は、早まったかも知れない……上手すぎるッ。ま、また負けるのかッ……あ、あんな屈辱は二度とゴメンだッ!
「師匠!!私は……悔しいです!」
ほ、本当に申し訳ないが、何も頭に入ってこない。
「ラピは元エリートですから、目標に出来ますが……アニスは駄目です!!……ですから師匠……私は火力の修行に行ってきますっ!!」
先走りが漏れ、つんつんと鈴口を舌の先端で刺激し始めた。もっと欲しいと、舌先が鈴口に入り込もうとしてくる。
「……師匠?……具合が悪いんですか?」
声の近さに目を開けると、心配そうに見詰めるネオンの顔が直ぐ近くにあった。
「――りゅ♥ ――ろっ♥」
この唇に重ね合わせたらどんな反応をするのだろうかと、溶けた頭で考えてしまい……肉棒に血液が更に流れ、嵩は膨れ上がり、血管がより一層張り詰め、ドクドクと脈打ち始める。
「だ、大丈夫だ」
「――ゅずず♥ ―――ぢゅ♥」
「……師匠?……何の音でしょうか?……水音?」
「……ッ、ミ、水漏れかもな」
「……み、水漏れっ!!」
これ以上は不味い……ネオンが辺りを見渡した隙に、ハンドサインでラピに動きを止めるよう指示を出す。
「―――♥ ―――りゅれろ♥ ……っふー♥ っふー♥」
一ミリも伝わらず。むしろ激しさを増し、喉奥まで咥え込まれた。
「水漏れ……シャワーが止まる!?師匠、シャワー借りてもいいですか!」
「ッす、好きに使えッ……」
熱い鼻息が肌を擽り、ラピの高ぶりが伝わってくる。
「はい!火力道を極める為にも、先にシャワーを浴びて行ってきます!!」
「お、おう……頑張れッッ」
「はい!!流石師匠!あっ、連絡貰ったら帰りますのでご心配なく」
射精まで近い事を悟られ、睾丸を揉まれ、吐精を催促され。
「わ、分かった……ッッグ」
「あ、言い忘れてました師匠。助けてくれてありがとうございました!」
とびきりの笑顔を浮かべたネオンを尻目に、大量の精が吐き出された。
「ァ……アアッ、ネオンが無事で良かったッッ!」
「んくんくっ♥ ……じゅずずず、じゅる、れる、んぐっ、ぢゅるぅぅ♥ ……ごくっ、んぐっ……っふー♥ ふーっ♥ ……れりゅれりゅっ♥」
睾丸を優しく刺激されながら、もっと欲しいと言わんばかりに啜られ続け、机に突っ伏すハメになった。
「ぷあっ♥ っふー♥ ……けぷっ♥ ……行きましたか?指揮官」
「ラピッ……」
胸元を大きく緩めたラピは、指で剛直を弄びながら、上目遣いで見詰めてくる。
「指揮官、おちんぽが……凄くお元気です♥ もう一度出されますか♥」
かぱぁと口を開きれろれろと赤い舌ベラを蠢かせ、湿り気を帯びた熱い息がねっとりと肉棒を包み込み。
「……ッグ!?」
無言な俺を肯定と取ったラピは、分かっていますと言うように舌を這わし、熱い咥内に肉棒を沈めていく。
「はむっ♥ れじゅる♥ おひんぽ、おいひぃれす♥ おくちおまんこ♥ ……たっぷり、ご堪能下さい、指揮官♥」
握りしめたペンがミシミシと音を立て始める。
「はぁむっ♥ ……ぢゅるぅう……ちゅっ、ちゅぅ……れぇ♥ ほいひぃれふ……ぉむ、じゅっぱ♥ じゅるるぅぅうう♥ ちゅぽ……指揮官♥ ……いっぱいお射精してください♥」
「たっだいま〜、指揮官様ぁ♥」
「!?――お、おかえり」
ネオンが帰って来たという事は、アニスも帰ってくるのが道理だろう。ふわふわな髪を湿らせている事から先にシャワーを浴びて来たことが分かった。
「……あれ?疲れ気味……珈琲飲む?淹れてこようか」
「ッああ、頼んで、いいか」
「もっちろん、直ぐ淹れてくるね〜」
鼻歌を歌いながら部屋を出ていくアニスを見送り、足元のラピに小声で話しかける。
「ラピ……流石に不味い」
「んぷはぁ♥……で、ですが指揮官♥ ……まだ、こんなにガチガチです♥」
何でそんな機能を追加したのか知らないが、瞳の奥に♥がくっきりと浮かんでいて、クソえろい……脚さえ折れていなければ、直ぐに鳴かせてやるのにッ!
「……フーッ、アニスが不審がるぞ?」
「れりゅ♥ ちゅ、ちぅ♥ ……ですが……こんなに張り詰めて♥ ……苦しそう♥」
テメェのせいだろうがッ!ねちっこぃフェラしやがってッ!
「な、なら……音出すなよ」
「ふぁい♥ ……れろれろ、ちゅ、ちゅ、ちゅぅぅう♥」
アニスが帰ってくる僅かな時間では説得出来ず、状況は変わらなかった。
「はい、指揮官様。味わって飲んでね」
淹れてくれた珈琲を飲む間も、音を立てずねっとりと、舌が這い回り続ける。
「ラピは何処行ったの?」
組まれた腕に乗せられた胸がぷるぷると揺れ、視線が谷間に吸い込まれた。
「工房に行ってもらったんだ」
速攻で終わらせて帰って来たがな。
「そっか、じゃあ……おっぱい、揉む?」
「!?……ブフッ」
危ねぇ吹き出すとこだった。多少の被害で収まった机にでかパイをのしっと乗せ、にやにやしながら俺を見ていた。
「えへへっ♥ 冗〜談、でも……いいよ。指揮官様っ♥」
何がいいんだ。ナニが……。
「報告書類終わらせるから……ゆっくりしとけ」
「うん、指揮官様を見てるね♥」
くっそ可愛いかよ。
結局、報告書は完成せず……肉棒がラピの咥内から出ることは無かった。
「こくこく♥……じゅずずず、じゅる、れる、んぐっ、ぢゅるぅぅ♥ ……ごくっ、んぐっ……っふー♥ ……れりゅれりゅっ♥」
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
午後も過ぎ、側にぴったりと寄り添ったラピがぴくりと反応し、乱れた衣服を素早く整え後方に待機した。それと同時に扉が再度悲鳴をあげる。
……恨みでもあんのか?……ネオンといい、優しくしてやれよ。
「ちゃんと掃除して―――」
「指揮官。無断侵入者です。排除します」
ラピの初動は早すぎた。シュエンを認識した瞬間、床が悲鳴をあげ、咄嗟に声を張り上げる。
「は?、!!待てッ!!」
胴を刈り取らんばかりに振り上げられた脚が寸前で止まり……風圧でシュエンの髪が崩れる。
「……へっ?」
一足で懐まで踏み込み、胴を抉る様に放たれたまま止まったラピは、衣服を整え無表情でシュエンを見下した。
おいおい……あんな蹴り食らったら、死にかねんぞ?
ぺたんとへたり込んだシュエンに対し、ゆっくりと定位置に戻ったラピが呟いた。
「アポイントは受けておりませんが、どうやらお知り合いのようです。申し訳ございません」
全く心の籠もっていない冷えた口調で告げられ、へたり込んだシュエンはわなわなと震える。
「!?―――ぉ、ぉお、お前……ちゃんと教育しなさいよ!!」
「ああ、すまんな……ラピ、悪いが少し外してくれるか」
「……分かりました。待機いたします……ちっ」
え?……今、舌打ちした?
無表情なラピは底冷えするような視線をシュエンに浴びせ、形式だけの謝罪を再度投げつけ部屋を去っていった。
「―――あいつ……も――――ルートの……絶対態とだろ……くそっ……――くずの分際で!」
座り込んだまま、小さくブツブツと零し震え続けるシュエンに近づく。
「おい、嬢ちゃん……ぶつぶつ言ってねぇで早く立てよ」
「!?っ……くそっ……こ……腰が、抜けたの」
「……まぁ、漏らしてないだけ凄いと思うぞ」
凄まじく鋭い蹴りだった。ラピを怒らせないようにしよう。
「……だっこ」
顔を逸し腕だけを俺に向けたシュエンが小さく呟く。
「……ハァー、ほら、掴まれ」
真っ赤に染まった耳が情事を鮮明に思い出させた。
「んっ……ぁ―――」
小さく呟かれた礼の言葉には反応せず、そのまま縋り付くシュエンを抱え、部屋を移す。あの時のソファーに座らせ、対面に腰を降ろすと、俺が要件を聞く前に、調子を取り戻したシュエンが口を開いた。
「で、報告は?」
……ラピの奉仕に夢中になって出来ていない……さて、どう誤魔化すべきか。
「作成中に思い返したんだが……資料として残さないほうが良いと思ってな、明日には出向く予定だったが……嬢ちゃんが来てくれて良かったよ」
「……確かに、そうかもね……今回は許してあげるけど、一言くらい連絡を寄越しなさいな」
何とか乗りきり、ほっと胸を撫で下ろす。
「じゃあ、説明しなさい。トーカティブがお前を狙ってるっていう根拠」
「アイツは初撃の際『見つけた』と吐いた。その上で俺を狙った……殺さない程度に加減してな」
行動不能にし、死なないラインを見極めた初撃。そのおかげでラピが無傷だったから結果的には良かったが……。
「『共に行こう』って言われたよ、従えば危害を加えないとも……根拠としては十分だろ」
ミハラが言うには40人以上は死んでいる。相手がトーカティブかどうかは知らないが、数人は出会っていても不思議ではない。
俺の言葉をしっかりと聞いたシュエンは瞳を閉じ深く考え込む。
「……そうね。少し弱いけど可能性は高いんじゃない。やっぱりお前には……何かありそうね」
「俺に?何もねぇよ」
「ねえ、お前……私の物になりなさい」
「あ?プロポーズか」
「……そうね、それでも良いかもね……絶対に裏切らない楔を打てるなら」
軽口にも動揺せず、悠然と言い放ったシュエンには貫禄があり、ただのメスガキじゃない事を再認識させられる。
「俺は裏切らねぇよ……俺を裏切らない限りはな」
「そう、ならいいじゃない。私は裏切ったりしないわよ……それで、答えは?」
貼り付けられた嫌らしい笑みが、切り捨てる気満々な事を物語っている。やはり、CEOをちんぽで堕とすのは難しいようだ。
「……俺の物になるなら、いいぞ」
少し考え、怒り出す事を予見し提示した交換条件。
「くふ、くふふっ……あははっ、ば、馬鹿じゃないの、よくそんな事言えるわね」
そんな言葉に笑いだしたシュエンは、腹を抱えて笑い、脚をぱたぱたさせ、けらけらと笑い転げる。
「……あ〜、お腹痛い……私がお前の物に、なるわけないでしょ」
薄い布がチラつき、誘ってんのかと思ったが。そういう訳ではないらしい。
「なら、交渉決裂だな」
「そうね……短い関係だったわね」
協力関係の終わりを仄めかす言葉の意味。それが主導権を握ろうとしている事くらい流石に分かるが、俺が断らない事も分かってんな、このガキ……乗ってやるよ。
「いや、支援はして欲しい、頼む」
「ふっ、ふふふふっ、良いわよ。ちゃ〜んと助けてあ・げ・る♥」
調子に乗らせるのも悪くない。その後が楽しみになるだけだ。鳴かせてやるから、いい声で鳴いてくれよ?
「あんま無茶苦茶言わんでくれよ」
「当面はいいわ、怪我してなかったら頼みたいことがあったけど、療養しなさいな」
「そういう所は、まともなんだよなー」
「は?調子に乗るなよ」
……情緒不安定過ぎる。
「……それで、話は終わりか、ベッドが恋しいんだが?」
立ち上がろうとする俺に対し、シュエンは悪どい笑みを浮かべ待ったをかけた。
「お前との協力関係にあたって、提案があるの……聞く?」
「ああ、聞くだけな」
「私との関係は誰かに言った?」
「いや、誰にも言ってねぇな」
「そう……なら、誰にも言っちゃ駄目よ。水面下の関係にするわ。表向きは対立してるように見せかけるの」
「なるほど。それで」
「誰でもいいから取り入りなさい。おすすめはイングリッドね」
取り入る、か。暗に
「機会があれば……だな」
「それなら安心ね。もうバレてるから。私がした事も、お前がアレと戦って生き残ったことも」
は?
「情報を流したの。近い内に呼び出されるんじゃないかしら、その時にでも取り入れば?」
嫌な予感がぷんぷんしやがる……そうか、そうかそうか!……そんなに躾けられたいんだな?
「ハァー……俺の平和が……!?お、おい、問題ないんだろうなッ?」
バレてるって事は当然俺の怪我についても露見しているはずだ。流石にそこは許容出来ない。
「お前の大事な鉄くず共なら問題ないわよ。バレるのなんて時間の問題だったから先手は打ってあるし、この件で出張ってくる事は無いわ」
何もかもお見通しってか……ちゃんと見極めてる所とか、たちが悪い。
「嬢ちゃん的には、イングリッドを探れってのか?」
「違うわね。保険と実益。それと趣味よ。アイツらは私が目障りだろうから、お前が上手くやれば懐に飛び込めるはず。懐に抱えたのが私の飼い犬とも知らずにね……くふっ、くふふっ……最っ高じゃない!」
あー、そういうことね。やっぱ歪んでんな。
「うふふっ、あ〜楽しみっ、ホント、楽しみね〜」
嗜虐に歪んだ悪どい笑みが嫌いになれないのは……俺の性癖だろうか。この際、飼い犬呼ばわりは許してやろう。
「保険……ねえ」
要するに勝手に動くから危なくなったら助けろって事か。確かに今回の件が露見しているのなら、俺とシュエンに確執があると思うのが普通、今後もトーカティブに遭遇する可能性がある以上、アークも俺を放っておかない可能性が……高いだろうな。
「そ、保険。お前の仕事は私を助けること。重大よ」
「人間の枠組みなら、どうにかなる。指揮官という立場があれば、ニケにも勝ち目がある。ちゃんと助けてやるから、安心しとけ」
「そう、頼んだわ……ねぇ、お前、暇でしょ?」
真面目な雰囲気が途端にガラリと変わりシュエンは立ち上がる。
「まぁ、そうだが」
俺に向かい歩を進め、小さな手が柔らかな太腿を這い上がりスカートの中に伸ばされた。
「そうよね……なら、裏切らないよう―――」
瞳が怪しく蕩け、ゆっくりと焦らすように下げられた布はじっとり湿り。
「―――たぁ〜〜っぷり、躾けてあげる♥」
とろりと蜜が零れ落ちた。
アリーナのゾンビバグ……治った、のか?
特定の条件がありそうですね。
今後の方針について※アンケート結果が反映されるとは限りません
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シュエンのえろを増やすんだ
-
シュエンは当分お腹いっぱい